バッテリ充電方法の比較


バッテリ充電方法の比較

充電方法 リチウムイオン電池(小容量) リチウムイオン電池(大容量) 単三電池4本 電池交換 備考
数値サンプル KBC-L27D KBC-L54D eneloop pro T-01B
容量 10Wh 20Wh 12Wh 5Wh
体積/容量 6.0 4.8 1セット:8.0, 2セット:6.0, 3セット:5.1, 4セット:4.7, …, ∞セット:3.4 1
単価[円/Wh] 216 242 1セット:251, 2セット:192, 3セット:172, 4セット:162, …, ∞セット:131 346
自己放電 しやすい しやすい しにくい しやすい
電池切れになった時 何もできない 何もできない 電池を買う 何もできない
単体充電 × × 単体充電できるニッケル水素は存在するが、実用的ではない。
出力[A] 1.0 1.5 0.8~1.0 巻き取りケーブルの最大出力は1A程度。
1回で充電できる個数 USBポートの数 USBポートの数 充電器の数 充電器の数 朝と夜の2回充電するとすれば、この個数×2が1日で充電できる個数になる。
この充電方法が最適な運用方法 ~20Wh/日使う 20Wh~/日使う 24Wh~/日使う or たまに使う 携帯電話以外で使う

リチウムイオン電池(小容量)

  • 入門から複数個の運用まで、幅広く使える。
  • 小さいので邪魔にならない。
  • そこそこかさばるので、3個以上持つなら他を検討した方が良い。
  • 自己放電しやすい。
    • 特に何ヶ月も使わないような利用頻度だと、定期的に充電しないと空になっていることもある。
      • 過放電で最大容量が減少することもある。

リチウムイオン電池(大容量)

  • 物によっては小容量よりも高出力(例えば7.5Wの物もある)。
    • ただし、巻き取りケーブル使用時はせいぜい5Wしか流れない。
  • 小容量1個では足りない場合に良い。
  • 充電に時間がかかる。
    • 小容量を並列充電した方が時間がかからない。

単三電池4本

  • 2セット以上持てば単価が最安になる。
    • USBポートさえあれば充電できるリチウムイオン電池と異なり、基本的に別途充電器が必要。
  • 4セット以上持てばリチウムイオンよりもコンパクトになる。
    • 現実的に1日で36Wh+内蔵バッテリ以上使うことはない。
      • フル稼働でも5Wh/2時間程度なので、半日以上フル稼働しないと使わない。
    • 充電が追いつかないので、充電器2セット・電池8セット(または充電器4セット・電池4セット)は必要。
      • 結果的にリチウムイオン電池(大容量)よりもコストがかかる。
    • 外出先でもニッケル水素電池の充電をする状況だと、荷物がかさんでしまう。
      • リチウムイオン電池ならUSB-ACアダプタ1個とケーブルで良く、端末自体も充電できる。
  • 自己放電しにくい。
    • とはいえ、リチウムイオンでも1ヶ月で1割減る程度でしかない。
  • 緊急で足りなくなった場合は乾電池でも代用できる。

タグ:

ハードウェア
最終更新:2012年03月22日 17:08
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。