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2003年9月24日

南伊豆ふるさとまつり




南伊豆で行われたイベント、幸か不幸か、関東地方を台風が襲い、イベントどころの騒ぎではなくなってしまった。しかし、日球ドームの風に対する強さの確認をするには絶好の機会と捉え、あえて設営することにした。
結果からいうと、案の定、倒れてしまった・・・。
隣に併設していた日球ドームの大先輩でもあるネイティブアメリカンの移動住居ティピも倒れており、只々、自然の力の凄さを思い知らされた。

この経験により、強風時の対策を講じた。
まず、倒れた最大の原因を考察した。構造体の接地部のジョイントが、場所によって高さが異なり、厚さ30mmの木片によって、その高さを調節を行っていた。接地部のジョイントは、ただその木片の上に置かれているだけで、横風が吹き付けた時にズレ落ち、そのショックで、ジョイントから構造材がはずれてしまったという説が、最も有力な見方となった。

今後、このような事態を避ける為に、次の2つの対策を講じた。

一つは、ジョイント同士をホームセンターで売っているピンで挟み込む手法だ。写真を見てもらうとわかるように、ジョイントに力を加えても、ジョイント同士が離れることが無くなる。つまり、構造材がよりしっかりとジョイントに取り付けられる事になります。
もう一つは、ジョイント接地部の木片で高さを調節している方法を改善し、専用台座による高さ調節と接地部へのペグ固定をするようにしました。




補強しない時には、力がかかるとこのようになってしまう場合がある。
台風のような強風が発生した場合、ステンレスのジョイントでもこのような状態になってしまったというように考えられます。




ホームセンターで比較的入手しやすい建築用ピンでジョイントを挟み込んだ補強案。




このようにピンで補強した場合、ジョイントで挟み込んだ構造材はしっかりと固定されます。




この台座を日球ドームの接地部分のジョイントに取り付け、ペグを地面に打ち込む事によって、より安定した設営が可能となりました。


これらの対策を組み合わせる事で、従来の3倍以上の強度を確保する事が可能となった。そもそも、球という形状は、通常の建築に見られる四角い形状と比較した場合、風に対して絶対的な強さを持っている。上記の措置を図ることによって構造体自身の安定し、カタチが備える強度を充分に活かせるようになった。

この補強を施すのに、設営時間が多少延びてしまうが、状況に応じて対応するようにしていきたい。

そういう観点から見ると、このイベントで得た収穫は、非常に大きかった。