発電量
ウランセル(Uranium Cell)を炉に置くと発電が始まる。ただし発電機に赤石入力がある間は発電が止まっている。
以下、説明画像サイズの問題から、リアクターの一部を切り取ったような図を載せる。(リアクターの端において特殊な効果は発生しないため;リアクター端は空欄と同等の扱い)
炉に1つ置くと10EU/tの発電
2つ置くと合計20EU/tの発電
3つなら合計30EU/tの発電
つまりこの場合、下図のように、それぞれが10EU/tの発電をしている。
さて、ここからが本題。
原子力発電で高出力発電をするには欠かせない、セルの隣接設置について、これから説明する。
隣接による相乗効果
あるウランセルに隣接(上下左右)にウランセルがあると、発電量が増える。
例えばこのように置くと・・・
こんな感じの発電量になって・・・
合計40EU/tの出力になる。
この効果では、セルの消費時間が短くなる訳ではなく、純粋に1セル当たりの効率が上昇する。美味しい。とても美味しい
では、もう一つセルを追加してみよう。
するとこんな感じの計算になって・・・
合計70EU/tの出力になる。
この例から分かるように、それぞれのセルがお互いに影響を与えあって、発電量が激増する。
どのようにセルの発電量が決まるのか、下の図を見ていただきたい。
まず、上のセルに着目する。
その上下左右のマスに、ウランセルがいくつ有るか数える。
この場合1つあるので、単体の発電量の2倍となり、このセルからは20EU/tの電気が得られる。
次に、真ん中のセルに着目する。
このセルの上下左右にはウランセルが2つあるので、単体の発電量の3倍となり、このセルからは30EU/tの電気が得られる。
下のセルに関しては、上のセルと同様に計算ができて、20EU/tの発電量となる。
これらを合計した、70EU/tが原子力発電機からの出力になる。
隣接するウランセルの数と発電量の関係は下の表の通り。
隣接セル数 |
そのセルの発電量 |
0 |
10EU/t |
1 |
20EU/t |
2 |
30EU/t |
3 |
40EU/t |
4 |
50EU/t |
つまり、隣接させればさせるほど、要は固めて置くほど、相乗効果が発生してウランセル当たりの発電量(以下、効率)が上がる。
...ということで、どんどんウランセルを増やしていった時の発電量を見ていきましょう。
...
合計100EU/t・効率2.50
...
合計150EU/t・効率3.00
...
合計200EU/t・効率3.33
...
合計230EU/t・効率3.29
...
合計280EU/t・効率3.50
...
合計330EU/t・効率3.67
このように、四角く固めて置くことて、相乗効果が発生しやすく、効率がどんどん上がっていく。
しかし、燃料を入れるだけで発電がずっと続くなら、こんな記事は要らない。
IC2の原子炉では、熱の管理を怠ると、すぐさま爆発が起きてしまう。
例えば、上のウラン9個のセッティングだけでは、発電開始から大体50秒で爆発が起きる。
この熱を管理して、爆発や他の環境影響を防ぐのが、IC2原子炉の難しい所であり、醍醐味となってくる。
次の項目からは、熱管理について説明していく。
最終更新:2012年04月14日 14:45