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暗闇が徐々に明けていく中、姿を表す黒い暗殺者の姿があった。 不気味な髑髏面、抑えられた気配。 こんな姿であるのは、全参加者を探しても彼『真アサシン』のみであろう。 その真アサシンは数時間前にライダーという強敵のサーヴァントを葬ってからはなるべく動かない様にしていた。 理由はサーヴァントに対しての不意打ちの為。 あくまでもサーヴァントのみという事が重要である。 北川潤に手は出してしまったが、本来真アサシンは無益な人間には手を出さないそんな暗殺者であるのだから。 「クフフフフ」 そして目の前に怪しげな少年を見かけても、自らが襲いかかる事はしないのであった。 「お前は何者だ!?」 少年に問いかける。 少年はこの男が参加者であるのかの悩みどころであったが、今口を開いたし何より首輪が填められてある。 参加者に間違いない事を察した。 「僕の名前は六道骸です。なるべく戦いたくはありません。あなたがゲームに乗った者かによって僕の対応は変わりますよ」 「ふむ、なるほどな。私はアサシン。いや名簿では真アサシンとなっておる」 アサシン。 暗殺者。 骸は自分が嫌悪するマフィアの一味かと少し身構えた。 「何、アサシンの名前に構えるでないムクロ殿。私はサーヴァントでない限り襲うつもりはない」 「サーヴァント?」 骸は真アサシンの指すサーヴァントの単語が気になった。 ボンゴレやシモンなどのマフィアの組織であろうか。 聞いた事のないマフィアだが、小マフィアであるのだろうか。 「私達サーヴァントは現実の世界に存在した英雄である」 骸にとっては興味深い話を聞いた。 聖杯戦争のあらまし。 英雄が現代に召喚されセイバー、ランサー、アーチャー、ライダー、キャスター、バーサーカー、アサシンのクラスを得て殺し合う。 どんな願いでも叶える聖杯。 「ほぅ、それであなたは何の英雄なのですか?」 「私か。私はハサン・サーバッハの真名を持っている」 ハサン・サーバッハ。 暗殺集団。 確かに骸はこの男がアサシンであるのにも納得出来たし、サーヴァントしか襲わない理由も理解出来た。 「ムクロ殿はこの私の話を信じるのであるのか?」 「おかしな事を言いますねハサン。こんな話を真面目にされて嘘だと言う方が変ではないでしょうか? それに私も六道輪廻をまわったという信じられない様な過去を持ちますからね」 「それは確かに……そんな力を持っているからこそ信じられるのであるな」 六道輪廻。 人間が死んだら行くといわれている死後の世界。 死んだ自らが言うのもなんだが、真アサシンはどんなものなのだろうと興味を持った。 そしてその力を持つ六道骸に対してもである。 「ムクロ殿も殺し合いをするつもりがないと聞き提案がある」 「偶然ですねハサン。実は僕もあなたに対して提案があったのですよ」 お互いが向き合い、口を開く。 このバトルロワイアルにて似た考えを持つ2人だ。 当然の提案であった。 「私とこのゲームを協力してシャルル殿を倒さないか」 「僕と共闘して主催者を倒しませんか」 言い回しは違うが同じ提案。 拒否をするわけがなかった。 <<<・>>> 「ではあなたはサーヴァントと主催者を倒したいのですね」 「ふむ。主催者は相手にする様な事ではないのだがこんなくだらん茶番をやらされた仕返しをしなくてはな」 骸と真アサシン。 お互い信頼出来る者と敵対している者の話を出し合った。 骸には慣れ合うつもりはないが仲間(?)という沢田綱吉、雲雀恭也。 敵対している者では衛宮切嗣が居る。 敵か味方かはよくわからない者に古里炎真も居る。 真アサシンには元の世界で敵対した衛宮士郎、セイバー、ランサー、キャスター、バーサーカー、アーチャーが居るがどこまで自分の知るサーヴァントかはわからない。 このバトルロワイアル内で敵対した者には北川潤が居る。 「衛宮士郎?僕が先程相手をした衛宮切嗣と同じ名字ですがハサンは知っていますか?」 「衛宮切嗣。なるほどあやつか」 真アサシンのマスターであった間桐臓硯の話で聞いた事があった。 第4次聖杯戦争にて魔術師殺しの異名を持ったセイバーのマスターの名を。 そして人間としてだけでの相当な強さを真アサシンは聞いている。 そして時にはある種の大胆さを備えて。 躊躇いなくマンションの魔術工房を爆発をさせた冷酷さを……。 考えてみれば、その切嗣を退けたこの少年六道骸も相当な実力の人間である事が伺えるであろう。 「もし私がマスターであった魔術師殿の言うその人が相手だったとしたら本当に用心なされ」 「あなたがそう言うのであれば本当に強いのでしょうね」 相手にした時点で高い警告が体から成されていたがどうやらそれ以上の警戒をしておく方が良いと骸は彼の強さを再認識した。 