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森の中で、僕は/俺は、覚醒した。

周りをぐるりと見渡すと、僕の左に/俺の右に、少年が居た。

その少年に、声を掛けられた/声を掛けた。

どうやら彼も/こいつも、このバトルロワイアルの参加者の様だ。

バトルロワイアル。まさか僕が/俺が、殺し合いに巻き込まれるとは。

だけど、僕は/俺は、殺し合いなんてするつもりはない。

そう、僕には/俺には、しなければいけないことがある。

兄さんを/みんなを、守らなければいけない。

そのためには――――



◆◇◆◇◆◇◆



息が苦しい。脇腹が痛い。心臓が早鐘を打つ。
立ち止まり、息も絶え絶えに後ろを振り向いた。
今の所、誰かが後を追ってくる様子はない。が、用心はしておくべきだろう。


ここがどこかはわからないけれど、周りは野原で、見通しもいい。
それは人を見つけやすいということであると同時に、人から見つかりやすいということだ。
そんなことは百も承知なので、近くの大木の陰に身を隠すことにした。
そして、息を整えてから、冷静に考える。
襲撃者からは逃れたものの、安全な状況であるとは言い難い。
が、この島には100人もの人々がいる。当然、危険な思想の持ち主もいるだろう。
その中で、女子が一人で動くというのは、心細いのにも程がある。
――では、どうすべきか――


考えた結果、一つの結論に行き着く。いや、そもそも初めから変わっていない。
『生きて、みんなと元の世界へ帰る』
あたしの命は、上条くんによって守られたものだ。
今のあたしは、彼の命、そして志を背負っていることになる。
これからも、この先も。
だから、あたしは生きて、この殺し合いを打倒しなくちゃならない。


そのためにまず、支給品を確認しなくちゃいけない。
有言実行、即断即決、其疾風如。
そして、あたしはデイパックを開けた。



◆◇◆◇◆◇◆



出会った少年が、日本人/聞いたこともない国の人、だと言うので驚いた。

話を聞くと、彼の/こいつの、元いた世界は、僕の/俺の、知る世界とは違うようだ。

だが、彼が/こいつが、嘘をついているようにも見えない。

だとしても、彼が死神である/こいつが一度死んだ、というのは簡単に理解できるものではないのだけど。

とにかく、僕たちは/俺たちは、他の参加者とコンタクトを取るために歩いていた。

僕は/俺は、この殺し合いの中で、殺人は仕方ない/殺人はしたくない、と考えている。

兄さんにとって邪魔な人物は殺害するべき/たとえ敵であっても説得を試みるべき、だろう。

だけど、『乗った』人物が強者だった場合、僕は/俺は、どうしたらいいのか。

もちろん、答えは決まっている。

隣で共に歩く少年を、おとりにしてでも逃げる/身を挺してでも逃がす。

それが、僕の/俺の、生き方だと思うから。



◆◇◆◇◆◇◆



結果的には、支給品はあまり良い物ではなかった。
いや、『あたしにとっては』良い物でなかった。

まず、最初に出てきたのは、あたしの身長よりもだいぶ長い日本刀。
説明書によると『七天七刀』という、聖人である神裂火織という人が使用する刀らしい。
業物なのだろうけど、あたしにはとても使いこなせそうにないので、丁寧にしまっておく。
どうでもいいけど、「聖人」って偉そうね。
「神裂火織」は名簿に載っていないから、この場で指摘することもできないけど。
まあいいわ。

次に出てきたのは、妙な形のナイフ。
説明書によると『破戒すべき全ての符』で、宝具というものらしい。
宝具についての説明はないのでよく分からないが、名前からして貴重で希少なのだろう。
刀よりは軽いから、あたしでも使えるだろう。これもひとまずしまっておく。
ここに書いてある「キャスター」という人物は名簿にも載っていた。
でも「破戒すべき全ての符」と書いて「ルールブレイカー」と読むのはかなり不自然よね。

