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白使側の少女-燐が現れ、ローティスは珍しく動揺していた。
“卿師”と呼ばれる者の噂は聞いている。それに、よく知っている。
吹っ飛ばされたまま呆然としている間に、彼女が帆希と瑪瑙を逃がす。
燐が大剣を再び構えるのを見て、ローティスもゆっくりと立ち上がり、銃を向けた。

大剣を寸での所で避け、銃を撃つが、全て大きな剣の刃に弾かれる。
この戦いはローティスにとっては、かなり不利だった。
ところが、突如、燐は大剣を向けるのを止め、ローティスに言った。
「…ずっと思っていた。アナタは誰?」
「……闇也」
「そんな事じゃない!」
燐は再び大剣を構え、ローティスと視線を合わせる。
「よく似ている…知り合いに」
「他人の空似だ」
「違う。銃の撃ち方、目の動き、対処の仕方…全部が似ている。…桐島炉都(きりしまろと)に。そっくりだ」
「…」
「…”閃光の炉都”。アナタなの?」
「…」
黙ってローティスは、銃口を向ける。
「お喋りが過ぎると、痛い目を見ますよ?」
「質問に答えなさい」
クスっと笑い、ローティスはおもしろそうに燐を見やる。
「…さあ?その答えを導き出すのは、アナタですよ?」

そしてまた、銃と剣の戦いが始まった。