サード・ストリート・セインツ

  • 主人公(プレイヤー)がボスを務めるスティルウォーターのストリートギャング。
    黎明期を描いた1・衝撃の結末から2年後の復活劇を描く2を経て今作では敵対組織「シンジケート」を相手に新天地「スティールポート」で大暴れする。
  • イメージカラーは紫。
    日本では皇族方をはじめ格式高い身分が着用する高貴な色のイメージであるが、米語のスラングでは「ゲイ」、イタリアでは不吉な色とされ良いイメージがない。
    ただしロシアでは「男性らしさ」を表す色として認識されている(今作から登場するキャラクターの発言もあり)。
  • 2で最終対決の相手となった複合企業「アルター社」を買収。
    今作では「表の顔」セインツ・アルター・メディア・グループとして「ストリートギャングから一大メディア企業へなりあがったアメリカンドリームの体現」として、ファッションから武器製造まで世界規模の経営活動を行う一面を見せている。
    その資産力と知名度に目をつけたのが今回の敵・シンジケート。


プレイヤー(ボス)

前作、前々作の主人公である。どんな顔を作るかはプレイヤーの判断に任せられる。
コックニーボイスはなくなった(前作の男声1)
  • ゾンビ声に設定すると字幕がつかなくなる。
  • 女性主人公1の演技はかなり若い年代に設定されており、特にショーンディ・キンジー・(ネタバレ回避)最後に仲間に加わる女性メンバーとのやりとりや市長との会話が女子高生のような字幕に変化する。
  • 女性主人公2は独特の訛りがあり会話で「私の国ではVTOLが4G飛行をする」のようなことを言っていたので東欧出身の可能性がある
  • 男性主人公3はあまり冗談を言わず、粗暴で冷徹なキャラクターとなる。良くも悪くもストーリーからバカさが薄れる。



ジョニー・ギャット

前作、前々作にも登場したサード・ストリート・セインツの幹部。サングラスと髪型が特徴的である。

ただ今作では少し落ち着いた雰囲気になった。2で内縁の妻・アイーシャを亡くしている。

とあるミッションから行方不明。その後......

+ ネタバレ
ストーリー上核心に迫る情報はPSN・XBOX LIVE!にてDLCが開始された頃に追記
  • 「いいヤツだが怒らせるとやばい」「暴れていなかったらギャットじゃない」(2における主人公談)
  • 今作でのキャッチフレーズは「一万三千人を殺した男」。しかし本人は正確な数を覚えていない。
    メディア取材に対しては「おまえ(記者)を一万三千一人目にしてやろうか?」と脅すのに使っている。
  • 「セインツの顔」として彼とショーンディをモデルにしたキャラクターグッズが全世界で販売されている。
    「(資金集めのためとはいえアパレルメーカーのまね事をするのは)ギャングらしくない」とセインツの企業化を快く思っていない。
  • トレードマークは特徴的な髪形(ブロンドメッシュ)のほか左腕と首のうなじ一面を覆うタトゥー。
    しかし今作のギャットは髪形・顔つき・肌の色(黄色人種系→南米系人種系)ともに変更が加えられ、うなじのタトゥーも消去されている(左腕のタトゥーは銀行強盗〜モーニングスターとの交渉決裂イベントで確認できる)。
  • 劇中では「ギャットとショーンディがセインツ・アルター・メディア・グループに肖像権を売却した」という解説が語られている。
    →「中の人」ことDaniel Dae Kim(http://en.wikipedia.org/wiki/Daniel_Dae_Kim)をモデルにデザインし直されたため。

またゲーム中



ショーンディ

imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
前作からの登場サード・ストリート・セインツの幹部。前作はヒッピーのような容姿だったが、今作は落ち着いた雰囲気になった。自身のデート番組を持っている。声優が変更になりました。

+ ネタバレ
ストーリー上核心に迫る情報はPSN・XBOX LIVE!にてDLCが開始された頃に追記
  • 前作に続き女子大生時代の「元カレ」ネットワークから得たタレコミや情報分析を得意としている。
    敵地スティールポートにおいてもセインツが活動を開始できたのは彼女のネットワークがあってこそ。
  • 2と比べると明らかにお胸のボリュームが増量されている。まさか豊きょ…
  • 主人公ボイスを女性2にした状態でプレイすると同年代らしい会話を披露してくれる。



