PC版基本情報(2014)


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基本情報

概要

 発売日は2013年10月で日本版も発売されます。SteamからのDL版も正規購入可能で、日本語に対応しています。Steamでのアクティベーションコードが付属するディスク版と、SteamからのDL版があります。2014版から日本でもディスク版が販売されます。
 ディスク版、DL版共に専用のリアルトーンケーブルが必須で、一切代用は出来ません。海外ディスク版には必ずケーブルが付属していますが、日本版は逆に付属"しません"のでご注意下さい。なおケーブル単体での販売が日本でも行われています。日本では一見CS専用に見える陳列の場合もありますが、リアルトーンケーブルはWin、Mac含め全機種共通なので安心してください。
 PC版は全てSteamとUPlayが必須(つまり両方のアカウントも必須)となります。またセーブデータはUplayでの同期ではなくSteamクラウドで管理されます。
 CS版同様、無印ディスク版楽曲、及びDLCのインポートが可能です。但し無印時代の一部のDLCは、無印本体を所有していないと購入できません。その対象となる楽曲がどれなのか、また何を基準としているのかは不明です。インポートについて詳しくは無印版インポートのページをどうぞ。

動作環境

 最低動作環境は基本的に前作と同じです。ただし推奨動作環境は高くなっています。
 今作からコントローラーがサポートされます。キーボード操作がやりにくいと感じる方は用意しておくと良いかもしれません。

Windows版

Windows10でも動作するようです。10固有の不具合や対策等は後述の「Windows10との互換性」の項目にあります。
最低動作環境 推奨動作環境
OS Windows Vista, Windows 7, Windows 8
プロセッサ Intel Core2Duo E4400 @ 2.0Ghz
または
AMD Athlon 64 X2 3800+ @ 2.0Ghz
Intel Core i3-540 @ 3.1GHz
または
Athlon II X3 455 @ 3.3GHz
メモリ 2 GB 4 GB
ビデオメモリ 256 MB 512 MB
ビデオカード DirectX 9に対応した:
NVIDIA GeForce 8600 GT
または
ATI Radeon HD 2600 XT
DirectX 9に対応した:
NVIDIA GT 240
または
ATI Radeon HD 5670
ハードドライブ 12 GBの空き領域
サウンドカード DirectX 9.0cと互換性のあるもの

Mac版

OSについてはOS X 10.7 Lionが最低動作環境となる、とツイッターで補足がなされています。
最低動作環境 推奨動作環境
OS OS X 10.7 Lion
プロセッサ Intel Core 2 Duo @ 2.4GHz or 2.66GHz
3MB on-chip shared L2 cache, 1066MHz FSB
Intel Core i3-540 @ 3.1GHz
メモリ 2 GB 4 GB
ビデオメモリ 256 MB 512 MB
ビデオカード NVIDIA GeForce 8600 GT
または
ATI Radeon HD 2600 XT
NVIDIA GT 240
または
ATI Radeon HD 5670
ハードドライブ 12 GBの空き領域

ハードウェアに関わる注意

 サウンドカードはオンボードで十分です。なお無印版では高機能なサウンドカードでむしろ遅延が発生するという問題がありましたが、2014版では改善されているようです。
 リアルトーンケーブルを接続するUSBポートによって問題が起きる場合があります。リアルトーンケーブルは100mAを必要とするので、USBハブ等に接続すると電力不足に陥る可能性があります。各USBポートの電力情報はデバイスマネージャから確認出来ます。
 リアルトーンケーブルはUSB2.0で最良の動作をします。3.0のポートしか持たないPCの場合、セルフパワーのUSB2.0ハブを用いることで動作の改善が期待できます。


購入方法と価格

 本項の情報はあくまで参考です。他にもっと安く取り扱っているショップがあるかもしれません。

ダウンロード版

Steam
価格は3,000円で、「おま国」や「おま値」ではありません。購入難易度は比較的低いので、海外サイトでの購入に自身のない方はコチラを。

その他の鍵屋
G2PLAYHumbleCDKeyHouseGame FlyGamers Gate等で取り扱っています。といっても鍵屋は所謂「分かってる、慣れてる」人が自己責任で利用するものです。
 なおMac Game Store等でMac版を購入しても、Steam Play対応のSteamキーの販売なのでWindowsでも勿論プレイできます。

