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おまえのような乱入者がいるか」(2012/12/29 (土) 20:26:11) の最新版変更点

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「なんなんだよお前!?」 カジノ内にて謎の人物に叫んでいた金髪のツインテールをした小柄な少女は三千院ナギであった。 その三千院ナギの視線の先に見えるは自分より明らかに年上の女であった。 5歳くらいは上ではないかとナギはその彼女を見て思った。 彼女はナギと同じく金髪にしている長い髪なのだが、ナギの様にツインテールにしているわけでもなければポニーテールやお団子にしているわけでもない。 髪を結わないで長いその髪に整った顔は男性はもちろん、女性にすら目を惹くほどであるいわゆる美人である。 胸もナギの様に貧相ではなくそれなり大きかった。 ただ明らかにナギと違うのは首輪の有る無し。 この島に居る人間は皆首輪をしている。 参加者が全員集められた者達もきちんと首輪が巻かれてあったのは確認済み。 つまり、彼女は主催者の回し者の可能性がぐっと高い位置にあるはずであった。 「う、うわわー……」 ナギは彼女から離れ様とカジノのスロットなどの障害物に隠れようと足を動かそうとする。 しかし、彼女は「安心して」とナギを制止させた。 微笑んではいるが両手に握る黒い銃。 いつ撃ってくるかなどわからない。 ナギが相手でなくとも十中八九信じられず逃げるか戦うかしていただろう。 当然力のないナギは前者を選択する事になるのだが。 「大丈夫よ、この私の拳銃は本物だけど細工が施されており、人に当たっても致命傷にならない銃だから安心なさい。それにあたし達はシャルル達に反乱する者よ」 「何ぃ!?」 普通ならそんな怪しい話は信じられないであろう。 だがナギは臆病な性格だ。 こんな状況でそんな事を言われたら安心するであろう。 だからナギは彼女を信頼する事が出来るのであった。 ――そして、この場合はこの判断が一番の当たりであるのであった。 ――◆◆◆―― 「あなたが三千院ナギさんね」 「うむ、ナギで良いのだ」 ナギが最初に名乗ったのであった。 話してみるとなんであんなに彼女に怯えてしまっていたのだろうと思わされるを得ない。 首輪をしてはいないが、確かに信頼出来て、自分を殺そうとする者ではなかった。 「そしてお前の名前はなんなのだ?」 「私?そういえばまだ名乗っていなかったわね」 彼女がナギに向き合ってその自らの名を明かす。 本名ではない、その名前で。 「あたしの名前は朱鷺戸沙耶よ」 「沙耶だな。うむ、わかったのだ」 先に右手を出した沙耶に答える形でナギも右手を差し出し握手をする。 首輪をしていない謎の人物だが今は信頼出来るとナギは思った。 それに握った手からは殺意などは感じなく、優しさが感じられた。 「沙耶は参加者ではないのだろう?では、一体何者なのだ?」 「あたしの正体については聞かないでくれるかしら。スパイとかバレたら面倒だから」 「…………今沙耶が自分でスパイと言わなかったか?」 「…………あぁ!?」 スパイ。 沙耶は自ら正体を隠しておきながら、その2秒後には既に正体を明かしてしまっていた。 ナギからは初めてこの場で怪しい目で見られていた。 沙耶はナギから目を離して黙り込んだ。 そして徐々に徐々にその顔は赤くなっていった。 まるで効果音としてカーッとでも聞こえてくる様であった。 「ああそうよあなたの言う通りよ、自分で面倒とか言う前に正体を簡単に教えていたのよ! 普通こういう正体っていうのは物語とかの後半で『えぇ!?お前そんな正体だったのかよ!』と意外な展開を見せる時の伏線に使われるべきよね。 惨めよね、滑稽よね、それが私のうっかりで緊張感の欠片もなくさらりと言ってのけたんだから! アホよね!?アホでしょ! ほら笑いなさい、笑えば良いじゃない、笑ってみなさいよあーっはっはっはっ!」 自虐ネタだった。 自分で自分を下に下げるまで下げて笑う。 濃い人々の知り合いが多いナギですら沙耶にはどの様に接して良いのかわからないでオロオロしてしまっていた。 「あなたも笑いなさいよ!」 