天退星 雷横 (挿翅虎)
【年表】
巻 |
歳 |
年 |
月 |
出 来 事 |
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0 |
1073 |
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出生。 |
S4 |
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鄆城の軍人であったところ、酌量の余地がありそうな罪人(田重、下記)を処断したことにより 国に対して疑問を抱き、それがきっかけで宋江の同志となっていく。 |
S1 |
28 |
1101 |
秋頃 |
鄆城に飛ばされてきた朱仝と出会う。 この時点で既に鄆城の歩兵隊長、かつ宋江の同志。 |
S1 |
29 |
1102 |
秋 |
鄆城で宋江・花栄・朱仝と宴。 |
S2 |
30 |
1103 |
初秋 |
鄆城軍の指揮官として300を率い、晁蓋ら捜索の軍に参加。 |
S3 |
31 |
1104 |
2月 |
この頃、宋江に剣術を教えている。 |
S4 |
夏 |
出奔した宋江らの同志であると李富に疑われて軟禁されるが、柏世の手引きで脱出。 追っ手の志英を斬り、同心してきた兵と共に柴進の屋敷を目指す。 |
秋 |
柴進の屋敷に到着。 |
【関連人物】
● 田重(でんじゅう)
鄆城(近郊?)に住んでいた民。
重税を収めきれずに畠を取り上げられ、子を2人飢えで死なせてしまう。
その翌年、知県が大事にしていた石を盗んで捨てた事で死罪となり、雷横に処刑される。
これがきっかけで雷横は国に疑問を抱き、やがて
宋江の同志となる。
● 柏世(はくせい)
1084年生まれ。鄆城軍の兵。
1099年(15歳)に軍に入り、雷横の下に配属され、厳しく鍛えられる。
1102年(18歳)頃から頭角を現し始め、やがて隊長である志英の直属となる。
1104年(20歳)夏頃、軟禁された雷横を助けて鄆城を脱出するが、追ってきた志英に斬られて絶命。
彼の死によって雷横の何かが吹っ切れ、窮地を脱することとなる。
● 志英(しえい)
1104年夏時点での、鄆城軍の隊長(済州軍の上級将校)。雷横・
朱仝の上官。
李富に命令され雷横を軟禁する。
脱出した雷横・柏世を追い詰め、柏世を斬るが、逆上した雷横に返り討ちにされる。
最終更新:2014年04月01日 23:14