ブレイブルー 製品概要

BACK


概要&リンク集


(C)ARC SYSTEM WORKS



ギルティギアシリーズの開発をゼクスから支えてきた森利道氏が満を持して送り出す、次世代2D対戦格闘ゲーム。
斬新と王道が混在する蒼き世界で、美技に惑え!(2008年11月20日稼働開始)

家庭用移植は本年夏、Xbox360とPS3でリリース予定。


・1ギルティプレイヤーとして『ブレイブルー』に触ってみた感想とか

通常技の性能にかなりのバラつきがある。
ギルティギアのように、とりあえず何か通常技をガードさせて、そこからラッシュを・・・という戦法を取り辛い。
ギルティギアに比べてキャラクターの動きもやや遅く、的確に技を出していかないと
すぐにつけ込まれるシビアさがあり、動画から受ける印象とプレイ感覚は異なっている。

ただし、ギルティギアに類似したシステムが非常に多いため、素材の扱いすら把握すれば
すんなり遊べる辺り、ギルティプレイヤーに宛てた作品である事は間違いない。
幾らかの”違い”を新鮮に受け取りつつ、コンボや立ち回りを磨いていければ大正解だろう。


・全国における人気

アルカディアデータベース(2009年2月号)でのランキングは以下の通り。
初登場5位と、やや寂しい結果に。同じく初登場となるアルカナハート2のバージョンアップ版は7位。

●1位「鉄拳6」  ●2位「ガンダムVSガンダム」  ●3位「MELTY BLOOD Actress Again」  ●4位「バーチャファイター5R」
●5位「ブレイブルー」  ●6位「ストリートファイター4」  ●7位「すっごい!アルカナハート2」
●8位「GGXXAC」  ●9位「Fateアンリミテッドコード」  ●10位「KOF98アルティメットマッチ」



・使用可能キャラクター数

全部で10人。既存の格闘ゲームにしては少ない感が否めないものの、アーケードモードではCPU専用キャラとして、
この10人以外に2人のキャラクターが現れる(それぞれ中ボスと最終ボス)。

・画像(GameSpotJapan)
キャラクターセレクト画面には2人分の空欄が有ることから、
本作ではアーケード版ギルティギアゼクス以来となる、プレイヤーキャラの追加が後から行なわれるかもしれない。

[追記]
稼働から約一ヶ月が経過した12月27日、中ボスキャラクターである「ハクメン」が解禁された。
さらに、1月31日にはボスキャラクターである「ニュー」が解禁されている。
解禁はオプションモードで行なう必要が有り、ゲーセンの店員さんに協力して頂かない限り不可能なので注意。

キャラクター紹介




・ゲームモードについて

デモを挟みながら全10試合を行なう「アーケードモード」と、
タイトル画面でボタン4つ同時押ししながらスタートボタンで開始出来る「スコアアタックモード」が存在。

アーケードモードは全10戦。途中で会話デモも存在する。
GGXXACにょうに、ボスまでに全勝かつ超必殺技フィニッシュを多数決めていくと、最後に隠しボス(ボスラグナ)が登場する。
隠しボスには勝っても負けても共通専用エンディングになるが、本来のキャラごとのエンディングは見れなくなってしまう。
そのため、ストーリーが気になるという場合は、途中で一回はわざと負けておこう。

本作のエンディングは、ラグナ以外のキャラクターでクリアすると、旅立つ前の様子がデモとして流れる。
ラグナでクリアした場合に限り、ラスボスを倒した後(直後)の出来事が流れるというのは意味深。これの意味するところは?
次回作を期待させてくれる。


一方スコアアタックモードにはデモが無く、筐体の設定に関わらず、必ず二本先取の試合形式になる。

アーケードモードで強敵と呼べるのはボスの2人くらいだが、スコアタックモードは全CPUが怒濤の攻めを行なってくる高難易度モード。
そんじょそこらのプレイヤーより遥かに手強いので遊び甲斐がある。
ギルティギアのMOMのように体力を引き継ぐ試合形式ではないものの、それでもかなり難しい。
CPU特有の超反応が多いものの、その動きは対人戦の参考になるほどだ。

また、8戦目に登場するレイチェルは、スコアアタックモード独自の仕様になっており、
カエルが消えない、避雷針なしで雷を連続で落とす専用技を持つなど、これまたでたらめに手強い。
スコアアタックモードはコンティニュー不可能なので、負けると問答無用でゲームオーバーになるから余計に悔しいぞ。

クリアだけを目指すなら、ジンの使用がオススメ。
テイガー・ノエル・ジン・レイチェルの四名を、画面端から飛び道具を連発するだけで完封出来る。
この四名は基本的に地上から攻めてくる上、スコアアタックモードのCPU特性「とにかく無敵技で反撃しようとする」が災いし、
遠距離からの飛び道具に無敵技を合わせ、結局避けきれずにヒットするという醜態をさらし続けてくれる。
他のキャラとも互角以上に戦える為、どうしてもクリア出来なければジンで憂さ晴らししよう。

ちなみにアーケードモードと異なり、ジンで勝ち進んでも中ボス(ハクメン)が現れる。
その際、専用の開幕ボイスもあるので、初回をジンでプレイしてみる価値は十分あるぞ。



・デモや演出、シナリオについて

スタッフロールでシナリオ担当者として名前が挙がっているのは、
ディレクターである森利道氏、ACプラスではディレクターを務めた福本征士氏、
そしてデザイナーの有馬奈那子さん。皆、アークシステムの方々である。
ストーリープロットとか台詞とか社内で全部やってしまったのか!!
くそぅ、俺もなんか書きたかった!w

本作は戦闘前にまずステージ紹介のデモがあり、これがとにかく美しい。
・画像(GameSpotJapan)
・画像(GameSpotJapan)

また、アーケードモードでは各キャラにつき全部で4つの会話つきデモがあるが、
これがいずれもフルボイスとなっている。声優さんがしっかりと余裕をもって台詞を読み上げるため長い長い。
・画像(GameSpotJapan)

しかもボタンを押すとデモごとスキップしてしまうため、全部聴くか飛ばすか、しかない。
対戦が盛んなゲーセンではせっかくのストーリーを満喫することが非常に困難だ(デモ中に乱入可能)。
これは是非ともなんとかして頂きたかった!(苦笑

ちなみに、勝利メッセージにもボイスが付いている。ボイス音量はかなり高めに設定されている為、
よほど騒がしいゲーセンでない限りはボイスを聴き取れるはずだ。

ボイスと言えば、本作の戦闘ボイスは対戦相手によって変化するのが斬新。
ギルティギアでは開幕や勝利時に専用ボイスが一部に用意されていたが、
本作はガード中など、色んなところのボイスが変わるのが嬉しい。
「甘いぞ○○!」 「やるじゃねえか○○!」など、互いの名前を叫びながら戦う様はさながらアニメのよう。
盛り上がれる事、間違いナシだ。



BACK

最終更新:2009年03月20日 14:28