王道ロワイアル@ ウィキ内検索 / 「[Fate/stay night]」で検索した結果

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  • 【Fate/stay night】
    【Fate/stay night】 衛宮士郎 3 No. タイトル その他登場人物 エリア 032 運命に抗うもの 古手梨花 F-4 066 ひぐらし/CLANNAD night 岡崎朋也、古手梨花 F-4 088 一人じゃないから 岡崎朋也、古手梨花 セイバー 4 No. タイトル その他登場人物 エリア 017 破面の告白 花村陽介、グリムジョー・ジャガージャック C-2 037 悪がもう一人の自分をつくる(前編) 郷田真弓、グリムジョー・ジャガージャック、日向秀樹、篠崎あゆみ C-2 082 光と絶望の境目 古里炎真、園崎詩音、枢木スザク、アサシン C-4 C-5 108 Big mouth C-6 アーチャー 3 No. タイトル その他登場人物 エリア 012 皆の世界をまもるヒト 竜宮レナ G-6 070 アーチャー時を越えた遭遇 衛宮切嗣 H-6 098...
  • 番外編参加者名簿
    ...テネ 4/4[Fate/stay night] ○衛宮士郎/○遠坂凛/○間桐桜/○間桐慎二 3/3[ひぐらしのなく頃に] ○前原圭一/○竜宮レナ/○古手梨花 3/3[BLEACH] ○黒崎一護/○朽木ルキア/○市丸ギン 3/3[PHANTOM OF INFERNO] ○ツヴァイ/○アイン/○ドライ 3/3[とある科学の超電磁砲] ○御坂美琴/○一方通行/○上条当麻 3/3[IS<インフィニット・ストラトス>] ○織斑一夏/○篠ノ野箒/○セシリア・オルコット 3/3[Angel Beats!] ○音無結弦/○仲村ゆり/○立華奏 5/5未定 ○ /○ /○ /○ /○  100/100
  • 支給品ではなかった物
    こちらには支給品ではなかった物の紹介をします。 赤原猟犬@Fate/stay night アーチャーにより投影。 ベオウルフが振るった魔剣で、アーチャーは矢として用いる。 ナイフ@現実 長門有希が情報操作で出したナイフ。 Keyコーヒー@Angel Beats! 死後の世界で人気がある、ブランド物のコーヒー。電気店に備え付けてあった自販機から、長沢勇治が奪った物。 文房具@現実 ホッチキス、カッター、ボールペン、定規などたくさんの文房具。戦場ヶ原ひたぎが病院内にて現地調達。 干将・莫耶@Fate/stay night 詳しくは天城雪子は笑えないもしくは支給品まとめの【Fate/stay night】出典支給品参照。衛宮士郎の投影による武器。 水@現実 市販のミネラルウォーター。三千院ナギがA-3カジノで調達。 ジュース@現実 普通...
  • 地図
    施設 A-3、南西、カジノ@コードギアス 反逆のルルーシュ B-1、北東、ゲームセンター@CLANNAD B-2、中心、病院@BLEACH B-5、西、塾の廃墟@物語シリーズ B-7、南東、海の家@そらのおとしもの C-1、中心寄りの北東、クレープ屋の屋台@とある魔術の禁書目録 C-2、南東、教会@Fate/stay night C-4、中心、墓地@Fate/stay night C-6、北西、ジュネス@ペルソナ4 D-1、中心寄りの南、神社@ひぐらしのなく頃に E-4、中心寄りの南東、祠@現実 E-6、東、学生寮@リトルバスターズ! E-7、北、高校@めだかボックス F-7、北東、電気店@涼宮ハルヒの憂鬱 G-2、中心寄りの南、祭り会場@そらのおとしもの G-5、南東、中学校@家庭教師ヒットマンREBORN! G-7、西、商店街(色々な店があります)@Kanon H-4、北東、レンタ...
  • キャラ追跡表
    キャラ追跡表 【AIR】 【Angel Beats!】 【家庭教師ヒットマンREBORN!】 【Kanon】 【CLANNAD】 【コードギアス 反逆のルルーシュ】 【コープスパーティー】 【シークレットゲーム-KILLER QUEEN-】 【涼宮ハルヒの憂鬱】 【そらのおとしもの】 【とある魔術の禁書目録】 【ハヤテのごとく!】 【ひぐらしのなく頃に】 【Fate/stay night】 【Fate/Zero】 【BLEACH】 【ペルソナ4】 【めだかボックス】 【物語シリーズ】 【リトルバスターズ!】 【ネタバレ】
  • 支給品まとめ
    支給品まとめ 【AIR】出典支給品 【Angel Beats!】出典支給品 【家庭教師ヒットマンREBORN!】出典支給品 【Kanon】出典支給品 【CLANNAD】出典支給品 【コードギアス 反逆のルルーシュ】出典支給品 【コープスパーティー】出典支給品 【シークレットゲーム-KILLER QUEEN-】出典支給品 【涼宮ハルヒの憂鬱】出典支給品 【そらのおとしもの】出典支給品 【とある魔術の禁書目録】出典支給品 【ハヤテのごとく!】出典支給品 【ひぐらしのなく頃に】出典支給品 【Fate/stay night】出典支給品 【Fate/Zero】出典支給品 【BLEACH】出典支給品 【ペルソナ4】出典支給品 【めだかボックス】出典支給品 【物語シリーズ】出典支給品 【リトルバスターズ!】出典支給品 【現実・その他】出典支給品 支給品...
  • 皆の世界をまもるヒト
    「…………こんなのって、ないよ」 呆然、といった風な様子で竜宮レナはうわごとのように呟いた。 彼女とその仲間たちは、つい先日一つの大団円を迎えたばかりだ。 大切な仲間・北条沙都子の叔父・北条鉄平が雛見沢村に帰還して、沙都子を監禁に近い状態で虐待を始めた。一度は仲間たちの間で不和に見舞われながらも、村のトップの『園崎家頭首』をも口先で抑え込み、自分たちに賛同させた。 児童相談所に村一丸となって直談判して、沙都子も助けを求めた。 短いけれど長い、一つの戦いが終わったばかりなのに。 北条沙都子は殺された。 ただの見せしめに、余りにも無惨な最期を遂げた。 雛見沢村という小さな寒村で、レナには多くの大切な仲間ができた。 たった一つの、学年も性別もごちゃ混ぜになった小さな分校。 そこでレナ達は一つの『部活』に所属し、日々熱い戦いに明け暮れる。 毎日違う『ゲーム』...
