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1 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 21:41:29.57 ID:0j0eS91i0

男「はあ、今日も残業。 明日も残業……ホントサラリーマンは地獄だぜえ……」
幼女「おい」
男「ん?お嬢ちゃんどした?」
幼女「俺だよ俺!」
男「こ、こんな幼女がオレオレ詐欺を!? 日 本 終 わ っ た な」
幼女「だから俺だって! ほら、幼馴染の友だよ!」
男「……はあ?」
幼女「あーもう、事情は後で話すから! とりあえずお前んチ泊めてくれ!」
男「ちょっwwwww」

3 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 21:42:17.07 ID:0j0eS91i0
男「生まれ変わった、ねえ」
幼女「俺もびっくりだよ」
男「有り得るのか、こんな事」
幼女「あれだけ小中高校時代のおもひでやら、お互いの個人情報やら言ったろうが」
男「天才幼女って事もありえるじゃん」
幼女「ねーよwwwwwww」

男「ん?生まれ変わったって事は何?お前死んだの?」
幼女「就職してすぐ、通勤中に撥ねられた。 記憶がそっから無いから、多分それで死んだっぽい」
男「あちゃー、ご愁傷様」
幼女「ところでものは相談なんだが」
男「なんだよ」
幼女「俺、孤児なんだよね」
男「ご愁傷様」
幼女「それはもういいから。 今、施設から脱走中なわけさ」
男「なんで逃げた」
幼女「暇 だ っ た か ら」
男「ま さ に 外 道」
幼女「でな、頼みがあるわけよ」
男「頼みと申したか」


幼女「俺、お前の娘にしてくんね?」
男「あぁ!?」

5 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 21:43:01.91 ID:0j0eS91i0
幼友「いやだってさー、普通の家庭だったら年相応の振る舞いしなきゃなんねーじゃん」
男「そりゃまあなあ」
幼友「他の人に話したって、電波系と勘違いされんのがオチだし」
男「当然だわな」
幼友「健全な社会人男子やってた俺が、いきなり幼女演じなきゃならないんだぞ?」
男「ストレス急上昇だな」
幼友「そこで、偶然街中で遭遇したお前だ。 お前の娘になりゃ、少なくとも家庭内では演技しなくて済む」
男「若くして子持ちになってしまう俺の都合は? 」
幼友「犬に噛まれたと思って……」
男「ざけんな」
幼友「ふざけてねーし」
男「十分ふざけてんだろーが! 何が悲しくてコブ付きになんなきゃなんねーんだよ!」
幼友「こっちだって好きで娘にしてくれなんて頼んでねえよ!」

9 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 21:43:36.67 ID:0j0eS91i0
男「アホな事言ってないでさっさと帰れ幼女が!」
幼友「…………」
男「……友?」
幼友「うっ……ひぐっ……気がついたらガキになってて……前の家族とは連絡なんてとれねーし……、ひっく、お、お前しか頼れる奴居ないのに……」
男「わ、わかった、わかったから泣くな!破壊力高いから! 」
幼友「む……娘に……えぐっ……してくれる、か? 」
男「涙目で上目遣いを可及的速やかに辞めろ。その属性は無い俺でも死にそうだ」
幼友「……すん、すん」
男「…………あー、くそ、わかったよ、手続き方法とか調べて、なるべく早めに引き取りに行ってやるから」
幼友「うし、おっけー」
男「てめー泣き真似してやがったな」

10 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 21:44:22.40 ID:0j0eS91i0
幼友「んじゃ俺帰るから、早めに迎えにきてくれなー」
男「…………やっぱ無しd」
幼友「おまわりさーん、ココに幼女を家に連れ込んで泣かせた挙句、一夜を共にした男が」
男「やめろおおおおおおおおおお」


幼友「で、今日からお前の娘なわけだが」
男「今日からコブ付きになってしまったわけだが」
幼友「童貞なのにな」
男「どどど童貞ちゃうわ!!!!111111」
幼友「……襲うなよ」
男「その属性はねえっつってんだろボケ」

12 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 21:45:14.76 ID:0j0eS91i0
幼友「暇な件」
男「買い物でも行くか?」
幼友「れっつごー」

男「この年で子供服売り場に来るなんてな」
幼友「俺だって予想外だっつの」
男「で、何買うんだ? 」
幼友「俺もわからん。 この年頃のガキはどんなの着てんだ?」
男「他の客が何買ってるか、見てみるか」
幼友「だな」

店員A「あの親子連れ、なんか変じゃないですか? 」
店員B「さっきから他のお客さんの事舐めるように見てるわね……」

16 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 21:46:17.01 ID:0j0eS91i0
男「おい」
幼友「何だ」
男「さっきから周囲の視線が痛い。 早く決めろ」
幼友「んな事言ったってさあ……何着れば良いんだか。 お、そうだ」
男「なんか良いの有ったか?」
幼友「そじゃなくて。 すいませーん」
店員A「いらっしゃいませ~。 どうしたのかな?」
幼友「お勧めの奴、適当に何セットか見繕って欲しいんですけど」
店員A「……え?」
男「あ、こ、こいつTVの真似してるんですよ。結構ませてて」
店員A「そ……そうなんですか。 賢そうなお嬢さんですね」
男「ええ、まあ……」

17 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 21:47:05.05 ID:0j0eS91i0
店員A「こういうのはどうかしら」
幼友「あの、こういうのは……なんていうか」
店員A「良く似合ってるよ? お父さんにも見てもらったら?」
幼友「え~、でも」
男「終わったかー?」
店員A「開けるよ」
幼友「あ、ちょっと」

店員「どうです?スカート、とても良くお似合いかと」
幼友「ね、ねえパパ。こんなフリル付きとか似合わないよね?」
男「……ん、いや、いいんじゃないか」
幼友「え″」

19 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 21:47:42.08 ID:0j0eS91i0
男「ちょっと揃えただけでン万円かよ。 子供服って高けえな」
幼友「……」
男「なにむくれてんだ」
幼友「なぁにが『いいんじゃないか』だバカ野郎!! あんなフリフリスカート履いて保育園行く俺の身になってみろ!!」
男「いいだろ、見た目相応で」
幼友「ぐう……」
男「あの、後男物の服だって買ってやったわけだし」
幼友「くそ、覚えてろよ」
男「ほんと似合ってたぞw」
幼友「うるさいっ///!」