ピアース・ワシントン

imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
前作からの登場サード・ストリート・セインツの幹部。セインツの頭脳派である彼は、金を稼ぐため日本のCMに出演している。声優が変更

+ ネタバレ
ストーリー上核心に迫る情報はPSN・XBOX LIVE!にてDLCが開始された頃に追記
  • 前作ではメディアに「その他一人」「モブ扱い」されるわショーンディに計画情報をかすめ取られるわ「不憫キャラ」として散々いじられていた。
    今作でもOP解説(スターウォーズOPパロディ)で早速「ピアースについては…どうでもいい」。
    哀れな。
  • また前作では入院中のギャットにかわり幹部にのし上がろうとする軽薄な言動も目立ったが、今作では序盤イベントより行方不明となったギャットにかわってボスの支えになろうと奮闘する成長を見せた。
    伊達に見た目ばかりをグレードアップしたわけではないようだ。

  • 音楽の趣味が悪い。
    陰気な雰囲気になった仲間を盛り上げようとラップをかけてはボスに「お前は音楽の趣味を替えることから始めろ」と嫌みを言われていた。
    • 今作でも場違いなドライブBGMを選んではボスに嫌みを言われるが、今作では序盤「スティールポートへようこそ」イベント開始時のドライブでデュエットしてくれる。
      ゾンビ声ボスも歌ってくれるぞ。おめでとう!ピアース!!
      →声優6人+一匹?フルコーラス動画 http://www.youtube.com/watch?v=-sQEZI4p7dc

  • 今作で仲間となったオレグ(ブルートのオリジナル・元はKGB調査員)とはチェスの趣味があったのかミッション開始時ムービーで一局打ってはボスの呼び出しに妨害されている。
最後に盤をひっくり返されたときは本気で悔しがっていた。恐らく初勝利がかかっていたのだろう。
    • 西洋文化で「卓上の代理戦争」と呼ばれるチェスを趣味にすることは「高IQの持ち主」「インテリ」「王族・貴族趣味」の象徴・お約束である。



今作の敵

フィリップ・ローレン

imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
モーニングスターのボス。エレガントなスーツ姿で登場する。彼は、ワロン地方出身なのでフランス訛である。ベルギー人。

+ ネタバレ
ストーリー上核心に迫る情報はPSN・XBOX LIVE!にてDLCが開始された頃に追記
  • フランス人?と尋ねられるたびに「Non,ベルギー人だ」と訂正するのはアガサ・クリスティの創作した私立探偵エルキュール・ポワロへのリスペクト。
  • 実際のワロン地方は1918年までドイツ領だったこともありドイツ語話者の方が多く、ベルギーからの独立運動も活発である。
  • 序盤イベントでギャットに顔面を航空機ガラスに叩きつけられ左目を損傷。その後はアイパッチ姿となる。



ヴィオラ・デウィンター& キキ・デウィンター姉妹

フィリップの側近で財務を担当する双子の姉妹。
暗殺者を雇う仕事も担当している。
白いサングラスをかけているのが姉のヴィオラ、ピンクのサングラスをかけているのが妹のキキ。
  • 声を担当しているのは元ポルノ女優のサーシャ・グレイ。日本でもお世話になった人はいるはずだ。



ブルート

モーニングスターが開発しシンジケート配下のギャング団に配置されているクローン兵。
通常兵器ではまるで歯が立たない。ストーリーを進めるにつれてミニガン・フレームガンを装備してくるため各ギャング団のスペシャリストより手ごわい存在となるだろう。

まれにナイーブで繊細な「不良品」が生まれることもあるらしい。



キルベイン(本名エディー・プライヤー)

imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
ルチャドールズのボス。リング上で殺人を犯しメキシコに逃げた元レスラー。
二つ名は「歩く黙示録」。



マット・ミラー

imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
十代の中二病…青少年で構成されたサイバーパンク・キッズ「デッカーズ」のボス。16歳。イギリス人。

