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Why, probably my younger sister had to dye the body with blood, and had to die?
――何故僕の妹が体を血で染めて死ななければならなかったのだろう?――


Does she say that she did the bad thing?
――彼女が悪い事をしたっていうのか?――


it cannot allow , it cannot allow , it cannot allow , it cannot allow , it cannot allow , it cannot allow , it cannot allow , it cannot allow , it cannot allow , it cannot allow
――許せない、許せない、許せない、許せない、許せない許せない許せない許せない許せない許せない――


I have you atone for the crime with the blood of you!
――その罪はお前らの血で償ってもらう!――



「僕はもう戻れないんだ……」

自分と同じ年ぐらいの少年を殺してしまった。
危険そうには見えない優しそうな少年をただ無差別に。
それは、もう日常に戻る資格も立ち止まる資格もなく。

「戦うしかないんだ」

主催者への復讐の為。
優しい性格であった為、妹の死に怒った皮肉な出来事であった。

「由香……、どうして僕はあの時サチコさんのおまじないなんてしてしまったんだろう……。本当は由香は僕が殺したもんじゃないか」

遊び気分で行ったおまじないを激しく後悔した。
だが後悔は結果であり、結果は後悔。
これはゲームの世界ではない。
現実であり、セーブ地点などないゲームオーバーかゲームクリアしかないリセットなど存在しない世界。

嗚呼、敵討ちが済んだら僕も逝くよ由香。
みんな殺して仲良く死後の世界で僕と暮らそうね由香。


◆◆◆


「俺はリトルバスターズは終わらせない!その為なら俺はこれからも人を殺し続けてリトルバスターズの存在を繋ぎ止める!」

こちら時を同じく先ほど少年を殺した人物の宮沢謙吾。
彼は銃弾を詰め替えながら自分の居場所のリトルバスターズの事を誰より想っていた。

ついさっき何発の銃弾を喰らっても倒れなかった熱き正義を掲げる様な親友の恭介に似た思考の持ち主を殺して決意が揺らいだりもした。
もし、恭介が自分が殺し合いに乗っていると知ったら同じ様な行動を取っただろうか?
だが、そんな想いを踏みにじってでも彼はリトルバスターズを助けたかった。


「理樹、鈴、真人、来ヶ谷……。もし会ってしまったらすまんな……」

同じリトルバスターズの仲間。
だが恭介さえ居れば想いはいくらでもRefrainするのだから……。

『あなたはそれでも後悔しませんか?』
と謙吾の耳に決して忘れてはいけない存在の声が届いた。
自分の後輩で夢を諦め、世界に幻滅し、命を捨ててしまった女の子。
自分が命を捨ててでも助けたかった女の子。

「こ、古式……?」

まるで脳内に語りかける様な、そんな声。
謙吾は辺りを見渡す。
居ない、居ない、居ない。
古式みゆきは居なかった、いや居るわけがなかった。

(居るなら出て来てくれ、自分に元気な姿を見せてくれっ!)
だが、存在しない者は存在しない。

「今のは一体……?」

と、誰も居なかった視界から誰かが自分に向かう足音が聞こえる。
謙吾が振り向いた瞬間、銃声が鳴る……。


◆◆◆


素早く身を引いて避けた銃弾は空気を真っ直ぐと切り裂いて後ろにあった看板に穴を開けていた。

「なんだ貴様はっ!?」

参加者の襲撃。
それはわかってはいたが叫ばずにはいられなかった。
自分が殺すのだと相手に伝えなければならないのだから。

「僕はこのゲームの参加者だ……」

持田哲志。
若干理樹似だが、理樹よりは男らしい。
謙吾の脳内ではそんなイメージで積極的に殺し合いに乗る様な人物には見えなかった。

「そうか、俺もこのゲームの参加者だ」

負けるはずがない。
自分がこんな小柄な少年に負けるはずがないと謙吾は銃を哲志に向ける。

「くっ!?」

哲志も反射に近い形で銃を構える。
お互いの銃口が命を狙っている為不用心に動けない。
両者共条件は同じであった。

(どうする僕……。素早く引き金を引いて……、いやダメだ殺される)

