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決意と殺意が交わる時」(2012/08/08 (水) 15:23:04) の最新版変更点

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男女3人のメンバーがバトルロワイアルの会場となった無人島を歩いていた。 1人は涼宮ハルヒという少女。 1人は黒崎一護という少年。 1人はロロ・ランペルージという少年。 何も接点のない3人が知り合うきっかけとなったのがこのバトルロワイアルにて協力して殺し合いを止めるといった事であった。 だが1人、本当は別の目的を持つ者が巻き込まれていた。 「(気に食わない……。この涼宮ハルヒも黒崎一護も……)」 ロロであった。 彼は最初からの目的は兄を優勝させる事である。 殺し合いを止めるメリットなどほとんどない。 むしろ殺した方が安全だ。 「(どうせ危険が訪れたら真っ先に逃げ出して殺す偽善者のくせに)」 ハルヒと一護はそれなりに仲良くなっている。 だが彼の目にはお互い腹の探り合いをしている様にしか見えなかった。 それに2人には自分は無口だからと伝えており、あまり会話には混ざらない。 隙を見せたら殺される可能性だって捨て切れない。 「待っててね、兄さん。兄さんと敵対する枢木スザクも、一度兄さんが殺したユーフェミアも殺すからね」 前を歩く2人はお互いに会話をしていて、そんな物騒な言葉など聞こえていなかった。 ▼ 「涼宮を襲った奴っていうのが袴姿の長身の奴なんだな」 「そう、名前まではわかんないけど多分上条君はもう……」 上条当麻。 上条君はとにかく熱くて正義の塊の様な人だったわ。 「言うな涼宮……。お前は生かされたんだ。その親友って奴にもどんな最期であったか教えてやって彼の誇りを称えてやるんだ。その活躍を伝えて生き抜かなくてはいけないんだお前は!」 「そうね」 上条君が出した名前。 御坂美琴、白井黒子、一方通行。 その方々達にお礼とお詫びをしなくてはならない。 そして、上条君を報わせてあげないとね。 「チャドだって格好良く反乱したんだ。……やり切れないぜ」 首輪が爆発して殺された1人。 筋肉質な肌黒の青年は茶渡泰虎という名前であったらしい。 黒崎君はチャドと呼んでいたらしかった。 「黒崎君の仲間とかは居ないの?」 「仲間と呼んでいいのかわからんが強者と戦う事に命を賭ける更木剣八って奴が居る。あとはウルキオラは敵だがあまり襲う奴じゃない。グリムジョーって奴には気をつけた方が良い」 黒崎君曰わく更木さんは死神で、ウルキオラとグリムジョーは死神とほろうとかいう力が混ざったあらんかるって存在らしい。 上条君の時もあったけど全然名前から顔を想像出来ないのよね。 「私にはキョン、有希、みくるちゃん、古泉君が私の親友のSOS団!どう黒崎君もSOS団に入らない?」 「さっき断ったよな」 「むー……」 考えるつもりすらないらしい。 諦めよう。 「ところで黒崎君の髪の色のオレンジって染めているの?」 とにかく黒崎君は名字とは全然ほど遠いくらいのオレンジ色をしていた。 不良なのかもと思ったが、彼の口振りや行動はあまり不良らしくないと考えた。 思考はとにかく上条君並みに熱血的な考えの人ね。 最高の仲間を持ったわ。 ロロは無口だけど悪そうな顔には見えない。 ここに上条君も居たらと考えると残念でならない。 「この髪か?」 と右手の指で髪を触る。 よく質問される、そんな口振りであった。 「……待て涼宮、ロロ」 急に真面目な顔つきになる黒崎君。 約5秒間、静寂が走った直後――。 「■■■■■■■――――!」 ▼ 殺意、威圧、恐怖、破壊、混乱。 その様な負のものを一斉にバラまく様な叫び声が響く。 「くそっ、なんだよこの狂った様な声は!?」 狂った様な。 いや、実際に狂った騎士、バーサーカーの登場であった。 今まで一護は狂った相手とは何人とも戦ってきた。 更木剣八、グリムジョー、ヤミー、ノイトラ。 だが、そんな苦労して戦ってきた奴ら以上の強さがこの騎士からは感じる。 