うつのみや 理 【うつのみや さとる】
うつのみや理 MAD
氏がキャラクターデザイン・作画監督を務めた「御先祖様万々歳!」は
業界内で一大センセーションを巻き起こした
「御先祖様~」では、それまでリアル系だと信じられてきたアニメートを覆す結果となった
それまでのアニメは中割りの多さでリアルな動きを表現してきたが、「御先祖様~」ではコマ数によるタイミング操作を行い、中割り枚数を必要とせずリアルな動きを可能にさせた
その他にも
・シャッタースピードによる物体のブレを、お化け(この場合はスカッシュ)で再現
・影を、従来のキャラクターのディティールを強調させるためだけのものにせず、光源を意識してキャラクター全体を覆うように描写する
など、それまでのアニメではほとんど使われなかった手法、発想を多く取り入れた。
「御先祖様~」は当時のアニメーター達にとって衝撃であり、多大な影響を及ぼした。
それは通称「御先祖様ショック」と呼ばれ、それ以後はトップアニメーター達によるこの道の模索、模倣が始まった。
90年代以降のアニメートに革新を起こしたのは、磯光雄とうつのみや理の2名によるものだと言っても過言ではない。
独特な絵柄の為か、氏の仕事は好き嫌いレベルでの評価の二分が激しいが、 アニメートする能力は業界内でもトップクラスである事は間違い無い。
長らく「夢見る機械」に参加していたが、同作品の凍結で残念ながら日の目を見ることはなくなってしまった。
現在IGで新作アニメにメインスタッフとして参加中。
■コブラ(劇場/1982)
■名探偵ホームズ 動画 2話 3話 5話
■子鹿物語 THE
YEARLING(1983~1985) 原画
初原画
■SF新世紀 レンズマン(劇場/1984) 原画
■GALACTIC PATROL
レンズマン(1984~1985) 原画
■うる星やつら(1981~1986) 原画 143話 147話
■カムイの剣(劇場/1985) 原画
■ルパン三世 バビロンの黄金伝説(劇場/1985) 原画
■どうぶつ80日間世界一周(OVA/1985) 原画 3話 8話 13話
■ルパン三世
PartIII(1984~1985) 原画 48話
■タイムギャル(AC/1985) 原画
マンモスのシークエンス
■アリオン(劇場/1986) 原画
終盤、怪鳥テュポーンの登場。背の上での攻防から、
ギドに掴まりオリンポス城に飛び移るまで。(アリオンら、主要キャラより側近の雑兵に注目)
■剛Q超児イッキマン(1986) 原画
■メガゾーン23 PART
II 秘密く・だ・さ・い(劇場/1986) 原画
■ウインダリア(劇場/1986) 原画
廊下で王様が刺されるシーン
■アイ・シティ LOVE CITY(劇場/1986) 原画
■機動戦士ガンダムZZ(1986~1987) 原画 21話
セシリアがトーレスに引っ叩かれる辺り?(整備兵姿の金田と鉄雄が・・・
■夢次元ハンター ファンドラ FANDORA III -FANTOS- FINAL
STORY(OVA/1986) 原画
■ダーティペア(劇場/1987) 原画
終盤、橋の上でのカースンとブルーノの一騎討ち
■BLACK MAGIC
M-66(OVA/1987) 原画
■真魔神伝バトルロイヤルハイスクール(OVA/1987) 原画
トップシーンの馬場対タイガーマスク!
続く敵?のアジトでのやりとり
■魔神英雄伝ワタル(1988~1989) 原画
■ミスター味っ子(1987~1989) 原画 33話
■AKIRA(劇場/1988) 原画
金田が鉄雄を連れ去ろうとする黒服の男とぶつかり合うシーン
脱走した鉄雄が連れ戻されるシーン
ベビールームの戦闘
■ヴイナス戦記(劇場/1989) 原画
■御先祖様万々歳!(OVA/1989~1990) キャラクターデザイン、作画監督、原画
6:ラスト犬丸が雪の中、飛行船を追い駆ける一連のシーン。(ノンクレジット)
■MAROKO
麿子(劇場/1990) キャラクターデザイン、作画監督
■とべ!くじらのピーク(劇場/1991) キャラクターデザイン、作画監督、原画
■走れメロス(劇場/1992) 作画
メロスと刺客達の闘い
■カリメロ[新](1992~1993) 原画
■幽遊白書(1992~1995) 原画 19話 26話
19:蛍子とぼたんが魔回虫に操られた人間に襲われているところ
26:60%になった戸愚呂(弟)がビルの支柱をぶち壊し、崩壊させるシーン
■ヤダモン(1992~1993) 原画 164話
植物が暴走~ガラスを割って地面に落ちるところまで
■ELLCIA 幻想叙譚
エルシア(OVA/1992~1993) 原画 4話
■THE八犬伝[新章](OVA/1993~1995) 絵コンテ・演出・原画 3話
■幽幻怪社(OVA/1994~1995) 原画 2話 4話
2:病院内での格闘シーン
4:屋根の上の格闘シーン
■忍空 -NINKU-
ナイフの墓標(イベント上映/1994) 原画
二つ目の回想シーン
■超時空世紀オーガス02(OVA/1993~1995) 原画 5話
