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ソヴリン・ホストに次ぐ人気と存在感を誇るシルヴァー・フレイムは、純潔、志操堅固、慈善、そして何より破邪顕正を旨としている。それゆえ、パラディンが最も熱心な信奉者なのは当然として、あらゆる職業出身の聖戦士が“炎”の導きを仰ぎ求める。
シルヴァー・フレイムは抽象概念であり、神格ではない。それは、悪を寄せつけない善と自己犠牲の一大勢力を象徴している。はるかな昔、ティラ・ミロンというヒューマンの女性が自身の人間性を昇華させ、不老不死たる“炎の御声”となった。“御声”は聖なる“炎”と定命者の大多数とのあいだを仲立ちする巫女である。定命者の大半は“炎” と直接意思の疎通をはかれるほど清らかでないため、“御声”の存在が必要になる。