今よりも強くヘッジホッグを握って。 「ムクロ殿には言っておくが私はアサシンの名を持つ 当然といえば当然だが人を殺す事はあまりしたくないが、する事には躊躇いがない」 「そんな事ですかハサン。 僕も人を殺す事には躊躇いはありません」 骸と真アサシン。 黒い笑いを2人共表情に浮かべた。 その笑みだけを見るとゲームに乗った悪魔にしか見えないであろう。 「では参ろうムクロ殿」 真アサシンが先導を切る様に前に進め、骸は頼もしい真アサシンという強力な協力出来る仲間を幸運に思うのであった。 【G-7 商店街街道/早朝】 【六道骸@家庭教師ヒットマンREBORN!】 【装備:ヘッジホッグ@家庭教師ヒットマンREBORN!】 【所持品:支給品一式、ランダム支給品×2】 【状態:健康、疲労(中)】 【思考・行動】 1:主催者に対抗する。その為に仲間を集めたい。 2:ハサンを信頼する。 3:敵は躊躇いなく殺す。 4:沢田綱吉か雲雀恭也に頼みたくはないが頼る必要になるかもしれません。 【備考】 ※継承式編終了後からの参戦です。 ※六道輪廻の能力は使えますが普段より激しく負担が大きいです。 ※衛宮切嗣に用心。 ※聖杯戦争のある程度の知識を得ました。 【真アサシン@Fate/stay night】 【装備:ベルフェゴールの投げナイフ30/30@家庭教師ヒットマンREBORN!】 【所持品:支給品一式 ランダム支給品×2】 【状態:疲労(小)】 【思考・行動】 1:この聖杯戦争で優勝し、願いを叶える。 2:ムクロ殿と協力する。 3:サーヴァントは皆殺しにする。 【備考】 ※桜ルートの真アサシンVSバーサーカー終了後からの参戦。 ※ダークは全て没収されています。 ※投げナイフは全て回収しました。 ※妄想心音は半日に1回しか使えません。 ※バトルロワイアルを聖杯戦争と勘違いしており、サーヴァントを全員殺すだけで良いと思っています。 |[[白騎士物語]]|時系列|[[ああっ、侍さまっ]]| |[[学園黙示録]]|投下順|[[運命は、英語で言うとデスティニー]]| |[[偽善正義]]|六道骸|[[この大地の果てで(前編)]]| |[[散りゆく者への子守唄]]|真アサシン|[[この大地の果てで(前編)]]|
暗闇が徐々に明けていく中、姿を表す黒い暗殺者の姿があった。 不気味な髑髏面、抑えられた気配。 こんな姿であるのは、全参加者を探しても彼『真アサシン』のみであろう。 その真アサシンは数時間前にライダーという強敵のサーヴァントを葬ってからはなるべく動かない様にしていた。 理由はサーヴァントに対しての不意打ちの為。 あくまでもサーヴァントのみという事が重要である。 北川潤に手は出してしまったが、本来真アサシンは無益な人間には手を出さないそんな暗殺者であるのだから。 「クフフフフ」 そして目の前に怪しげな少年を見かけても、自らが襲いかかる事はしないのであった。 「お前は何者だ!?」 少年に問いかける。 少年はこの男が参加者であるのかの悩みどころであったが、今口を開いたし何より首輪が填められてある。 参加者に間違いない事を察した。 「僕の名前は六道骸です。なるべく戦いたくはありません。あなたがゲームに乗った者かによって僕の対応は変わりますよ」 「ふむ、なるほどな。私はアサシン。いや名簿では真アサシンとなっておる」 アサシン。 暗殺者。 骸は自分が嫌悪するマフィアの一味かと少し身構えた。 「何、アサシンの名前に構えるでないムクロ殿。私はサーヴァントでない限り襲うつもりはない」 「サーヴァント?」 骸は真アサシンの指すサーヴァントの単語が気になった。 ボンゴレやシモンなどのマフィアの組織であろうか。 聞いた事のないマフィアだが、小マフィアであるのだろうか。 「私達サーヴァントは現実の世界に存在した英雄である」 骸にとっては興味深い話を聞いた。 聖杯戦争のあらまし。 英雄が現代に召喚されセイバー、ランサー、アーチャー、ライダー、キャスター、バーサーカー、アサシンのクラスを得て殺し合う。 どんな願いでも叶える聖杯。 「ほぅ、それであなたは何の英雄なのですか?」 「私か。私はハサン・サーバッハの真名を持っている」 ハサン・サーバッハ。 暗殺集団。 確かに骸はこの男がアサシンであるのにも納得出来たし、サーヴァントしか襲わない理由も理解出来た。 「ムクロ殿はこの私の話を信じるのであるのか?」 「おかしな事を言いますねハサン。こんな話を真面目にされて嘘だと言う方が変ではないでしょうか? それに私も六道輪廻をまわったという信じられない様な過去を持ちますからね」 「それは確かに……そんな力を持っているからこそ信じられるのであるな」 六道輪廻。 