  • 【Fate/stay night】出典支給品
    壊れているストーブ 衛宮士郎が直しているストーブ。宗像形に支給。 エクスカリバー 第四次、第五次聖杯戦争にてセイバークラスで召喚されたアーサー・ペンドラゴンの宝具。使用者の魔力を『光』に変換し斬撃にとして放つ。 このロワイアル内にて魔力のない人間は体力を使えば斬撃を出せるという制限をかけています。前原圭一に支給。 物干し竿 五尺余りの刀で、アサシンこと佐々木小次郎の主武装。伊吹風子に支給。 ゲイ・ボルク ランサーの宝具。『刺し穿つ死棘の槍』。突けば必ず相手の心臓を貫く呪いの槍。戦場ヶ原ひたぎに支給。 干将・莫耶 アーチャーの投影宝具である、陰陽二振りの短剣。互いに引き合う性質を持つ夫婦剣でもある。 二つ揃いで装備すると、対魔力・対物理が上昇する。天城雪子に支給。 破戒すべき全ての符(ルールブレイカー) 第五次聖杯戦争に参加した、キャスターの宝具...
  • 決意と殺意が交わる時
    男女3人のメンバーがバトルロワイアルの会場となった無人島を歩いていた。 1人は涼宮ハルヒという少女。 1人は黒崎一護という少年。 1人はロロ・ランペルージという少年。 何も接点のない3人が知り合うきっかけとなったのがこのバトルロワイアルにて協力して殺し合いを止めるといった事であった。 だが1人、本当は別の目的を持つ者が巻き込まれていた。 「(気に食わない……。この涼宮ハルヒも黒崎一護も……)」 ロロであった。 彼は最初からの目的は兄を優勝させる事である。 殺し合いを止めるメリットなどほとんどない。 むしろ殺した方が安全だ。 「(どうせ危険が訪れたら真っ先に逃げ出して殺す偽善者のくせに)」 ハルヒと一護はそれなりに仲良くなっている。 だが彼の目にはお互い腹の探り合いをしている様にしか見えなかった。 それに2人には自分...
  • おまもりらんさー
    「さてゲーム開始2時間、変わった事はなしか……」 未明から黎明の時間。 だが暗闇の空はまだ明るさを見せない。 「あの変な奴しかまだ会えていないとは……」 足立透。 呟く青い戦士のランサーは名前も知らない。 しかも格好は警察の者。 だが英雄でもあり戦士のランサーには勘や鼻が聞いていた。 「幸運はEで最低な俺だからか支給品は最低だしな……」 ブーメランを悔しい顔をして睨むランサー。 「まぁ良い。それよりサーヴァントが出たら対抗出来るようにしておかなきゃな」 全サーヴァントと引き分けをマスターに強制させられたランサー。 サーヴァントとの戦いを想定しているがランサーは第四次聖杯戦争のサーヴァントであるバーサーカー、ライダー、キャスターの事を知らない。 もしかしたら出会う事はないかもしれないが第五次聖杯戦争のサーヴァント対策だけでは...
  • 強い意志
    「さ、沙都子……。チクショウ!」 俺の最高の仲間であり、親友であり、ライバルであった沙都子が死んだ。 あいつが何をやったってんだよ! 確かにあいつは口は悪いし、すぐに罠を作るし誉められる様な奴じゃない。 だからって死んで良い理由にはならないじゃないか! あいつは明るくてみんなを元気にさせる良い奴なんだぞ! 折角こないだ沙都子を助けられたっていうのに……。 絶対に殺し合いなんかに乗らない! 沙都子を殺した奴らの言う事なんか聞いてたまるかよっ! 仲間を信じればこんなゲームを終わらせる事だって出来るはずだ! 仲間を信じられない人間の末路を俺は知っている。 それはどこか遠い世界の俺で、自ら平和を……。レナと魅音を殺して、1人寂しく首をかきむしって後悔しても後悔仕切れずに死んだ。 「よし、行くか!」 俺は自ら誓う様に信じられる仲間を...
  • 参加者名簿
    参加者名簿 4/4【AIR】 ○国崎往人/○神尾観鈴/○遠野美凪/○霧島佳乃 6/6【Angel Beats!】 ○音無結弦/○仲村ゆり/○立華奏/○日向秀樹/○直井文人/○椎名 4/4【家庭教師ヒットマンREBORN!】 ○沢田綱吉/○雲雀恭弥/○六道骸/○古里炎真 5/5【Kanon】 ○相沢祐一/○水瀬名雪/○川澄舞/○倉田佐祐理/○北川潤 5/5【CLANNAD】 ○岡崎朋也/○古河渚/○伊吹風子/○坂上智代/○春原陽平 5/5【コードギアス 反逆のルルーシュ】 ○ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア/○C.C./○枢木スザク/○ロロ・ランペルージ/○ユーフェミア・リ・ブリタニア 5/5【コープスパーティー】 ○持田哲志/○中嶋直美/○岸沼良樹/○篠崎あゆみ/○刻命裕也 6/6【シークレットゲーム-KILLER Q...
  • 参加者名簿(ネタバレ)
    参加者名簿(ネタバレ) ●のマークの着いたキャラクターのリンクをクリックすると脱落してしまったページを読む事が出来ます。 3/4【AIR】 ○国崎往人/○神尾観鈴/○遠野美凪/●霧島佳乃 5/6【Angel Beats!】 ○音無結弦/○仲村ゆり/○立華奏/●日向秀樹/○直井文人/○椎名 2/4【家庭教師ヒットマンREBORN!】 ●沢田綱吉/○雲雀恭弥/○六道骸/●古里炎真 4/5【Kanon】 ○相沢祐一/○水瀬名雪/○川澄舞/●倉田佐祐理/○北川潤 4/5【CLANNAD】 ○岡崎朋也/●古河渚/○伊吹風子/○坂上智代/○春原陽平 3/5【コードギアス 反逆のルルーシュ】 ○ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア/○C.C./○枢木スザク/●ロロ・ランペルージ/●ユーフェミア・リ・ブリタニア 3/5【コープスパーティー】...