ディスク版

日本版
ケーブルは付属せず定価7,178円。ケーブルも買うと合計9,200円程。またイーフロンティアのサポートによれば、Windows OSのみでの提供となるとのことです。人柱報告が無い為、本当にMACで動かないのかは不明ですが、少なくともMACではサポートは受けられないようです。

北米ケーブル同梱版
北米版は日本と逆でケーブル同梱版のみです。送料最安プランで合計約5,800円になります(2016年4月時点)。あれ、普通に日本で買うより……

ケーブル単品

日本版ケーブル単品
定価は税込2,940円ですが、アマゾン側に在庫のある通常時でも80円程度高い若干のプレミア価格(?)となっています。たまにアマゾンが在庫を切らして出品者からの購入に切り替わるとマジのボッタクリ価格に上がります。が、何日か待てば在庫が復活して通常価格に戻ります。

北米版ケーブル単品
一応参考までに、です。送料最安でも約4,100円(2016年4月時点)掛かります。

 DL版、及び日本ディスク版は前述の通り、別途に専用ケーブルを用意する必要があります。前作のものを持っている方はそれがそのまま使用出来ます。持っていない場合はSteamでDL版を購入し、日本版のリアルトーンケーブルを購入するのが価格(合計約6,000円)と難易度や確実性の面ベターでしょうか。Steamは定期的に大型セールをするので、待てる人はそれを狙って買うのも手です。
 DL版にしろディスク版にしろ、海外から購入する場合は日本語が含まれていない、または日本からSteamに登録出来ないといった可能性があります。その為あくまで自己責任です。とはいえ海外の主な鍵屋や、オーストラリアのディスク版等で日本語の収録が確認されてます。そのため一部のゲームで存在するロシアキー等のような国別シリアルキーは存在せず、ワールドワイドキーのみと思われます。


必須設定と遅延対策

音声デバイスの設定

 音声遅延を抑える為には、音声出力デバイス(スピーカー)とリアルトーンケーブル(マイク)の両方を設定する必要があります。両デバイス共に「16ビット、48000Hz(DVDの音質)」で動作するようにしなければなりません。またオーディオデバイスは(5.1chなどではなく)ステレオで出力するように設定します。最後に両デバイス共に排他モードでの動作を許可するように設定します。

 ここからは上記の設定方法を詳細に解説します。上記の説明で理解、設定できたのであれば、読む必要はありません。
 まずタスクバー右下、通知領域にあるスピーカーのアイコンを右クリックし、「再生デバイス」をクリックします。開かれる「サウンド」ウィンドウの「再生」タブ内に幾つかデバイスが表示されていると思いますが、その中から「既定のデバイス」と書かれているもの(緑のチェックマークが付いているもの)を選び、左下にある「構成」をクリックします。出てきたウィンドウ内の「オーディオ チャネル」で「ステレオ」を選択して、右下の「次へ」をクリック、次の画面でも「次へ」、そして次の画面で「完了」を選びます。
 「サウンド」ウィンドウに戻ります。「再生」タブで既定のデバイスが選ばれているのを確認し、右下のプロパティをクリックします。開かれる「スピーカーのプロパティ」ウィンドウで、「詳細」タブに移動します。ここで「既定の形式」を「16ビット、48000Hz(DVDの音質)」にします。またその下に「排他モード」の設定がある場合は、その中の全てのチェックボックスにチェックを付けて有効にします。
 「サウンド」ウィンドウに戻ります。「再生」タブの隣にある、「録音」タブへ移動します。マイクデバイスの中から「Rocksmith USB Guitar Adapter」を選択します。その状態で右下のプロパティをクリックします。開かれる「マイクのプロパティ」ウィンドウで、「詳細」タブに移動します。ここで「既定の形式」を「16ビット、48000Hz(DVDの音質)」にします。またその下に「排他モード」の設定がある場合は、その中の全てのチェックボックスにチェックを付けて有効にします。

設定ファイルの内容

 Steamのインストールフォルダ\steamapps\common\Rocksmith2014の中にある"Rocksmith.ini"をテキストエディター(メモ帳など)で編集することで、より高度な設定が可能(というより必須と言っても過言ではない)です。同フォルダにある「RocksmithConfiguration.pdf」に英語ではありますが、それについての詳細が書かれています。以下にそこに書かれている重要な部分をまとめておきました。設定ファイルを詰めて遅延を減らす前に、その内容と機能にさっと目を通してくと良いでしょう。
 なおここにある設定項目の一部は、iniからでなくゲーム内のオプションから変更できるものもあります。