21 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 21:48:25.36 ID:0j0eS91i0
保母「友ちゃーん、お父さん迎えに来ましたよー」
男「すいませんね、遅くなっちゃって。 残業が有ったもので」」
保母「お仕事ご苦労様です」
男「そちらこそ、友の世話で大変だったでしょう」
保母「いえいえ、手の掛からない良い子ですから、凄く楽ですよ」
男「良い子?」
保母「ええ、すごく『大人びてる』感じで。 お父さんの教育の賜物ですね」
男「ビクッ」
保母「……どうかしましたか?」
男「いえいえ何も!!!111」
保母「す、凄い汗ですよ」

24 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 21:49:03.11 ID:0j0eS91i0
幼友「あっ、パパだー♪」
男「む、迎えに来たぞ」
幼友「もう、パパ遅いよお!」
男「ご……ごめんな」
保母「あらあら、凄いはしゃぎっぷりですねえ」
幼友「ねえねえパパッ、早く帰ろう?」
男「ああ……、ありがとうございました」
幼友「せんせー、また明日ー」
保母「はい、また明日ね」

25 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 21:50:21.97 ID:0j0eS91i0
幼友「あー保育園つまんね」
男「つーかお前『あ、パパだ~』って、猫被りすぎだろw」
幼友「あ? 『おせーんだよ親父』の方が良かったか?」
男「そんなやさぐれたガキもどうかと……」

幼友「美人だったろ」
男「誰が」
幼友「保母さんだよ」
男「まあ、な」

幼友「今、彼氏居ないってさ」
男「おま、どっから聞いたn」
幼友「顔真っ赤!うひゃひゃひゃひゃwww」

27 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 21:50:52.70 ID:0j0eS91i0
幼友「パパ、あれ買って」
男「携帯?」
幼友「うん」
男「誰とメールすんだよ。 園児で携帯持ってる奴なんて居るのか?」
幼友「あ……そっか……」

29 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 21:51:32.79 ID:0j0eS91i0
幼友「風邪引いたー」
男「熱は?」
幼友「ちょっとある」
男「病院行くか?」
幼友「だいじょぶだろ。 気にしないで仕事行ってこい」
男「……本当に大丈夫かぁ?」
幼友「平気平気」
男「なんかあったら携帯に連絡しろよ」
幼友「把握した~」

31 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 21:52:09.30 ID:0j0eS91i0
幼友「はあ……はあ……」

幼友「やっべ……洒落になんねえ……」

幼友「電話すっかな?……いや、仕事中断させんのもわりいしな……薬飲んで我慢しねーと……」

幼友「うう……寒気が……」

幼友「誰か……助け……」


男「おーい、帰ったぞー」

幼友「……うう…………お……おせえよ馬鹿……」

男「っ!?」


小児科医「あと少し遅れていたら、危なかった所ですよ」
男「……」
小児科医「子供は些細な風邪でも危険な状態になる事が多々有るんです。 親御さんがしっかり管理してあげないと……」
男「……すいません」

32 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 21:52:40.11 ID:0j0eS91i0
幼友「……おいっす」
男「だから電話しろっつったろ」
幼友「途中で仕事切り上げさせんのも、悪いと思ったからさー」
男「……馬鹿野郎っ!」
幼友「いって! 病人に拳骨とかありえねー!」
男「お前はまだ子供なんだから、変に気回さなくていいんだよ」
幼友「……はーい」
男「よし、良い子だ」
幼友「頭撫でんな死ね」

38 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 21:54:33.37 ID:0j0eS91i0
園児A「びええええええん!!」
幼友「Aちゃん、どうしたの?」
園児A「ひっく、B君がね、ひっく、私に意地悪するの」
幼友「ふうん」
園児A「やめてっていつも言ってるのにね、ひっく、聞いてくれないの」
幼友「……はあ」

園児B「おーれはBさーん♪がーき大将♪」

幼友「あれがB君ねえ。まーた馬鹿そうな面したガキだなあ」

園児B「あー?なあに見てんだお前!泣かすぞ!」
幼友「そんな怖いこと言わないでよお」
園児B「泣かして欲しくなかったら、俺様の子分になれ!」
幼友「うん、いいよ」
園児B「え?」
幼友「子分になったげる」
園児「へ、変な奴だな。 まあいいか」
幼友「その代わりにね」
園児「何だよ」
幼友「B君に内緒のお話が有るから、ちょっとあそこの陰で話そう?」
園児「おう」

40 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 21:55:30.37 ID:0j0eS91i0
園児B「で、内緒の話って……」
幼友「お い コ ラ」
園児B「ひっ!?」
幼友「ガキが調子乗ってんじゃねえぞ?ああ?誰が誰の子分になるって?」
園児B「な、なんだよお前ぇ」
幼友「いいから聞け。 A泣かしたのお前か?」
園児「だったら何だよ!女の癖に生意気だぞ!
幼友「ほお?いい度胸してんな」

SLASH!!

幼友「今度やったら埋めんぞ?糞餓鬼」
園児「ご……ごめんなさい……ひっく……うぐ……うえっ……」

幼友「Aちゃーん」
園児A「友ちゃん、どうしたの?傷だらけだよ?」
幼友「あ、これ? 転んじゃったの」
園児A「せんせーに診てもらわないと……」
幼友「ああ良いって良いって!それよりさ、B君が話有るから来てって言ってたよ?」
園児「び、B君が?」
幼友「Aちゃんに謝りたいんだって。 どうしたんだろうね?」


幼友「人助けって気持ちいいな」
男「なんだ唐突に」

42 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 21:56:45.95 ID:0j0eS91i0
男「友ー、帰るぞー」
保母「友ちゃん、パパが来たよー」
男「……来ませんね」
保母「忘れ物か何かしたのかな?」
男「あ、あの」
保母「はい?」
男「あの、その……あいつ、良い子にしてますか?」
保母「ええ、それはもう。 良い子どころか、天才児かもしれませんねえ」
男「天才? 」
保母「何をやらせても他の子達とは次元が違うって言うか……まるで中身が大人みたいな」
男「ビクッ!!11」
保母「……?」

44 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 21:57:18.15 ID:0j0eS91i0
幼友「なあ」
男「なんだよ」
幼友「どうだった? 飯食いに誘ったんだろ?」
男「緊張して……言えなかった」
幼友「ああ!? せっかく人が遅ーく出て行ったのに、何やってんのお前」
男「うっせ」
幼友「だから童貞なんだよ」
男「童貞じゃねっつの。 それよりお前、天才児扱いらしいな」
幼友「うっそマジで? 結構目立たないように過ごしてるつもりなんだけどなあ」
男「大人にとっちゃ当然でも、ガキの尺度じゃ神なんだろ」
幼友「職員室の新聞読んだりしてんのが拙かったか?」
男「んな事してっからだ1!」