いや、『己が栄光の為でなく(フォー・サムンズ・グロウリー)』の能力にてバーサーカーからはまったく強さが図れない。 なのに強いのだけはわかってしまう。 「戦うぞロロ!」 涼宮になんか戦わせるわけにはいかない。 ここは俺とロロの2人で戦うしかない。 そう思い一護は後ろに呼びかける。 だが返事がない。 おかしい、無口な奴だが返事だけはあるはずだ。 「そ、それが黒崎君……」 ハルヒの慌てた声。 嫌な予感が新幹線以上の速さで一護の勘が走り出す。 「ロロが一瞬で消えちゃったの」 「は……?」 一瞬で消えた? 一護は彼女の言った意味が理解出来なかった。 「何言ってんだ、逃げたんじゃないのか!?」 「逃げたと思ったんだけど……、瞬間移動みたいに消えたの」 「……瞬間移動?」 瞬歩か? いや、ロロは死神ではないただの一般人だ。 では何故彼は消えたというのか。 「■■■■■――――!」 考える暇など与えない。 理性のないバーサーカーは『騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)』により掲示板を宝具としていた。 それを躊躇いなく戦おうと2人を襲う。 「くそっ!?」 改造魂魄。 黒崎一護の死神化の際に使われる丸薬の様な物。 それを1つ口に飲み込むと黒崎一護の体が2つに分離した。 「なに、これ……?これが死神?」 分離したといっても姿が違う。 元の制服を着ていた一護と、黒い死覇装を着た一護であった。 「涼宮と一緒に退いてろコン」 「わ、わかった」 一護の姿をした者はハルヒに掛けよりながら一護と戦っている場所から巻き込まれず、見える位置に逃がされた。 「あんた何者なの?」 「俺はコン様さ。……お前スレンダーだが出てるとこは出てるな」 胸を見ながらセクハラ発言をするコン。 当然ハルヒから右手で思いっきり叩かれたのは言うまでもない。 ▼ 「涼宮と一緒に退いてろコン」 俺は死神化をして目の前の敵(名前がわからないからバーサーカーで通す)と対峙する。 「斬魄刀ではないが、涼宮からもらったこの武器を大事に使わせてもらう」 2mぐらいある日本刀『七天七刀』を構える。 ギリギリまでバーサーカーの持つ掲示板が俺を狙うまで待つ。 「よしっ!」 ザシュッ! 掲示板は真っ二つに割かれて地面に落ちる。 だがお構いなくと足を蹴り上げるバーサーカー。 「このっ!」 七天七刀を盾にして威力を弱めさせる。 だが盾ではなく刀だ。 対した防御には至らなく、しかも七天七刀が弾かれる。 「確かデイパックに……」 武器なくしてこんなバーサーカーに適うわけがない。 俺はデイパックから黒い投げナイフの様な武器を4つ掴み、バーサーカーへ投げつける。 1つを器用に避けたあと、3つを両手でキャッチするバーサーカー。 するとただでさえ黒かった投げナイフは汚染される様に黒く染まっていく。 「何……だと……?」 まるで自分の武器に染め上げる様に浸食されたそれを2本投げた。 「ぐぅ!?」 体に血が二カ所から流れ出す。 右足と腹。 部分が悪ければ即死していたかもしれない。 だがまだ終わりではない。 もう一撃。 俺の心臓を狙っているのだろうか? 「させないわよー!」 目の前に走ってきた涼宮が七天七刀で投げナイフを斬りつけた。 それによりナイフは地に落ちる。 「掴まってな」 コンが間に割り込み俺と涼宮を背負い高くジャンプする。 ――そういえばコンの奴ジャンプ力ハンパなかったんだったな……。 「撒くかっ」 それからバーサーカーは追いつかないと知ってかすぐに追って来なくなった。 「ナイスな判断でしょ黒崎君、私が提案した逃走が成功したわね」 「ありがとな」 俺が戦っている間にコンは自分の改造魂魄の話をして、涼宮がこの作戦を決行したらしい。 涼宮が七天七刀で投げナイフを叩き落とさなければ失敗の事であったが。 「私は頭が良くて、運動神経も良いの。これは貸しね黒崎君。