「あ、あはは……」 危険な電波なのかなんなのか……。 ナギが沙耶をその様な個性豊かなキャラクターな人々の仲間へ入れておこうと思った瞬間であった。 『ご機嫌いかがですか皆さん?』 定時放送が流れた。 なんのお知らせのBGMや音楽を流す事なく、淡々とした郷田真弓の声だけがその知らせであった。 ――◆◆◆―― 「嘘なのだっ!マリアがそんなわけがないのだっ!」 小さな頃からナギのメイドであり、親友であり、教師であり、母であったマリアが死んだ。 そんな嘘の様な内容が郷田真弓の放送で伝わった。 ハヤテやヒナギク、変態ストーカーは死んでいない。 ただ、マリアだけが無事ではなかった。 日常は既に壊れていた。 自分がエロ本を読み、ランキングが最下位で怒って、沙耶の自虐を聞いているどこかの間に日常という名のパズルのピースをバラバラにさせ、燃やされ復元が不可能の形になった。 「なぁ沙耶、違うよな。嘘に決まっているよな……」 聞いた情報なんか嘘の集まりで出来ている。 全て聞いた情報が正しかった事がない。 科学が進歩した現代においても天気予報は外れるのだ。 それと同じだ。 見て、触るまで、それは真実には至らない。 つまりこれは信憑性のない都市伝説や噂話だ。 マリアはまだ生きている。 ナギはマリアの死は信じない、信じたくない気持ちで埋まっていた。 たとえ、それが真実であろうと、なかろうと。 ――◆◆◆―― 「……嘘。…………そんな……理樹君……」 直江理樹の名前が呼ばれた。 主人公での理樹。 ヒロインのあたし、沙耶。 あたしの顔と正体を知って殺しにきたあたしを許して、パートナーになって、恋人になった理樹君が死んだ。 あたしの今回のミッションはこのゲームを終わらせる為に派遣されたスパイ。 参加者達の命は平等でも理樹君だけはあたしの中では絶対に護るべき対象であった。 多少は犠牲者が出る事は覚悟していた。 だが、あんなに強くて悪運が強くて優しい理樹君が既に亡くなっていた。 なんの為にあたしは自ら進んでこのミッションを受けたのだろう……。 「嘘ではないわナギ。奴らは卑怯でどんな嫌らしい事だってするけど……、放送で流す内容に嘘はないわ……」 何も知らないナギの立場ならあたしもナギみたいに嘘だと主催者達に怒りを向けるかもしれない。 でもあたしはそんな立場に居るわけではない。 助ける立場でいなければならない。 「そんな……」 ナギは落ち込み、泣いていた。 あたしは強い、どんなミッションもこなしたスパイ。 並大抵な事では泣かないし、弱音も吐かない。 「り、理樹君……。 うっ、うっ、うわぁぁぁぁぁん」 泣いてない。泣いてない。泣いてない。 笑わなくちゃ、笑わなくちゃ、笑わなくちゃ。 「あ、あーっはっはっはっ……ぅん……」 笑いなさいよ。 惨めよね? 滑稽でしょ? みんなあたしを見て笑うが良いわ。 この際だから指を指しながらでも良いわよ。 あーっはっはっはっ、って。 こんな役立たずなあたしを笑うが良いわ。 「こんなの許せるわけないじゃない……」 どうせ主催者達は人が死んでいく様を見ながら笑っているんだろう。 あーっはっはっはっって。 1人1人が生存の為、大事な人の為、裏切られ殺されていくのを黙ってみながら。 理樹君の死をもクスクスと笑いながら。 「ナギ、絶対にあたしはあんな主催者達を許せないわ。必ずスパイの誇りをかけてこのゲームを終わらせるわ」 「沙耶……」 目が赤いナギ。 いや、あたしの方が絶叫しちゃったしたくさん泣いていたからあたしの方が赤い目になっちゃっているか。 「ナギの大切な人達を、理樹君が大事にしていたリトルバスターズの仲間をあたしが絶対に助けるわ……」 理樹君。 あたしは多分このゲームを生きては帰れないでしょう。 長い間あなたとは居る事が出来なかったけど、あたしが死んだらずっと一緒に居られるね。 ――その時はあたしを隣に置いてもらえるかな。 また、その口で『好き』って言ってくれるかな。 またあたしのパートナーで恋人で居てくれるかしら。 あたしと理樹君は絶対に繋がっているんだから、当然だよね。 なんて、理樹君の周り可愛い子多いから不安だなぁ。 たまにはあたしから理樹君に虐めさせてもらうわよ。 「うむ、私は沙耶を信じるぞ。