サウンド

EnableMicrophone [デフォルト: 0]
1に設定するとマイクが使用可能になります。Rocksmith 2014のメニューでも設定できます。

ExclusiveMode [デフォルト: 1]
Rocksmith 2014と同時に、他のオーディオを使うアプリケーションを動作させたい場合は0に設定します。その場合、オーディオの問題を回避するためにLatencyBufferを大きくする必要があります。Rocksmith 2014のメニューでも設定できます。

LatencyBuffer [デフォルト: 4]
Rocksmithでのオーディオバッファの量を調整できます。値が少ないほど小さなバッファで動作し、遅延が少なくなります。ですが小さすぎるとノイズが乗ってしまうので、その場合は大きくする必要があります。最近の高性能なPCであれば2、最速のPCであれば1でも動作するかもしれません。整数値のみ使用できます。

ForceDefaultPlaybackDevice [デフォルト: 設定値無し]
「RocksmithConfiguration.pdf」に記載は無く、詳細不明。OBS等でゲームの音が拾えない場合、この項目に1をセットすると解決するようです。なおその前にExclusiveModeは0にして、「スピーカーのプロパティ」から排他モードを切っておきましょう。

ForceWDM [デフォルト: 0]
詳細なオプション設定を行なっても音声遅延が無くならない場合や、その他の音声に関わる問題が解決しない場合は、この値を1に設定します。これによりゲームがオーディオデバイスを制御する為に、以前のWindowsの方式を使うように強制します。これはデフォルトの方式よりも遅延を多くしますが、良い代替システムです。

ForceDirectXSink [デフォルト: 0]
他の全ての構成オプションを試しても良好な音声を得られない場合は、この値を1にします。これによりゲームがオーディオデバイスを制御する為に、以前のWindowsの方式を使うように強制します。これは殆どの場合遅延を多くしますが、ゲームが実行できるようになるでしょう。最終手段としてこれを使って下さい。

DumpAudioLog [デフォルト: 0]
ユービーアイソフトにデバッグ情報を送信する必要がある場合、この値を1に設定します。Rocksmith.exeのあるディレクトリにaudiodump.txtというテキストファイルを作成します。一度この設定をオンにした状態でゲームを実行し、値を0に戻してください。オーディオログを有効のままにしておくとパフォーマンスが低下する可能性があるので、通常のゲームプレイの為、0に設定しておきましょう。

MaxOutputBufferSize [デフォルト: 0]
ごく一部のオーディオデバイスでは、非常に大きな出力バッファを持つことが発見されています。この場合ゲームは、信頼性の高いオーディオバッファサイズを自動的に選択します。ですがこの変数を設定することで、音声の問題を解決するのに役立つかもしれません。デフォルトの0では、Rocksmithにこの値の設定を任せることになります。任せた場合、殆どのサウンドボードでは1024のバッファサイズを設定してしまいます。速いPCであれば通常、512でこれを実行できます。ExclusiveModeを無効にしているなら、それによってここには高い値を設定する必要があります。MaxOutputBufferSizeに設定する値の選択方法によって問題が起きることはありませんが、8か32の倍数で調整する方が良いでしょう。

Win32UltraLowLatencyMode [デフォルト:1]
音声の品質が良くない場合、この値を0にしてみて下さい。無印版の設定に戻すことで音にノイズが乗る問題を改善しますが、遅延は増えます。


ディスプレイ

ShowGamepadUI [デフォルト: 0]
詳細不明。現在使われていない模様。ゲームパッドを接続して値を変更するも特に変化無し。

ScreenWidth [デフォルト: 1280]
画面の水平解像度をピクセルで記入します。Rocksmithのメニューでも設定できます。

ScreenHeight [デフォルト: 720]
画面の垂直解像度をピクセルで記入します。Rocksmithのメニューでも設定できます。

Fullscreen [デフォルト: 2]
0にするとウィンドウモードで動作します。非独占のフルスクリーンにしたい場合は1にしてください。2に設定すると独占フルスクリーンになります。非独占はマルチモニター向けの設定で、Rocksmith 2014をひとつのモニターでフルスクリーンで表示し、別のモニターでは違うウィンドウを表示させる時に使います。

VisualQuality [デフォルト: 1]
映像品質の設定をこの値で変更します。 Rocksmithのメニューでも設定できます。値の持つ意味は次の通りです。0 - 低品質、1 - 中品質、2 - 高品質、3 - カスタム。

