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 **トンベエジゾウ
 頓兵衛地蔵。いぼとり地蔵。とろけ地蔵。
 正式名称は地蔵菩薩立像。区指定文化財。
 南北朝時代の武将・新田義興の祟りで溶けた石地蔵。
 南朝復興の為に関東を転戦していた新田義興は
 現在の大田区矢口を拠点にする江戸氏の計略にかかり多摩川の矢口の渡しで命を落とした。
 その後、矢口周辺は落雷が増え、江戸氏も落雷に驚いた馬から落馬して死んだという。
 
 新田義興が乗った船を沈めたとされる船頭の頓兵衛 (伝説上の人物)は
 謀殺に加担したことを悔いて地蔵を建て新田義興の冥福を祈ったが
 何度作っても、祟りで顔が溶けたようになってしまうという。
 
 -地域
 --東京都大田区
 
 -同種
 
 -関連
 
 -書籍
 --『妖怪馬鹿』P149
 
 -出演
 --『神霊矢口渡』(平賀源内)
 
 -備考
---下丸子1‐1(東急多摩川線で下丸子下車5分 )
+--東京都大田区下丸子1-1-19(東急多摩川線で下丸子下車5分 )
 --頓兵衛を供養するための地蔵との説もある。
 --砂岩でできているため崩れやすい。
 --地蔵の砂を削ってイボにつけるとイボがとれるとされた。
 --現在は地蔵堂が建てられ地蔵には触れられない。