本名は山口正幸（やまぐち まさゆき）。
長野県出身。1961年1月3日生まれ。株式会社カラー相談役。
夷倭世、摩砂一、沙那芭美智などの名義を使用する時もある。
東京デザイナー学院アニメーション科卒業後スタジオジャイアンツへ入社。
同じくジャイアンツ所属であった増尾昭一、高橋ナオヒトや、漫画家のチャーリーにしなか（西中康弘）は専門学校時代の同期である。
ジャイアンツ退社後は、グラビトンを経てガイナックスにフリーとして席を置いていた。
広角パースの作画に長けている。また庵野秀明が監督を務める実写作品にも多数参加している。
高校を卒業する辺りの時期に『未来少年コナン』を見てアニメーターを志す。
キャリアの初期は、元々は宮崎駿作品のようなアクション作画を志向していたが、当時の所属スタジオのTVシリーズにおける時間や枚数の制限のため実現できず、
「時間も枚数もかけずに、自分がこの業界でのし上がるには」と考えて、金田調の極端なアングルやパースのアクションシーンを多く描いていた。
（ガイナックス・インタビューズより）
海外アニメ『サンダーキャッツ』のOPを手がけた際は、業界内でちょっとしたセンセーションを呼んだ。
長谷川眞也がエヴァ９話作監時、庵野から「摩砂雪の原画はまったく手をつけずに通すか、全部直すかどちらしかないよ」と言われ、実際大方そのままらしい。(枚数が多く画に非常にクセがあって、かつタイミングが非常に複雑という原画らしい)
『新世紀エヴァンゲリオン
シト新生』『DEATH編』終了後、仕事が残っていたにもかかわらず海で遊びほうけていたため、庵野秀明が激怒し、『Air／まごころを、君に』では「ビジュアルウォーターアーティスト」の肩書きをつけられ、監督を降板させられたという過去を持つ。ただし、二人の仲は非常によい。
「エヴァ」を通して、「いくら意図を込めてコンテを書いても、ダメな演出家に回すと、
1カットは良くても映像全体が全く面白くなくなる。面白くするには編集まで自分が関わらないとだめだ」と痛感し、
フィルム編集の担当に「編集のやり方を教えて下さい」と頼み込み、
カット毎のネガフィルム編集への演出指示の出し方と切り貼りの仕方・演出プランを反映させるためのポジフィルムの編集の実務を見て、
編集作業のノウハウを身に着けていった。
制作作業の後半には編集専用のルームが設けられ、摩砂雪・鶴巻・庵野が編集室にこもっていた。
そこから「作品の為に画を描くのが面倒臭くなった。編集次第で、他人の下手な作画でも実写素材でも、もっと面白いことができる」と開眼した。
（ガイナックス・インタビューズより）
ただ、「エヴァ」以降、本当に演出としての活動がメインになり、
アニメーター・デザイナーとしての摩砂雪氏が縮小してしまったのが寂しい限りであるが…。
■ｆ．Ｌ
エフ・ラージエル（自主制作/1981） キャラクターデザイン 原画
東京デザイナー学院の卒業制作アニメーション
■フーセンのドラ太郎（1981） 動画
■新・ど根性ガエル（1981~1982） 原画 12話(6回B) 21話(11回A) 31話(16回A) 43話(22回A) 53話(27回A)
■戦国魔神ゴーショーグン（1981） 原画（スタジオジャイアンツ名義）
■アニメ 野生のさけび（1982） 原画 2話 6話 10話
■とんでモン・ペ（1982～1983） 原画
■戦闘メカザブングル（1982~1983） 原画（スタジオ・ジャイアンツ名義）
■サイボット ロボッチ（1982~1983） 原画（スタジオジャイアンツ名義）
■魔境伝説アクロバンチ（1982） 原画(NC)
■おちゃめ神物語コロコロポロン（1982~1983） 原画 20話（山口正幸名義）
20：アフロディーテが男たちの間に割って入ってプシュケのところへ向かうところ～Aパート終わりまで（憶測）
■一ツ星家のウルトラ婆さん（1982~1983） 原画 1話（ジャイアンツ名義）
1：おそらくOP前の昔話パートを担当（編集長メモ「謎のメーカー!? アニメの王国」より*）
■さすがの猿飛（1982~1984） 作画監督 61話 68話 原画 9話 14話 19話 25話 26話 29話 36話 40話 46話 52話 57話 61話 64話 68話
9：冒頭から保険証書の取り合い終わりまでと、ふくらし粉を肉丸がクローン製造機に入れる所から最後まで殆ど（憶測）
14：肉丸達が地下に落ちる辺りから戦闘シーン終わりまで殆ど。冒頭の金髪の女の人がスキーしているところも？（憶測）
