リアラ ティッソーニ

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リアラ ティッソーニ


シェパードを導くプロセアン研究家

リアラ ティッソーニは、Mass Effectの物語において、シェパード少佐をリーパーとの紛争で勝利に導く
アサリの若きプロセアン研究家である。

リアラは、シェパード少佐によってプロセアン遺物で発見されたが、それはメイトリアーク ベネジアの娘
であるという理由からの出会いだった。

エデン プライムでシェパード少佐がプロセアンのビーコンを見て以来、リアラは少佐への興味を掻き立てられ、
場合によってはロマンスにも発展する。

シェパード少佐にとって、他のクルーとどういう関係になろうと、博士は最も親密性の高いクルーであり、
銀河系社会にいる全種族差にとって、その存続を左右するほど存在意義のあるアサリ研究家になる。

もしリアラというプロセアン研究家がいなければ、おそらく、エンディングはやってこないだろうというほどの
若きアサリ研究家だが、そんな彼女でも、ハケット提督からは大きな信頼を得られたが、アサリ評議会からは
リーパーとの紛争が始まるまでは、要注意人物として目を付けられていた。

しかし、リアラがシェパード少佐と行動を共にし、シャドウブローカーに取って代わり、その後リーパーが銀河社会を襲来し始めた途端、いきなりリアラはシタデル評議会にとっての救世主へと変化する。シタデル評議会は実際の襲来までずっとリーパー説を否定し続けてきた。そのため、この若くして著名なプロセアン研究家で、更にはあのシェパード少佐とも親密な彼女を、シタデル評議会やアサリ評議会は銀河の救世主の一人として認めざるを得なかった。

リーパー説否定の理由として、シタデル評議会は紀元前500年頃に設立されたが、旧プロセアン文明
(約5万年前~約7万年前)数々の遺跡の発見で、リーパーによって文明が滅んだという記述が知られても、
銀河系にその痕跡がどこにもなく、証拠を見つけることが出来なかったからである。

もう1つは、銀河系社会を動かすアサリ、トゥーリアン、サラリアンの3種族は、クローガン紛争に端を発する種族同士の
争いを収めることに長い歳月を費やしたので、この存在も定かでない伝説の敵は問題外とされたからである。

シタデル評議員達は、シェパード少佐からタリゾラの音声記録を聞かされても、そのリーパーの存在を否定した。

物語では、リアラは、旧プロセアン文明の解明に多くの時間を費やすキャラクターに終始してしまっているが、
他のクルーと同様に、様々な会話や場面が用意されていて、シェパード少佐とのロマンスでは、その青く美しい体
の肌を晒す。

リアラの声を演じるアリ ハイリスの声は、とても美しく響き、その容貌とマッチする。
また、リアラの顔立ちは、女優のジリアン マレーさんをモデリング化してキャラクター化された。

ここでは、プロセアン研究家としての彼女の人生について紐解いてみる。




プロセアン研究家への道のり

生い立ち

リアラ ティッソーニは、2077年、セッシアで生まれた。

母親は、メイトリアーク ベネジアで、父親は、メイトリアーク アシータである。
両親がアサリだったリアラは「純潔種」と呼ばれた。

純潔種ではあったが、アサリ同士の結合による遺伝子疾患を発症することもなく、ベネジアに大事に育てられた。
父親のアシータは、リアラの教育はベネジアに任せていたので、リアラには殆ど会わなかった。

だが、メイトリアークのアシータは、いつもどこかで彼女を見守っている。
イリウムの支部にも、監視カメラを設置して眺めていた。

リアラは、子供の頃からプロセアンに興味があって、大人になったらプロセアンの研究家になりたいと早くに志す。

彼女は、バイオティクスの訓練を受け、セッシアのセリス大学で博士号を取る。


友人のトゥリーヤ ヌワニ博士

ゲーム本編には出ないが、映画「パラゴンロスト」に出演した人類学者 トゥリーヤ ヌワニ博士は、
リアラの弟子であり、友人もである。

トゥリーヤは、プロセアン遺物にはリアラほど詳しくはないが、彼女も研究家として広く調査していた。

しかし、彼女がコレクターに捕まった時、強制されてコレクター遺物の力を解放してしまい、さらなる
力をコレクターに与えてしまうという失態を犯した。


旅立ち

大人になったリアラについてアシータは、ベネジアに「いつまでも、娘を小鳥のように籠の中に閉じ込めて
おいたら、将来銀河を照らすような大物にはなれないよ?」と諭したことから、リアラは母親の手元から巣立つ
ことができた。