  • 天城雪子は笑えない
    俺は桜井智樹。ごく普通の中学生だと思う。 いつの間にかバトルロワイアルとやらに巻き込まれてしまっていた。 よく分からないが、シャルル・ジ・ブリタニアが言うには、これは「殺し合い」らしい。 (ふざけんな、人の命をゲームの駒のように扱いやがって!) 怒りが湧きあがってくる。 俺は決して殺し合いに乗る気はない。 名簿に名前のあった、イカロス、ニンフ、アストレアを探す。 そして必ず、元の世界に帰るんだ。 俺はさっきから、この寮にあるドアを片っ端から開けていた。 同じように巻き込まれた人が居るかもしれないからだ。 今まで人が居たことはなかったけれど。 (まあ、そう都合よくもいかないか) そう思いながら、何度目か、ドアノブを回す。 しかし、今までとは違って、ドアは開かなかった。 「誰かいるんですかー?」 鍵が掛かっているということは、誰かが居ると...
  • 破面の告白
    「ったく、どうなってんだよぉ!!!」 臆病な声が、ただ広いだけの教会内に響き渡っている。 声の主はただの高校生。 ついさっき目が覚めたが、彼はまだルールを理解できていないようだ。 彼の名前は花村陽介。 デパート「ジュネス八十稲羽店」店長の息子で見た目は、ヘッドホンをつけているただの高校生。 ただ、ペルソナを使用できると言う以外は──── (どうすればいいんだよ!?) 彼の頭の中は、混乱しきっている。 ついさっき、目の前で、3人が殺されてた。 二人は何もしていないのに、殺された。 もう一人は、勇敢に立ち向かって死んだ。 そして、勇敢に立ち向かって殺された男の腕は奇妙に変形していた。 つまり、化け物みたいな奴が普通にいるということだ。 デイパックからはみ出ているのは、木製の野球のバット。 一目見るだけで分かる。─────これで、人は殺...
  • 嘘の境界
    『あれれー?僕は確か今戦挙の途中だったはずなのになー?』 不吉と嘘をばらまきながら青年は呼ばれた様なものだった。 常に屈託なく喋り、嘘か本心かわからない言葉を投げかけ、他者を簡単に踏みにじる過負荷。 そして箱庭学園の生徒会戦挙にてこの青年は昨日庶務戦にて中学時代の後輩人吉善吉に自ら降参をしたにも関わらず、攻撃を仕掛け2人一緒に死んだ……はずだった。 『大嘘憑き(オールフィクション)』 この過負荷である青年のスキル。 現実(全て)を虚構(無かった事)にするスキル。 全て彼、球磨川禊の『大嘘憑き』により無かった事にされる。 『うーん。こんな過負荷の力が制限されているってわかるけどそんな未知の力をバトルロワイアルに使うなんて僕には理解出来ないなぁ』 彼の読みだと主にジャンプなどで人気のバトル漫画でチートと呼ばれる『死んだ人(自分を含め)を蘇る...
  • SSタイトル元ネタ一覧
    SSタイトル元ネタ一覧 ここに記載されているのは、SSの作者が明言したもののみです。 【000~100】【101~200】 No. タイトル 元ネタ 000 それはとても眩しい夜 ゲーム「D→A WHITE」OP『From silent sky』の歌詞より 001 アナタは恋人を殺せますか? ゲーム「シークレットゲーム-KILLER QUEEN-」OP内キャッチコピー『アナタはQを殺せますか?』より 002 ジャッジメントですの! ライトノベル「とある魔術の禁書目録」の登場人物の白井黒子の名言及び口癖より 003 戦士は独り遥か戦地に埋もれてわたしを動かす 初音ミクオリジナル曲『子猫は独り遥か雪に埋もれてわたしを見つめる』より 004 君は僕に似ている アニメ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」第4期EDより 005 強い意志 アニメ「ひぐらしのなく頃に解」第11話皆...
  • アサシン
    【名前】アサシン 【出展】Fate/stay night 【種族】英霊 【性別】男性 【声優】三木眞一郎(参加者関連では物語シリーズの貝木泥舟、BLEACHの浦原喜助、そらおとの空のマスター、AIRの橘敬介) 【年齢】不明 【職業】サーヴァント 【外見】紺色の陣羽織に長大な太刀を帯びた耽美な青年。 【口調】  一人称は「私」、二人称は「そなた」「お前」。 【概要】  真名は佐々木小次郎。正式な暗殺者のサーヴァントではない。  宝具も所持しておらず、自らの剣技のみで戦い抜かなければならないというハンデを背負っている。  第五次聖杯戦争に召喚されたサーヴァントの中でも、随一の剣技を誇るらしい。  第五次聖杯戦争において、「サーヴァントによるサーヴァント召喚」というルール違反の上で召喚された。  色々あって柳洞寺の山門の周囲から離れることができな...
  • 僕は/俺は友達が少ない
    森の中で、僕は/俺は、覚醒した。 周りをぐるりと見渡すと、僕の左に/俺の右に、少年が居た。 その少年に、声を掛けられた/声を掛けた。 どうやら彼も/こいつも、このバトルロワイアルの参加者の様だ。 バトルロワイアル。まさか僕が/俺が、殺し合いに巻き込まれるとは。 だけど、僕は/俺は、殺し合いなんてするつもりはない。 そう、僕には/俺には、しなければいけないことがある。 兄さんを/みんなを、守らなければいけない。 そのためには―――― ◆◇◆◇◆◇◆ 息が苦しい。脇腹が痛い。心臓が早鐘を打つ。 立ち止まり、息も絶え絶えに後ろを振り向いた。 今の所、誰かが後を追ってくる様子はない。が、用心はしておくべきだろう。 ここがどこかはわからないけれど、周りは野原で、見通しもいい。 それは人を見つけやす...
