RGE-B790 ジェノアス

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RGE-B790 ジェノアス - (2021/11/05 (金) 02:24:04) のソース

|【型式番号】|RGE-B790|
|【機体名】|ジェノアス|
|【読み方】|じぇのあす|
|【所属陣営】|地球連邦軍|
|【パイロット】|ラーガン・ドレイス等|
|【装備】|[[ビームスプレーガン]]&br()[[ヒートスティック]]&br()[[シールド]]&br()[[ビームサーベル]]・[[ドッズライフル]]|
|【発展機】|[[RGE-B790 ジェノアスキャノン]]&br()[[RGE-B790 ジェノアス・アサルト]]&br()[[RGE-B790 ジェノアスタイプ791]]&br()[[RGE-B790CW ジェノアスカスタム]]&br()[[RGE-B890 ジェノアスⅡ]]|

**【詳細】
第一世代、フリット編における地球連邦軍の主力量産型MS。

地球連邦発足と同時に配備された機体で[[作業用のMS>CMS-328 デスペラード]]の設計をベースに戦闘に転用し開発された。
銀の杯条約で旧時代の兵器の情報が意図的に秘匿された時代に開発された機体であるため戦闘力は低く、量産機であることを考えても戦力としては心許ない。
EX-DBのデータからMSを開発していたヴェイガンとの技術格差故に、ガフラン等には全く歯が立たずあらゆる武器が通用しない上、向こうの武器は簡単にこちらの装甲を破ってくるため10年もの長期に渡って敗北し続けてきた。

だがそれはあくまで武装面、銀の杯条約が原因で長きに渡り軍事開発が出来なかったためのノウハウの乏しさがもたらすものであり、
作業用とは言えデスペラードは巨大人型兵器として長年使われてきたこともあり、その基本設計をベースとしたジェノアスは大変に優秀な機体である。
特に大がかりな改修を行わなくとも重力化、宇宙空間といった運用領域を問わない高い汎用性を持ち、パイロットや部隊ごとに[[さまざまなカラーリングや改造を施された機体>RGE-B790CW ジェノアスカスタム]]が存在する。
基地によってカラーバリエーションが違い、アリンストン基地配備機のカラーリングは、白とピンクのツートン。

武装は、射撃用の[[ビームスプレーガン]]と、接近戦用の[[ヒートスティック]]。
左腕のハードポイントには、ヒートスティックのラックを兼ねたシールドを標準装備する。
しかし上述の通りUEのMSには通用しなかったが、後に[[ドッズライフル]]をベースにしたビームライフルと、Gエグゼスのものを元にしたビームサーベルを装備。
UEを撃破可能な攻撃力を持つに至った。
メカニック&ワールドによれば、量産機同士の動力源の差はさほど無かったとされるため、決定的な差だったのは相手を撃破せしめる武装の攻撃力だったのだろう。

第二世代においても[[RGE-G1100 アデル]]量産化の際に得られた技術データを用いてアップデートが施され[[RGE-B890 ジェノアスⅡ]]として今だ現役で活躍している。
第三世代でもオブライト専用の[[ジェノアス Oカスタム>RGE-B893CO ジェノアスOカスタム]]として登場。
数十年にも及ぶ長期にわたって現役として戦い続け、Oカスタムはヴェイガン側の最新鋭MSをたてつづけに2体撃破するなど目覚しい戦果を上げた。

かつてはガフランすら倒せなかったジェノアスの系譜が、最終的にここまでの大躍進を遂げたことは誰が予想できたであろうか。
バージョンアップしてもほぼ構造は基礎となったジェノアスのままであり、この機体の設計の優秀さ、度重なる改宗を受け入れるだけの汎用性の高さは他作品を見ても高い位置にあるといえる。
さすがにガフランには及ばないが、地味に数十年にも渡り、運用が続けられてきたMSであり、そういった点で見ても量産機としては破格の性能を有すると思われる。
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