19：Aパートの校内放送のシーン、Bパートの校舎が爆発する辺りから転んだ肉丸と魔子のところに敵メカが来る辺りまで殆どと、魔子が目覚めるところから最後までほぼ全部。（憶測）
25：クレジットされているが不参加？（憶測）
26：Bパートの競馬場のシーンから最後まで殆ど（憶測）
29：Aパート冒頭から魔子の部屋のシーンまでや、魔子が穴にはまった後から鉄骨が落ちてくる辺りの回り込みまでと、Bパートの肉丸と忍豚が対峙するところから最後まで（憶測）
36：Aパートの冒頭から戦闘機の発進までと、八宝斎がヨットの上でウクレレを弾いてるところ～スパイナーの潜水艇のシーンまで、
Bパート冒頭～サメとジェットスキーがぶつかる辺りまでや、隠密庁長官が来る辺りから最後までも（憶測）
40：冒頭～宇宙のシーン終わりまでとBパートの肉丸たちが乗る宇宙船がワープアウトしてからほぼ最後まで（憶測）
46：Bパートほとんど。必見。（憶測）
52：Bパートほとんど（憶測）
57：Aパートの夜の街のシーンと、ディスコでのダンスシーン、Bパートの00893がオーナーの部屋に出入りする辺り、港のシーン全部、肉丸が旗を振るところから最後までなど。（憶測）
61：Bパートの魔子のシャワーシーンと、ヘリが来るところから最後まで（憶測）
64：天井裏から服部君が金田ポーズで降りてくるところ～最後まで殆ど（憶測）
68：Aパートの忍びの者映画社のシーンや、Bパートのミサイルの爆発から最後まで全部など（憶測）
■らんぽう（1984） 作画監督 4話B 6話B 10話A 14話A 18話A 原画 1話B 4話B 6話B 10話A 14話A 18話A
■Gu-Guガンモ（1984~1985） 原画 31話(NC) 37話 43話 48話(NC)
31：「ミノ虫爆弾」「ダイナマイトミノ虫」のあたり（WEBアニメスタイル「アニメ様365日」第220回より）
37A：クライマックスの作画を担当（WEBアニメスタイル「アニメ様365日」第220回より）
48A：中盤のリンダ達がジャズダンスを踊る部分（WEBアニメスタイル「アニメ様365日」第221回より）
■ThunderCats
サンダーキャッツ（日米合作/1985~1990） 絵コンテ OP（共同） 原画 OP
OP：全てのカットの原画を担当。但しマ・ムラ(ミイラ男)のカットとエフェクト以外は修正が入っている。（『サンダーキャッツ』OPについてのお話*より）
■くりいむレモンPART4
POP♡CHASER（18禁OVA/1985） 原画（かみなりねこのＯ．Ｐ名義）
セーラー服サロンのマスターが、黒バックに震えながら回り込んで「セーラー服しか無いのではぁ━━━━━━━━っ！」って叫ぶ1カットのみ担当（北久保弘之氏のask.fm*より。WEBアニメスタイル
「もっとアニメを観よう」第3回 井上・今石・小黒座談会も参照）
■Gu-Guガンモ（劇場/1985） 原画（山口正幸名義）
地面を砕いて鬼が出現するイメージカット、あゆみのテニス、つくねの玉砕き、最後の戦車軍団（WEBアニメスタイル「アニメ様365日」第236回より）
■王立宇宙軍 パイロットフィルム（1985） 原画
■オーディーン 光子帆船スターライト（劇場/1985） 原画
■悪魔島のプリンス 三つ目がとおる（TVSP/1985） 原画
冒頭の写楽の乳母が雷で撃たれる辺り（憶測）
■ゲゲゲの鬼太郎［第3作］（1985~1988） 原画 2話(NC)
2：ノンクレジットで参加している模様（WEBアニメスタイル「アニメ様365日」第266回より）
■世紀末救世主伝説 北斗の拳（1984~1987） 原画 56話（摩田竜之名義）
56：AパートでのケンシロウVSコマク（WEBアニメスタイル「アニメ様365日」第207回より）
■バビ・ストックI 果てしなき標的（OVA/1985） アニメーター
■プロジェクトA子（劇場/1986） 原画
c962~c967辺り。A子が丸型の扉を破壊する辺りから洗ってない下着ばかりの部屋を出る辺りまで（プロジェクトA子原画集より）
宇宙ステーションのシーンの始めあたりも担当（海外版DVDのもりやまゆうじ氏のコメンタリ―より）
田村英樹氏のパートの合間のA子が走って敵兵から逃げる辺りも恐らく氏の担当？（憶測）
■王立宇宙軍 オネアミスの翼（劇場/1987） 原画
テレビ画面でパレードが映るシーン。（王立で一番最初に上がったカットの為、枚数を食っている）メインではクライマックスのアクションを担当。（コメンタリーより）
■ハイスクール!奇面組（TV/1985~1987） 原画 OP6(NC)