  • 音無結弦
    【名前】音無 結弦(おとなし ゆづる) 【出展】Angel Beats! 【種族】人間(故人) 【性別】男性 【声優】神谷浩史(参加者関連は物語シリーズの阿良々木暦、めだかボックスの宗像形、Fate/stay nightの間桐慎二、BLEACH劇場版の雫、Kanonの久瀬 それ以外のキャラクターはさよなら絶望先生の糸色望、デュラララの折原臨也 など) 【年齢】不明。少なくとも18歳以上。 【職業】学生。「死んだ世界戦線」メンバー 【外見】茶髪。 【口調】  一人称は「俺」、二人称は「あんた」「お前」。普通の男子高校生口調。 【概要】  自分の名字以外の記憶を喪失した状態で、死後の世界に来た少年。  仲村ゆりによって、半ば強制的に日向秀樹や椎名らの所属する「死んだ世界戦線」のメンバーとなる。  天使と呼ばれる少女、立華奏を何かと気にかけており、積極的...
  • セッキン
    イレギュラーな存在である剣士のサーヴァントであるアサシンの気持ちは高揚していた。 本来は山門を仮の依り代にしている為、アサシンは移動する事に制限がかけられている。 ただ、侵入者を殺す為だけにキャスターに召喚された存在であるのだから。 強者と戦いたい血を持つアサシンには退屈な日々であったがそれも解放させられた。 「相沢祐一は再戦相手、セイバーとも再戦相手と…… なら私は誰と戦おうか」 一応サーヴァントは全員揃っている。 自分とわざと引き分けを狙いに戦いを挑んできた赤い槍遣いの青い騎士ランサー。 キャスターが最も警戒をする最強の英雄のヘラクレスが正体のバーサーカー。 違反行為を起こし、自分を召喚させたアサシンにとっての『女狐』のキャスター。 他アサシンの知らぬサーヴァントにライダーとアーチャーのサーヴァント。 そして謎のサーヴァントらしき名を持つ真...
  • 運命に抗うもの
    「う〜…ひっくなのです」 目の前の光景に、衛宮士郎は呆然としていた。 10歳くらいと思われる女の子が、顔を赤くしながらへらへらと陽気に笑っている。 その手に持っているのは…酒瓶。 「っておい、子供がそんなもの飲むんじゃない!」 我に返った士郎は、少女の手から酒瓶を奪い取ると、投げ捨てる。 投げ捨てられた酒瓶は、木っ端みじんに砕け散る。 「…何するのよ」 酒瓶を割られ、少女は士郎をぎろりと睨み付ける。 子供とは思えないその雰囲気とドスの利いた声に士郎は一瞬びびる。 「…まあいいわ。十分憂さ晴らしは出来たし。それじゃあさようなら」 そういった少女は、懐からナイフを取り出し、自らの胸に… 「させるかぁ!」 …突き立てようとしたところへ、士郎が少女の腕をつかみ、それを止める。 「放してよ!私は沙都子のいない...
  • 真アサシン
    【名前】真アサシン 【出展】Fate/stay night 【種族】英霊 【性別】男性 【声優】稲田徹(参加者関連ではKanonの石橋先生、BLEACHの狛村左陣、愛川羅武、AIRのモブ) 【年齢】不明 【職業】サーヴァント 【外見】黒いローブと白い髑髏の仮面。 【口調】  一人称は「私」、二人称は「お前」「貴様」。名前を呼ぶ際は「○○殿」と呼ぶことが多い。 【概要】  真名はハサン・バッサーハ。イスラム教の伝承に残る「暗殺教団」の教主「山の老翁」。  ハサンの名は代々襲名されてきたもので、複数いる「ハサン・サッバーハ」を名乗った暗殺者の内の1人が彼である。  不気味な外見は後述のスキル「自己改造」によるもの。髑髏の仮面の下には顔は存在しない。  第五次聖杯戦争において、間桐臓硯によって召喚された本来のアサシン。  暗殺者のスタンスからか、...
  • ランサー
    【名前】ランサー 【出展】Fate/stay night 【種族】英霊 【性別】男性 【声優】神奈延年(参加者関連ではリトルバスターズ!の井ノ原真人、AIRの柳也、BLEACHのノイトラ・ジルガ) 【年齢】不明 【職業】サーヴァント 【外見】全身を包む青い装束に、紅い槍を手にした男性。 【口調】  一人称は「俺」、二人称は「お前」「アンタ」「貴様」など。 【概要】  真名はケルト神話の英雄、クランの猛犬ことクー・フーリン。  高い白兵戦の技術と、サーヴァント中でも最速とされる敏捷性を持つ。  聖杯への望みは特になし。強者との死力を尽くした戦いを望んでの参加である。  第五次聖杯戦争においては、紆余曲折あった後に言峰綺礼をマスターとして行動することになる。  令呪によって、全てのサーヴァントと一回以上交戦し、且つ初戦は自ら撤退することを命じられ...
  • 戦士は独り遥か戦地に埋もれてわたしを動かす
    未明の0時。 全ての参加者は目を覚ました頃であろう。 今から彼ら、彼女らは生きながら地獄以上の体験をする事になるだろう。 そして命を失った者は地獄へ行きこのロワイアルから抜け出したとも言える。 苦しみながら生きている者と、安らかに死に逝く者。 どちらが幸せでどちらが不幸なのだろうか。 答えは簡単。 死に逝く者の方が幸せではないか! 「さぁて、僕も仕事頑張らなくてはいけないね」 彼の職業は警察官。 少しドジでヘマばかりやらかすというイメージからは本当に警察官なのかと疑うだろう。 だが、その本性は謎の殺人者として裏方から傍観する者である。 ――その名も足立透。 彼は実際警察官になった理由が堂々と銃を持てるからという不謹慎な理由からである。 そんな足立はある日、記憶には薄いが力が目覚める何かの出来事があった。 それから彼はテレビの...
