ほのめかし


[Innuendo] (2016/03/31)

実際の音声や思考送信による音被害対策



目次





人間が音を感じる仕組み … 空気振動を電気信号にして脳で判断


 当たり前の話ですが、一般的には、音は、人が耳で聞くことで感じられるものだと考えられています。人間が音を感じる仕組みは、耳や鼓膜で音を拾い、内部の蝸牛という部分で電気信号に変えて、音の情報が脳へ送られることで、音が聞こえたと感じるようになっています。

 音が途中で電気信号に変えられる、というと、人体が電気的な信号を利用して情報伝達していることを、あまり知らない人たちには、にわかには信じがたいことでしょう。しかし、人は静電気が流れたり、多くの電流が流れると感電死してしまうように、電気的な信号を内部の情報伝達に利用しているのは事実です。人間の体にとって塩をとることが重要であることは知られていますが、これは体内で塩が電化されたナトリウムイオンが内部の情報伝達に欠かせないものであるためでもあります。他には野菜に含まれるカリウムや牛乳などのカルシウムを体内ではイオン化され電気的な情報伝達に利用されています。

 電気的な信号で情報伝達する仕組みは、人が文字を書いて手紙をやり取りするころで情報交換できるということを考えれば、理解しやすのではないでしょうか。人間が感じる音は、耳や鼓膜でとらえた空気の振動を、電気信号に変換して、脳へ送り、脳内で音だと判断することで、聞こえているのです。これは科学的に証明された、客観的に正しい事実です。




音は大きな音でかき消せる … 人の脳は小さな音を無視して大きな音を重視する


 屋外でのノイズキャンペーンには実際の音が使われることが多いので、ヘッドホンやイヤホンで耳を塞いで音楽でも聴いていれば、それほど気にならない程度まで被害を軽減できます。これは多くの被害者が実際に行っている対策ですが、思考送信被害にもある程度は有効です。

 複数の音を人が感じて、それらの音が脳で判断されるとき、つまり、色々な音が聞こえたとき、人の脳は音に優先順位をつけて処理しています。単純な話ですが、大きな音と小さな音が同時に発生していた場合、大きな音により強い意識が向けられます。これは脳が大きな音を優先的に処理しているからです。

 この脳の音判断の優先順位は、実際の空気の振動による音でも、思考送信された電気的な音イメージでも同じです。実際の音と思考送信による音は、まったく異なる物理現象ですが、脳に伝達される段階では、同じ情報として扱われます。そのため、実際の音でも思考送信の音でも、大きな音のほうが優先的に処理されることになります。

 そのため、より大きな音を聞くことで、思考送信による音被害も理論上軽減できます。音声送信は軍事研究の産物ですので、兵器化された装置が発する強度の殺人的な音声送信攻撃を防ぐようなことはできませんが、テクノロジー犯罪で行われている程度の音量の音声送信であれば、より大きな音、音楽などを聴くことで、被害の軽減が期待できます。




注意

 音楽などを大音量で聞き続けると聴覚へ健康被害を及ぼす可能性があるので注意しましょう。

 被害対策には、音楽などの音量調節とあわせて、音を感じていることを加害者に気付かせないような黙殺的な対処(実際の行動や思考で加害行為に反応しない対処)を行うとよいでしょう。(2016/03/31)




参考

思考盗聴 … 電磁波生体測定による言語イメージや精神状態の解析 (2015/12/29)

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最終更新:2016年03月31日 18:36
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