47 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 21:59:49.29 ID:0j0eS91i0
幼友「ただいまー」
男「遅かったな」
幼友「ああ、ちょっと友達と遊んでた」
男「気をつけろよ、最近この辺で痴漢出るっていうし」
幼友「はいはい気をつけます気をつけます、あんま子煩悩だと女も逃がしちまうぞー。あの保母さんみたいによ」
男「それを言うな……」

幼友「結局、あのあと進展無いままか」
男「あれ以来出会いも無し、だしな」

幼女「お気の毒……ま、俺が高校出てもお前が独身だったら、責任取って嫁になってやるよ」
男「mjd?」
幼友「きんもー。 本気にしてんじゃねえ」
男「本気じゃないから安心しろ、俺そもそも年下好きじゃないから」
幼友「そっか。 ふーん……」
男「なにテンション落してんだ」
幼友「ば、バッカじゃねえの///」

72 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 22:19:09.41 ID:0j0eS91i0
男「帰ったぞー」
幼友「おかえりー……って」

同僚(女)「わー!可愛い!ほんとに子供居るんだ!」
男「あ、うん。 とりあえず上がって」
同僚(女)「おじゃましまーす」

幼友「はじめまして、友です!」
同僚(女)「はい、はじめまして。 ●●って言います。よろしくね友ちゃん」

幼友「で、どしたんだあのコ」
男「会社の同僚。 なんか子供好きらしくてさ、遊びに来たいって言うから……」
同僚(女)「友ちゃーん、おいでー」
幼友「はーい」

男「上手く対応してくれるといいんだが……」


79 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 22:30:21.82 ID:0j0eS91i0
同僚(女)「ねえ、友ちゃんは普段、どんな事して遊んでるの?」
幼友「え、うーん、サッカーとかドッヂボール、かな」
同僚(女)「ふうん、男の子みたいな遊びしてるんだねえ」
幼友「そうかなあ?(そりゃ元男だからな)」

同僚(女)「ままごととかお絵かきはしないの?」
幼友「あんまり好きじゃないの。あ、パパの持ってる知恵の輪とか、たまにやるよ」
同僚(女)「ち、知恵の輪?」
幼友「あとはパソコンとか?」
同僚(女)「おっ、お利口さんなのね……」

幼友「えへへ、そうかな?(やっべ、子供っぽく振舞わないと)」
同僚(女)「TVはどんな物見てるのかな?」
幼友「PRIDEとか好きだよ!」

同僚(女)「へー……」
幼友「……(やっちまったー!!!!1111)」

92 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 22:47:46.98 ID:0j0eS91i0
男「コーヒー入れたけど、飲む?」
同僚(女)「ありがと。 砂糖とミルク多めでお願いできる?」
幼友「飲む!ブラックで!」
同僚(女)「え?」
男「……お、大人ぶりたいんだよ、多分」

同僚(女)「ちょっと個性的で、可愛い子だね」
男「ちょっとね……」
同僚(女)「いつも友ちゃんがお留守番してるの?」
男「いや、普段は保育園に預けてるんだけど、今日は休みだったから」
同僚(女)「ご飯とかは?男君が作ってるの?」
男「うん」
同僚(女)「そっか……」

幼友「それじゃパパ、先にご飯食べてるね」
男「ああ」
同僚(女)「あ、良いよ友ちゃん。 私そろそろ帰るから」
幼友「そうなの?バイバーイ」
男「(……ちょっ!?)」

102 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 23:00:59.33 ID:0j0eS91i0
同僚(女)「それじゃ、男君、また明日会社でね」
男「う、うん。それじゃ」
同僚(女)「あ、ねえねえ」
男「ん?忘れ物?」
同僚(女)「ううん、また、遊びに来てもいいかな?」
男「勿論!!111」

幼友「おねーちゃん待ってー」
同僚(女)「友ちゃん、どうしたの?」
幼友「パパに内緒のお話だから、耳、貸して」
同僚(女)「ん、いいよ」

幼友「(あのね、パパお料理下手でね、おいしくないの。 おねーちゃん、お料理出来る?)」
同僚(女)「(出来るよ?)」
幼友「(じゃあ、今度おうちに遊びに来たときにね、教えて欲しいなあって)」
同僚(女)「(……うん!お姉ちゃんが作って、教えてあげる!)」
幼友「(やったあ!おねーちゃん大好き!)」

同僚(女)「それじゃあ、男くん、友ちゃん、またね!」
男「それじゃ」
幼友「またね~!」

男「お前はなに話してたんだ?」
幼友「後で教えてやるよw」

107 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 23:09:52.30 ID:0j0eS91i0
男「なるほど、そういうことか」
幼友「感謝しろよ。 あのコが当分の間は飯作ってくれんだから」
男「だんだん小悪魔じみてきたな、お前」
幼友「俺のような参謀が居ないと、お前は一生童貞だろうからな」
男「だから何故童貞だと」
幼友「なんとなく?」

男「にしても、お前さあ」
幼友「んだよ」
男「なんでいきなり『バイバーイ』なわけ?」
幼友「あのまま居ても気まずい空気になりそうだったからな」
男「そうかあ? 俺はそんな気しなかったけどな」
幼友「空気読めない奴だな。 俺がそう感じたんならそうなんだよ」



幼友「(男にはああ言ったけど……なんで俺、あの時バイバイとか言っちゃったんだろ?うーん……わからん)」
218 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 02:36:12.88 ID:vzpNjzXr0
同僚(女)「友ちゃんって男の子っぽい服好きだよね?」
幼女「へっ?! あ、で、でも可愛い服も好きだよ♪」
同僚(女)「本当? じゃ、お姉ちゃんが見繕ってあげるっ!」
幼女「(なんで持ってんだよ? ……当然の来訪の理由はこれかっ!!)」
同僚(女)「じゃ、まずはー……このワンピなんてどう?」
幼女「(あ、普通じゃん)わぁ、可愛い♪ 着てみてもいいの?」
同僚(女)「勿論!」

