CMS-574X ゼノ

【型式番号】 CMS-574X
【機体名】 ゼノ
【読み方】 ぜの
【所属陣営】 エウバ
【パイロット】 エウバ派兵士
【装備】 ゼノマシンガンE15
スピア
グレネード
シールド
ドッズガン
ビームサーベル
【発展機】 CMS-574E エルメダ

【詳細】

コロニー・「ファーデン」に存在するエウバ連合の量産型MS。

マッドーナ工房に外注する形で開発・調達され、過去のコロニー国家戦争で「エウバ連合」が使用していた戦闘用MSに酷似した外観を持つ。
頭部カメラはモノアイ型で、基本性能は連邦軍の量産機を上回っているがガンダムやUEには遠くおよばない。
設計の大部分が敵対陣営のMSであるCMS-223Z ジラと共通しており、エンジニアリングのレベルは同等、武装は意図的なパワーバランスの拮抗のためあえて本来の武装の設計図は渡されておらず、専用のマシンガン等を装備している。
製造の段階でスピード重視型として作られたとされ、パワー重視のジラに比べ機動性ではこちらに分がある。

主武装はマシンガンだが、UEの装甲こそ貫けないものの足止め程度の牽制効果はあり、作中ではAGE-1やGエグゼスとの連携で一定の戦果を揚げている。
さらにUEの本拠地とされる宇宙要塞「アンバット」攻略戦ではドッズライフルをベースに開発された新型ビームライフルとビームサーベルが配備され、火力面でUEに対抗可能となった。

カラーリングはダークブルー。

登場は第1世代のフリット編のみで第二部以後影も形もない。
実はこのMSの設計はヴェイガン側の人間、ギーラ・ゾイが意図的に設計データをファーデンに横流ししたものであり、ジェノアスを上回る機体性能を有するのは銀の杯条約に違反する技術で作られているため。
EXA-DBのデータが用いられているらしく、過去の国家間戦争で使われたという戦闘用MSに酷似した外観というのも恐らくそれが理由。

ただ設計データは横流しされた時点で意図的にデチューンされており、ガフランを始めとしたヴェイガンのMSに通用しないのはジェノアスと変わらない。
ギーラから提供された設計図では本来の武装のデータが意図的に削除されていたとされている。
UEの装甲を貫ける威力を持った武器を揃えれば対抗できるようになったものの、それ以後地球連邦やそれ以外の勢力で全くその存在が見られないあたり、ギーラ・ゾイ(偽名ヤーク・ドレ)の正体が露見しそのスキャンダルをもみ消そうとした結果と推察される。

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最終更新:2021年11月08日 04:18