  • アーチャー
    【名前】アーチャー 【出展】Fate/stay night 【種族】英霊 【性別】男性 【声優】諏訪部順一(参加者関連ではBLEACHのグリムジョー・ジャガージャック、ハヤテのごとく!!のリィン・レジオスターなど) 【年齢】不明 【職業】サーヴァント 【外見】浅黒い肌に赤い外套を纏った男性。 【口調】  一人称は「私」又は「オレ」、二人称は「貴様」「お前」など。皮肉めいた口調が多い。 【概要】  真名はエミヤ。全てを救うという理想を追い求めた、未来の衛宮士郎その人である。  「弓兵」のクラスだが、弓を使用した遠距離戦闘よりも干将・莫耶を使用した白兵戦を主とする。  その武技は天性の才能によるものではなく、弛まぬ努力の賜物である。  英霊としての知名度は皆無だが、超一流の英霊であるランサーやセイバーにも認められるほどの実力を持つ。  第五次聖杯...
  • ひぐらし/CLANNAD night
    「……待ってろよ、みんな」 俺はもう……。 「力を貸してくれ、渚……」 迷わない! 「絶対にゲームなんか終わらせてやるっ!」 罪を背負って生きる。 それは調子の良い事だっていうのはわかっている。 でも、……このゲームは命を掛けてでも、止めさせてやる事が俺の使命だ。 「まずはどうする?森に入るべきかどうか……」 未だゲーム開始時から俺はほとんど動いていない。 ずっと森と野原の境目に居ただけであった。 迷っていると森の方から高い、男の声が聞こえてくる。 まだ幾分か遠いか、耳を澄ませる。 「こんのぉぉぉぉっ!てめぇぇっ!」 二刀流の黒と白の短剣を握って俺に走る男がやって来た。 俺と同い年ぐらいの少年が殺気を見せつけてくる。 「くそっ、ゲームに乗った参加者か!?」 俺もゲームに乗った者。 人...
  • 一人じゃないから
    俺、梨花ちゃん、衛宮は俺の彼女の古河渚を埋葬する事は道具がない事、時間がない事などの理由にて不可能だったので森の葉をかき集めて、その葉で誰にも見つからない様に隠して出来る限り手厚く葬った。 祈りながら俺は絶対に知り合いや仲間達と脱出する事を誓いながら……。 心の中で泣きながら……。 そしてそれからは俺達3人殺し合いを終わらせる為、歩き出していた。 目的地などはない。 ただ自分達の本能で場を切り抜いていくという意味が込められている。 そんな事は知らないが……。 先頭を衛宮、真ん中を梨花ちゃん、殿を俺が務めている。 これをはじめてもまだ俺達は誰にも会っていない。 見渡してみても今のところは異常はない。 殺し合いに乗った参加者も、俺達の様に脱出を試みる参加者も、襲われている参加者も誰も見つからない。 このまま異常無しでずっと続いていくなら平和で良いのだがこ...
  • Big mouth
    ――もっきゅもっきゅもっきゅもっきゅもっきゅもっきゅ―― ■ 時刻は午前八時を少し回った頃、場所はD-4エリアの森の中。 鬱蒼と草木の生い茂る森の中、無言で立っている少女。 そこに居るだけで、他人に少なからず畏敬の念を抱かせる高貴な存在。 セイバーのサーヴァント、騎士王アルトリア・ペンドラゴンはそこにいた。 オルタ化したせいで、平常時とは属性が反転し、柔肌は青白く、碧色の瞳は金色に変化している。 しかし、それでも、少女が相当の実力者であることは、見る人が見ればすぐさま理解できるであろう。 総身から放出される魔力量は、並のサーヴァントでは遠く及ばない。 真っ黒に変色し厳めしい雰囲気を纏った鎧は、並大抵の攻撃ならば、その強靭さをもって跳ね返してしまえそうに思えるほどだ。 “闇に染まった”という形容がこれほど相応しい者は、そういない。 そんな騎士王は...
  • 光と絶望の境目
    (ユフィの為なら僕は誰であっても躊躇いなく殺せる) (悟史君、悟史君、悟史君、悟史君、悟史君) (僕はボンゴレを倒せればそれで良いのに……) 3人、別の思惑を見せながらの交戦を繰り広げる森の中。 1人1人がこの戦いに背負うべきものを体に秘めていた。 枢木スザクは死んでしまったはずの愛する者を生存させる為。 園崎詩音は愛する者の元へ帰る為。 古里炎真は家族を皆殺しにしたボンゴレファミリーに復讐をする為。 それぞれ、負けられない気持ちは誰よりも高いと自負していた。 だが、皆どの様に動くかわからないので詩音の乱入後、睨み合いが続いていた。 下手に動くと自分以外の2人が襲うかもしれない。 誰もが襲う2人でありたいと思うのは当然であった。 『……そうだ、これなら無駄な時間は過ごさずに決着が着くかもしれない』 一番にこのバトルの前提が間違っている事に気...
  • かみのおとされもの(後編)
     ◆◇◆◇◆◇ 姫萩咲実は下校途中を最後に元の世界の記憶は無かった。 つまり彼女は下校途中にゲームに巻き込まれたのだろう。 そんな咲実は実はキョンとニンフには話していないが、肉親を失っている過去を持つ。 そして親戚を転々としたが酷い生活、酷い生活の転々とした暮らしでもあった。 人の信じる事にかけた彼女は学校でも良い生活とは言えなかった。 そして、皮肉にもこのゲームに巻き込まれたキョンとニンフが彼女の支えとなった。 わずか数時間としか話せなかったがそれは確かに彼女を強くさせようとする事であった。 だが、それは急遽殺人者の乱入続きでついに自分の死が決まってしまった。 こんなゲームで何がしたいのだろう? ん な 私の価値とは? の 人として生まれて幸せじゃなかった! 生   と   せ っ   は   に て   な ...