「時の河を越えて」（OP6）の原画を担当。摩砂雪キャラが随所に残っているとのこと。（高林久弥氏のTwitterより）
担当パートは自転車の回り込みなど（同上）
■プロジェクトA子2
大徳寺財閥の陰謀（OVA/1987） 原画（魔砂雪名義）
営業部長が「赤毛の女の子がクイーンマルガリータの腕の上を走ってきます」と言う辺りから～大徳寺が「何をしておる攻撃を続けろ」と言うところまで(憶測)
■きまぐれオレンジ☆ロード（1987~1988） 原画 40話 46話 48話
■紫式部 源氏物語（劇場/1987） 原画
灯明の炎作画をリピートなしで、カット秒数いっぱい全作画。ご丁寧にも1コマ打ち。（小原秀一氏のTwitterより）
■燃える！お兄さん（TV/1988） 作画監督 5話 11話 14話 19話 タイトルアニメーション
タイトルアニメーション：絵コンテ・演出は望月智充氏が担当。摩砂雪氏が全ての原画を担当。（アニメージュ1988年5月号より）
■ついでにとんちんかん（1987~1988）
原画 OP3(NC)
とんちんのOP３は絵的にも摩砂雪くんがメイン担当とのこと。（高林久弥氏のTwitterより）
■きまぐれオレンジ☆ロード ハワイアン・サスペンス（OVA/1989） 作画監督
■燃える！お兄さん（OVA/1989） 作画監督 OP 2話A
■孔雀王2 幻影城（劇場/1989） 原画 キャラクターデザイン
■トップをねらえ！ Gun Buster（OVA/1988~1989） 原画 5話 6話 オープニングアニメ
OP：イントロの立ち上がり、アウトロの一連全て。イントロは撮影処理なしの1人作画（「GUNBUSTER PERFECT GUIDE」より）。
5：職員室のシーン（ガイナックス・インタビューズより）。庵野監督から「『日本の一番長い日』みたいなタイミングと尺で」と注文されて、参考資料として小道具まで渡されたため、何度も小道具を落として肉眼でタイミングを確認した。摩砂雪氏は「自分の今までの原画の仕事の中で、最高にベストな仕事だった」と振り返っている。後半のメカアクションのラフ原画も何カットか描いた。少なくともガンバスターがゲッターロボの要領で、マントをバリアにする所は摩砂雪氏が担当（「GUNBUSTER
PERFECT GUIDE」より）。
■バオー来訪者（OVA/1989） キャラクターデザイン 作画監督（沙那芭美智名義）
鳥海永行氏のコンテ・演出が気に入らず、反抗としてペンネームでの参加とした。（鈴木俊二氏のTwitterより）
■きまぐれオレンジ☆ロード
OVA2期（OVA/1989~1990） タイトルアニメーション原画
■ふしぎの海のナディア（1990～1991） 絵コンテ 3話 13話 20話 28話(共同) 29話(共同) 33話 36話 演出 3話 38話 作画監督 17話（円瀬克英名義） 原画 30話 34話（魔砂一名義）
3：宮崎駿監督の段取りを意識した絵コンテを上げるも、参加していた原画スタッフ達から「こんな省略しない内容では食っていけない」と苦情が殺到した。そのため、自分の意図通りに描かれなかった原画を自ら修正した。少なくとも「波」が関わる部分は摩砂雪氏がほぼ全修正している。（月刊アニメスタイル第2号より）
17：「円瀬克英」名義で作画監督を務めた。（同上）
23：Bパート、初めて島に着いた際の「寄せては引く波の表現を正面から映したシーン」をノークレジットで担当した。後に「エヴァンゲリオン」シリーズでTVアニメ版・旧劇場版・新劇場版で通して流用されることになる!…しかし当の摩砂雪氏は「もう何枚か足して、止め気味に編集したらもっと良いシーンになった。作り直したいけど、もう無理。若かったから描けたシーン」と複雑な心境で振り返っている。（同上）
30：ハンソンがサンソンに叱咤されている所～エアトンの企みを察知し、二人で「許せん!」と同時にバックの爆発まで。（同上）
38：Aパートの「運河を舐めで土煙と水柱を上げながら、攻撃をかわしていくシーン」をノークレジットで担当した。円谷英二監督の東宝特撮作品を参考にした。（同上）
その他にも島編以降での波・海が関わる表現に関してはノークレジットながら、摩砂雪氏の作監・演出修正が入っている。（同上）
■帝都物語（OVA/1991~1992） キャラクターデザイン 式神デザイン 作画監督 1部 2部 3部 4部 原画 3部 4部 絵コンテ 3部 4部
■ナディアおまけ劇場（1991） 絵コンテ その7
■ヤダモン（1992~1993） 絵コンテ 121話