同僚(女)「友ちゃんっ! 次っ! 次はコレ着てみてっ」
幼女「わ、わーい。可愛い服だなぁ……(なんだよ、これ……フリルだらけじゃねぇか。どっから頭突っ込むんだ?)」

同僚(女)「可愛い~♪ それじゃ次はぁ……」
幼女「お、お姉ちゃん……なんで家の中なのに水着着なきゃいけないの?(滝汗」

同僚(女)「やっぱ紺より白よねぇ! えっと、次はぁ……」
幼女「ね、ネコさんだぁ! 友、ネコだいすき~(ぜーぜー……」

同僚(女)「それでねそれでねっ! 次はこれなのっ!!」
幼女「……め、メイドさん?」
同僚(女)「よく知ってるわねぇ~♪ さ、着替えて着替えて! ネコミミは外さなくていいからね」

男「ただい……」
幼女「……何かいえよ(ぶす」
男「ネコミミとメイドエプロンに白スク水か……もはや何を目指していたのかわからんな」
同僚(女)「よ、欲望が暴走しちゃいまして……」

118 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 23:30:18.14 ID:0j0eS91i0
保母「はーい、今日はお外でお絵かきをしてみましょう」


園児C「……難しいよ」
園児D「こらアリ! 動くな! 」

園児A「友ちゃん、何描いてるの? 」
幼友「紫陽花だよ」
園児A「わあ……すごい上手だね」
幼友「ううん、タッチがイマイチなの」
園児A「たっち?何それ?」
幼友「あ、それは……その……」

園児B「おい」

園児A「び、B君だ」
幼友「なーに?」

園児B「お前、青と紫ばっか使ってるから、無くなりそうだろ。俺使わないから、や、やるよ」
幼友「……ほんとだ。ありがとう、B君」
園児B「Bでいいよ、じゃーな」

園児A「B君、友ちゃんには優しいんだよね。 なんでなんだろう」
幼友「(ガキにもててもなあ……)」

123 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 23:41:13.45 ID:0j0eS91i0
幼友「散歩行ってくるわ」
男「付いてかなくて大丈夫か? 」
幼友「付いてきたいのか?」
男「いや、それはないわ」
幼友「いってきまーす」
男「いってらー、暗くなる前に帰って来いよー」



幼友「おい」
男「どした」
幼友「保護者なんだから付いてくるだろ、常識的に考えて……」
男「はいはい」 

129 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/05(木) 23:47:59.83 ID:0j0eS91i0
男「しっかしなあ、寺とか回って何が楽しいんだ?」
幼友「一度死んだ身としてはな、そういう物への興味っつーのが有るんだよ」
男「へー」

幼友「次はここだ」
男「森林公園? お前、なんつーかジジ臭いな」
幼友「ほっとけ」

男「悪い、ちょっとトイレ行ってくるわ」
幼友「おう」
男「動くなよ。迷子になったら危ないからな」
幼友「なんねーよ馬鹿」





変質者「ょ ぅ じ ょ ハ ア ハ ア」






幼友「なんだ?悪寒が……また風邪引いたかな」

136 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 00:00:20.15 ID:dMsul71n0
変質者「ちょっと、そこのお嬢ちゃん」
幼友「はい?私ですか?」
変質者「そうそう。 君のお父さんから伝言なんだけどね」
幼友「パパから?」
変質者「急用が出来たから、先に帰っててくれって言ってたよ?」
幼友「パパはトイレに行っただけですよ(見え透いた嘘ついてんじゃねーよ)」
変質者「それがだね、なんでも大事な用事が出来たそうで、おじさんが君を送っていくように頼まれたんだよ」
幼友「パパは私を置いていったりなんてしないもん! (言い繕うの下手な奴w必死だなw)」
変質者「まあまあ、おじさんと一緒に来ればわかるから」
幼友「えっ、ちょっ(な、なんかヤバくねーか?)」

変質者「いいからおじさんと来なさい!ほら!」
幼友「やっ、やだ、やめろってコラ!!」
変質者「暴れんじゃねえ、このガキ!じっとしてりゃすぐ済むんだよ!!」
幼友「やめ、やだってば!」
変質者「黙ってろ!」
幼友「むぐ!? んー!!(男、早く来てくれよお……)」

150 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 00:19:43.95 ID:dMsul71n0
変質者「ふひひひひひ!! ょ ぅ じ ょ 祭りじゃあ!!ひゃあもう我慢できn」


男「お い な に や っ て ん だ ? 」
変質者「はひいっ!!」

男「ウチの!」
変質者「へぶっ!!」

男「娘に!」
変質者「あべしっ!!」

男「何をしてんだ!」
変質者「ひでぶっ!!」

男「この糞野郎がぁぁぁーーーー!!!」
変質者「うわらばっ!!」

男「友っ!」
友「お、男ぉ……」
男「大丈夫か!?あいつに何かされてないか!?」
友「腹パンされただけだけど……お前、もっと早く来てくれよ!!」
男「俺が悪かったな、ごめんな」

友「もう少しで……されるとこだったんだぞ!!」
男「ごめん、ほんとごめんな」
友「ちくしょ……怖かったんだぞ馬鹿野郎ぉ……ひぐっ、う、うわぁぁぁぁぁぁん!」
男「よしよし……」

164 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 00:41:01.04 ID:dMsul71n0
幼友「ああ……びびった……」
男「あの糞ボケ、常習犯だってよ」
幼友「うわ、マジかよ。 あー思い出したら寒気してきた」
男「まだ、震え止まんないのか」
幼友「ああ。 つーかお前が体験してみろ。 マジガクブルもんだぞ」

ギュッ

幼友「あ……?」
男「中身は友でも、お前まだガキなんだもんな? 父親失格だな……くそっ」
幼友「いや、気にすんなって。 俺も気をつけるからさ」
男「……マジでごめん……」
幼友「ん……」

幼友「ちょっ、そろそろ苦しいんだけど」
男「あ、わ、悪い」
幼友「白昼堂々、幼女に抱擁かましてると、お前が逮捕されかねないぞw」
男「だ、だよな」

幼友「帰るか」
男「そだな」
幼友「手」
男「ん?」
幼友「だから、手だよ。まだ手足の震え止まらないから、繋いでてくれ」
男「……ああ」


男「(……あれ?別に震えてなくないか?……まいっか)」
151 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 00:20:08.56 ID:c9d8rwXO0
幼女「やっぱり年相応の知識って必要だよなあ・・・」
男「例えば?」
幼女「アニメとか全然わかんなくて困ることが多々あるんだよ」
男「そういやそうだな・・・プリキュアとか見ればいいんじゃね?」
幼女「そうだな・・・一応見ておくか・・・・面倒くさいが」


