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*&bold(){[[セミラミスの天秤>https://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/game.php?game=20269]]}
&bold(){点数:13P 票数:9票 (2014-06-27) [[キャラメルBOX>http://www.caramel-box.com/]]}
▲[[感想14-28.キスアト Kiss will change, my relation with you]]
▼[[感想14-30.恋する少女と想いのキセキ ~Poupee de souhaits~]]
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&bold(){1-407■セミラミスの天秤■― S H2 1371}
映瑠と愛生の並ぶパッケージやプロローグの流れからは天使と悪魔の対決をイメージしているようでしたが、
実際やってみるとモラリストとリアリストの対決のようにも思え…
でも各ルートをやっていくと、映瑠も愛生も極端なモラリストやリアリストではなく、もちろん天使でも悪魔でもない。
天秤の片方に重石を乗せることで片方が上がるように、選択によって結果が変わってくるわけだけど、
それらほとんどが共通ルートで、どちらを選ぼうと主人公たちの日常はぶっちゃけ変わらない。
そして他人にとっての過去となり忘れられていくってことが一番リアルだなぁと思ったりした。
と訳のわからぬ個人的な感想ですが、相変わらずの嵩夜シナリオで、小難しい言い回しを使う掛け合いはこのゲームの雰囲気と合っていてよかった。
個別ルートが短くて、共通が終わって個別に入ったかと思うとあっという間に終わるのもいつものとおりで、
これを欠点とみるかどうか人によって分かれるところですが、私は嫌いじゃない。
ただ、本作で言えば選択により異なる結果の道徳的なあり方や主人公達の感情の揺れを共通で描き続けた展開を活かすなら、
全員の個別をGoodとBadに分ける最後の選択を各ルートに仕込むのもよかったんじゃないかとは思ったりした。
てか、銀髪で千早(おとぼく2)と同じ声優のヒロインを用意するとかマジあざとい! だがそこがいい!!
やっぱり萌え全開のゲームも嫌いじゃないけど、この嵩夜テキストは毎年1作は見たいんだよね、次作がSTREGAなのかはわからないけど、楽しみに待っている
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&bold(){1-279■セミラミスの天秤■+1 SG H2 688}
「体で払うから泊めて♪(パシャリ)」という脅迫から始まる『都合の良い悪女』との同棲生活
陵辱あり人死にありと、ライターやブランドの過去作のイメージからはかなり離れた本作ですが
作者でなくヒロインが物語を支配しているという構造や
プレイヤーの選択の積み重ねを善悪の天秤という形で可視化する試み
さらには劇中作であることを仄めかす描写などで
なんとか既存ユーザーに受け入れて貰おうという制作側の意図が垣間見えます。
善悪両ヒロインの対立がテーマですが内容はかなり悪寄り。
なぜなら善はより強い悪に対する反作用でしかないから
簡易モードも用意されていますが、是非通常プレイで『倫理の鉄槌』をくらって下さい
美少女ゲームに於けるヒロインの可能性を探る怪作です。
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&bold(){1-079■セミラミスの天秤■+1 SP H3 581}
「この世に悪があるとすれば、それは人の心だ」(E・D・モリスン)
この作品をひとことで言うとテイルズシリーズ第一作の某有名セリフになるだろう。
サブヒロインがサブキャラにレイプされるシーンが2か所あり、胸糞悪くなる場面も多い。
よって純愛、イチャラブが好きな人には全くお勧めできない。
それでなおこの作品を推すのには、登場するキャラクターの心理描写が巧みで、唸らされるシーンが多数あるから。
特にBADENDの一つ、「倫理の鉄槌」は正しくあろうとする姿勢の無慈悲さを容赦なく教えてくれる。
なおこのゲームのライターさんはおとボクシリーズと同じ嵩夜さんである。さすが。
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&bold(){1-126■セミラミスの天秤■― SM H1 481}
平凡な日々に一滴の猛毒を垂らすことで倫理とその闇にスポットを当てた意欲作。
愛生の行動は麻薬のようなもので、読み手も作中のキャラも気付けば夢中でページをめくり、
生真面目さから眉を顰めていた映瑠ですらその毒に冒される始末。
エグい場面が多かったり、共通で愛生とのHシーンがあるなど万人受けしない部分はありますが、
必要不可欠なBADENDをはじめ強烈な個性を持った作品でした。
前年の『木漏れ日のノスタルジーカ』といい、このライターの引き出しの多さには正直脱帽します。
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&bold(){1-158■セミラミスの天秤■― SC H3 386}
滅茶苦茶シリアスで、やってるとずーんと頭が重くなる作品
知りたくなかったわ女の裏側・・・
サブキャラが結構かわいそうなことになってしまうのでそういうの好きな人はどうぞ
主人公は特殊な力でもあるのかと思いきや、ほとんど主体性もなく同居人とパコパコやってるだけなので、少しは他の子助けたれよと思った
まあ実際そんな面倒ごとに首突っ込みたくないし、リアルっちゃあリアルなんだが
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&bold(){1-281■セミラミスの天秤■+1 SC H3 326}
復活のキャラメルBOXが送るダークシナリオ。
集団心理を駆使し周囲を扇動するヒロインや、
それを眺める他の登場人物の掛け合いはキャラ一人一人を大切にするキャラメルBOXならではの作風。
BADエンド「倫理の鉄槌」の力の入りようは必見ですので、是非ご覧いただきたい。
システムに難がありますが、そこには目をつぶりましょう(
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&bold(){1-378■セミラミスの天秤■― C H4 178}
ゲーム開始時点で決まったキャラのルートに入る事の出来るモードもあるが
BADエンドを見ることが出来ないので、見ていない人は是非やり直してほしい。
BADこそこのゲームの見どころ
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&bold(){1-268■セミラミスの天秤■+1 SC H3 36}
個人的にBADENDが一番好きだったりする
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&bold(){1-142■セミラミスの天秤■― ― H1 14}
痛い作品は好き
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