■マクロスプラス（OVA/1994~1995） キャラクターデザイン 作画監督 1話（作監のみ夷倭世名義）
「最初はキャラクターデザイン作業のみの契約だったけど、ズルズルと第1話の作監までやらされた。引き受けなきゃよかった」（新世紀エヴァンゲリオン絵コンテ集第4巻より）
■新世紀エヴァンゲリオン（1995~1996） 副監督 絵コンテ 1話(共同) 2話(共同) 6話 11話 12話 19話 24話(共同) 26話(共同) 演出 19話 23話（ビデオフォーマット版）(共同) 24話 26話(共同) 設定補 19話 作画監督 24話 原画 2話 9話 14話 19話 24話(NC) 24話（ビデオフォーマット版） 26話 EDアニメーション
副監督：シナリオ構成の補佐として、無駄な画面の繋ぎをなくしていくために、説明描写・経過描写を削っていった。演出面では、庵野監督から「アングルに凝ってくれ」と指示され、参考資料として「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」「怪奇大作戦」、その他にも実相寺昭雄監督の作品群を見せられた（ガイナックス・インタビューズより）。その他にも撮影・プリ編集・ネガ編集の仕上げ作業現場、アフレコ・ダビングの音響制作現場に立ち会って、できる範囲でチェックし、演出指示を出していた（「月刊ニュータイプ」2006年3月号付録「NEON
GENESIS EVANGELION DECACDE」より）。
EDアニメーション：絵コンテ・庵野監督、演出,作画・摩砂雪氏（庵野秀明展より）。
2：
9：6日間の特訓シーン。音楽に合わせた編集作業も自ら行った(EVA友の会 第伍号より)。
19：ジオフロント内部でネルフが使徒を迎撃するシーン、一連の光弾のリアルタッチな作画。シンジにかけられた手錠・片腕のない零号機・初号機が壊されていく過程・初号機のコア・再生された初号機の腕等の、小道具・大道具の新規デザイン・リライトも担当(EVA友の会 第拾号より)。特に迎撃ミサイルのシーンは「絶対に入れますからね」と庵野監督に断言し、ない時間を割いてまでタイミング調整を繰り返した（ガイナックス・インタビューズより）。
24：レイアウトを数カット担当。ドグマ降下中のナイフ刺し等（WEBアニメスタイル animator interview 中村豊より）。
26：
■エルフを狩るものたち（1996） 原画 OPアニメーション
■新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 DEATH & REBIRTH シト新生（劇場/1997） 監督・絵コンテ・作画監督
■新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 THE END OF EVANGELION
Air/まごころを、君に（劇場/1997） ビジュアルウォーターアーティスト 絵コンテ 原画
ビジュアルウォーターアーティスト：「水」「波」の表現が密接に絡むシーンの作画監督（本作パンフレットより）・フィルムで海中を撮影しての実写素材の作成（「シンエヴァ」BDパンフレットより）を担当。
原画：26話のLCLの海→青い海のシーン、キャラと同時に揺らぐ海の波。（庵野秀明展より）→から全員集合写真まで?（憶測）
意外にも、後半の「挿入歌が流れながら、溶けていくシーン」は摩砂雪氏は全くのノータッチである（「月刊ニュータイプ」2006年3月号付録「NEON GENESIS
EVANGELION DECACDE」より）。
■でたとこプリンセス（OVA/1997~1998） 原画 2話
■電脳戦隊ヴギィ'ズ★エンジェル（OVA/1997~1998） 原画 3話
■彼氏彼女の事情（1998~1999） 原画 25話 エンディング撮影協力
■メダロット（1999~2000） 絵コンテ 13話
■今、そこにいる僕（1999~2000） 原画 1話
■フリクリ（OVA/2000~2001） 絵コンテ 2話 原画 3話 4話 5話 6話
3：屋上でのバトル。敵がカレー弁当飲み込んだり、ナオ太が放りだされてミヤジュンの車に落っこちる辺り。
5：ナオ太がマミ美の手を引っ張って走ってるところから、角が生えて地面に突き刺さるまで。（イベント情報）
スロー銃撃戦。（原画集に一部記載＆イベント情報）
6：ナオ太がカンチから出てくるあたり。（原画集に一部記載＆イベント情報）
■超GALS！寿蘭（2001~2002） OP原画
1秒足らずの金田チックなパトカー、何枚かの止め絵?