数週間後

幼女、男「ふたりは、プリキュアーーーーー!!!!11ひやっほぉいwwwww!!!」
161 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 00:32:25.86 ID:vzpNjzXr0
男「ほい、おみやげ」
幼女「おー、なんだなんだ? って、なんだよコレっ!」
男「なんかの魔法少女の変身セット」
幼女「お前なぁ……確かに俺は幼女だが……」
男「いいから着てみろって」
幼女「んー……(ごそごそ) こっちみんなよっ!」
男「? 何照れてんだよ」

幼女「一人でプリキュアーーーー!」
男「ノリノリじゃねーか」
269 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 04:18:45.68 ID:vzpNjzXr0
幼女「えーと、ニンジン買った。ジャガイモ買った。タマネギもOK。糸コンニャクと牛肉がまだだったな……」

同僚(女)「ハラハラドキドキ……」
男「なんつーかさ。今の俺等のカッコヤバクね?」
同僚(女)「何言ってるんですか! 友ちゃんの初めてのおつかいですよっ!」
男「だからって変装する意味あんの?」
同僚(女)「一人で出来たって思わせることが大切なんですっ!」
男「はぁ……」

30分前

幼女「お姉ちゃん、今日肉じゃが作ってくれるのっ?
   じゃぁ、わたしがおつかいいってくるっ。
   先生が「家のお手伝いをがんばりなさい」っていってたの!
   パパと二人で仲良く待っててね!
   (アイコンタクト※上手くやれよ男。吉報を楽しみに待つ)」

現在

男「……はぁ」
同僚(女)「さぁ、後はレジでお金を払うだけよーっ」
男「……策士、策に溺れるってな」
276 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 04:27:23.12 ID:vzpNjzXr0
男(つーか、あいつの中身は20超えてんだからおつかい位余裕なんだよな)
同僚(女)「う?」
男「どーしましたー?」
同僚(女)「なんか友ちゃん。立ち止まっちゃいました」
男「へ?」

幼女(こ、これはプリキャラマックスヒートのエメラルダス:クィーンVer。もう新シリーズのオモチャが販売されてるから諦めてたのにっ。
   くっ、どうする。お金は肉じゃがの材料分で使い切っちまう。あぁ、でもっ……)

同僚(女)「あ、お菓子をかごにいれましたっ」
男(なんだって?!)
同僚(女)「やっぱり子供なんですねぇ、ウフフ」
男(アイツ、何してんだ?)
同僚(女)「なんか野菜売り場に戻っていきますよ?」
男「へ?」
同僚(女)「ジャガイモを売り場に戻してますね。あ、別のジャガイモの山をとりました」
男「あ、肉コーナーに向かった」
同僚(女)「……お肉も取り替えてますね」
男「あぁ……」
同僚(女)「まさか」
男「あぁ、安い方に変えたな」
二人『…………』

チーン―……

幼女「この肉ジャガおいしいねぇっ!」
男「あ、あぁ(ぷっくくっ)」
同僚(女)「やだぁ、照れますよぉ(プククッ、クフッ)」
幼女「パパ? お姉ちゃん?(汗)」
174 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 01:03:07.25 ID:dMsul71n0
幼友「プロレスごっこしようぜ」
男「はあ?」
幼友「暇なんだよ。 ふたりじゃサッカーとか出来ないし」
男「同級生とやってこいよ」
幼友「怪我させたら洒落にならんだろ」
男「はあ……」

幼友「どうだ、コブラツイスト!!111」
男「いや全然極まってないし。 手足短すぎだし」

幼友「腕ひしぎ逆十字!!11」
男「体重と力足りてない」

幼友「チョ、チョークスリーパー!11」
男「なんかもうタダの肩車だろコレ」

幼友「…………」
男「…………」
幼友「なんなんだよお前!1111」
男「いや、キレられても」


幼友「そうだ、コークスクリューブロー!111」
男「はぐおっ!?」
幼友「いえー、あいむチャンピオーン」
男「金的は……らめぇ……!!」
181 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 01:22:33.26 ID:dMsul71n0
園児A「ねえねえ、友ちゃんはお家にいる時、何してるの? 」
幼友「家にいる時? そうだなあ……本読んだりしてるかな」
園児A「うちのお姉ちゃんも本好きなんだ!ね、今度ウチに遊びに来てよ!」
幼友「え」
園児A「……嫌、だった?」
幼友「ううん、そんな事無いよ!」
園児A[それじゃ、今週の日曜なんかどうかな? 」
幼友「あ、うん。 いいよー」

幼友「つーわけでちょっくら出かけてくるわ」
男「待て、この間の件もあるから、車で送ってってやる」
幼友「気が利くねえ」

男「遊びに行く相手って、女の子だよな?」
幼友「うん」
男「珍しいな、お前にしちゃ」
幼友「人付き合いってのがあるんだよ」

189 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 01:38:58.81 ID:dMsul71n0
園児A「いらっしゃーい」
幼友「お邪魔します」
園児A「今お菓子とか持ってくから、先に二階行ってて」
幼友「あ、いいよ、手伝うよ」
園児A「ありがと。 友ちゃんは優しーね!」
幼友「はは……(大の男が、がきんちょ使うわけにもいかんだろ)」

園児Aの姉「あら、君が友ちゃん?」
幼友「はい、はじめまして」
園児A「ね、ウチのお姉ちゃん、一杯本持ってるでしょ?」
幼友「うん……すごいね(マジですげえな。 ほぼ書斎じゃねーか)」
姉「読みたかったら読んでいいよ? 理解できれば、だけど」
園児A「いくら友ちゃんでも無理だよー。お姉ちゃんの本、むずかしーもん」

幼友「ちょっと、見ていいですか?」
姉「どうぞ」
幼友「う~ん……(オカルト関係が多いな……お、これは)」

姉「ねえ、友ちゃん」
幼友「はい? 」
友「君、Aから聞いたんだけど、凄く大人っぽいんだって?」
園児A「うん、せんせー達も言ってるよ!『あのコは天才だ』とか『普通じゃない』って」
幼友「ええ~そんな事ないよ~(ちょっと目立ちすぎたか。 自重しないとな)」

