新ジャンル『独り言』 2009-3-21

    

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新ジャンル『独り言』

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2009/03/21(土) 00:39:36.16 ID:5VSRDhhv0

女「よーし、今日も一日始まるぞー!」
女「おはよう、植物ちゃん!今日もツヤツヤだね!!」
女「次は金魚だ。
  おはよう金魚ちゃん!今日も元気いっぱいに口をパクパクしているね!!」
女「よし!これで全員に挨拶し終わったぞー!」
女「…え?僕には挨拶してくれないのか、って?」
女「もー、男君ったらワガママなんだから!」
男「え?僕?」
女「しょうがないわねー、今日は特別に挨拶してあげる!
  おはよう男君!!今日も頑張ろう!!」
男「……おはよう…」


2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2009/03/21(土) 00:45:56.83 ID:5VSRDhhv0

女「よーし!学校、終わったぞー!」
女「今日は帰りに、パン屋さんに寄って
  1日に50個しか売らない限定クロワッサンを買おう!!」
女「楽しみだなー♪
  じゃーね、金魚ちゃん植物ちゃん!ばっはは~い!!」


女「…!!」

女「私は今大事なことに気がついてしまった…!!」

女「財 布 が な い … !!
  ガガガガーン!!(効果音)」



女「何で!?電車に置き忘れた!?
  いや…家にあるという可能性も…
  いや…でも電車に乗る時suica使ったし…suicaは財布の中にあるから…
  やっぱり電車で落とした…でもだったら親切な人が『忘れてますよ』って届けてくれるはず…
  うーん…」

男「机の中とかないの?」

女「!!
  …あった!!机の中にあったよ!!」
女「男君、男君のおかげでクロワッサン買えるよ!!
  これから男君のことクロワッサンって呼ぶね!!」
男「どういたしまして…」


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2009/03/21(土) 00:47:07.69 ID:am9bH17bO

これただの池sy……続けたまえ


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2009/03/21(土) 00:49:45.20 ID:5VSRDhhv0

女「ふっふ~ん♪クロワッサン♪」
女「あ!着いた!」
女「すみませ~ん、クロワッサン1つくださ~い!!」
店員「申し訳ありません、もう売り切れております」
女「………え……………!!?」




女「はぁ…結局クロワッサン買えなかった…」
女「朝の8時に売り出して、8時5分には完売って…
  そんなの誤算よピチカート…
  はっ、いけない…つい金糸雀のマネを…」

女「はぁ…」
女「食べたかったな…」
女「クロワッサン…」
女「私、8時はまだ寝てるし…」
女「きっと、これからもクロワッサン買えないんだろうな…」
女「………(グスン)」


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2009/03/21(土) 00:55:51.92 ID:5VSRDhhv0

女「…何とかして食べてやる」
女「まず、8時に起きれない私は買いに行けない」
女「つまり、男君にクロワッサンを買いに行かせれば良い」
女「決定!」


女「…ということで、クロワッサン買ってきてください」
男「やだよ、何で僕が」
女「お願いします!!私のためだと思って!!」
男「いやいや何で僕が買いに行かなければならないのさ!?
  自分で買いに行きなよ!!」
女「だって私、8時に起きてないもん!!」
男「…だから毎日遅刻してるのか」
女「そうだよ!」
男「で、皆が読書してる中、豪快にドア開けて
  『おはよう!今日も一日が始まるね!』とか独り言言って…」
女「覚えてるの!?やだー男君、収集癖があるのね」
男「…」
男「…女ちゃん、周りの女子とかドン引きしてるの知ってる?」
女「えっ!?そうなの!?やーねー女子は!!」
男「いやお前も女子だろ」
女「っていうかそんな話はどうでもいいんです!
  クロワッサン買ってきてね!!」
男「…何で僕が……」


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2009/03/21(土) 00:58:22.98 ID:5VSRDhhv0

男「はぁ…結局買いに来てるし…」

男「ここだっけ?パン屋は…
  うわっ!!すごい行列!!」
男「早く並ばないと…学校遅刻しちゃうよ…」



女「今頃男君、クロワッサン買ってるんだよね~♪
  えへへ…」



店員「すみません、ここで売り切れとなります」
男「えっ!?
  僕の2人前で売り切れちゃった……」
男「どうしよう…
  アイツ怒るだろうな…はぁ…」


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2009/03/21(土) 01:19:41.12 ID:4XnxiZYb0

新ジャンルスレもめっきり見なくなったな支援


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2009/03/21(土) 01:25:10.09 ID:iv9Zhmn90

新ジャンルと冠しただけのSSスレも多いしな
>>1は消えたのか?