ケラチの処刑シーン
■アミテージ・ザ・サード(OVA/1995) 原画 3話
■はじまりの冒険者たち レジェンド・オブ・クリスタニア(劇場/1995) 原画
■アルスラーン戦記 VI 征馬弧影 下(OVA/1995) 原画
■MEMORIES 彼女の想いで(劇場/1995) 原画
■ポポロクロイス物語(PS/1996) 原画
■X(劇場/1996) 原画
最後の東京タワーでの悲しく、やりきれない一騎討ち
■レジェンド・オブ クリスタニア(OVA/1996~1997) 原画 3話 作画 OP ED
■GLAY - サバイバル(PV/1999) 原画
■ギブリーズ episode2(劇場/2002) 原画
電車内シーン
■MACROSS
ZERO(OVA/2002~2004) カドゥンデザイン 原画 2話 5話
2:主人公の回想シーン
■THE
ANIMATRIX 「BEYOND」(OVA/2003) 原画
ゾーン内での少年達の飛び降りゴッコやら鳩がスローで飛ぶとこやら
■GAD GUARD(2003) 原画 10話 24話
10:川で水飲むあたり
■イノセンス(劇場/2004) 原画
キャットウォーク上で素子・バトーとガイノイドが戦うシーン
■妄想代理人(2004) 絵コンテ・演出・作画監督・原画 8話
■鋼の錬金術師(2003~2004) 原画 OP4 47話
OP4:ラースの足をアルが引っ張って、エドが練成して手前を走っていく2カット
47:ラースとエドが窓を突き破ってから、ラースが銃を連射してラストが物陰に逃げるところまで
■鋼の錬金術師 2 赤きエリクシルの悪魔(PS2/2004) 原画
■テニスの王子様 -二人のサムライThe First
Game-(劇場/2005) 原画
船の上のテニスコートで、リョーマ達がダブルスをするシーン(一部、他の人)
■BECK MONGORIAN CHOP
SQUAD(2004~2005) 原画 22話
不良が先生に見つかって逃げるあたり
■創聖のアクエリオン(2005) 原画 OP 2話 19話 25話 世界設定、演出、作画監督 19話
OP:中盤とラストのアポロとゲン総指令との殺陣
2:アポロが尋問を受けるシーン
25:シルヴィアが檻から脱出した辺り
■交響詩篇エウレカセブン(2005~2006) 絵コンテ・演出・作画監督 OP3 原画 OP1 OP3 43話
OP1:手を繋ぎ直すシーン
43:デューイとアネモネのダンスシーンを2,3カット
■テイルズオブレジェンディア(PS2/2005) 原画 OP
紫の服を着た子の森の中での戦闘
■ノエイン もうひとりの君へ(2005~2006) 作画監督 22話 原画 12話 15話 19話 22話 24話
12:アトリがフクロウと戦闘するシーン
15:シャングリラ人が家に出現するシーン、ノエインにカラスが攻撃するシーン他。
19:ラクリマでクイナが十皇会と議論するシーン
22:不良達の喧嘩シーン他。
24:イサミ、アイ、ミホの前に現れる巨大化アトリが戦うシーン(推測)
■BALDR FORCE EXE
RESOLUTION(OVA/2006~2007) 原画 OP
■ケモノヅメ(2006) 絵コンテ・演出・原画 3話アバンタイトル
アバンに1000枚使った(但し影は別セル)
■KITE LIBERATOR(OVA/2008) 原画
公園で次の依頼を受ける百南花。(子供がスプートニクを殴るのはうつのアドリブ)
■スカイ・クロラ The Sky
Crawlers(劇場/2008) 原画
水素が「侮辱するな」というシーン前後
■ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史(劇場/2009) 原画
■鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星(劇場/2011) 原画
偽兄が賢者の石を手に入れたあとの戦闘シーン(推測)
■ブレイド(2011) 原画 7話 9話 12話
余談
その昔、カリスマ(井上俊之)を自宅に呼んで0080の磯パート再生して見せて、磯光雄というアニメタをカリスマに刻んであげた。
イノセンスではCGのモデリングを作り作画作業を行い、周囲を驚かせた。
(注:3Dモデル自体はスタジオからの借り物で、氏はそれを使い、自分の作画担当シーンを一度3Dで構築し、
それをベースに原画を起こすという一見面倒ながら、その実、完成画面を出来る限り正確に予測出来るという
確実な作業を実践した)
近年は演出志向も見せているが、『妄想代理人』8話でシナリオを勝手に変えてしまい、さらに9話のシナリオ演出作画まで引き受けるとしていたのを投げ出してしまったため総監督の今敏から批判されている。
エンディングテロップでの名前の表記は「うつのみやさとる」、「うつのみや理」、「宇都宮智」などがある。
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