あなたをSOS団に入れる為のね」 「……参ったな」 【G-2 祭り会場/早朝】 【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】 【装備:七天七刀@とある魔術の禁書目録】 【所持品:支給品一式、ボロの板きれ@コープスパーティー】 【状態:疲労(小)、強い決意】 【思考・行動】 1:SOS団の皆を守り、バトルロワイアルを打倒する。 2:黒崎くんと、コンと行動する。 3:上条くん、黒崎くん、ロロの知り合いも探す。 【備考】 ※『涼宮ハルヒの暴走』終了後からの参加です。 ※『願望を実現する能力』は完全に封印されています。 ※上条当麻、黒崎一護、ロロ・ランペルージの関係者の名前を記憶しました。 【黒崎一護@BLEACH】 【装備:ダーク36/40@Fate/stay night】 【所持品:支給品一式 改造魂魄(コン)@BLEACH ランダム支給品×1】 【状態:健康】 【思考・行動】 1:チャドの遺志を継いで、殺し合いを止める。 2:ハルヒ、コンと行動。 【備考】 ※破面編、藍染との最終決戦前からの参戦です。 ※涼宮ハルヒ、ロロ・ランペルージの関係者の名前を記憶しました。 【バーサーカー@Fate/Zero】 【装備:なし】 【所持品:支給品一式、無毀なる湖光@Fate/Zero(封印中)、ランダム支給品×2】 【状態:健康、狂化(永続)】 【思考・行動】 1:■■■■■■■■■――――― 【備考】 ※間桐雁夜に召喚される前からの参加です。 ※戦闘能力が抑えられています。 ※セイバー@Fate/stay nightを視認すると、全ての行動を放棄して彼女に襲いかかります ▼ ロロのギアスは心臓を止めるデメリットの変わりに体内時間を止めるギアスが使える。 これによりハルヒ、一護、バーサーカーの動きを止めて逃げ出した。 これにより瞬間移動した様に見えたのだ。 バーサーカー相手に適うわけがないと判断した行動の結果であった。 「やっぱり僕は兄さんの為に殺す!あんな奴がうじゃうじゃ居たら兄さんだって」 ハルヒにもらったルールブレイカーを手に持つ。 ロロは戦う決意を固めた。 瞬間、 頭に何かが貫通した。 「……これで2人目だ」 春原陽平。 このゲームの優勝を狙う参加者であり、遂に彼は霧島佳乃に続く2人目の参加者をベレッタM92で撃ち殺したのだ。 命を優先し、仲間から逃げ出し、保身に走ったロロに救いはなかった。 結局バーサーカーと戦った一護達は無事に逃げられながらも、逃げたロロの方が命を落とす事になったのだから。 彼には懺悔する時間すら与えられない。 春原に武器とデイパックを取られて、それで終わりであった。 &color(red){【ロロ・ランペルージ@コードギアス 反逆のルルーシュ  死亡】} 【春原陽平@CLANNAD】 【装備:サバイバルナイフ&ベレッタM92 14/15@現実】 【所持品:支給品一式 赤いビー玉@Kanon 便座カバー@現実 そうめん@AIR 鍋@現実 ベレッタM92の弾丸×15@現実 ルールブレイカー@Fate/stay night ロロのデイパック】 【状態:健康】 【思考・行動】 1:優勝してこの島から帰る。 2:生き残る為ならどんな事だってする……が親友に対して迷いがある。 【備考】 ※渚ルート終盤からの参戦。 【ダーク@Fate/stay night】 真アサシン愛用の投擲用武器。 【改造魂魄@BLEACH】 黒崎一護の死神化の際に身代わりに動く意識的な物を丸薬にした物。 支給品扱い。 |[[悠久の旅人〜Dear boys]]|時系列|[[たとえバラバラになろうとも]]| |[[この島に1人、――がいる!]]|投下順|[[悠久の旅人〜Dear boys]]| |[[僕は/俺は友達が少ない]]|涼宮ハルヒ|[[主催者のバカ野郎共に大いに抵抗して脱出するための素晴らしき仲間達]]| |[[僕は/俺は友達が少ない]]|黒崎一護|[[主催者のバカ野郎共に大いに抵抗して脱出するための素晴らしき仲間達]]| |[[僕は/俺は友達が少ない]]|&color(red){ロロ・ランペルージ}|&color(red){DEAD END}| |[[澄み切った強さを手に]]|バーサーカー|[[騎神咆哮バーサーカー]]| |[[にげないで 過ちも 真実も 嘘も 全て赦す魔法へと変えよう]]|春原陽平|[[Oath Sign]]|