私は三千院ナギとして沙耶をサポートする役回りを手伝わせてくれ」 「ふふ……、ありがとうねナギ」 今まであたしは学園などではミッションの為に友達とかを作っていたけど、今回のナギはそういう関係じゃない。 本当の親友として、あたしは頑張ろうと思うわ。 「ミッション、スタートね」           リキクン さよなら、あたしの主人公。            ナギ よろしくね、あたしの親友。 【A-3 カジノ/朝】 【三千院ナギ@ハヤテのごとく!】 【装備:クリュサオル(chrysaor)@そらのおとしもの】 【所持品:支給品一式 大量のエロ本@そらのおとしもの 目安箱@めだかボックス 水@現実 ジュース@現実 角砂糖@現実】 【状態:悲しみ、決意】 【思考・行動】 1:沙耶をしっかりサポートするのだ! 2:ゲームを終わらせるのだ。 3:マリア……。 【備考】 ※アテネ編直前からの参戦。 ※ある程度の参加者の特徴を知っています(基準は今までハヤテのごとく!の原作、アニメ、劇場版、OVAでパロディまたは伏せ字にされた事のある作品のキャラクターが該当します) 【朱鷺戸沙耶@リトルバスターズ!】 【装備:沙耶の拳銃(7/7)@リトルバスターズ!】 【所持品:なし?】 【状態:悲しみ、決意】 【思考・行動】 1:理樹君、あたし頑張るから。 2:ナギや理樹君のリトルバスターズなどを全力で護る。 3:命なんて惜しくない! 【備考】 ※首輪をしていません。 ※名簿に名前が載っていません。 【沙耶の拳銃@リトルバスターズ!】 コルトコンバットコマンダー(M1911)がモデル。真偽は不明だが、細工が施されており致命傷にはならない安心(?)な銃らしい。 |[[第1回定時放送【『脱出を目指しているあなたに問います。』『ゲームに乗っているあなたに問います。』】]]|時系列|[[例外の方が多い法則]]| |[[第1回定時放送【『脱出を目指しているあなたに問います。』『ゲームに乗っているあなたに問います。』】]]|投下順|[[The Butterfly Effect]]| |[[この島に1人、――がいる!]]|三千院ナギ|[[翼ある銃]]| |[[この島に1人、――がいる!]]|朱鷺戸沙耶|[[翼ある銃]]|
「なんなんだよお前!?」 カジノ内にて謎の人物に叫んでいた金髪のツインテールをした小柄な少女は三千院ナギであった。 その三千院ナギの視線の先に見えるは自分より明らかに年上の女であった。 5歳くらいは上ではないかとナギはその彼女を見て思った。 彼女はナギと同じく金髪にしている長い髪なのだが、ナギの様にツインテールにしているわけでもなければポニーテールやお団子にしているわけでもない。 髪を結わないで長いその髪に整った顔は男性はもちろん、女性にすら目を惹くほどであるいわゆる美人である。 胸もナギの様に貧相ではなくそれなり大きかった。 ただ明らかにナギと違うのは首輪の有る無し。 この島に居る人間は皆首輪をしている。 参加者が全員集められた者達もきちんと首輪が巻かれてあったのは確認済み。 つまり、彼女は主催者の回し者の可能性がぐっと高い位置にあるはずであった。 「う、うわわー……」 ナギは彼女から離れ様とカジノのスロットなどの障害物に隠れようと足を動かそうとする。 しかし、彼女は「安心して」とナギを制止させた。 微笑んではいるが両手に握る黒い銃。 いつ撃ってくるかなどわからない。 ナギが相手でなくとも十中八九信じられず逃げるか戦うかしていただろう。 当然力のないナギは前者を選択する事になるのだが。 「大丈夫よ、この私の拳銃は本物だけど細工が施されており、人に当たっても致命傷にならない銃だから安心なさい。それにあたし達はシャルル達に反乱する者よ」 「何ぃ!?」 普通ならそんな怪しい話は信じられないであろう。 だがナギは臆病な性格だ。 こんな状況でそんな事を言われたら安心するであろう。 だからナギは彼女を信頼する事が出来るのであった。 ――そして、この場合はこの判断が一番の当たりであるのであった。 ――◆◆◆―― 「あなたが三千院ナギさんね」 「うむ、ナギで良いのだ」 ナギが最初に名乗ったのであった。 話してみるとなんであんなに彼女に怯えてしまっていたのだろうと思わされるを得ない。 