2019年08月07日 (水) 19時51分43秒



2019年最新版!ツイキャスでPC配信するなら、配信ソフトを用意しよう

  • ツイキャスは、モイ株式会社が運営するライブ配信サービスです。このページでは、ツイキャスでゲーム配信する方法について見ていきます。


目次


PCを使って配信するのがお薦め


  • PCがあれば、あらゆる内容の配信が可能です。ゲーム配信でいうと、据置機のゲーム(例 : Switch、PS4)、PCゲーム、スマホ用ゲーム、3DS用ゲームなど、あらゆる種類のゲーム実況ができます


  • 用意するPCは、ノートPC、デスクトップPC、いずれでもかまいません。また、ツイキャスで配信するのであれば、そこまで性能の高いPCは必要ありませんが、ある程度の性能は必要です。

        ゲーム実況で必要なPCスペックと、おすすめPCの選び方を参照

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スマホ単体でゲーム配信することも可能


  • 「ツイキャスといえばスマホ」というイメージを持つ人が多いでしょう。2017年11月30日からは、iPhone用のゲームアプリについては単体でゲーム配信できるようになりましたiOS 11で搭載された画面収録機能を使うのです。同機能では、iPhoneの画面に映っているものをそのまま視聴者に見せることができます。詳細は、下記ページをご覧ください。

        【ツイキャス】iPhoneだけでゲーム配信する方法と、スクリーン配信のやり方


  • では、Androidについてはどうでしょうか。こちらのほうは、2018年2月14日からAndroidデバイス単体でゲーム配信できるようになりました。やはり(1)Androidスマホにアプリ(ツイキャス・ライブ)をインストールし、(2)同アプリの設定画面から「スクリーン配信」をタップして配信を開始します。詳細は、公式ヘルプを参照してください。

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PC配信では3種類の配信方法がある


  • ここからはPC配信について見ていきます。PCから配信する場合、通常配信ツール配信、それに2018年3月22日から始まった超高画質配信の3種類の配信方法があるという点を覚えておきましょう。重要です。

説明
通常配信 ・Webブラウザで配信する方法
・雑談配信なら簡単にできる
・低画質、低音質
・ゲーム配信には向かない
ツール配信 ・配信ソフトを使って配信する方法
・通常配信よりは高画質、高音質
・あらゆる配信に対応できる
超高画質配信 ・配信ソフトが必要な点は、ツール配信と同じ
・1080p/60fps対応
・配信枠に上限あり
・ゲーム配信用

通常配信は古いやり方


  • 通常配信は、従来からある配信方法です。Webブラウザ(例 : Chrome、IE、Firefox)から手軽に配信を開始できるので、雑談配信なら通常配信でもよいでしょう。

  • しかし、ゲーム配信をする場合は、動きが激しいときにモザイクのようなノイズが発生し、画質が荒くなります。高画質な配信はできません。また、BGMを流してもモノラル音声となります(左右同じ音になる)。

  • 通常配信でゲーム配信をやろうとすると、逆に難易度が高くなります。ありがちなのは、ゲーム画面を視聴者に見せることができない、ゲーム音とマイク音を同時に流せない、といったトラブルです。そこでお薦めなのが、配信ソフトを使った方法です。

配信ソフトを使う方法がお薦め


  • ツール配信は、配信ソフトとよばれるアプリを用いて配信する方法です。通常配信よりも画質・音質を上げることができます。少しだけ荒い画質を改善でき、かつステレオ音声で配信できるようになります。また、配信ソフトの便利な機能も使えるので、配信自体の難易度も低めです。


  • ゲーム配信の場合、基本的にはツール配信を中心に考えてください。明らかにメリットが多いからです。以前は、ツイキャスのアカウントレベルが一定以上でなければツール配信できない仕様でした。しかし、2017年7月19日からは仕様が変わり、全ユーザーに開放されています。アカウントレベルに関係なく配信できるので、もはや通常配信にこだわる必要はありません。