男女3人のメンバーがバトルロワイアルの会場となった無人島を歩いていた。 1人は涼宮ハルヒという少女。 1人は黒崎一護という少年。 1人はロロ・ランペルージという少年。 何も接点のない3人が知り合うきっかけとなったのがこのバトルロワイアルにて協力して殺し合いを止めるといった事であった。 だが1人、本当は別の目的を持つ者が巻き込まれていた。 「(気に食わない……。この涼宮ハルヒも黒崎一護も……)」 ロロであった。 彼は最初からの目的は兄を優勝させる事である。 殺し合いを止めるメリットなどほとんどない。 むしろ殺した方が安全だ。 「(どうせ危険が訪れたら真っ先に逃げ出して殺す偽善者のくせに)」 ハルヒと一護はそれなりに仲良くなっている。 だが彼の目にはお互い腹の探り合いをしている様にしか見えなかった。 それに2人には自分は無口だからと伝えており、あまり会話には混ざらない。 隙を見せたら殺される可能性だって捨て切れない。 「待っててね、兄さん。兄さんと敵対する枢木スザクも、一度兄さんが殺したユーフェミアも殺すからね」 前を歩く2人はお互いに会話をしていて、そんな物騒な言葉など聞こえていなかった。 ▼ 「涼宮を襲った奴っていうのが袴姿の長身の奴なんだな」 「そう、名前まではわかんないけど多分上条君はもう……」 上条当麻。 上条君はとにかく熱くて正義の塊の様な人だったわ。 「言うな涼宮……。お前は生かされたんだ。その親友って奴にもどんな最期であったか教えてやって彼の誇りを称えてやるんだ。その活躍を伝えて生き抜かなくてはいけないんだお前は!」 「そうね」 上条君が出した名前。 御坂美琴、白井黒子、一方通行。 その方々達にお礼とお詫びをしなくてはならない。 そして、上条君を報わせてあげないとね。 「チャドだって格好良く反乱したんだ。……やり切れないぜ」 首輪が爆発して殺された1人。 筋肉質な肌黒の青年は茶渡泰虎という名前であったらしい。 黒崎君はチャドと呼んでいたらしかった。 「黒崎君の仲間とかは居ないの?」 「仲間と呼んでいいのかわからんが強者と戦う事に命を賭ける更木剣八って奴が居る。あとはウルキオラは敵だがあまり襲う奴じゃない。グリムジョーって奴には気をつけた方が良い」 黒崎君曰わく更木さんは死神で、ウルキオラとグリムジョーは死神とほろうとかいう力が混ざったあらんかるって存在らしい。 上条君の時もあったけど全然名前から顔を想像出来ないのよね。 「私にはキョン、有希、みくるちゃん、古泉君が私の親友のSOS団!どう黒崎君もSOS団に入らない?」 「さっき断ったよな」 「むー……」 考えるつもりすらないらしい。 諦めよう。 「ところで黒崎君の髪の色のオレンジって染めているの?」 とにかく黒崎君は名字とは全然ほど遠いくらいのオレンジ色をしていた。 不良なのかもと思ったが、彼の口振りや行動はあまり不良らしくないと考えた。 思考はとにかく上条君並みに熱血的な考えの人ね。 最高の仲間を持ったわ。 ロロは無口だけど悪そうな顔には見えない。 ここに上条君も居たらと考えると残念でならない。 「この髪か?」 と右手の指で髪を触る。 よく質問される、そんな口振りであった。 「……待て涼宮、ロロ」 急に真面目な顔つきになる黒崎君。 約5秒間、静寂が走った直後――。 「■■■■■■■――――!」 ▼ 殺意、威圧、恐怖、破壊、混乱。 その様な負のものを一斉にバラまく様な叫び声が響く。 「くそっ、なんだよこの狂った様な声は!?」 狂った様な。 いや、実際に狂った騎士、バーサーカーの登場であった。 今まで一護は狂った相手とは何人とも戦ってきた。 更木剣八、グリムジョー、ヤミー、ノイトラ。 だが、そんな苦労して戦ってきた奴ら以上の強さがこの騎士からは感じる。 いや、『己が栄光の為でなく(フォー・サムンズ・グロウリー)』の能力にてバーサーカーからはまったく強さが図れない。 なのに強いのだけはわかってしまう。 「戦うぞロロ!」 涼宮になんか戦わせるわけにはいかない。 