姉「君が今取り出した本」
幼友「え? 」
姉「私がわざと目立つところに入れたんだけど」

姉「『輪廻』……君、本当にただの天才なの? 」 
202 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 01:59:49.27 ID:dMsul71n0
幼友「『りんね』って読むんですか? これ」
姉「?……ええ」
幼友「難しい字だったから、何て読むのか、お姉さんに聞いてみようと思って」
園児A「さすがお姉ちゃんだね! 私なんか全然わかんない」
幼友「すごいねー」
姉「……(思い違いかしら)」

姉「新聞が読めるって聞いたんだけど」
幼友「読めないですよ。パパが『眺めてるだけでも賢そうに見えるからそうしろ』って、言ってたから」
園児A「そうなの? 」
幼友「うん、はずかしーから内緒だよ?」
園児A「うん、内緒内緒♪」

姉「……」
幼友「ね、お絵かきしよ」
園児「いいよー、クレヨンと画用紙持ってくるね」

姉「ねえ」
幼友「はい」
姉「年いくつ?」
幼友「二じゅ……」
姉「二十? 」


幼友「っ!?」

207 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 02:12:34.42 ID:dMsul71n0
幼友「ぱ、パパの年ですよね?」
姉「いえ、あなたの年を訊いたんだけど」
幼友「じゃあ、Aちゃんと同じですよ」

姉「ずいぶん若いお父さんね」
幼友「あ、はい」
姉「お父さんのこと、好き?」
幼友「パパ? うん、好き、かも」
姉「どうして顔を赤くするの?」
幼友「し、してませんよ」

姉「干支は?」

幼友「っ……(やっべ、引っかかるとこだった!111)」

姉「今、何か言いそうになったでしょ」
幼友「干支ってなんですか? 」
姉「何年生まれかって事」
幼友「覚えてないです」
姉「そう」




姉「昭和生まれは人間のクズね。 死んで当然のゴミだわ」
幼友「ああっ!?」

姉「やっと出た」
幼友「う……」
214 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 02:28:59.02 ID:dMsul71n0
姉「(さて、次はどんな言い訳が来るのかしら?) 」
幼友「……パパを馬鹿にするなっ! 」 
姉「あら、ごめんなさいね。 冗談よ冗談(そうきたか。 しかし、また『パパ』ねえ)」

園児A「と、友ちゃん、どうしたの?」
姉「気にしなくていいわ。 ただの御芝居だから」
幼友「そうそう」
園児A「そうなの? 」
幼友「そうだよ~」
姉「ふざけた『芝居』もほどほどにしておかないとね? 友ちゃん? 」
幼友「そ、そうですねー」



幼友「そろそろパパが迎えにくるから」
園児A「楽しかったね~」
幼友「ね~」


 
姉「友ちゃん、ちょっといいかしら」
幼友「は、はい」
姉「(確信したわ、あなたはただの子供じゃない)」
幼友「(なにをいt)」
姉「(秘密にしておくから安心して。 色々興味が沸いたから、また遊びにいらっしゃいな)」 
幼友「(……)」
 
222 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 02:56:48.50 ID:dMsul71n0
幼友「(あの女……一体なんだっつーんだ)」
男「どうした? 顔色悪いぞ ?」
幼友「別に」
男「……?」

幼友「俺ってさ、なんで生まれ変わったんだろうな」
男「さあ?」
幼友「なんか意味でもあんのかな」
男「さあ?」
幼友「……当てになんねー父親だなお前は」

男「そういう事言うなら、さっき買ってきたヤンジャンとヤンマが見せてやんねー」
幼友「ちょっ」
男「お前は童話の絵本でも読んでろ」
幼友「卑怯だぞテメー! 」
男「あの手の雑誌は、園児には刺激が強すぎるからな。 自粛しないと」
幼友「喧嘩商売とか湾岸ミッドナイトとか見てえんだよ!11」
男「だめー」
幼友「ぱ、パパァ……いぢわるしないでよぉ……」
男「ブリブリすぎだろ、それは」
幼友「はいはいパパかっこいいかっこいい」
男「わかればよろしい」
幼友「晩飯なにさ」
男「あの人がハンバーグ作って届けてくれたから、それ」
幼友「よっしゃ、素晴らしい同僚を持ったな」
男「未来の嫁だからな」
幼友「それはどうかなw」
男「幼女がニヒルな笑いするんじゃありません!」
229 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 03:12:46.04 ID:dMsul71n0
幼友「よし、子供らしく、子供らしくだ」

園児E「うわあああああん!!」
幼友「どうしたの?」
園児E「そこの段差で足ひねっちゃったの!」
幼友「スペランカーかお前は」
園児E「え?」
幼友「ううん、なんでもないよ。せんせーに診てもらおうね」

幼友「痛っ!!」
園児A「友ちゃん、だいじょーぶ?」
幼友「うん、ちょっと痛いけど、だいじょぶだよ(いってえええ、ロッカーの上からなんか落ちてきやがった)」
園児A「なんだろこれ」
園児C「タライだね」
園児B「お?タライ?」
保母「幼友ちゃん大丈夫!? タライ当たった時、もの凄い音したけど!?」

幼友「ど……」
園児A「ど?」


幼友「ドリフかよ!!!1111111」



保母「あら懐かしい」

園児達「?????」

238 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 03:26:18.81 ID:dMsul71n0
幼友「子供らしく、そう、子供らしくだ。素数を数えるんだ」

園児G「FF12すげー面白かった!」
園児H「いいなー。ボクも欲しいなあ」
園児G「絵がすっごくきれいでさ、なんか『し-じ-』が凄いんだって」
幼友「CGなんて邪道だよ」
園児H「え? 」
幼友「やっぱりFFはスーファミ時代が一番。 4、5、6。 これだね」
園児G「友ちゃん、うちの兄ちゃんみたいな事言うね」
幼友「……って、パパが言ってた!」


園児A「なんて言ってたんだって」
姉「ふーん(明らかにスーファミ世代ね。 平成生まれではないわ)」
206 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 02:08:39.64 ID:vzpNjzXr0
男「………………」
B「………………」
男「おい、小僧」
B「なんだよ、オッサン」
男「なんで窓にぶら下がってるのか説明してみろ」
B「オッサンに言うひつよーがあるのかよ?」
男「考えてみればないな。じゃーな」
B「ま、まて。……わかった。話をしよう。そのかわり……」
男「そのかわり?」
B「ここから降ろして」