(引き金を引いても良いが。さて、どうしようか)

怯える哲志と冷静な謙吾。
だがどちらも顔には出さない演技ゲーム。

演技がヘタな方が負ける。
相手を殺したい様な顔の演技をした両者の睨みっこが始まっていた。





1分。
――3分。
――――5分。

幾分の時間が流れたのかは実際は数えられていない。
実はもう10分経過したかもしれないし、まだ1分も経過していないかもしれない。
ただの体感時間であった。

人の体感時間は緊張している間は極端に長いか短いかの二者択一な場合が多く、緊張の間はきっかりと体感時間を守れる人物は少ないらしい。

その体感時間内で5分と計算していた謙吾は1つのこの状況を終わらせる方法を考えていた。

(そろそろ時間がもったいな。しかも乱入者が現れれば俺とてマズい。ならばお互いが得の出来るあの提案をしてみようか?持ちかけてみる価値はあるっ!!)

剣道で戦いの分析は慣れている。
流石に交渉術などは使う事などないが、恭介や真人と居ると交渉が多くなる事もあり、掴みは得られると計算したうえでの行動であった。

「おい少年。ここはお互いを見逃すというのはどうだ?」

少し睨みながらドスを効かせる。
謙吾は負けない自信があったが、どうせ殺し合いに乗っている者をわざわざ自分が手を下す事なく減らす事が出来る。
どうせ恭介ほどの者ならこんな少年を簡単にあしらえるだろう。

「互いが互いを利用するのかっ!?」

当然ながら疑いの目を哲志は向ける。

「そうだ。お前だって死にたくないだろうっ!」

上条当麻に殺す時に見せた殺気をまた哲志に見せる。
喧嘩慣れしない優しい少年は銃を降ろす。

「あんたも銃をしまってくれよ」

哲志に犯行の意志は見られない。
謙吾はまた約5秒哲志と向き合い銃を降ろした。

「ではさらばだ少年」
「あぁ」

こうして謙吾と哲志は背中を向き合い遠く離れて行った。
謙吾は一瞬哲志の体から黒い何かを見た気がしたが大して気にも止めなかった。

親友の1人、直枝理樹を殺した殺人者と知らぬ謙吾はこの様な行動に出た。
もし、彼が理樹を殺した殺人者と知っていたとしたら彼はどの様な行動に出ただろうか?
親友の敵と殺しにかかっただろうか、殺したのは恭介ではないからと今と同じ行動を取っただろうか。
――それはまたIFの話。



【H-4 街/黎明】

【宮沢謙吾@リトルバスターズ!】
【装備:S&W M19(6/6)@現実】
【所持品:支給品一式、S&W M19予備弾薬(12/18)、ランダム支給品×2、上条当麻のデイパック】
【状態:健康、強い決意】
【思考・行動】
1:恭介を優勝させる為に殺し合いに乗る。
2:理樹たちには会いたくないな……。
3:少年を生かして参加者を減らしてもらう。
【備考】
※Refrain開始直後からの参加です
※涼宮ハルヒの外見を記憶しました。
※上条当麻のデイパックの中身は後の書き手さんに任せます


【持田哲志@コープスパーティー】
【装備:デザートイーグル50AE(5/7)@現実】
【所持品:支給品一式 デザートイーグル50AEの弾丸(28/28)@現実 ランダム支給品×2】
【状態:『黒化』、精神的疲労(極大)】
【思考・行動】
1:由香の敵をとる。
2:敵討ち後、自分も自殺して由香の元に逝く。
3:みんなには……会いたくない。
【備考】
※文化祭後クラスでの会談中からの参戦です
※『黒化』により目的のために無差別に行動するようになっていますが、思考はある程度残っています



ぼくらの 時系列 錯乱、・・・
1人の逃走劇/暴走劇/復讐劇 投下順 ひぐらし/CLANNAD night
闇に濡れたCatastrophe 持田哲志 Oath Sign(前編)
生き抜く事/守り抜く事 宮沢謙吾 たとえバラバラになろうとも
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