RenderingWidth [デフォルト: 0]
詳細不明。現在使われていない模様。内部解像度設定と思われるが弄っても変化無し。

RenderingHeight [デフォルト: 0]
同上。

EnablePostEffects [デフォルト: 1]
0にするとフルスクリーン時のポストプロセスのエフェクトがなくなります。

EnableShadows [デフォルト: 1]
これを0にすると、リアルタイムな陰影描写が切られます。

EnableHighResScope [デフォルト: 1]
0にするとオーディオビジュアライザーの解像度が下がります。

EnableDepthOfField [デフォルト: 1]
0にすると被写界深度(遠景のぼかし)が無効になります。

EnablePerPixelLighting [default: 1]
0にすると、ライティングが簡易的なものになります。

MsaaSamples [デフォルト: 4]
アンチエイリアスの品質の設定です。PDFに詳細は書かれていませんが、0ではなく1で無効になるようです。また品質を上げる場合は8,16,32の中のどれかにするのが良いと思われます。

設定ファイルの詰め方

排他モード

 ExclusiveMode (排他モード)はデフォルトの1、有効にしておきましょう。これを0にするとLatencyBufferなどを余り詰められなくなります。ただし排他モードはロックスミス以外の全ての音声、及び録音をシャットアウトしてしまいます。ゲーム中に新着メールが来ても音では分かりません。プレイ動画は撮影できても録音ができません。それでもこれを有効にすることの恩恵は、無視できないほどです。

始めに LatencyBuffer

 まず LatencyBuffer を 1 にしてみましょう。その状態でロックスミスを起動し、音声にノイズが乗るかどうかを確かめてください。問題がなければ次のステップへどうぞ。
 ノイズが乗ってしまったり、そもそも起動しない場合は、今度は 2 を設定してみます。最近のPCを使っているのであれば、恐らく 2 でいけるかと思います。それでも駄目なら 3 を、やはり駄目なら 4 に戻し、次のステップへ進みます。
 ExclusiveModeを0(無効)にすると、1(有効)のときより小さな値を設定できることがあるようです。ただし同時にMaxOutputBufferSizeを2倍以上に増やさなければならず結果として遅延は増えるので、排他モードを使いたくない方以外には推奨しません。

次に MaxOutputBufferSize

 MaxOutputBufferSize はデフォルトだと 0 が設定されています。これはこの値の設定をロックスミスに任せるという意味であり、多くの場合 1024 が設定されます。
 ではデフォルトが 1024 だったと仮定して、設定を詰めていきます。
 まず 1024 の半分である 512 をセットし、ロックスミスを起動させます。ノイズが乗らなければ、更に半分、256 を設定してみましょう。逆に駄目であれば、512 に 256 を足した、768 で試します。
 このように前回変動させた値の半分の値を足したり引いたりすることで、最適な値を探します。念のため、以下に例を挙げておきます。
512でOK → 更に半分の256でOK → また半分の128でNG →
128の半分の64を足して192でOK → 64の半分の32を引いて160でOK →
32の半分の16を引いて144……というように振れ幅を少なくしながら最適な値を探します
 普通は最終的に8の倍数になるんじゃないかなあと思います。

その他の設定

プロセッサのスケジュール

 ここで行う設定はマルチコアのCPUを使っている方なら、パフォーマンスを向上させる設定として比較的有名かもしれません。ロックスミスでも音声遅延を低減する効果があり、環境によっては十分体感できるレベルの効果が得られます。 ただし比較的高性能なデュアルコア以上のCPUを積んでいる場合に限ります。そうでない場合はPCの動作を遅くしてしまうかもしれません。
 ではやり方です。スタートメニューの「プログラムとファイルの検索」(またはWinキー+Rで開くウィンドウ)に「sysdm.cpl」と打ち込んでエンターを押し、「システムのプロパティ」というウィンドウを開きます。「詳細設定」のタブに移動し、「パフォーマンス」内にある「設定」をクリックし、「パフォーマンス オプション」のウィンドウを開きます。「詳細設定」のタブに移動し、「プロセッサのスケジュール」にあるオプションから「バックグラウンド サービス」を選び「適用」及び「OK」を押します。