男「ふむふむ。つまりお前は友に会いにきたと?」
B「お、おう」
男「なんでだ?」
B「あ、あいつにケンカで負けたまんまじゃ俺のプライスがゆるせねーんだよっ」
男「プライドな。プライド(にしてもコイツ顔真っ赤だな……ははぁ」
B「な、なんだよ?」
男「友なら今出かけてるぞ。友達んとこ遊びにいってる」
B「え?」
男「坊主。男なら好きな女を虐めるより、守る方がかっこいいぜ?」
B「な、なにいってんだよオッサン?」
男「大人の話だ(グシャグシャ」






249 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 03:49:03.51 ID:dMsul71n0
姉「いらっしゃい」
幼友「お邪魔します。 あれ、Aちゃんは?」
姉「あの子なら出かけてるわ。 今日は君と個人的に話がしたくて呼んだの」
幼友「……え」
姉「まあ、座りなさい」
幼友「はい……」

姉「単刀直入に言うわ、あなた、どうやって『記憶を持ったまま』生まれ変わったの?」
幼友「は? 」
姉「他には誰もいないし、録音も録画も中継もしてないから、演技はしなくていいわ」
幼友「何を言ってるの、お姉ちゃん?」
姉「あくまでとぼけるのね。 ならいいわ。私が勝手に喋るから」
幼友「…………」

姉「私の目的はね、ずばり『強くてニューゲーム』なの」

幼友「何言ってるのか全然わかんない」

姉「黙って聞きなさいな。 何度でも出来る強くてニューゲーム。
確実に記憶を持ち越して、確実に生まれ変わる方法。
それがわかれば、どんな環境に生まれたって、ほぼ確実に成功した人生を送れるわ。
人種、国籍、環境、性別、染色体、遺伝子、年齢……etc。 気に入らなくても変えるのが困難、または変えようの無い物でも、死ねば簡単にリセットできる。
時間だって無限にあるわ。 人類がいる限りね。
幾つもの人生、幾つもの命、幾つもの姿。 
常人は一つきりの物が、その方法さえ見つかれば、幾つにもなるの。
ねえ? 素晴らしいと思わない? 」

273 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 04:24:20.17 ID:dMsul71n0
幼友「…………」

姉「あなたの協力が必要なの。
貴方の体験をヒントにして、条件を少しでも見定める。
それが私のやり方。
仮に貴方無しでも、科学技術の進歩がそれを可能にするかもしれない。
でも、それは何百年後? 何千年後? そもそも実現するの?
どっちにしたって私、死んでるじゃない。
未来の誰かが気まぐれに、私の遺伝子でクローンを作ったって、それに宿る精神は私ではないわ。
それじゃあ全然意味が無いのよ。 私の私による私の為の精神と輪廻。
それが、私の望み」

幼友「……おかしいよ、あんた」

姉「おかしくて結構。 先駆者は異常と見られるのが世の常だからね。
ところで、あなたは今の生活よりも『死』の方に魅力を感じる?
生まれ変わるくらいなら死んでた方が良かった……って思う?」

幼友「いんや。 今の人生、まあまあ楽しいよ」

姉「でしょう?
私の推測では、貴方の前世は二十代の男。
そして、現在はいわゆる幼女。
そんな正反対の人生でも、いいえ、そんな『正反対』を楽しんでいる。
違うかしら? 」


幼友「…………」 

286 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 04:43:57.96 ID:dMsul71n0
姉「ふふ、反論しないのね。
そういう事よ。記憶をそっくり持ち越すという事は、精神の相続に等しいわ。
極端に悪い環境に生まれ変わったならともかく、今の貴方は幸福な方でしょう?
僅か数歳にして大人の精神と知識と経験を持ち、肉体は若く可愛らしい女の子。
環境も、日本に生まれた時点で世界的に見れば幸運だわ。
リセットが出来る。強くてコンティニューが出来る。
人が持つあらゆる願望を、この方法で叶えられる。
生まれ変わる事が出来るというのは、そういう事。
わかる? それを体現してるあなたは、とっても希少な存在なの。
胸を張っていいくらいよ。 歴史上の偉人だって目じゃないわ。
そして、私もそれを味わいたい。
だから、それに触れる為のヒントが欲しいの」

幼友「…………」

姉「聞かせて頂戴?前のあなたと今のあなた。
二人分の人生の全て」


幼友「……ふーん……んじゃ、教えてやる」
297 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 04:56:52.81 ID:dMsul71n0
幼友「まず前世からだ、よく聴いとけよ」
姉「ええ」


幼友「普通に成長して進学して就職したら、車に撥ねられて普通に死んだ」
姉「……えぇ?」

幼友「次、今の人生行くぞー」
姉「うん」


幼友「孤児で気が付いたら施設に入ってて、ある日脱走した時、今の親に出会った。
んで、引き取られて、今は二人暮らしで、保育園に通ってる」

姉「それ……だけ?」
幼友「いえーす。 満足かい、お嬢ちゃん」
姉「何か不思議な体験は? 死後の世界を見てきたとか、お告げが有ったとか」
幼友「無いな」
姉「特殊な体験や前兆は無し……か」

姉「ところで、君の『今のパパ』は、それ知ってるの? 」
幼友「うん。 なんせ学生時代のダチだからな。 赤の他人どころか、実の親より気楽かも」
姉「そう。 それは楽しそうね」

314 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 05:20:03.05 ID:dMsul71n0
幼友「ところで、仮にその条件とやらが見つかったら、あんたどうするつもりだった? 」
姉「死ぬわ」
幼友「ダメ、ゼッタイ」

姉「馬鹿ね、なるべく長生きして、有益な知識と経験を満載してからよ。
じゃなきゃ、今より悪い環境に生まれた時点でまた死ななきゃならないわ」

幼友「死ぬ死ぬって簡単に言うけどな、痛いし辛いし苦しいし、何より、すっごく怖いぞ、死って」
姉「そこら辺は覚悟してるわ。 未曾有の幸福を手にする為の代償だもの」
幼友「お前が死んだら悲しむぞ、Aとか」
姉「そこら辺は、こんな姉を持った運が悪かった、と思って諦めてもらうしかないわね」
幼友「あんたなー……」
姉「まあ良いじゃないの。人の人生はそれぞれよ。 
それに、貴方から得た情報が大して役に立たなかった以上、この体での人生は、まだまだ続くわ」

