3・4月分
■文科省発表 降下物データについて
・つい先日の7月29日づけで、文部科学省が3・4月の月間降下物のデータを発表しました。
当の福島県と、震災被害によってということで宮城県は出ておりませんが、
(この、福島がでないという所には、個人的にはいくつかの疑問を抱いています。)
関東地方や、山形などで高い数字が観測されています。
ただし、我々のような素人は「高い」といっても、どう高いのか
実際はこの数値をどう読むべきなのか全くわからないのが正直なところです。
というわけで、知見をお持ちの方々に、ぜひこの読み解き方・意味合いを教えていただければ幸いです。(Owly)
ヨウ素131 1gは 4600兆(テラ)ベクレル
=4.6x10E15ベクレル=4600000000000000Bq
セシウム137 1gは 3.21兆(テラ)ベクレル
=3.21x10E12ベクレル=3210000000000Bq
セシウム134 1gは 47.6兆(テラ)ベクレル
=47.6x10E12ベクレル =47600000000000Bq
福島第一から放出された全放射性元素の総量だが、4月14日の公表値によれば、
「放出されたヨウ素131は原子炉内存在量の2%の13万テラベクレル、
セシウム137は同じく0.9%の6100テラベクレル」。
1.3x10E17
ヨウ素131が1.3x10E17Bq =28g
=130,000,000,000,000,000 Bq
セシウム137が 6.1x10E15Bq =1900g
=6,100,000,000,000,000 Bq
大気中に飛散した推定量は(全部が20km圏外に飛散したわけではない)
http://www.meti.go.jp/press/2011/06/20110606008/20110606008-2.pdf
の表-5
ヨウ素131 1.2×10E16 =2.6g
=12,000,000,000,000,000 Bq
セシウム137 5.9x10E14= 184g
=590,000,000,000,000 Bq
これが、福島第一からの放出量。これが第四まで、4つある。
ただし、気をつけたいのは、水素爆発によって、「ばら撒かれた量」、実際に敷地外に出た量の推量はされていないのでは?と、個人的に思う。
何故なら、水素爆発していない炉からも、同程度の漏出があったと表-5からは読み取れるから。
圧力容器から出た=建屋からも出た=20km圏内からも拡散した とはならないと思う。
(いいな) [2011/08/04(木)] [10:03:42]
【Balsamicose】 放射性物質の収支を見たいのなら、都道府県の面積(総務省のEXCELファイル)を掛けて足し算されてみるというのが、1つの近似になると思います。ただし均等に分布しているとは思えませんし、長野市や新潟市のように県の端に位置する場合もあるので、どこまで正しい値が得られるかは疑問ですが。[2011/08/04(木)] [12:53:00]