  • 仮面は微笑む。
    暗闇が徐々に明けていく中、姿を表す黒い暗殺者の姿があった。 不気味な髑髏面、抑えられた気配。 こんな姿であるのは、全参加者を探しても彼『真アサシン』のみであろう。 その真アサシンは数時間前にライダーという強敵のサーヴァントを葬ってからはなるべく動かない様にしていた。 理由はサーヴァントに対しての不意打ちの為。 あくまでもサーヴァントのみという事が重要である。 北川潤に手は出してしまったが、本来真アサシンは無益な人間には手を出さないそんな暗殺者であるのだから。 「クフフフフ」 そして目の前に怪しげな少年を見かけても、自らが襲いかかる事はしないのであった。 「お前は何者だ!?」 少年に問いかける。 少年はこの男が参加者であるのかの悩みどころであったが、今口を開いたし何より首輪が填められてある。 参加者に間違いない事を察した。 ...
  • アケルソラヘ
    「私はあなたの事をなんて呼べば良いのかしら?」 俺の同行者なのかマスターの代理なのかは知らないが(というか同行者はともかくマスターとは認めたくねぇ)戦場ヶ原ひたぎが突発的にどうでも良い事を真顔で言ってきた。 正直どうだって良い。 ただそれを言うと戦場ヶ原は絶対何か毒舌を吐くであろう。 短い時間だが大体の事は予想が出来てしまう。 嫌な予感がビンビンと勘が告げる。 ……無難に普通で良いと素直に言っておこう。 「普通で良いんじゃないか?」 「わかったわ青」 「誰が青だよ!明らかに俺の全身しか見てねーじゃねーかよ!」 ダメだコイツ……。 何言っても悪口で返される。 明らかに俺を舐めていやがる……。 「つーか今は良いとして敵が出たら俺が戦うだろ?その時お前はどうする?俺から逃げて戦闘を離脱するのか?それとも俺と共闘するか?」 「当然あなたを刺すわ」...
  • 王道ロワ用語集
    阿良々木ハーレム 某上条さん並みに意図せずにフラグが何本も経つ阿良々木暦の美少女達である。 原作内のメンバーは戦場ヶ原ひたぎ、八九寺真宵、神原駿河、千石撫子、羽川翼、忍野忍である。最近は斧乃木余接や妹である阿良々木火憐と阿良々木月火が入るとか入らないとか。 王道ロワイアルでは襲ってきた仲村ゆりと行動し、わずか次の話で簡単にフラグを作る。 実は中嶋直美とアストレアもメンバー入りが期待されたが、井ノ原真人が居たからかフラグを作れなかった。 まぁ直美もアストレアも好きな人が居るのが原因かもしれないが……。 ただの女垂らしみたいだが本人はまったく意識しておらず、彼女は戦場ヶ原ひたぎであり戦場ヶ原にベタ惚れである(理想の女の子は羽川だけどね) 余談だが本人は阿良々木ハーレムについて「そんな悪趣味なグループを組織しちゃいねえよ!」と偽物語で語っている。 生き残り予想ランキング 誰...
  • 白騎士物語
    参加者の中でも主催者であるシャルル・ジ・ブリタニアの知り合いはそう多くない。 日本人でありながら名誉ブリタニア人になり、ブリタニア軍の兵士になった。 そして、『行政特区日本』設立を目指したユーフェミア・リ・ブリタニアの騎士になった。 だが、ユーフェミアはゼロのギアスの呪いにかかり日本人の虐殺を命じられ、『行政特区日本』の設立に失敗しゼロに射殺された。 ゼロに復讐を誓った彼はブラックリベリオンにてゼロを捕獲。 そしてこのゲームの主催者シャルル・ジ・ブリタニアから『ナイトオブセブン』の称号を手にした。 「まさか僕がこんなバトルロワイアルなんてのに巻き込まれるなんて」 枢木スザク。 彼は先程シャルル・ジ・ブリタニアに反抗して見せたルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの親友であり、仲間であり、敵であった。 そしてルルーシュが言っていた通りに彼もまたシャルル・ジ・ブ...
  • Departure
    殺し合いの舞台となった島の、【E-8】にある民家。 そこで少年、前原圭一と、少女、朝比奈みくるは出会った。 そして、圭一をリーダーとして、この殺し合いから脱出する、もしくは主催者を打倒するチームを作ることに決めた。 しかし、二人はすぐには行動しなかった。 これからどこへ向かうか、そしてどう仲間を増やすかを考えるためだ。 圭一はテーブルに地図とノートを広げ、何やらノートに書き込んでいる。 みくるはキッチンにあったティーバッグを使い、お茶汲みの準備をしている。 「(あたしは……殺し合いなんてできない。だからせめて、自分の身を守らなくっちゃ)」 朝比奈みくるは、特殊な能力も無いただの少女である。 前原圭一は「俺が朝比奈さんを守りますよ」と言ったが、中学生に頼るだけではいけない、と彼女が考えたのは当然だと言える。 しかし、みくるのデイパックに彼女が扱える武器は...
  • 「ミッションスタートだ」
    棗恭介と伊吹風子の二名は、校内の探索を開始していた。 先の超能力者のように殺し合いに乗った人物と出会ってしまうことも有り得る話ではあったが、もし運良く志を同じくする同志に出会えたなら殺し合いへの反逆は大分楽になる。 一人より二人、二人より三人の方が心強い。 単純明快な理由であったが、勿論一刻も早く大切な仲間や友人と合流しておきたいというのも理由の一つである。亡くすには余りにも惜しい人達ばかりなのだから。 さて、少し話は変わるが。 恭介は仲間を探すにあたり、一つ最悪の可能性を頭に浮かべていた。 リトルバスターズの結束は余りにも強く、そしてその強すぎる結束が生み出すかもしれない事態を脳内で想定してみて、恭介には杞憂と笑い飛ばすことができない最悪。 ある意味では、棗恭介のIF。バトルロワイアルにて、守りたいものを守るために道を踏み外す可能性だって彼にはあった。むしろ可能性はかなり高...