幼友「へーへー、そうですか。 ま、せいぜい長生きしてくれ。俺は疲れたから帰るわ」
姉「あらそう。 また来てね」
幼友「絶対死ぬなよ、俺の事もバラすなよ」
姉「ええ勿論。 また、ね」


姉「なるほど……世界的に見て、前世の記憶があるらしい人間は、殺人や事故死で前の人生を終えている事が多いわ。
あのコもそう。 前世で天寿を全うした人間は少ないわね。
不慮の死。不本意な死。 未練かしら? まだまだ研究の余地が、必要がある。
科学が期待出来ない以上、この体が死ぬ前に、私なりの方法で見つけ出さないと。
ふふふ、ふふふふふ」

園児A「おねーちゃん、ただいまー」

姉「おかえりー」
324 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 05:37:46.86 ID:dMsul71n0
幼友「ただいまー」
男「おかえりー、またえらく疲れた顔してんな」
幼友「まあ、色々あってな」
男「風呂沸いてっから、飯の前に入っとけよ」
幼友「うん。 なあなあ」
男「どした。 腹減ってんのか? 」
幼友「や、違う……その、さ」
男「男らしくはっきり言え」
幼友「体は幼女だw」
男「見ればわかる」

幼友「……いっしょに、入んね?」





男「ふう…………珍しい事もあるもんだなあ」
幼友「色々あったからな、たまに気まぐれも起こしたくなるんだよ」
男「色々って何だよ」
幼友「色々は色々だよバーロー」

男「なんか、有ったんだろ」
幼友「だから、色々だってば」
男「Aちゃんと喧嘩でもしたか? 」
幼友「全然ちげーw」
332 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 05:47:52.17 ID:dMsul71n0
男「なんだよ、B君のことか」
幼友「それも違う……って、Bの事知ってんの? 」
男「あれだろ、お前に喧嘩で負けたってガキ」
幼友「あれ、俺言ったっけ」
男「いいや。 なんかお前が出かけてる間に、家に来てた」
幼友「なんの用だ、あいつ」
男「さあなw」

幼友「……お前、なんか知ってるだろ」
男「自分の平らな胸に手を当てて、よーく考えてみるんだなw」
幼友「うっぜえw」


男「ふー……」
幼友「ふう~……」


男「上がるか」
幼友「だな。 飯だ飯」
341 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 05:58:00.67 ID:dMsul71n0
男「いただきまーす」
幼友「いただきまーす」

男「で、色々って何だよ」
幼友「ひみつー」

幼友「あのさ」
男「ん? 」
幼友「俺が来る前と、来てから、どっちが幸せ? 」
男「なんだ急に」

幼友「いいから、正直に」

男「そうだな。 お前が来てからというもの、生活費は倍増するわ、心配ごとは増えるわ」

幼友「えっ……」

男「残業出来ないから上司に冷たい目で見られるわ、部屋は狭くなるわ、一人の時間は削られるわ、迂闊にヌク事もできなくなるわ」

幼友「(俺……負担掛けてんだな)

349 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 06:08:43.00 ID:dMsul71n0
男「おい、ちゃんと聴いてんのか」

幼友「……うん……」

男「無駄にスペース余った静かな部屋でげんなりする事もなくなるわ、独りで寂しい食卓
に就く事もなくなるわ、朝起こしてくれる奴はいるわ、やさぐれても心配してくれる奴はいるわ」

幼友「え?」

男「そいつのおかげで出会いはあるわ、結婚もしてないのに可愛い一人娘兼ダチが出来るわ、父親の気分が味わえるわ、
そんなわけで、お前が来てから毎日が幸せだな、割と」

幼友「そ……そっか……」

男「そうだ。泣いてんのかw? 」

幼友「……お前が……ぐすっ……紛らわしい……ひっく、言い方するからだろ……馬鹿親父……」

男「よーしよし、泣き止んだら飯再開な」

幼友「うん……」
360 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 06:20:30.03 ID:dMsul71n0
男「ふいー、飯も食ったし」
幼友「風呂も入ったし」
男「明日仕事だし」
幼友「保育園あるし」

男&幼友「寝るか!」

男「で、なんで抱きついてんだ」
幼友「なんだ、可愛い一人娘と添い寝すんのが嫌か」

男「お前、寝相悪いんだよw」
幼友「修学旅行で、布団放り出してベッドから落ちてた奴に言われたかねーなw」
男「覚えてんのかよw」
幼友「前世パワーだw」


男「んじゃ、電気消すぞー」
幼友「おう」
367 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 06:31:37.44 ID:dMsul71n0
男「娘よ、お前くっつきすぎじゃね? 」
幼友「パパ、偶にはいいんじゃね? 」
男「まあいいんじゃね」
幼友「だろー」

男「お前はさ」
幼友「おう」
男「俺のとこの来て、幸せか? 」

幼友「もち。 こんな面白い生活と、こんな良い父親兼ダチ、他じゃそうそうねーな」
男「もっと、こう、サプライズは無いのか」
幼友「俺は引っ掛けとかしないからなw」

男「あのコとさ、このまま付き合ってな」
幼友「同僚のか」
男「おう。 結婚とかって話になったらさ」
幼友「うん? 」
男「しても、いいか? 」

幼友「いーんじゃね」
男「そっか」
幼友「応援するぜ」
男「やっぱお前、最高の娘だわ」
幼友「兼ダチな」
男「おう、ダチだ」

幼友「あ、でもなー」
男「なんだ」

371 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/10/06(金) 06:47:32.45 ID:dMsul71n0
幼友「もうちょっと様子見てからの方が……」
男「様子って? 」
幼友「ほら、あのコ、可愛いし良い子なんだけどさー、ちょっと変わってるじゃん」
男「お前にコスプレさせたりなw」

幼友「猫耳メイドエプロンスク水だぞ? どこの豪華バイキングだよ」
男「バイキングっつーか闇鍋に近かったなw」
幼友「恥ずかしいのなんのって……」

男「ま、結婚は当分先の話だ。 娘ほったらかしで恋愛は父親失格だからなw」
幼友「……当分、先、か」


幼友「もしもさ」
男「…………zzz」
幼友「何だよ、寝たのか」

幼友「俺が高校出ても、お前が独身だったらさ」
男「…………zzz」

幼友「……あーダメだ、言うの恥ずかしいわ」
男「…………zzz」

幼友「唇にはしないからな。 娘だからな」

男「……ん………」

幼友「おやすみ、パパ……///」



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