映像の遅延を減らす

 Windows7などでは常時3フレーム(30fps時で90msほど)の遅延が発生しています。これはAeroとやらの機能が原因なのですが、指定したソフトだけでこのAeroを無効にし、3フレームを取り戻す事が出来ます。
 Rocksmith2014.exeを右クリックし、「Rocksmith2014.exeのプロパティ」を開きます。「互換性」タブにある「設定」内の、「デスクトップ コンポジションを無効にする」にチェックを入れます。これを設定して以降、ロックスミスを起動すると画面が一度ちらつき、タスクバーなどが不透明になったりしますが、それで成功です。ロックスミスを終了すると、タスクバーなどは透明の状態に戻ります。
 これを行っても映像と音声のズレが気になる場合は、ゲーム内の「ツール>オプション>ビジュアル設定>ディスプレイラグ補正」を調整してください。

ギターのボリュームが小さ過ぎる時

 ゲーム内の「ツール>オプション>オーディオ設定>リアルトーンケーブルのゲイン」からギターの入力音量を調整できます。またこれはWindowsのコントロールパネルのサウンド内、録音タブにあるリアルトーンケーブルのプロパティにある、レベルのタブから調整することもできます。どちらにしても変更後はゲーム内でキャリブレーションを行って下さい。


不具合と対策

解決策の無い不具合

 起動時のフリーズ、一部キーが無反応になる等が報告されていますが、いずれも明確な解決策は無いようです。最新のアップデートで解決されているかもしれません。

解決策のある不具合

起動しない

 起動操作後、直ぐにアクティブなウィンドウ(プログラム)をロックスミス以外のブラウザなどにすることで起動する人もいます。また最低動作環境を満たしているかどうか確認をして下さい。

ASIO対応のサウンドカードでの問題

 ASIO対応の一部サウンドカードでノイズが乗るなど上手く動作しない場合があるようです。ExclusiveMode をデフォルトの1から0に変えると良いようです。詳しくはこちらもどうぞ。

起動時に「リアルトーンケーブルが最適化されていない」と出る

 まず上記「音声デバイスの設定」の項目にある通り、再生と録音のデバイス設定を行い、USBの給電量等、使用しているUSBポートにも問題が無い事が前提です。それでも出る場合は……

「【PC】Rocksmith Guitar and Bass RSP4【ギター】」より
998 名前:名無しさんの野望[sage] 投稿日:2013/12/04(水) 14:07:40.92 ID:lfh1T630
リアルトーンの最適化しても、毎回最適化されていないと出るのを直す方法

オーディオデバイスの管理-「録音」タブのRocksmith USB Guitar Adapterを開いて
「全般」タブのアイコンの変更(I)の上にあるマイクを半角英数字に書き換える。
例えばMICなど、自分の環境(windows7 64bit)ではこれで出なくなりました。

キャリブレーションのバーが上限または下限にへばりついたままで先に進めない

 私の環境(Win10、Ryzen3700x、RX5700xt)では、iniファイルをFullscreen=0に書き換えた(ウィンドウモードにした)ところ、うまくいくようになりました。
 ウィンドウモードでは60fpsで安定しますが、フルスクリーンモードだと、800fps近く出ます。このことから、フルスクリーンモードだと、fpsの上限がなく、過度な負担がかかってしまい、不安定になるのだと思います。

その他のリアルトーンケーブルでの問題

 まず「ハードウェアに関わる注意」の項目の繰り返しとなりますが、リアルトーンケーブルは100mAを必要とするので、USBハブ等に接続すると電力不足に陥る可能性があります。各USBポートの電力情報はデバイスマネージャから確認出来ます。リアルトーンケーブルはUSB2.0で最良の動作をします。3.0のポートしか持たないPCの場合、セルフパワーのUSB2.0ハブを用いることで動作の改善が期待できます。不具合が電力供給量に起因する場合、USB3.1ポートがあればそれを使用するのも手です。これは3.1の規格が、2.0や3.0と比べて格段に電力供給能力が高いからです。
 USBデバイスの不具合全般に言えることですが、別のポートを試す、他のUSB機器を外すのは有効です。またデバイスやドライバの再インストールを試してみてください。これはデバイスマネージャーからリアルトーンケーブルのドライバをアンインストールし、再びケーブルを刺しなおすことで行えます。
 ケーブルが「hocksmit」というデバイスとして認識されてしまい、動作しない場合はUSBポートからの供給電力が足りない場合が多いようです。前述のように別のポートに差し替える、セルフパワーのUSB2.0ハブを用いる、ドライバの再インストールなどが対策として挙げられています。
 I/O要求のエラーで動作しないことがあるようです(Win8.1固有の問題?)。BIOSからxHCI、eHCI、またはlegacy usb support等を無効にすると直るかもしれません。