  • 超高画質配信については、ツール配信とは比較にならない画質で配信できます。現在は枠数が制限されており、今後配信枠が増えていく予定です。

        【ツイキャス】ついに1080p対応!超高画質配信のやり方と、OBSの設定方法

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配信ソフトについて理解しよう


PCに映っている画面を視聴者に見せることができる


  • 配信ソフトには、配信者のPCの画面を視聴者に見せることができる機能が搭載されています。たとえば、PCにマイクラ(PC版)のゲーム画面が映っているとしましょう。配信ソフトで簡単な設定をすれば、視聴者にもこの画面を見せることができます。


  • では、たとえばSwitchなどの据置機のゲーム画面はどうでしょうか。やはりSwitchのゲーム画面も、後述する方法で自分のPCに映せます。Switchのゲーム画面をPCに映したら、あとは配信ソフトで必要な設定をすればよいのです。そうすれば、ゲーム画面を視聴者に見せることができるわけです。


  • なお、通常配信だと配信ソフトは使えません。PCの画面を視聴者に見せたいなら、配信ソフトの代わりにNDCなどのアプリを使わないといけません。配信ソフトを使うならNDCは不要です。

PCから出ている音や、配信者の声を視聴者に聞かせられる


  • PCから出ている音、たとえばゲーム音なども、配信ソフトがあれば流すことができます。配信者が聞いている音、PCから出ている音は、すべて視聴者にも聞こえていると考えて差しつかえありません。基本的に、配信ソフトの初期設定のままで可能です。


  • では、配信者の声はどうでしょうか。マイク(後述)が必要になりますが、配信ソフトで簡単な設定をするだけで流せます。配信者がマイクに向かって声を入れれば、その声は視聴者にも聞こえています。

  • つまり、配信ソフトを使えば、PCの音+マイクの音を配信で流すことができるということです。逆に通常配信だと、PCのステレオミキサー機能が必要になります。しかし、配信ソフトを使えば、同機能は必要ありません。

配信ソフトの種類


  • 何種類か配信ソフトがありますが、OBS StudioまたはXSplitを覚えておけばじゅうぶんです。無料の配信ソフトがよいならOBS Studio1択です。XSplitは有料だからです。配信ソフトのインストール、および設定方法については後述します。


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TVゲームの画面をPCに映す方法を理解しよう


  • TVゲーム配信の場合、ゲーム画面を自分のPCに映す方法を理解しましょう。たとえば、Switchであれば『スプラトゥーン2』のゲーム画面がPCに映っている状態をイメージしてください。この状態で、配信ソフトを使ってゲーム画面を視聴者に見せるための設定をし、配信を開始することになります。

キャプチャーボードを用意する


  • まず前提として、「自分のPC」にゲーム画面を映さなくてはいけません。また、ゲーム音も同様に、「自分のPC」から聞こえてくる状態でなくてはいけません。そこで必要になるのがキャプチャーボードです。キャプチャーボードがあれば、ゲーム機の画面をPCに映すことができるのです。ゲーム音もPCから出ます。


  • キャプチャーボードには、ゲーム機を接続するための端子(例 : HDMI端子)が搭載されています。この部分にゲーム機を接続しましょう。たとえば、PS4やSwitchであれば、HDMIケーブルを使ってキャプチャーボードと接続するわけです。いつもはゲーム機とTVを接続するわけですが、ツイキャスのときはゲーム機とキャプチャーボードを接続するということです。


  • すると、ゲーム画面がPCに映ります。実際はもう少し準備が必要ですが、今回は大まかなイメージだけ理解してください。ゲーム画面がPCに映ったら、つぎは配信ソフトでゲーム画面を視聴者に見せるための設定をするわけです。そして配信を開始します。PCに映っているゲーム画面を見ながらゲームをプレイしましょう。

お薦めのキャプチャーボード


  • 使用者が多いと思われる製品は、下表に掲載したGC550/GC550 PLUSです。ほとんど定番といっても過言ではありません。以前だと、GV-USB2を使っている配信者もよくいました。キャプチャーボードについては、下記ページでしっかりと基本的な知識を学ぶようにしてください。自分にピッタリの製品を選ぶためのポイントを書いておきました。