  • 主催者のバカ野郎共に大いに抵抗して脱出するための素晴らしき仲間達
    「お、おい……。もしかしてお前らが言ってたロロとかいう奴はこいつなんじゃないか?」 オレンジ色の派手な髪色をして、普段は吊り上がっている目をしている青年の表情は怖い物を見た様に怯えた瞳になっていた。 実際の見た目は黒崎一護であるが、中身はコンという改造魂魄が正体である。 「見つけたかコン?」 黒い死覇装に身を包み、オレンジ色の派手な髪色をした吊り上がった目をした男がその声の方向に歩く。 こちらが本物の黒崎一護であった。 死神化の際は本物の体が動かせないのでコンに中に入ってもらって、一緒に動向していたロロ・ランペルージの捜索をもう1人の涼宮ハルヒと行っていたのだった。 話は戻り、コンはハルヒと一護に教えられた情報を元にしていた為、捜索していたロロの顔は知らない。 外国人で、クリーム色の様な髪の色、日本語はペラペラ、無口、少し気弱そう、小柄。 それがコ...
  • 学園黙示録
    「朝比奈さん、良いですよ〜」 案外小さい言葉というものは届きやすいものであった。 少年が高校の目の前で小さくそう答えて同行者を手招きすると、ゆっくりと怯えながら少年に近付いた。 「無事に高校にたどり着きましたね」 「そうだな……、けど俺は未だにまだ誰も会えないと逆に不安になります」 前原圭一は自分達が動いているのではなく、動かされているのではないかと不安になっていた。 自分が朝比奈みくると出会って、支給品を確かめ、高校に足を運ぶまで。 「魅音がいきなり言いそうな事だな」 「ん?どうしたんですか?」 「いや、ただの独り言です」 圭一は高校に向き直し、震える右手を左手で抑えようとするが、一緒に左手を巻き込むだけであった。 「……行きましょう、朝比奈さん」 未だ参加者が足を踏み入れていない施設。 だが、この時間から高校を舞台にし...
  • disillusion
    陽の光を頼りに、衛宮切嗣は名簿に斜線を引いていた。 弓の英霊アーチャーと決別してから、およそ一時間。 アーチャーと対話をした民家とはまた別の民家で、切嗣は休憩がてら放送を聴いていた。 メモを取りつつ、冷静に情報の重要度を格付けしていく。 禁止エリアは、どちらも切嗣が今いるエリアからは離れているので深くは考えない。 エクストラゲームは、要するに不確定要素の追加あるいは補充であり、考えたところで詮無いことだ。 つまるところ、切嗣が重要視することになったのは、死亡者の発表だけだった。 とはいえ、最も心待ちにしたそれも、別段強い衝撃や影響を与えるということはなかった。 例えば、ライダーが脱落したことに、特別な驚きはない。 この島には、聖杯戦争における七騎のサーヴァントが顕現しているのだ。 ゲーム開始直後から、サーヴァント同士で潰し合いが起こっても何ら不思議ではない。 ま...
  • 悪がもう一人の自分をつくる(後編)
    時は少し遡った話。 街の病院を訪れた男が居た。 死んだ世界戦線メンバーの二番の古株の男、日向秀樹。 一番最初にリーダーの仲村ゆりの仲間になった日向は今まで数々の無茶をやってきた。 死ぬわ、殴られるわ、死ぬわ、襲われるわ、死ぬわ、飛ばされるわ、死ぬわ、落ちるわ、死ぬわ、撃たれるわ、死ぬわ、死ぬわ、死ぬわ……。 とりあえず彼は何回も死にまくった。 「ってよくよく考えれば死にまくりだな俺!?」 バトルロワイアルなんて事に巻き込まれ、ようやく死の事を日向は考えていた。 「死んで蘇る奴ほどバトルロワイアルに不必要な参加者は要らないよな……。能力制限……とか言ってたけど俺らが何回も蘇るのが能力と見なされていたら……。こえー、命粗末に出来ないじゃないかよ!?」 普通はしないのが当たり前なのだがリーダーのゆりはそういうのに執着心がない為、事あるごとに殺されている。...
  • アーチャー時を越えた遭遇
    素早く駆ける朱。 その朱をよくよく辿っていくと赤い外套の男である事がわかる。 特徴的な肌の褐色。 白に染まった頭髪。 大きな大きな背中。 その姿は弓兵らしくない弓兵(アーチャー)の姿であった。 『守護者』として活動し、衛宮士郎を1番に全ての参加者を皆殺しを決意した兵隊であった。 ――数時間前、彼は赤原猟犬で参加者の少女を殺した。 正確には彼はその殺した光景を見ていない。 いや、見る必要がなかったのだ。 その赤原猟犬の能力は弾かれようが射手が健在な限り標的を狙い続ける黒くて赤光する魔弾である。 とっくのとっくに狙われたあの少女はあの刃の錆となっているはずなのだから。 「だが能力制限とはまたやっかいな……」 人間とサーヴァントの実力差を埋める為に、主催側が我々の人ならざる者に能力を厳しく制限したのは容易に推測出来る。 他のサーヴァン...
  • LIttle Busters!
    「何てこった」 一人の青年が、未だ漆黒に包まれた空を仰いで呟いた。 その言葉には恐怖の色などは微塵もなく、あるのは自嘲と諦めだけだ。 彼の名前は棗恭介。 小さな友人グループ―――『正義の味方』リトルバスターズのリーダーだ。 個性派揃いのメンバーたちだが、その全員から慕われているということから、彼のカリスマ性が伺える。そして彼もその期待に応えてきた、まさに『理想のリーダー』だった。 そう。どこまでも彼は、リトルバスターズのリーダーだった。 繰り返される一学期。 リトルバスターズの物語は、修学旅行道中のバス事故に収束する。 だが、妹の棗鈴と親友の直枝理樹の心は弱すぎた。『俺達の居ない世界』で生きていけるだけの強さを得てもらうために、ただただ延々と一学期を繰り返し(リフレイン)。 虚構の世界で、いずれ終わらせる物語を引き延ばして。 そうまでして、恭介は親友...