セッシアでは、リアラはメイトリアークの娘であり、純潔種と見られていたので、彼女は早くにセッシアを離れた。

アサリ評議会は、リアラの両親が2人のメイトリアークということもあり、リアラをすぐに修道院に入れようとはしなかった。
リアラの修道院入りは、父親のアシータがリアラを監視する、という条件付で免除された。


遺跡の探索

50歳を過ぎた頃から、リアラはプロセアン遺物を探して、銀河系を探索し始めた。

若いリアラは、同僚の考古学者を伴って遺跡発掘に向かう。

その同僚の中で判っているのは、考古学者のオレナ博士。

彼女は、嵐で遺跡の発掘が中断した時などに「祈り」という曲を、キーボードで弾いて、リアラに聴かせた。
(DLCシタデル・マンション)

リアラは、一人で物事に熱中するタイプだと、シェパード少佐に語っている。
シェパード少佐は、リアラがシャドウブローカーになった時、一人で艦に閉じこもるのではないかと心配した。

だが、リアラが一人で寝ずに研究するのも、すべてはシェパード少佐や、銀河系社会のためでもあるからである。


プロセアン遺物

アサリ評議会は、セッシアにある重要な秘密(プロセアン遺物)について、リーパーとの紛争が始まるまでは、
セッシアにいる一部の高官以外には誰にも明かさなかった。


プロセアン遺物の発見された場所(またはある場所)

プロセアン遺物は、銀河系各地に多数あり、Mass Effectに登場した遺物、または巨大な遺跡は以下の25ヶ所である。

場所 関連
セラム ME1、リアラが調査した鉱業遺跡
アゲトトン プロセアン航空機の残骸
クアナ プロセアンの鉱業遺跡
ヴェラッシュ バタリアンが発見
フェル プライム パラゴンロスト、約7万年前の遺跡
フェロス メガロポリス遺跡
カージェ ハナー寺院の遺跡
コピス ME2
ジョアブ
エデン プライム ME1、ME3
セッシア ME3、アサリのプロセアン遺跡
ゲイ ヒノム ME3
火星
アンティバ ME1
ビントゥ
チャスカ
エレタニア
アイロス
コラング 探査
シャーリング
ガルバグ
カルムト
ツンタウ
ザダ バン
ザフェ


プロセアン遺物や遺跡は、およそ約5万年前~7万年前のもので、セラムなどの鉱業遺跡のように、文明を如実に
伺わせる非常に大きなものもある。

セッシアにあるプロセアン遺物は、アサリ評議会が長年機密事項に指定していたことなどから、カージェにある、
プロセアン遺物の場所を示す座標にも、セッシアに関しては消されていた。
(ハナーやドレルは、シタデル評議会ではその地位が低いため)

惑星ヴェラッシュにあるプロセアン遺物は、バタリアンが発見した遺跡で、小説「リベレーション」で、
エダン ハダ博士が発見した遺物(エキソジェニ社の施設に関連した)だと見られている。

フェル プライムのプロセアン遺物は、リーパーによる影響があり、その機能が失われていないものもある。
(後にコレクター艦によって壊滅)

これらのプロセアン遺物には、明らかにリーパー来襲の痕跡がある。

しかし、リーパーの視覚化した映像は、リバイアサンの遺跡の絵のように描かれたものはなく、プロセアンのビーコンを
誰もが見れるものではなかったために、シタデル評議会がリーパー説を否定する原因ともなった。