ここは俺とロロの2人で戦うしかない。 そう思い一護は後ろに呼びかける。 だが返事がない。 おかしい、無口な奴だが返事だけはあるはずだ。 「そ、それが黒崎君……」 ハルヒの慌てた声。 嫌な予感が新幹線以上の速さで一護の勘が走り出す。 「ロロが一瞬で消えちゃったの」 「は……?」 一瞬で消えた? 一護は彼女の言った意味が理解出来なかった。 「何言ってんだ、逃げたんじゃないのか!?」 「逃げたと思ったんだけど……、瞬間移動みたいに消えたの」 「……瞬間移動?」 瞬歩か? いや、ロロは死神ではないただの一般人だ。 では何故彼は消えたというのか。 「■■■■■――――!」 考える暇など与えない。 理性のないバーサーカーは『騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)』により掲示板を宝具としていた。 それを躊躇いなく戦おうと2人を襲う。 「くそっ!?」 改造魂魄。 黒崎一護の死神化の際に使われる丸薬の様な物。 それを1つ口に飲み込むと黒崎一護の体が2つに分離した。 「なに、これ……?これが死神?」 分離したといっても姿が違う。 元の制服を着ていた一護と、黒い死覇装を着た一護であった。 「涼宮と一緒に退いてろコン」 「わ、わかった」 一護の姿をした者はハルヒに掛けよりながら一護と戦っている場所から巻き込まれず、見える位置に逃がされた。 「あんた何者なの?」 「俺はコン様さ。……お前スレンダーだが出てるとこは出てるな」 胸を見ながらセクハラ発言をするコン。 当然ハルヒから右手で思いっきり叩かれたのは言うまでもない。 ▼ 「涼宮と一緒に退いてろコン」 俺は死神化をして目の前の敵(名前がわからないからバーサーカーで通す)と対峙する。 「斬魄刀ではないが、涼宮からもらったこの武器を大事に使わせてもらう」 2mぐらいある日本刀『七天七刀』を構える。 ギリギリまでバーサーカーの持つ掲示板が俺を狙うまで待つ。 「よしっ!」 ザシュッ! 掲示板は真っ二つに割かれて地面に落ちる。 だがお構いなくと足を蹴り上げるバーサーカー。 「このっ!」 七天七刀を盾にして威力を弱めさせる。 だが盾ではなく刀だ。 対した防御には至らなく、しかも七天七刀が弾かれる。 「確かデイパックに……」 武器なくしてこんなバーサーカーに適うわけがない。 俺はデイパックから黒い投げナイフの様な武器を4つ掴み、バーサーカーへ投げつける。 1つを器用に避けたあと、3つを両手でキャッチするバーサーカー。 するとただでさえ黒かった投げナイフは汚染される様に黒く染まっていく。 「何……だと……?」 まるで自分の武器に染め上げる様に浸食されたそれを2本投げた。 「ぐぅ!?」 体に血が二カ所から流れ出す。 右足と腹。 部分が悪ければ即死していたかもしれない。 だがまだ終わりではない。 もう一撃。 俺の心臓を狙っているのだろうか? 「させないわよー!」 目の前に走ってきた涼宮が七天七刀で投げナイフを斬りつけた。 それによりナイフは地に落ちる。 「掴まってな」 コンが間に割り込み俺と涼宮を背負い高くジャンプする。 ――そういえばコンの奴ジャンプ力ハンパなかったんだったな……。 「撒くかっ」 それからバーサーカーは追いつかないと知ってかすぐに追って来なくなった。 「ナイスな判断でしょ黒崎君、私が提案した逃走が成功したわね」 「ありがとな」 俺が戦っている間にコンは自分の改造魂魄の話をして、涼宮がこの作戦を決行したらしい。 涼宮が七天七刀で投げナイフを叩き落とさなければ失敗の事であったが。 「私は頭が良くて、運動神経も良いの。これは貸しね黒崎君。あなたをSOS団に入れる為のね」 「……参ったな」 【G-2 祭り会場/早朝】 【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】 【装備:七天七刀@とある魔術の禁書目録】 【所持品:支給品一式、ボロの板きれ@コープスパーティー】 【状態:疲労(小)、強い決意】 【思考・行動】 1:SOS団の皆を守り、バトルロワイアルを打倒する。 