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"AdroadAlternate"キャンペーン:ブランク #2 Cocytus.

導入

「わたしの勝ちです」
雨がさざめく、冷たい――の張り詰めた秋の夜。無―――な――の声が―――――――に言う。

「わたしの言ったとおりだったでしょう?」
「そうでもないよ」
返すのは落ち着いた、いや――すら含ませたような――の声である。そんな返答に、些か残念そうな――と共に――は「相手が屈し――な言葉を吐き出すのを期――していた」ような――を――――なく、――たように続ける。

「人間はね、」
「"――――――――――――"」
青年に二の句を告がせず、何度もその言葉を聴いたのか、少女は先を呟きながら――を―いた。

「なんで――、もがき、苦しみを―――のかしら…――できない」
「だから―は」
「いつまでたっても――――――」


「……そうはいきません。―――には、背負うべき――が、――があります。」
「あなたにも… …――にも、負けるわけにはいかない……!」

 - - - -

リース大聖堂に、再び冒険者達は集っていた。
前回から三日――アンジェラの必死の祈りの成果か、教典のページの一つの眼星を付ける事が出来たという。

「北方の国、イオタ…。」

地図で指差されたのは、極夜と白夜で彩られた狭間の国。
「クロンクヴィスト家」――帝国から辺境領地の独立指名を勝ち取った、名高いかの偉大なる暴王、”赤狼王”アンブロジウスの領地である。未だに内戦が絶えないという噂のある戦乱の国だ。

「よりにもよってか…! 」
舌打ちするアドルフは神経質に米神を揉みながら、

「帝国の威信が元々届かん…忌々しい獣の国めッ。それにあそこは内戦中ではないか…。」

「セーデル=シャーナという運河の街があります。 そこにジュダ教会が一つありますので、そこから入れるかとは思います――」


あらすじ



頁の紛失が発覚してから、3日。
頁のひとつの目星がついたとの連絡を受け、冒険者達は再びリースへと集まった。

”孤独の子羊”の頁があるとされたのは、北方の国イオタ。
かの国では未だに内戦が絶えない上、最近はライカンスロープだけを狙う誘拐事件が起きているらしい。

帝国の技術の粋を集めた最新式の船へと乗り込み、イオタ国・運河の街セーデル=シャーナへと向かった一向を迎えたのは、帝国第19弓隊所属ハインツ・ベックと名乗る青年だった。

ジュダ教の教会のひとつ、聖ヴァネッサ教会で詳しい話を聞いた冒険者たちは、手分けをして情報を集めることに。
奇しくも、隣国クーヴァスタとの国境付近で起こっている狼種ライカンスロープの誘拐事件、赤い悪魔・メフィストフィレスの目撃情報は共に山間の街レムオールを指し示していた。


頁のありかを示すジュダの羽根のレプリカが指し示すのはメフィストフィレスが目撃された山の方向。
雪の降る夜、山へと向かった冒険者達の前に、狼に鶏の翼、蛇のような尻尾を持つ獣たちが襲い掛かる。
獣たちを難なく退けるも、羽根が指すのは獣たちがのぼっていった雪山の山頂だ。
獣の臭いが続いていた岩陰の奥へと向かうと、そこには人工灯のついた階段があった。

植物、獣。人間。何かの内臓。 何かの足。ガラスに水のようなものが満たされたものが無数に並んでいる空間を抜け。
らせん状の階段を下りた先にいたのは、イリヤの師・イルタの姿だった。
椅子にしばりつけられた彼の元へと走る少女と、それを追うフェス。二人の姿を飲み込み、扉が閉じてしまう。

イルタと二人の前に現れた壮年の男は毒薬を投げ、解毒薬を盾にイリヤへと迫る。
男の目的は賢者の石を作ること。
イリヤが属していた狼の一族が素材として最適らしく、唯一残った被検体を欲していたのだった。

壮年の男――イングヴァルと、彼を父と呼ぶ少女・グロウ。
合流した冒険者達は二人と対峙しこれを打ち破るも、見つかった解毒薬は1人分。毒におかされた者達の数には届かない。
魔法薬の効果がきれ老人となったイングヴァルが、最後の力を振り絞り近寄った戸棚の中。
そこに残されていた解毒薬によって事なきを得たのだった。


ふと気が付けばグロウの死した場所に、彼女の遺体は無く。
いつの間にかそこには、紅いバラが添えられた一説の頁が置かれていた。
”孤独の子羊”。失われた頁の1つを、冒険者達は取り戻すことができたのだ。


 * * * * * * * * * * * * * * * * * *

セーデル=シャーナの最後の夜。
宿屋でフェスは悪魔と邂逅する。
イングヴァル達との戦いの最中で、かわされていた”契約”があった。

「  なんか勘違いしてるけどさあ、 これから。これからだよ。  お前が一番苦しむようにしてやる。 フォースタスフォースタスフォースタスゥー……、!」

紅い悪魔は笑い声を残し、彼の前から消えた。

 * * * * * * * * * * * * * * * * * *

また、一方。
誰もいない街道で少女は悪魔と再び相見える。


「「覚えておいて。あんたが、皆に手をだすなら」「その時は、うちがあんたを真っ先によぶ。わたさない。ぜったいに」」

「――痺れちゃったなあ。 感動しちゃったなあ! 僕さあ、嫌われ者だから、あんなに必要とされたのははァーじめて!だったよ。」


紅い悪魔メフィストフィレスは少女を主人と呼び、恭しく臣下の挨拶をとり、消えたのだった。
悪魔がおこなった”契約”は、青年とではなく、少女との間だった。


  • たたき台ドン。
  • 修正等よろしくお願いします。あらすじって難しいね!


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