惑星セラムのプロセアン遺跡

Mass Effect1開始後。
アルテミス タウ星系、クノックス恒星系の惑星セラムで、リアラがプロセアンの鉱業遺跡を調査していた時。

リアラは誤って、プロセアンの警報装置に触れたために、プロセアン バブルを発生させ、その中に閉じ込められてしまう。

Mass Effect1において、その状況は明らかだが、シェパード少佐が彼女を解放しなければ、どうなっていたか…。

最後のミッションであるアイロスに行く直前に、リアラを救出した場合、リアラはシェパード少佐達を「幻影だ」と言って
コミカルに会話をする。(その場合、母親が既に死んでいるので、いい流れではない)

リアラはシェパード少佐に助け出されると、そのまま少佐のチームのクルーとなって、行動を共にする。


プロセアンのビジョン

エデン プライムにあるプロセアンのビーコンに、シェパード少佐が触れ、ビジョンを見た。

リアラは、その少佐の見たビジョンを精神融合によって見たが、彼女はその不可解さから気分が悪くなる。

当時は、まだその内容は理解し難いものだったが、リアラによってリーパーの映像であることは判明する。

プロセアンのビーコンは、情報を正確に伝える為に、こうした精神的な伝達方法を取ったということだが、
誰もが見えるものではなく、エデン プライムにある他のビジョンは、リアラやジェームズが見ても、
ただの砂嵐にしか見えなかった。

シェパード少佐が最初にビジョンを見たことで、リーパーの存在は確認されたが、少佐しかビーコン映像が
見えないために、まだシタデル評議会を説得できるに至らない。

もちろん、友人のアンダーソン大佐も、証拠がなければ確信しようがないという。


母親の死

リアラは、シェパード少佐と共にノヴェリアに向かうと、そこにはリアラの母親、メイトリアーク ベネジアがいた。

だが既に彼女は、サレン アルティリウスによって洗脳されており、リアラにはどうすることもできなかった。

リアラは、洗脳の解けない母親を、結局死なせる以外に方法がない。
大事に育ててくれた母親の死を、目の前で見てしまう。

この事を3年後に、父親のメイトリアーク アシータに伝えると、彼女はこう言った。
「ずっと彼女が悪いんだとばかり思っていたよ、教えてくれてありがとう」。

アシータは、ベネジアがサレンと共謀していたと思い込んでいたが、違っていたことでその妻の死をいい思い出に変えた。


シェパード少佐の遺体の保護

シタデル襲撃の後、コレクター艦によってSSVノルマンディーSR1は破壊され、シェパード少佐が死亡した。
このシェパード少佐の遺体を、最初にシャドウブローカーのエージェントが回収する。

リアラは、シェパード少佐の死を、シャドウブローカーのエージェントであるフェロンから直接聞くまでは知らなかった。
早速リアラは、シェパード少佐の遺体を確認するために、オメガに向かうと、ブルーサンズ傭兵部隊の襲撃に遭う。

リアラを救ったのは、サーベラスのミランダとジェイコブで、彼女はリアラに、イルーシヴマンと話すよう要請する。

イルーシヴマンは、リアラと会談する。
彼は、あらゆるリソースを投入してシェパード少佐を蘇生させると言ってリアラを説得し、シェパード少佐の遺体の回収に
協力すると言った。

フェロンは、同じシャドウブローカーのエージェントであるタジクに、少佐の遺体を先に持っていかれた。
同時に、アリア ティロークにも非難されるフェロン。彼はタジクの通信を傍受して行き先を突き止めた。

彼はリアラと共に、サーベラスの協力で惑星アリンゴンへ向かい、ブルーサンズが到着する前に、タジクを騙して
少佐の遺体を引き取ることに成功する。

この時、フェロンは初めて、ブルーサンズはコレクターに少佐の遺体を売ろうとしていたことを知る。
フェロンは、リアラに同意して、少佐の遺体の入ったステーシスポッドを譲り渡す。
少佐の遺体は、ミランダとジェイコブが引き取って、サーベラス艦に載せられてラザラス ステーションへ。

惑星アリンゴンに到着したブルーサンズは、タジクに少佐の遺体を要求するが、タジクはフェロンに騙されたことを知ると、
やがてフェロンを捕まえて居場所を吐かせようとするが、ここに少佐の遺体を受け取りに来たコレクターが襲い掛かり、
戦闘になる。