  • ハッカーとしての腕前は天才級だが、人付き合いは苦手…でありながらしっかり美人の彼女がいる事をキンジーのハッキングで暴露されている。
  • 面と向かっての会話ではどもりがちなマットだが、ボイスチャットを使ってのコミュニケーションではとたんに流ちょうになる。
+ ネタバレ
  • 未成年という設定に助けられ、今作に登場する敵対組織リーダーでは唯一の生存者となった。
    口答えしたキキをくびり殺したキルベインでさえ、おくびょう風からイギリスへの帰国を口にしたマットには「何かあったらいつでも連絡しろ、力になってやる」と声を掛けるだけになっている。


サイラス・テンプル

imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
対ギャング殲滅特殊部隊・STAG司令官。超のつく職業軍人、堅物である。
ファミリーネームの元ネタは十字軍時代に活躍したテンプル騎士団から。


キア

imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
STAGの幹部。南米系の女性。
サイラスとは上官と部下以上の関係をにおわせているのだが…。
セインツとの抗争が長引くにつれ倫理のタガが外れ、サイラスの許可なく過激な作戦に出てしまう。


今作で味方となる人物


エンジェル・デラムエルテ

imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
キルベインの元パートナー。公でマスクを取られ恥をかかされ身を隠した。トラを運ぶアクティビティを指示するのは彼である。
  • 声の出演はハルク・ホーガン。



ズィーモス

imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
スティールポートに住む古風なスカウト。
三度の飯より女の子が大好きな変態…紳士。
シンジケートとは当初ヴィオラ&キキ姉妹と持ちつ持たれつの共存関係を持っていたがキキと肉体関係を持ったことで破綻、シンジケートのSMクラブ(地下では人身売買施設)に監禁される。

過去に声帯を損傷しており、杖状の耳小骨振動集音マイク(ボイスチェンジャー付き)を喉に密着させないと会話による意思疎通が出来ない。

セインツに救出された後はスティールポートの事情通として協力している。



オレグ・キルロフ

imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
2メートル40センチの身長と高い頭脳、車を突き飛ばす程の怪力を持つKGB(ソ連国家保安委員会)エージェント。シンジケートのクローン兵育成(オリジナル遺伝子提供者)として監禁されるが、セインツに救出され仲間となる。

+ ネタバレ
ストーリー上核心に迫る情報はPSN・XBOX LIVE!にてDLCが開始された頃に追記
  • 破壊衝動を強化したブルート(シンジケートが開発したクローン兵)の素体ではあるが、オレグ本人は冷静な状況判断力を合わせ持つ。
    戦力としての頼もしさ・助言の分かりやすさはギャットに匹敵することだろう。

  • 日本語版では最初からセインツのシンボルマーク入りタートルネック姿で登場するが、海外版では全裸(局部モザイク処理)で救出される。しかも全裸のままでモーニングスターやブルートをなぎ倒してゆく

  • 自分の細胞から製造されたクローン兵器・ブルートに対しては「兄弟という感情は抱いていない」「偽物が存在すること自体おぞましい」と自らブルート50人破壊のチャレンジミッションを設定している。

  • もともとKGBエージェントだったこともあり、ショーンディとは異なる情報ネットワークをもつ。敵対組織FBIやSTAGの情報は彼から得るものが大きい。

  • オレグのインテリ趣味とチェス好きはストIIのザンギエフがモデル。実際ソ連時代のロシアは世界のチェス大会王者であり、チェスの腕前一つで飛び級も可能であった。

  • 電話帳で呼び出す場合は移動手段の選択に注意。 Criminalを出さないとオレグを乗せられない。

  • 仲間としては心強い存在であるオレグだが、流れ弾の壁に利用しすぎたりロケットランチャー・手りゅう弾攻撃の巻き添えを繰り返すと逆上し襲いかかってくる。
    ランク50・無敵カスタマイズ済みのボスであろうと彼に一発殴られただけで即死扱いになるので注意。

  • ミッション「三つ巴」でなんとキンジーに気がある事が判明した。
    彼女に惚れた理由は「自分と同じレベルの知性を持つ女性は他にいない」から。



ジョッシュ・バーク(ナイトブレイド)

マヌケでナルシストな俳優。セインツをもとにした映画でジョニー役を演じるためセインツの銀行強盗に加わるが、誤って警備隊呼び出しスイッチを押した揚げ句ビビって逃げ出してしまう。