首輪をしてはいないが、確かに信頼出来て、自分を殺そうとする者ではなかった。 「そしてお前の名前はなんなのだ?」 「私?そういえばまだ名乗っていなかったわね」 彼女がナギに向き合ってその自らの名を明かす。 本名ではない、その名前で。 「あたしの名前は朱鷺戸沙耶よ」 「沙耶だな。うむ、わかったのだ」 先に右手を出した沙耶に答える形でナギも右手を差し出し握手をする。 首輪をしていない謎の人物だが今は信頼出来るとナギは思った。 それに握った手からは殺意などは感じなく、優しさが感じられた。 「沙耶は参加者ではないのだろう?では、一体何者なのだ?」 「あたしの正体については聞かないでくれるかしら。スパイとかバレたら面倒だから」 「…………今沙耶が自分でスパイと言わなかったか?」 「…………あぁ!?」 スパイ。 沙耶は自ら正体を隠しておきながら、その2秒後には既に正体を明かしてしまっていた。 ナギからは初めてこの場で怪しい目で見られていた。 沙耶はナギから目を離して黙り込んだ。 そして徐々に徐々にその顔は赤くなっていった。 まるで効果音としてカーッとでも聞こえてくる様であった。 「ああそうよあなたの言う通りよ、自分で面倒とか言う前に正体を簡単に教えていたのよ! 普通こういう正体っていうのは物語とかの後半で『えぇ!?お前そんな正体だったのかよ!』と意外な展開を見せる時の伏線に使われるべきよね。 惨めよね、滑稽よね、それが私のうっかりで緊張感の欠片もなくさらりと言ってのけたんだから! アホよね!?アホでしょ! ほら笑いなさい、笑えば良いじゃない、笑ってみなさいよあーっはっはっはっ!」 自虐ネタだった。 自分で自分を下に下げるまで下げて笑う。 濃い人々の知り合いが多いナギですら沙耶にはどの様に接して良いのかわからないでオロオロしてしまっていた。 「あなたも笑いなさいよ!」 「あ、あはは……」 危険な電波なのかなんなのか……。 ナギが沙耶をその様な個性豊かなキャラクターな人々の仲間へ入れておこうと思った瞬間であった。 『ご機嫌いかがですか皆さん?』 定時放送が流れた。 なんのお知らせのBGMや音楽を流す事なく、淡々とした郷田真弓の声だけがその知らせであった。 ――◆◆◆―― 「嘘なのだっ!マリアがそんなわけがないのだっ!」 小さな頃からナギのメイドであり、親友であり、教師であり、母であったマリアが死んだ。 そんな嘘の様な内容が郷田真弓の放送で伝わった。 ハヤテやヒナギク、変態ストーカーは死んでいない。 ただ、マリアだけが無事ではなかった。 日常は既に壊れていた。 自分がエロ本を読み、ランキングが最下位で怒って、沙耶の自虐を聞いているどこかの間に日常という名のパズルのピースをバラバラにさせ、燃やされ復元が不可能の形になった。 「なぁ沙耶、違うよな。嘘に決まっているよな……」 聞いた情報なんか嘘の集まりで出来ている。 全て聞いた情報が正しかった事がない。 科学が進歩した現代においても天気予報は外れるのだ。 それと同じだ。 見て、触るまで、それは真実には至らない。 つまりこれは信憑性のない都市伝説や噂話だ。 マリアはまだ生きている。 ナギはマリアの死は信じない、信じたくない気持ちで埋まっていた。 たとえ、それが真実であろうと、なかろうと。 ――◆◆◆―― 「……嘘。…………そんな……理樹君……」 直枝理樹の名前が呼ばれた。 主人公での理樹。 ヒロインのあたし、沙耶。 あたしの顔と正体を知って殺しにきたあたしを許して、パートナーになって、恋人になった理樹君が死んだ。 あたしの今回のミッションはこのゲームを終わらせる為に派遣されたスパイ。 参加者達の命は平等でも理樹君だけはあたしの中では絶対に護るべき対象であった。 多少は犠牲者が出る事は覚悟していた。 だが、あんなに強くて悪運が強くて優しい理樹君が既に亡くなっていた。 なんの為にあたしは自ら進んでこのミッションを受けたのだろう……。 「嘘ではないわナギ。奴らは卑怯でどんな嫌らしい事だってするけど……、放送で流す内容に嘘はないわ……」 何も知らないナギの立場ならあたしもナギみたいに嘘だと主催者達に怒りを向けるかもしれない。 でもあたしはそんな立場に居るわけではない。 助ける立場でいなければならない。 