2:黒崎くんと、コンと行動する。 3:上条くん、黒崎くん、ロロの知り合いも探す。 【備考】 ※『涼宮ハルヒの暴走』終了後からの参加です。 ※『願望を実現する能力』は完全に封印されています。 ※上条当麻、黒崎一護、ロロ・ランペルージの関係者の名前を記憶しました。 【黒崎一護@BLEACH】 【装備:ダーク36/40@Fate/stay night】 【所持品:支給品一式 改造魂魄(コン)@BLEACH ランダム支給品×1】 【状態:健康】 【思考・行動】 1:チャドの遺志を継いで、殺し合いを止める。 2:ハルヒ、コンと行動。 【備考】 ※破面編、藍染との最終決戦前からの参戦です。 ※涼宮ハルヒ、ロロ・ランペルージの関係者の名前を記憶しました。 【バーサーカー@Fate/Zero】 【装備:なし】 【所持品:支給品一式、無毀なる湖光@Fate/Zero(封印中)、ランダム支給品×2】 【状態:健康、狂化(永続)】 【思考・行動】 1:■■■■■■■■■――――― 【備考】 ※間桐雁夜に召喚される前からの参加です。 ※戦闘能力が抑えられています。 ※セイバー@Fate/stay nightを視認すると、全ての行動を放棄して彼女に襲いかかります ▼ ロロのギアスは心臓を止めるデメリットの変わりに体内時間を止めるギアスが使える。 これによりハルヒ、一護、バーサーカーの動きを止めて逃げ出した。 これにより瞬間移動した様に見えたのだ。 バーサーカー相手に適うわけがないと判断した行動の結果であった。 「やっぱり僕は兄さんの為に殺す!あんな奴がうじゃうじゃ居たら兄さんだって」 ハルヒにもらったルールブレイカーを手に持つ。 ロロは戦う決意を固めた。 瞬間、 頭に何かが貫通した。 「……これで2人目だ」 春原陽平。 このゲームの優勝を狙う参加者であり、遂に彼は霧島佳乃に続く2人目の参加者をベレッタM92で撃ち殺したのだ。 命を優先し、仲間から逃げ出し、保身に走ったロロに救いはなかった。 結局バーサーカーと戦った一護達は無事に逃げられながらも、逃げたロロの方が命を落とす事になったのだから。 彼には懺悔する時間すら与えられない。 春原に武器とデイパックを取られて、それで終わりであった。 &color(red){【ロロ・ランペルージ@コードギアス 反逆のルルーシュ  死亡】} 【春原陽平@CLANNAD】 【装備:サバイバルナイフ&ベレッタM92 14/15@現実】 【所持品:支給品一式 赤いビー玉@Kanon 便座カバー@現実 そうめん@AIR 鍋@現実 ベレッタM92の弾丸×15@現実 ルールブレイカー@Fate/stay night ロロのデイパック】 【状態:健康】 【思考・行動】 1:優勝してこの島から帰る。 2:生き残る為ならどんな事だってする……が親友に対して迷いがある。 【備考】 ※渚ルート終盤からの参戦。 【ダーク@Fate/stay night】 真アサシン愛用の投擲用武器。 【改造魂魄@BLEACH】 黒崎一護の死神化の際に身代わりに動く意識的な物を丸薬にした物。 支給品扱い。 |[[悠久の旅人〜Dear boys]]|時系列|[[たとえバラバラになろうとも]]| |[[この島に1人、――がいる!]]|投下順|[[悠久の旅人〜Dear boys]]| |[[僕は/俺は友達が少ない]]|涼宮ハルヒ|[[主催者のバカ野郎共に大いに抵抗して脱出するための素晴らしき仲間達]]| |[[僕は/俺は友達が少ない]]|黒崎一護|[[主催者のバカ野郎共に大いに抵抗して脱出するための素晴らしき仲間達]]| |[[僕は/俺は友達が少ない]]|&color(red){ロロ・ランペルージ}|&color(red){DEAD END}| |[[澄み切った強さを手に]]|バーサーカー|[[騎神咆哮バーサーカー]]| |[[にげないで 過ちも 真実も 嘘も 全て赦す魔法へと変えよう]]|春原陽平|[[Oath Sign(前編)>Oath Sign]]|

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