  • 澄み切った強さを手に
    おきろ、なんでこんなところでねてるんだ。 □ 「う、ぇ………」 啜り泣く声が、静かな夜の街に聞こえていた。 その声にあるのは恐怖と不安よりも、深い深い悲しみが大半だ。 やり場のない不安定な感情と、自分の仲間たちへの心配。そして、この『バトルロワイアル』に招かれる前に見た、世界の秘密。終わってしまう楽しいユメ。 願い星に誓って、大切な親友と苦難の丘を越えることを決意した。 暖かかった毎日、友と過ごした時間。 全てがユメでも、嘘だったとしても、一緒に歩んでいこうと決断させた友。自分たちの中では弱い方だと思っていたのに、本当はいつの間にかすごく強くなっていた少年。 直枝、理樹。 自分の手を引いてくれた人。 ユメから覚めて、やがて来る過酷を乗り越える決意をさせてくれた人。 なのに。なのに。なのに。なのに。なのになのになのになのに――――。 「こんなの、...
  • この大地の果てで(後編)
    ◇◇◇◇◇ 無言の探索であった。 別に仲が悪いわけではない。 だが考え事をしている最中であるし、静かな方が異常事態――参加者の接近にいち早く対処出来るだろう。 幸い骸も真アサシンも戦闘に関して高い技術に高いスキル持ちだ。 それが2人で固まってあるのだ、並大抵の不良なんか相手にすらならない。 だが問題は強大な敵がこの島にうじゃうじゃではないがそれなりの参加者が居る事だ。 そんな探索が始まって1時間から1時間半くらい経過したあとからだっただろうか。 『ふにゃああああああああ!』 猫の様な声のする少女らしき悲鳴か雄叫びか泣き声か。 状況が2人にとっても良くわからない展開に真アサシンは後ろを振り返り骸と顔を合わせたのであった。 「ムクロ殿」 「うむ、当然僕にも聞こえました」 ここから数十メートルぐらいの近さではない...
  • かぜ~breeze~
    番外放送が終わってから少し後。 草原の真ん中で、宗像形はゆっくりと立ち上がった。 枢木スザクとの戦闘を終えた後、宗像は疲労回復に努めていた。 とはいえ既に二時間近く経過していたから、充分だと判断したのだろう。 準備運動をするように、腰や腕を中心に、身体をぐるぐると回す――ついでにハルバードも回す。 その動きは精巧にして緻密。 武器、あるいは凶器を扱うことに長けた人間のものだ。 数時間前に戦闘を行い、傷を負ったとは思えないほどである。 無論、殺人にもなんら不都合はないのだろう。 身体の調子を確認し終えた宗像は、ひとつ息を付いた。 そして誰に告げるわけでもなく、小さな声で呟く。 「死んだのは十四人。今の放送によると一人生き返ったようだし――僕はあと八十六人殺せるってことだね」 その言葉からは、宗像形という人間の中の狂気が窺えた。 放送を聴いて、宗像は自分が...
  • Oath Sign(後編)
    ごく僅かな人間だけが記憶を持ち続け、他の者は記憶を失う。 そしてそれが断片的に残ることもある。潜在意識だ。 今の二人の様子は、それに酷似していた。 尤も風子があんな過酷を背負っている風には見えなかったが、それでも疑問は残る。 「……あーもう! 分かったよ! 分かったから離せって」 観念したのだろうか、春原は抵抗の一切をやめる。 武器も取り上げられて、そして二対一のこの場では、暴れたところでどうにもならない。 春原は素直に、観念したのだ。 敗北を認めた、とも言える。 それでも殺し合いを止めるという考えはない―――あくまでこの場は従うだけである。 「……良いだろう。その状態じゃ何も出来ないだろうしな」 「ん。……聞いてもいいかな、君」 「なんですか、春原さん」 「君と、さ……どっかで、会ったことあるよね?」 ...
  • 騎神咆哮バーサーカー
    ■■■■■■■■―――――――! 木霊する音。 振るわせる地。 湖の騎士にして裏切りのナイト――ランスロット――。 面影すら残っていない狂った1人の騎士の英雄であった者の雄叫びは一体何を意味する? 自らの勝利か? それとも、自らの敗北か? それとも、自らの死か? 答えは――――? 対峙するはツインテールの髪型をした幼き少女が1人。 これは狂った騎士と1人の少女の戦いの結末の<物語>。 ――――――――――――――――――――――――――― 「お姉さまは死ななくて、わたくしのお姉さまの恋路を邪魔するあの男の名前が呼ばれたのにどうして心の中がこう、……もわっとするのでしょうね……」 中学生のジャッジメントの白井黒子は放送の死亡者で数少ない知り合いの名前を聞かされた。 心に残るのは渦。 ...
  • 散りゆく者への子守唄
    それはそれは、キレイな夜。 真っ赤な血で汚された夜とは思えない程それは静かな夜。 「な、なんで俺はこんな意味不明な展開に巻き込まれているんだか……」 金髪の少年がその静かな夜、キレイな月から照らされていた。 元は無人島なのかはわからないが海に囲まれている島。 その海面に移る月は波打つ水面でぶれている。 「キレイだなー……」 人が傷付け合い、地面が血で染まり、服を汚している者すら居るだろうとわかってはいるのだがその珍しい水面に心を奪われてしまった。 少年は座り海は呆然と眺める。 本来は寝ている時間ではあるのに今はまったく眠たくない。 人の死を目撃したショックや今のキレイな海。 その2つが少年の眠気を取っ払っていた。 「お前らは無事だよ……な……」 クラスメートの相沢祐一と水瀬名雪も俺と同じ状況に巻き込まれているのはわかってい...
  • 輝きのトモキ
    本来なら私は死んでいたのだろう。 街を騒がせていた殺人事件の第3の被害者として私は殺されるはずであった。 それを鳴上君、花村君、千枝が助けてくれた。 助けられたからこそ、   この私のたった1つの命は、     亡くしたくない。 いいや、   これはただの言い訳だ。     死にたくない、       そんな感情のみが、         私を支配する。 「だから私に悲しむ資格はないなぁ……」 空に手を伸ばす。 もし、空へ逃げる事が出来たなら私は元の日常のある世界へと真っ先に帰るだろう。 千枝達の待つ、あの世界へ。 「私は屍を越えなくてはならないの……」 完二君の死に動揺したのを隠さなくてはならない。 私がいざ人を殺す時になり動揺して逃げてしまうかもしれないから。 「シャドウを倒す感じに……、やれば良いのよ…...
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