「そんな……」 ナギは落ち込み、泣いていた。 あたしは強い、どんなミッションもこなしたスパイ。 並大抵な事では泣かないし、弱音も吐かない。 「り、理樹君……。 うっ、うっ、うわぁぁぁぁぁん」 泣いてない。泣いてない。泣いてない。 笑わなくちゃ、笑わなくちゃ、笑わなくちゃ。 「あ、あーっはっはっはっ……ぅん……」 笑いなさいよ。 惨めよね? 滑稽でしょ? みんなあたしを見て笑うが良いわ。 この際だから指を指しながらでも良いわよ。 あーっはっはっはっ、って。 こんな役立たずなあたしを笑うが良いわ。 「こんなの許せるわけないじゃない……」 どうせ主催者達は人が死んでいく様を見ながら笑っているんだろう。 あーっはっはっはっって。 1人1人が生存の為、大事な人の為、裏切られ殺されていくのを黙ってみながら。 理樹君の死をもクスクスと笑いながら。 「ナギ、絶対にあたしはあんな主催者達を許せないわ。必ずスパイの誇りをかけてこのゲームを終わらせるわ」 「沙耶……」 目が赤いナギ。 いや、あたしの方が絶叫しちゃったしたくさん泣いていたからあたしの方が赤い目になっちゃっているか。 「ナギの大切な人達を、理樹君が大事にしていたリトルバスターズの仲間をあたしが絶対に助けるわ……」 理樹君。 あたしは多分このゲームを生きては帰れないでしょう。 長い間あなたとは居る事が出来なかったけど、あたしが死んだらずっと一緒に居られるね。 ――その時はあたしを隣に置いてもらえるかな。 また、その口で『好き』って言ってくれるかな。 またあたしのパートナーで恋人で居てくれるかしら。 あたしと理樹君は絶対に繋がっているんだから、当然だよね。 なんて、理樹君の周り可愛い子多いから不安だなぁ。 たまにはあたしから理樹君に虐めさせてもらうわよ。 「うむ、私は沙耶を信じるぞ。私は三千院ナギとして沙耶をサポートする役回りを手伝わせてくれ」 「ふふ……、ありがとうねナギ」 今まであたしは学園などではミッションの為に友達とかを作っていたけど、今回のナギはそういう関係じゃない。 本当の親友として、あたしは頑張ろうと思うわ。 「ミッション、スタートね」           リキクン さよなら、あたしの主人公。            ナギ よろしくね、あたしの親友。 【A-3 カジノ/朝】 【三千院ナギ@ハヤテのごとく!】 【装備:クリュサオル(chrysaor)@そらのおとしもの】 【所持品:支給品一式 大量のエロ本@そらのおとしもの 目安箱@めだかボックス 水@現実 ジュース@現実 角砂糖@現実】 【状態:悲しみ、決意】 【思考・行動】 1:沙耶をしっかりサポートするのだ! 2:ゲームを終わらせるのだ。 3:マリア……。 【備考】 ※アテネ編直前からの参戦。 ※ある程度の参加者の特徴を知っています(基準は今までハヤテのごとく!の原作、アニメ、劇場版、OVAでパロディまたは伏せ字にされた事のある作品のキャラクターが該当します) 【朱鷺戸沙耶@リトルバスターズ!】 【装備:沙耶の拳銃(7/7)@リトルバスターズ!】 【所持品:なし?】 【状態:悲しみ、決意】 【思考・行動】 1:理樹君、あたし頑張るから。 2:ナギや理樹君のリトルバスターズなどを全力で護る。 3:命なんて惜しくない! 【備考】 ※首輪をしていません。 ※名簿に名前が載っていません。 【沙耶の拳銃@リトルバスターズ!】 コルトコンバットコマンダー(M1911)がモデル。真偽は不明だが、細工が施されており致命傷にはならない安心(?)な銃らしい。 |[[第1回定時放送【『脱出を目指しているあなたに問います。』『ゲームに乗っているあなたに問います。』】]]|時系列|[[例外の方が多い法則]]| |[[第1回定時放送【『脱出を目指しているあなたに問います。』『ゲームに乗っているあなたに問います。』】]]|投下順|[[The Butterfly Effect]]| |[[この島に1人、――がいる!]]|三千院ナギ|[[翼ある銃]]| |[[この島に1人、――がいる!]]|朱鷺戸沙耶|[[翼ある銃]]|

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