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 02:05:14.66 ID:x1dN+jGxO

女「うふふ、男君あ~ん」

女「何恥ずかしがってるの?もう。私達付き合ってもう一年でしょ?」

女「じゃあそろそろ出よ!映画始まっちゃうし!」

店員「店長……またあの子一人で」

店長「見るな目を合わせるな」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 02:18:43.75 ID:x1dN+jGxO

男「おっす」

友「おせーよ。とりあえずゲーセン?」

男「もち。て、あれ?あれって確か…女じゃね?」

友「ん?誰だっけ…あぁ同じクラスに居た、ような」

男「一人で何してんだか」

友「お、目があった」

男「あれ?なんか狼狽してる?てかどっか行った」

友「てかどうでもいいじゃん。とりまゲームやろうぜ」


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 02:24:30.16 ID:x1dN+jGxO

翌日

女「…ブツブツ」

男(あれ?また発見)

女「…それでね。この前はね…ブツブツ」

生徒A「うわっまたあいつ…」

生徒B「うわぁ……」

男(…独り言?)


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 02:33:41.64 ID:x1dN+jGxO

昼休憩
友「はぁ~授業終わった!男!飯食おうぜ!」

男「まだ午後に授業あるっての。あれ、女どこ行くんだ?」

友「知らん。というかなんで?」

男「いや、なんか気になって」

友「…成る程成る程皆まで言うな」

男「な、何だよ」

友「安心しろ男よ。俺は恋のキューピッドという異名を持つ男だ」

男「ぶはっ!ば、そんなんじゃねーよ!」

友「照れるな照れるな。飯食ったら情報収集してきてやるよ」

男「違うっての…」


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 02:41:02.02 ID:x1dN+jGxO

放課後
友「あいつはない」

男「は?」

友「マジでやめとけ。見えないお友達がいるらしいぞ、うらめしや、てか」

男「それって幽霊ってこと?それと俺は女に対してそういう感情は…」

友「幽霊てのは冗談だ。でも誰かいるんじゃないかってくらいいつも独りで喋ってるらしいぜ?ないだろさすがに」

男「話聞け」

友「でも一年くらい前は普通の子で友達もいっぱい居たらしい。もちろん俺もお前がそこまであの子の事を想ってるならとめな」男「だから聞けよ」


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 02:59:40.19 ID:x1dN+jGxO

帰り道
友「じゃあまた明日な!」

男「おう、てあれ…女?」

女「…ブツブツ」

男(うわぁ~こっちのほうに来てる。通学鞄持ってないしどっか行くのかな)

女「…何言ってるの。もう本当に男君たら」

男「へ?よ、呼んだ?」

女「うふふ。男君大好き」

男「!?」(は!?…大好き!?というかこっち見てないし!…どっか行った)

男「な、なんなんだ?」

この時僕は彼女に少し心惹かれていたと思う。恋……ではないと思う。
彼女は何故独り言を言うのだろう。そして何故俺の名前を口ずさんだのだろう。


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 03:20:28.26 ID:x1dN+jGxO

の朝 あなた 私
朝起きると男君がいた。離さない。

翌朝、俺は昨日の事を考えながら歩いていた。謎。女と俺。つながりはない、はず。だからまず俺は女を知らなければならない。
通学中は残念ながら女は見つからず教室についた。女は……いた。
昨日まで気付かなかったが意外と整った顔立ちで寧ろ可愛い……て違う。
「女」
思いきって話かける。くそ、クラスメイトの視線が背中に突き刺さる。
「…それでね結局ね」
無視、ね。鞄とお喋りに夢中か。
「男君。こっちこっち」 「女友?」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 03:31:40.05 ID:x1dN+jGxO

「女に何か用なの?」
女友は手招きしながら面白い物を見つけたかのような顔でこっちを伺っている。全くこいつといい友といい……。
「ちょっと女と話がしたくてな」
「お!ストレートだね~!…でもまぁ無理かなー…わかるでしょ」
女友は悲哀に満ちた目で女を見つめている。
「女友は女の事を知ってるのか?」
「全然?昔はよく話したけどね」
「後で詳しく教えてくれないか?昼休みにでも」



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 03:45:46.59 ID:x1dN+jGxO

女友から聞いた話をまとめてみた。
・昔は明るかった
・一年くらい前から変わった
・休憩時間は鞄を持ってなどこかに行く
正直目新しい情報はなかった。だから今日は友と一緒に(友は散々俺をからかった後了承してくれた)女の帰り道を尾行する事にした。
「この背徳感…堪らないなおい!」
「うるさい馬鹿」
一人で尾行するべきだったかもしれない。

 

 

 

 


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