+ ネタバレ
  • その後行方をくらましていたが、スティールポートに展開するSTAGのイメージキャラクター「ナイトブレイド」として再登場。劇中CMにも顔を出している。

  • セインツ・ロウの世界におけるアメリカのテレビ番組「ナイトブレイド(モデルはアメコミ”BLADE”とカプコンDevil May CryシリーズのDante)」で主人公ナイトブレイドを演じていた。
    ナイトブレイドは半吸血鬼(ダンピール)のバンパイアハンターである。

  • ジョッシュが電話帳に登録されると同時にナイトブレイドも登録され同時に「二人」呼び出すことも可能である。
    どうやらジョッシュ本人と彼がナイトブレイドになりきってしまった際の人格がドッペルゲンガーとして独立してしまった模様。
    性格やおしゃべりの内容も変化しているので落語の一人二役感覚で呼び出すと楽しいが、所詮トーシロなので戦力面では期待しないように。



キンジー・ケンジントン

imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
元FBIサイバー捜査官。
サイバー犯罪捜査のエキスパートであり重度の引きこもり。
人間付き合いはもとより睡眠時間さえも非効率的時間の浪費と断じるほど。
面倒ごとに巻き込まれるたびに「絶対○週間ひきこもってやる」と愚痴っている。

キャラクター設定モデルはMGSシリーズのオタコン。
冤罪(STAGのデータも盗み出していたという発言から、恐らくは政府機関へのハッキング)とネットワーク上におけるデッカーズとの対立からFBIを追われシンジケートに監禁されていたが、オレグから「使える人物」との情報を得たセインツに救出される。
+ ネタバレ
  • マット・ミラーとはFBI時代からの因縁がある。サイバー空間ではののしりあうだけで終わるがハッキング能力についてはお互い認めあっていた。
    彼女が使っているノートPCのモデルはMacBook Pro 17インチ(ロゴなし)、一方マットとデッカーズ構成員はWindows mobileらしきUIの端末を使用している。
  • 彼女のアジトには日本版で規制が入ったあやしいバットが大量に転がっている。
    こっそりネコババしようとしたピアースをボスがたしなめた。


その他


モニカ・ヒューズ議員

imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
1のラストで爆死したスティールウォーター市長リチャード・アルダーマン・ヒューズの妻
前作アクティチティ「正義の汚水」でも開始前のムービーに登場した。
今作では、STAGの指揮権を握っている。

ジェーン・ヴォルテラマ

前作でおなじみのニュースキャスター。今作でも、活躍する。
Local News 6のニュースキャスターでSTAGの記者会見などでも出席。

バート・レイノルズ

imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
実在の俳優 スティールポート市長 主な出演作品は「キャノンボール」、「キャノンボール2」、「グランド・セフト・オート バイスシティ」等
+ ネタバレ
  • STAGの行き過ぎた破壊活動に手を焼き、最終的にセインツを手を組みゾンビ駆除を依頼する(選択次第では電話帳に登録され共闘してくれる)。
  • しかし後にキアに人質にされた際、選択次第では爆殺されるという、実在ゲストにあるまじき最期を迎える。

ゲンキ博士

imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
天才ネコ人間で天才ゲンキ博士の超絶有頂天倫理委員会の主催者という設定
開発者いわく1%の確率で街に登場するらしい
サバイバルの最中に登場することが多い気がする。

ちなみに「天才ゲンキ博士の超絶有頂天倫理委員会」はアメリカCATVでも放送されていた「風雲!たけし城」、
ゲンキ博士は「殿」=ビートたけしがモデル。

アンディ・ゼン

DLCスペースギャングスタで登場する監督。スターにはおべっかを使い、新人には冷たいクズ監督。

ジェニー

準主役に選ばれた新人女優。クレイジー。

???

お馴染みの隠しアンロックキャラクター。
今作では電話番号で呼び出すタイプではなくなった。
前作に比べ見た目はマイルドになったが、グロ注意。
+ ネタバレ
  • ラストミッションをどちらか片方クリアすると仲間になる。
  • 武器は拾おうとせず、手当たり次第に通行人を攻撃しに行くなど、行動に落ち着きが無くなった。
  • 同乗させると通行人が怯えて逃げ出し、警官も発砲してくる。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2013年08月17日 11:36