        キャプチャーボードキャプチャーボードの選び方

GV-USB2 GV-USB3/HD GC550 PLUS C988
価格
商品画像のリンク先
PCとの接続 USB 2.0 USB 3.0 USB 3.0 PCI Express x1
対応ゲーム機の例
(接続できるゲーム機)
・PS3、PS2
・Wii U、Wii
・Xbox 360
・PSP-3000
・PS4
・Switch、Wii U
・Xbox One、Xbox 360
・PS4
・Switch、Wii U
・Xbox One、Xbox 360
・PS4
・Switch、Wii U
・Xbox One、Xbox 360
こちら こちら こちら こちら
特徴 ・安い
・レトロゲーム用に
・コスパ良好
・編集ソフト付属
・編編集ソフト付属
・過去の映像遡り対応
・過去の映像遡り対応

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携帯型ゲーム機・スマホの画面をPCに映す方法を理解しよう


  • では、3DS、PS Vita TV、PSP、スマホのゲーム画面をPCに映すには、どのようにしたらよいのでしょうか。やり方は下表のとおりです。ゲーム画面をPCに映したあとは、その画面を配信ソフトを使って視聴者に見せるかたちになります。

名称 説明 解説ページ
携帯型ゲーム機 3DS ・キャプチャーボードとは接続できない
・代行業者に改造してもらう
こちら
PS Vita ・キャプチャーボードとは接続できない
・代行業者に改造してもらう
PS Vita TV ・キャプチャーボードと接続できる
HDCPに注意
こちら
PSP ・キャプチャーボードと接続できる
・接続用のケーブルも別途必要
こちら
スマホ iOS端末 ・ミラーリング機能を使う
・PCにアプリをインストールする
こちら
Android端末 ・ミラーリング機能を使う
・PCにアプリをインストールする
こちら


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PCマイク・Webカメラを用意しよう


  • 自分の声を入れたいならマイク、自分の顔を映したいならカメラが必要です。

PCマイク


  • PCマイクは、ヘッドセットスタンドマイクに分類できます。ヘッドセットはヘッドフォンとマイクが一体となったタイプ、スタンドマイクはマイク単体の製品です。それぞれメリット・デメリットがあるのでよく検討しましょう。マイクは、基本的にPCに接続します。

        実況用PCマイクPCマイクの選び方、およびPCマイクの製品例

G231 ECM-PC60 ECM-PCV80U
価格
商品画像のリンク先
特徴 ・人気のヘッドセット
詳細
・超小形サイズ
詳細
・ソニーの定番マイク
詳細
タイプ ヘッドセット スタンドマイク
ピンマイク
スタンドマイク

Webカメラ


  • 自分の姿や外の景色を映したい場合は、Webカメラを用意します。高画質なカメラが欲しいということであれば、ロジクールのC920が定番です。Webカメラは、PCとUSB接続します。


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配信ソフトの設定方法


OBS Studioの場合


  • OBS Studioでは、最初に「設定」ボタンをクリックして各種設定をしましょう。具体的には、画質・音質の設定をしたり、PCの音やマイクの音を視聴者に聞いてもらうための設定を行います。また、URLなどをOBSにコピー&ペーストする作業も必要です。難しい設定はありません。


  • これらの設定ができたら、今度はOBSの「+」アイコンをクリックして、ゲーム画面などを視聴者に見せるための設定をします。ゲーム画面だけでなく、デスクトップ画面、Webサイトのページ、PCに保存してある静止画像、Webカメラの映像なども「+」アイコンからの設定で視聴者に見せることができます。


  • 具体的な設定方法については、下記ページをご覧ください。ツイキャスの仕様に合わせた設定にする必要があります。

        ツイキャス高画質ゲーム配信を参照

XSplitの場合


  • XSplitの設定方法については、以下の記事をご覧ください。

        XSplitの詳しい使い方

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関連ページ







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最終更新:2019年08月07日 19:51