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中絶の体験談」(2011/07/25 (月) 21:48:13) の最新版変更点

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*みぃさん (20代女性)より 25歳の時、11万円で8週目の赤ちゃんを殺しました。 付き合っていた彼が仕事を解雇されても新しい職に就けなったのとDV、そして私の甘さが最大の原因です。 堕ろしてよかったなんて口にしてはいけないけど、ちゃんと育てられる自信がありませんでした。心の中で、今回は諦めて次の赤ちゃんをめいいっぱい愛していこうという気持ちがありました。 自分かわいさに、この体は将来また妊娠できますか?と手術前に先生に聞きました。 どちらも同じ命なのに、どうして順番をつけるんだと仰った先生の顔が、今でも忘れられません。 本来は分娩が仕事なのに、私なんかのせいで先生にも嫌な思いをさせてしまったのだと思うと、苦しくて仕方ありません。 手術は朦朧とした意識の中、ガチャガチャ響く金属音と、痛みだけがはっきりしたまま。。。 帰りはぺしゃんこになったお腹を見て、大罪を背負った感覚に陥りました。 私の親にも彼の親にも中絶した事は言っていません。 五体満足で今まで愛情を注いで育ててもらったのに、私は誰も幸せにすることが出来ません。 救えなかった赤ちゃんの分もしっかり生きようと思いながらも、涙が枯れることはありません。 毎年水子供養に行っても罪の意識も消えません。 きちんと避妊していれば、この傷を負わなくてすんだのに。 当時の彼とは別れました。もっと早く別れていればよかった、ただただそう思います。 もし、私のように妊娠を望まないのに避妊をしてくれない男から離れられない女性は、もう一度冷静になって考えて下さい。 自分の体を守ろうとしない女性にも落ち度がありますよ。 本当に相手を愛しているなら、きちんとした環境になってから子供をつくろうと考えるのがまともな人です。 だって好きな人との大切な赤ちゃんをしっかりと育てていけないのに妊娠してしまったら大変でしょう? 望まないのに避妊しないそんな男、こっちから願い下げです。もっと自分を大切にしてくれる人はいますから。 偉そうなことも書いてしまいましてすみません。 でも、中絶は辛くて苦しいです。一生つきまといます。 私ももっと自分をしっかりもって、きちんと生きていこうと思います。 本来セックスは愛しい人と結ばれる素晴らしいことなのだから。 これが何かのきっかけになってくれれば幸いです。
*かりんさん (30代女性)より 中絶とは… 時として、自分を守る術にもなります。 私は現在3人の育児に追われている毎日ですが、この幸せを守ってくれているのは最愛の夫です。 夫と出会う前には、5年間交際していた彼がいました。その彼との交際1年目、まだ私は学生で、就職先が決まっており卒業を待っているタイミングで妊娠しました。 その時は自分の将来を考えるばかりで産むことは選択肢に入りませんでした。彼の決心もつかず、中絶を選びました。 それから2年後、また妊娠してしまいました。悩みました。デキ婚が流行り始めた頃で、彼は産むことを強く望んでいました。私は、産む気持ちと、彼の経済性のなさへの不信感とで葛藤していました。やはり、家庭を持つにはそれなりの経済性が必要です。借金に追われているのにクルマにおカネをかけている彼…アルバイトの収入で住民税も払っていません。家庭を養うのは到底無理でしょうと考えるシビアな自分がいました。産んで終わりではないのですから… 私の母親は悲しがって憤りました。父親は、お前が本当にそう思うのなら結婚を考えてもいいが本当に産みたいのかよく考えるように、と言ってくれていました。優しかったです。 彼の親は、自分達の車を売ってお金を作るようなことを考えて下さっていたようです。 けれど、どうしても自分の親を裏切るような気持ちに駆られ、仕事もまだ辞めたくない思いがあり、結局、また中絶しました。 その後、私の身勝手さに嫌気がさしたらしく、彼は浮気をし、私は別れることを決意しました。 別れる時の彼の言葉は忘れません。 「1度目の中絶手術のお金、返して。」と。 今になって考えると、産んではみたものの、 彼とは離婚していたんじゃないかと思います。 その後、今の夫と出会い3年の交際を経て結婚しました。過去の中絶の後遺症もなく、3人の子宝に恵まれ良い環境で子供を育ててあげられる今だからこそ、女性の幸せの真意を思います。 ですが、あの中絶の犠牲になってしまった何の罪もない命には深く詫びる気持ちで毎日生きています。忘れない日はありません。 命の誕生を経験している今だからこそ、その重さについて、望まれない命を宿らせてしまった自分の軽率さについて、より深く考えることができます。 中絶を選択した私を間違っていると思う人もいるとかと思いますが、自分の人生、自分の命をこの世へ送り出してくれた親、様々なことを考えると、間違ってはいなかったと思います。 *ママさん (20代女性)より 四年半程前、高校を卒業して間もなく妊娠しました。 三年間付き合った彼氏と別れ、寂しさからすぐに新しい彼氏と付き合いはじめ、妊娠が発覚しました。 避妊はしませんでした。その頃の私は精神的にボロボロで、すべてがどうでもいいと投げやりになっていたのだと思います。 妊娠しても当たり前のことをしたのですが、どうせ大丈夫だろうと甘く考えていました。 検査薬で陽性反応が出た時はわけがわからず呆然としました。 だけど現実からは逃げられず、妊娠したのだと自覚しました。 ただ怖くて、どうしたらいいかわからず、何も考えられない日が続きました。 自業自得なのに、彼氏や、何の罪もない子供を恨んだりもしました。 それからしばらくして病院に行ってお腹の赤ちゃんを見た時に初めて愛しいと思いました。 産んであげたいと思いましたが、何においても中途半端な状態で、諦めるしかありませんでした。 赤ちゃんはお母さんを選ぶとよく言いますが、それが本当ならば何故私のところにきてくれたのか…罪悪感と後悔ばかりでした。彼氏とは自然消滅のようなかたちですぐに別れて、しばらくの間は立ち直れず辛い日々を過ごしましたが、数年経った今新しい命を授かりました。 中絶してしまった赤ちゃんにはもう二度と会うことはできないし、どうにもならないことですが、今お腹にある命を大切に育て守ってあげることがこんな私にもできる最低限のことだと思います。 あの時ああしていればと今でも考えますし、私のした事は決して許されることではないです。 だけどあの子に巡り会っていなければわからなかった感情、たくさんのことを教えてくれました。 幸せにしてあげられなかったけど、少しの間だけでも一緒に過ごして私を母親にしてくれたこと、私の子になってくれたことを心から感謝してありがとうをいっぱい伝えたいです。本当にありがとう。 *youharuさん (20代女性)より 私は、2回、中絶をしました。今もまだ、後悔と、ぽっかりと空いた心の穴を埋めることができません。 相手は10歳年上の家庭のある男性でした。 愛していました。それ以上にあの子達を愛していたのに、子供が大好きなのに、私は生んであげることができなかった・・・自分の母のため、彼の家族のため、幸せになれないかもしれないあの子達のため・・・そうやって、沢山の人を責めて、苦しめてきました。まだ急にパニックに陥って、八つ当たりをして他人を傷つけることもあります。 きっと、まだ母親にはなってはいけないと、子供たちが教えてくれているのかもしれません。結局は自分のためなのかもしれません。でも、同じ想いを、ほかの誰にもしてほしくない、心から人を愛し、人に祝福され、誰からも愛される子供が、星になった子供たちの変わりに産まれて、生きてくれることを、願っています。 子供は奇跡。何にもかえがたい宝物。今までも。これからも。

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