フェロンはブルーサンズに捕虜になり、リアラはフェロンの説得で、タジクの艦で脱出した。

2183年、シェパード少佐の遺体は、蘇生へ向けて、ラザラス プロジェクトが開始される。

シェパード少佐の遺体は損傷がひどく、クローン組織まで作られたが、少佐の体の一部は、インプラントによる機械が代用した。

2185年、2年間かかって、シェパード少佐は蘇った。


人類学者のトゥリーヤ

2185年、リアラの弟子で、友人でもあった、人類学者のトゥリーヤ ヌワニ博士から、リアラに通信が入る。

フェル プライムで見つかったプロセアン遺物について、情報を求めたトゥリーヤ。

リアラは、そのプロセアン遺物について「リーパーによるプロセアン絶滅と直接関係がある」とトゥリーヤに告げると、
その直後にコレクター艦がフェル プライムを襲う。

フェル プライムは、コレクター艦によって大きく破壊されたが、トゥリーヤは、ジェームズ ベガと共に生き残った。

ジェームズ ベガは、リーパーが伝説ではなく真実だと、アンダーソン大佐やハケット提督に報告する。


シャドウブローカーになる

惑星イリウムの商業都市で、リアラは情報ブローカーをしていた。
ある程度の成功を収め、有名になる。

だが、この時点でも、アサリ評議会による監視の目があった。

メイトリアーク アシータがリアラの監視役だったが、リアラのオフィスには、監視カメラがあり、バーテンをしていたアシータは、
常に彼女を見守っていた。

この時の、アシータが監視する映像は、Mass Effect2・DLCシャドウブローカーの船のアーカイブ映像
(1周目のリスト)にある。
これをシェパード少佐が見ていると、Mass Effect3のコモンズで、アシータが父親であることを先に察知する。

ノルマンディーSR2の、シェパード少佐の端末に、サーベラスのエージェントから連絡が入った。
それは、シャドウブローカーの所在地が判明したというものだった。

この情報を元にして、シェパード少佐はリアラと共に、シャドウブローカーの船に潜入し、ヤーグという獰猛な種族の
シャドウブローカーと対決する。

リアラとシェパード少佐は、このメタボなシャドウブローカーを倒すと、リアラは咄嗟にシャドウブローカーに
なることを決意。

リアラはヤーグの声を真似、「電圧に異常が起きたが、正常に戻った。持ち場に戻れ」と言って、シャドウブローカーを
引き継ぐことになった。

フェロンを救出することができ、シャドウブローカーが利用していたあらゆる情報網を手に入れたリアラ。

シェパード少佐はリアラに「疎遠にならないでね」と告げるが、リアラは寝ても覚めても、情報収集作業に
かかりっきりになった。

一刻でも、シェパード少佐にとって有利な情報が得られるようにと、リーパーに関する情報とその対策を探っていた。


新たなプロセアン遺物の場所を探して

(詳しくは、イルーシヴマンのプロセアン遺物を参照)

リアラは、ハケット提督と話し合って、リーパーに関係する、もっと重要なプロセアン遺物の捜索にあたった。

そこで、惑星カージェにあるハナーの寺院から、火星のアーカイブに、プロセアン遺物があることを発見。

イルーシヴマンの協力要請を拒否した後、リアラは急ぎ火星に向かう。


リーパーとの紛争

リーパーが、銀河系外延部より収穫を開始した。

リアラは、火星でシェパード少佐に合流すると、アーカイブにあったプロセアン兵器の設計図を手に入れる。
それを元に、ハケット提督は、大勢の科学者達を動員して、クルーシブルの建造に着手する。

シェパード少佐の活躍のおかげで、主要な銀河系種族は、リーパーに対する力を集結することになった。
こうして大艦隊を結集させ、リーパーとの決戦を可能なまでにした。

クルーシブルが完成すると、シェパード少佐はサーベラスを壊滅させ、やがて地球での大決戦に挑む。

最終局面で、クルーシブルをどうするかはプレイヤー次第だが、もしクルーシブルが発動しなかった場合、
リアラは、後世にこの失敗を繰り返さないよう、警告ビーコンを残す。


映画「パラゴンロスト」、コミック「レデンプション」、コミック「ホームワールド」


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