そして、最後に出てきたのは、ボロの板きれだった。
名前もそのまま「ボロの板きれ」である。説明書には「説明は特になし」と書いてある。

「……なんでよくわからないものばっかりなのよー!!!」
つい叫んでしまった。
くっ、と言いつつ爪を噛む。先程と同じ轍を踏むのでは仕方ない。
危険な人物が来ないうちに、逃げなければいけない。
焦ってデイパックを持ち上げて、そして――。



後ろに二人の少年が立っていた。



◆◇◆◇◆◇◆



僕たちは/俺たちは、叫んでいた少女とコンタクトを取った。

少女は涼宮ハルヒといって、殺し合いに乗った人物に襲われて、逃げてきたそうだ。

僕たちが/俺たちが、殺し合いに乗っていないことを伝えると、彼女は喜んだ。

おもむろに彼女は、支給品なのだろう、妙な形をしたナイフ/やけに長い刀、を渡してきた。

そして、「あたしと一緒に、この殺し合いを潰しましょう!」と言ってきた。

やけに強気なので、気に入らなかった/頼もしく感じた。

しかし兄さんを助けるためにも/それに殺し合いを止めるためにも、人手は必要だと考えて、承諾した。

その後は、みんなで自己紹介を含めた情報交換をすることにした。

彼女は学校で、SOS団というクラブのようなものを作り、活動しているらしい。

その団員たちも、この殺し合いに巻き込まれているということを確認すると、彼女は急に落ち込んだようだ。

感情の起伏が激しいのだろうか、その次の瞬間には立ち直っていたが。

自己紹介で、僕が/俺が、一度死んだ人間である/死神である、ということを言うと、彼女は驚いたようだ。

まあ当たり前だろう。そんなことを言われて、信じるわけもない。

と思っていたら、彼女は目を輝かせて、「あんたたち、SOS団に入りなさい!」と言ってきた。

――遠慮しておこう。





【G-3 野原/黎明】

【黒崎一護@BLEACH】
【装備:七天七刀@とある魔術の禁書目録】
【所持品:支給品一式、ランダム支給品×3】
【状態:健康】
【思考・行動】
1:チャドの遺志を継いで、殺し合いを止める。
2:ロロ、ハルヒと行動。二人の知り合いを探す。
【備考】
※破面編、藍染との最終決戦前からの参戦です。
※涼宮ハルヒ、ロロ・ランペルージの関係者の名前を記憶しました。


【ロロ・ランペルージ@コードギアス 反逆のルルーシュ」
【装備:破戒すべき全ての符@Fate/stay night】
【所持品:支給品一式、ランダム支給品×3】
【状態:健康】
【思考・行動】
1:兄さんを探す。
2:とりあえず涼宮たちについて行く。
【備考】
※死後からの参戦です。
※涼宮ハルヒ、黒崎一護の関係者の名前を記憶しました。


【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】
【装備:なし】
【所持品:支給品一式、ボロの板きれ@コープスパーティー】
【状態:疲労(小)、強い決意】
【思考・行動】
1:SOS団の皆を守り、バトルロワイアルを打倒する。
2:黒崎くんと、ロロと行動する。
3:上条くん、黒崎くん、ロロの知り合いも探す。
【備考】
※『涼宮ハルヒの暴走』終了後からの参加です。
※『願望を実現する能力』は完全に封印されています。
※上条当麻、黒崎一護、ロロ・ランペルージの関係者の名前を記憶しました。


【七天七刀@とある魔術の禁書目録】
涼宮ハルヒに支給。
聖人・神裂火織の使用する、2m近くある日本刀。

【破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)@Fate/stay night】
涼宮ハルヒに支給。
第五次聖杯戦争に参加した、キャスターの宝具である。
攻撃力は普通のナイフと変わりないが、「あらゆる魔術を初期化する」という特性を持つ。

【ボロの板きれ@コープスパーティー】
涼宮ハルヒに支給。
ゲーム内で手に入るアイテムの一つ。特に説明は必要でない。


035:おまもりらんさー 時系列 037:悪がもう一人の自分をつくる
041:エンドブレイカー! 投下順 043:這い寄る混沌
START 黒崎一護 061:決意と殺意が交わる時
START ロロ・ランペルージ
009:生き抜く事/守り抜く事 涼宮ハルヒ
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