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反応・硫化・顔料 色落ちの差について



色落ち度合いの激しさ


小  反応<硫化<顔料  大


何故この差が出るのか?
の疑問を簡単に説明しますと、”染料の染着の違い”
にあるのです。

反応は繊維内部まで浸透して染まります。
これによって表面にいくら加工でダメージを与えても
いわゆる”あたり”と呼ばれる色落ちは出ないのです。
剥いても剥いても同じ色が出てくる。
切っても切っても同じ顔の金太郎飴と似てます(え?

硫化は本来水に溶けない染料です。硬い染料と呼ばれ
粒子が反応に比べ粗くなってます。繊維奥部まで浸透
し難いのです。
また酸化して初めて発色する特徴を持ちますので、
空気に触れる表面が良く染まるいわゆる”表面染着”
になります。
繊維内部に染まらない白い部分が残ります。
表面加工によってそれが剥き出され、あたりの色落ちが
出せるのです。

顔料はもっとも大きな粒子で水に溶けません。
また繊維に対して自らが染着するすべを持っていません。
では、どうやって繊維にひっつけるのかと言うと
繊維にカチオン化処理という処方を施し、+イオンを発生
させます。その力とバインダーと呼ばれる樹脂(接着剤のような物)によって繊維表面にくっつけます。
この状態はとても不安定で結合の力は反応・硫化と比べ
圧倒的に弱いものです。
これによって激しい色落ちが表現出来るのです。
風合いが硬くなるのは樹脂を繊維に着ける為です。