人間が死んだら行くといわれている死後の世界。 死んだ自らが言うのもなんだが、真アサシンはどんなものなのだろうと興味を持った。 そしてその力を持つ六道骸に対してもである。 「ムクロ殿も殺し合いをするつもりがないと聞き提案がある」 「偶然ですねハサン。実は僕もあなたに対して提案があったのですよ」 お互いが向き合い、口を開く。 このバトルロワイアルにて似た考えを持つ2人だ。 当然の提案であった。 「私とこのゲームを協力してシャルル殿を倒さないか」 「僕と共闘して主催者を倒しませんか」 言い回しは違うが同じ提案。 拒否をするわけがなかった。 <<<・>>> 「ではあなたはサーヴァントと主催者を倒したいのですね」 「ふむ。主催者は相手にする様な事ではないのだがこんなくだらん茶番をやらされた仕返しをしなくてはな」 骸と真アサシン。 お互い信頼出来る者と敵対している者の話を出し合った。 骸には慣れ合うつもりはないが仲間(?)という沢田綱吉、雲雀恭弥。 敵対している者では衛宮切嗣が居る。 敵か味方かはよくわからない者に古里炎真も居る。 真アサシンには元の世界で敵対した衛宮士郎、セイバー、ランサー、キャスター、バーサーカー、アーチャーが居るがどこまで自分の知るサーヴァントかはわからない。 このバトルロワイアル内で敵対した者には北川潤が居る。 「衛宮士郎?僕が先程相手をした衛宮切嗣と同じ名字ですがハサンは知っていますか?」 「衛宮切嗣。なるほどあやつか」 真アサシンのマスターであった間桐臓硯の話で聞いた事があった。 第4次聖杯戦争にて魔術師殺しの異名を持ったセイバーのマスターの名を。 そして人間としてだけでの相当な強さを真アサシンは聞いている。 そして時にはある種の大胆さを備えて。 躊躇いなくマンションの魔術工房を爆発をさせた冷酷さを……。 考えてみれば、その切嗣を退けたこの少年六道骸も相当な実力の人間である事が伺えるであろう。 「もし私がマスターであった魔術師殿の言うその人が相手だったとしたら本当に用心なされ」 「あなたがそう言うのであれば本当に強いのでしょうね」 相手にした時点で高い警告が体から成されていたがどうやらそれ以上の警戒をしておく方が良いと骸は彼の強さを再認識した。 今よりも強くヘッジホッグを握って。 「ムクロ殿には言っておくが私はアサシンの名を持つ 当然といえば当然だが人を殺す事はあまりしたくないが、する事には躊躇いがない」 「そんな事ですかハサン。 僕も人を殺す事には躊躇いはありません」 骸と真アサシン。 黒い笑いを2人共表情に浮かべた。 その笑みだけを見るとゲームに乗った悪魔にしか見えないであろう。 「では参ろうムクロ殿」 真アサシンが先導を切る様に前に進め、骸は頼もしい真アサシンという強力な協力出来る仲間を幸運に思うのであった。 【G-7 商店街街道/早朝】 【六道骸@家庭教師ヒットマンREBORN!】 【装備:ヘッジホッグ@家庭教師ヒットマンREBORN!】 【所持品:支給品一式、ランダム支給品×2】 【状態:健康、疲労(中)】 【思考・行動】 1:主催者に対抗する。その為に仲間を集めたい。 2:ハサンを信頼する。 3:敵は躊躇いなく殺す。 4:沢田綱吉か雲雀恭弥に頼みたくはないが頼る必要になるかもしれません。 【備考】 ※継承式編終了後からの参戦です。 ※六道輪廻の能力は使えますが普段より激しく負担が大きいです。 ※衛宮切嗣に用心。 ※聖杯戦争のある程度の知識を得ました。 【真アサシン@Fate/stay night】 【装備:ベルフェゴールの投げナイフ30/30@家庭教師ヒットマンREBORN!】 【所持品:支給品一式 ランダム支給品×2】 【状態:疲労(小)】 【思考・行動】 1:この聖杯戦争で優勝し、願いを叶える。 2:ムクロ殿と協力する。 3:サーヴァントは皆殺しにする。 【備考】 ※桜ルートの真アサシンVSバーサーカー終了後からの参戦。 ※ダークは全て没収されています。 ※投げナイフは全て回収しました。 ※妄想心音は半日に1回しか使えません。 ※バトルロワイアルを聖杯戦争と勘違いしており、サーヴァントを全員殺すだけで良いと思っています。 |[[白騎士物語]]|時系列|[[ああっ、侍さまっ]]| |[[学園黙示録]]|投下順|[[運命は、英語で言うとデスティニー]]| |[[偽善正義]]|六道骸|[[この大地の果てで(前編)]]| |[[散りゆく者への子守唄]]|真アサシン|[[この大地の果てで(前編)]]|

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