最もやり込んだ作品が最も簡単で、かつ最も難しい。

単純なクリアなら、やればやるほど簡単にこなせるようになってくる。
一方で、やればやるほど目標は上がり、難度も共に上がっていく。

過去の自分に常に敗北しているということ

今の自分というものは、自己ベストを出した次の瞬間から、過去の自分に敗北している状態なのである。

記録を無限に更新し続けるなんてことはできない。
故にどこかで更新は止まるのだけど、それは必ず敗北で終わる勝負だといえないだろうか。

私は、自身の過去の記録を、全力を振り絞り塗り替えていく過程で、確かに敗北感を覚えた。
いつ更新できるかわからない、一生できないかもしれない、まさにそれが敗北という状態なのだと。
じゃあその敗北の始まりはいつなのか、と考えると、自己ベストを出した次の瞬間であることに気づく。

己との闘いというものは、必ず敗北で終わるのだ。

オンリーワンとナンバーワンは同値

論理的にそのままの意味。

不等号は同じ単位でしか比較できない。
異なる競技同士をそのまま比較することはできないのだ。(1mと1gを比較できないように!)
それらを比較したいなら、様々な変換を経て、同じ単位に落とし込んで比較するしかない。

ところで、ほかと比較ができないことが明らかな「異なる競技」の民である「オンリーワン」は、どうなるんだろう。
ほかと比較できない、つまり1/1であり、オンリーワンではないか。

一方、ほかと比較ができる、競技人口の多い場合はどうなる?
その中の一番、多数との比較を経て得た「ナンバーワン」だが、それは唯一のものではないのか?
もう結果は見えている。
唯一だ。
オンリーワンだ。

これらの論理を合わせるとどうなる?
そうだ、「オンリーワンとナンバーワンは同値」なのだ。

運ゲーを制したいなら、それ以外の成功率を上げるべきだ。

そのままの意味。

「運ゲー」と呼ばれるそれは、練習を重ね最善を取っても何割かは失敗してしまう。
一方、それ以外は、練習を重ねるだけ成功率は「確実」へと近づいていく。

運ゲーを通す、なによりの策は試行回数を増やすことだ。
運ゲー以外で失敗している暇はない。
運ゲー以外を磨き上げ、何度でも運ゲーに挑もうではないか。

「祈り」とは、考えてサイコロを振ることである。

飲んでたら浮かんできた概念。

敗者であるうちは、いつスタートをしてもいいということだ。

飲んでたら浮かんできた概念。















最終更新:2022年05月29日 01:46