■パラッパラッパー（2001~2002） OP劇アニメーション撮影
■まほろまてぃっく（2001） OP原画
OP：ミサイルよけ
■アニメイトイベントプロモーションアニメ「アニメ店長」（2002）
原画
炎に揺らめく兄沢→サムズアップする兄沢（「アニメ店長敢然!ガイドブック」より）。
■ぷちぷり・ユーシィ（2002~2003） 絵コンテ 23話(共同)
■アベノ橋魔法☆商店街（2002） 原画 7話 12話
■トップをねらえ2!（OVA/2004~2006） 絵コンテ 5話 演出 OP 原画 3話
■Re：キューティーハニー（OVA/2004） 監督 3話 作画監督 3話 演出 3話 原画 3話（作監のみ夷倭世名義）
■IGPX（2005~2006） 絵コンテ 23話
■西の善き魔女（2006） 絵コンテ 13話
■天元突破グレンラガン（2007） 絵コンテ 15話(共同)
当初は15話丸々担当する予定だったが、シナリオの修正が遅れて、Aパートしか担当できなかった。（「今こそ語ろう『天元突破グレンラガン』制作秘話!!
第15話 私は明日へ向かいます」より）
■ヱヴァンゲリヲン新劇場版：序（劇場/2007） 監督 原画
前半の監督を担当。修正する箇所が多かったため、総作画監督の鈴木俊二氏と共同で修正作業を中心に演出の指示を担当した。第三新東京市の風景に至ってはCGを駆使しての全修だった（「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序―ENTRY FILE 1」より）。
■ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破（劇場/2009） 監督 絵コンテ 原画
第8の使徒戦の絵コンテ・その際のエヴァが全力疾走するシーンに対して、動きを制御するために3DCG制作チームに宛てたラフ原画を担当（(株)カラー
2号機のTwitterより）
■Panty & Stocking with
Garterbelt（2010） コンテ 10話A
■ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q（劇場/2012） 監督（共同）・画コンテ（共同）・イメージボード
■キルラキル -KILL la KILL-（2013） 絵コンテ 14話
■夜桜四重奏 ～ツキニナク～（2014） 絵コンテ 2話
■日本アニメ（ーター）見本市「カセットガール」（WEB配信/2015） 画コンテ
■シン・ゴジラ（劇場/2016） 画コンテ（共同） [D班]撮影・録音・監督（共同）
■リトルウィッチアカデミア（TV/2017） 絵コンテ 3話 17話
■ダーリン・イン・ザ・フランキス（TV/2018） 絵コンテ 4話
■フルメタル・パニック！ Invisible Victory（TV/2018） 絵コンテ 8話（共同）
■シン・エヴァンゲリオン劇場版（劇場/2021） 画コンテ案・イメージボード（共同） 原画 プリヴィズヴァーチャルカメラマン（共同） アクションパートヴァーチャルカメラマン 画面協力（共同）
少なくとも、
原画:テレビアニメ版24話を意識したシーンの新規レイアウト・旧劇場版にて過去に氏が担当した波の作画の流用。（「ニュータイプ」2021年6月号より）
カメラマン:庵野監督の「自分のイメージだけで作ってしまうと、既存の作品と似た仕上がりになってしまう。同じアニメーションを別の演出家が様々なアングルで撮って、それを編集でつなぐことを膨大な数でやりたい」というリクエストから、本作独自のバーチャルプロダクションチームが結成され、摩砂雪氏も撮影班に加わった。「カメラマン＝原画マン」なので、複数のアングルをキーフレームにして、編集でつないでデモ動画を作っていった。（「CGWORLD」2021年8月号より。）「ミニチュア内でのシンジVSゲンドウ」の5カットしかない絵コンテを、事前に制作したCGセット内を700ショット撮影することで新たに開発して、最終的に40カットに膨らませたのは摩砂雪氏で確定。（「ニュータイプ」2021年6月号より）
画面協力:旧劇場版の氏が制作した実写素材の流用・新規での海中での実写素材の制作。（「シンエヴァ」BDパンフレットより）
を担当した事が判明している。
■シン・ウルトラマン（劇場/2022） 監督補 画コンテ（共同） 撮影（共同） アクションパートヴァーチャルカメラマン （共同）