その他の音の問題

 無印版では音に問題が無いにも関わらず、2014版で問題が起きる場合は、大概後述のWin32UltraLowLatencyModeを0にする事で解決するようです。
 また無印版よりも2014版の方がLatencyBufferとMaxOutputBufferSizeを多めに設定しなければならない場合があります。とはいえそこを大きく設定しても、Win32UltraLowLatencyModeが1であるなら無印版より音声遅延は少ないのでご安心下さい。
 それでも駄目な場合は……

「【PC】Rocksmith Guitar and Bass RSP4【ギター】」より抜粋
714 :名無しさんの野望:2013/11/16(土) 23:42:07.96 ID:rl7GzUJA
あくまでも一例に過ぎないが誰かの参考になればと報告 

自分はベース+USBサウンドデバイス+ヘッドフォンで使用中 
(ソフトによるノイズ問題) 
1 音声デバイスと録音デバイスの設定で両方とも排他モードのチェックを入れる(そうしないと音がきこえないため) 
2 ロックスミスを起動。この時点では結構ノイズが出る(ベースから出るノイズではない) 
3 ロックスミスを起動したまま、音声デバイスと録音デバイスの排他モードのチェックを外す。 
ロックスミスを起動したままで排他モードのチェックを外すことによりソフトによるノイズは皆無になった。 
排他モードを切っても遅延などは全く感じない、普通のアンプで鳴らして聴こえる感じ(オーディオエンジンは2に設定) 

(曲演奏中以外で弾いた時に出るホワイトノイズ問題) 

トップ画面等で音を鳴らすと弾いた時のみホワイトノイズが発生、起動ごとにノイズの量が減ったり増えたりロボットぽくなったり。 
どうやら、アンプシミュが原因ぽいのでトーンデザイナーでアンプ等を変更し、イコライザ設定も変えてみた。 
すると、トップ画面等で弾いていても全くホワイトノイズも出なくなった。 
その設定を保存して、キー割り当てをしておけば次回起動してデフォアンプ設定に戻ってホワイトノイズが出てても 
割り当てしたキーを押せばすぐに直るので楽。 

Windows10との互換性

 公式フォーラムによると通常の状態であれば互換性の問題は確認されておらず正常に動作するようです。ただしOSの初期によくある類のバグが存在する可能性はあり、幾つかのオーディオドライバでの問題が、既にプレビュービルドで確認されているとのことです。
 現在確認されている問題への対処法は以下の通りです。これは10に限らず、同様の問題であれば7や8等にも有効と思われます。
  • リアルトーンケーブルはUSB2.0で最良の動作をするので、3.0のポートしか持たないPCの場合、セルフパワーのUSB2.0ハブを用いる
  • リアルトーンケーブルのゲインを、Windowsのコントロールパネルのサウンド内、録音タブにあるリアルトーンケーブルのプロパティにある、レベルのタブから調整する
  • Windowsがリアルトーンケーブルを「hocksmit」として認識している場合、USBポートの電力不足が原因である場合が多い。ポートを変えるか、セルフパワーのハブを用いる
  • DLCが消えた場合は、SteamのライブラリからRocksmith 2014を右クリックしてプロパティを開き、ローカルファイルのタブから「ゲームキャッシュの整合性を確認」を実行する
 管理人は現在10でプレイしていますが、特に問題は起きていません。7に比べて遅延が増えることも減ることも無く、iniファイルを変更する必要もありませんでした。


Tips

ショートカットキー

  • 各種メニュー内
    • 1,2,3,4キー
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  • リフリピーター
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    • -キー
      • セクション選択の左端を左に移動
    • +キー
      • セクション選択の左端を右に移動
    • [キー
      • セクション選択の右端を左に移動
    • ]キー
      • セクション選択の右端を右に移動
  • セッションモード
    • スペースキー
      • マイバンド画面とセッション画面の切り替え
    • 9キー
      • テンポ(BPM)を下げる
    • 0キー
      • テンポ(BPM)を上げる

セーブデータの場所

 Steam\userdata\ユーザーIDの数字\221680\remote の中にあります。
 remote フォルダごとバックアップをとれば大丈夫なハズです。心配な場合は 221680 フォルダごとどうぞ。


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最終更新:2019年12月30日 01:42