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生徒会SS2

累積点数 点



「ドキッ女だらけの温泉大会オカマもあるよ」



 良家の子女達に幽閉に近い学園生活を送らせる妃芽園学園では、
彼女たちから不満が出ぬようその敷地内の環境は極めて整ったものとなっていた。
東京の魔人学園では希望崎に次ぐ面積を誇る敷地内に
病院やレストラン、ショッピングモールや種々の遊戯施設が揃っており、
そこで働く学外の人々(全員女性である)を含めて1つの小さな街を形成している。

「へえ……学校に温泉」

「ああ、君も来るかい? 生徒会の合宿」

生徒会室にて、さば子がゲロったあんこラテを飲みながら内人王理は雨竜院血雨を誘った。学校とは思えない充実した施設を持つ妃芽園では、
合宿所のような普通の学校にもある施設も、普通のそれより数段豪華なのだ。
そのまま旅館として金を取っても問題ないレベルで、浴場は天然温泉である。

「合宿……みんなで温泉」

ブラッドオレンジジュースのグラスを片手に、血雨はやや頬を紅潮させる。みんなでお泊りして温泉。言うまでもなく初めての経験だ。

「でも、いいんですか? 私元々生徒会のメンバーじゃ」

「そんなことを言ったら古谷さんなんか妃芽園の生徒ですら無いぞ」

嬉しく感じながらも遠慮してしまう血雨の気持ちを、王理は解きほぐそうとする。

「私なんか転校生だしな!」

と永遠なるLOVE子。十指を飾る指輪が今日も眩しい。

「そうですか……けど、あんなことがあって、これから殺し合いをするっていうのに……」

「しおらしくしてたって死んだ人は生き返らないしぃ……あんっ……殺し合いも避けられないし」

触手の関節を極めながら、夕日千景も言う。

「ちょっと前まで赤の他人だった面子が互いに命を預けるんだ。
戦いを前に親睦を深めるくらい、あってもいいだろう。
それに千景君が言うとおり、しおらしく過ごすよりは少しでも戦いに向けて英気を養う方が建設的とは思わないかい?」

「無理にとは言わないがね」と言う王理に対し、
血雨は暫しもじもじと迷う様子を見せた後グラスのジュースを一気に呑み干し、
ぷはぁとやや品の無い息を吐いた後「行きたいです」と答えた。

✝✝✝✝✝

 2日後、合宿所「妃芽庵」--
「温泉を掘りに行く」としばらく前から行方不明の神尾まほろを除く生徒会メンバー全員が合宿に参加し、
そして今からキャッキャウフフのお風呂回が始まろうとしていた。

「みんなでお風呂に入るなんて、あのお漏らししちゃったときみたいだね」

「そ、そういえば……このメンバー全員が漏らしたわけじゃあ無いけど」

希望崎生もいるということで、
ハルマゲドンに出るわけでもないのについてきた血雨の従姉妹・畢が
服を脱ぎながら隣の血雨にそう言って笑いかける。
血雨はお漏らしの記憶に少しばかり顔を赤らめながらも、
あれはあれで楽しかったな、と苦笑した。

「あ、あのときはごめんなさい」

その話が聞こえていた岡崎康子は、あれ以来着用するようになったサングラスを外し、2人に詫びる。
まずは初めに2人が失禁。
更にその際の悲鳴を聞いた周囲の少女たちが彼女らの方を向いた際に岡崎の目を見てしまい、失禁の連鎖反応が起こった。

「ひっ……」

「アイエエ!」

「私自我無いのに」

「ショ、ションベン……」

狭い空間内で少女たちが次々に失禁するのはその性癖の者には天国だろうが、
ピーちゃんが恐怖して飛び回りながら尿の混じった白いうんこを撒き散らしたり
アキカンが中から臭い何かをちょっと漏らしたりしてさながら地獄絵図の様相を呈した。

「結局みんなお漏らししちゃったね~~」

「は、恥ずかしい……」

「脱衣場の床はびちゃびちゃになってしまったが、ゴクソツ君がいてくれて助かったな」

「私、教師なのに漏らしちゃった……」

鋼の精神力のために唯一失禁しなかった加藤佐藤の砂糖菓子を食べてある程度回復した彼女らは漸く風呂に入れることとなる。
貸切の広い浴場に興奮したのか、畢は濡れたタイルの上をスイスイと滑って回る。

「うわあっ千景ちゃん胸大きい」

「私が中1にしてこんなに巨乳なのも夕日屋の釜飯弁当を食べているから!
釜飯弁当は学食で販売中、よろしくねオカマッ!」

そう言って夕日千景は実家の弁当屋の宣伝を始める。
裸に巻いたタオルの股間を隠したあたりがなんだか盛りマンでは説明がつかない程もっこりしているが、
千景=盛りマンというイメージが強いせいか皆特に違和感を憶えていない。

「巨乳」

「俎板」

あずにゃんのような黒髪ツインテールを解いた口説院単語は、
1つ下のはずの千景の胸を見やった後、
自分のつるーんとした絶壁を見下ろし、ぼそりと呟いた。
いつも平坦な口調で話す彼女だが、それも今はどこか沈んでいるように聴こえる。

「はっはっはっ巨乳が羨ましいかね口説院君」

「い、否!」

そう言って口説院より4つ上、最高学年の内人王理は胸を張る。
張った胸は、口説院と同じくらいの平坦さ。
ぶんぶんと首を横に振りながら、自分と違って成長期終わりかけなのにそんな惨状の王理に口説院は内心哀れみと自分もこうなったらと危機感を抱いていた。

「胸なんて肉の塊だからな。肉はだめだ肉は」

「そうそう、お兄ちゃんも需要があるって言ってたよ」

3人の中でも一際背が低く、胸も平らな畢がケラケラと笑う。
俎板3人組の間にも絆が生まれようとしていた。


「おお、君の胸は大きいな。形もいい」

「も、揉むなあ……っん!」

LOVE子は白金七光の脇の下から手を回し、その豊満な乳房を風呂だというのに指輪の光る指でむにむにと揉みまくる。
本人曰く愛情表現だが、流石はビッチである。
魔神剣を脱衣場に置いてきてしまった七光は腕を振り回し、身体を捻って抵抗するが転校生の膂力からは逃れられない。
ショートカットや一人称から中性的な印象の七光ではあるが、
豊満な乳房を揉まれ、どこか嬌声めいた拒絶の声をあげる今の彼女は驚く程に女であった。同じボクっ子でも畢とはえらい違いだ。

「胸、大きいね……」

「そうね……」

「そうデスね……」

ぷるんぷるんと揺れる巨乳組の乳房に、血雨や夜桜心ら貧乳組の少女たちは自分のそれをふにふにと揉んでその貧しさにため息をつく。
アイリス・スノーフィールドの防水仕様スケッチブックには巨乳になった自分の絵が描かれていた。
巨乳組は羨ましいし、全体的にロリ体型の俎板組は開き直れるかも知れぬ。
あるにはあるが小さい、という自分たちが一番恥ずかしいんじゃ無かろうか、と。

「胸の大きい小さいなんて別に気にすることじゃあ無いよ。ワタクシだって小さいけど
はあ……」

「気にしてない」と言おうとした加藤だが途中で言葉に詰まり、
慰めようとした彼女らと同様貧乳を揉んで溜息をつく。
普段なら本当に気にしていないのだが、
今の彼女は砂糖菓子を配りすぎて精神力が低下しているのだ。
アキカン・ハナアルキが彼女の肩で「うごあー」と慰めるように鳴いた。

「大きすぎても、ねえ……」

「そうですね」

胸がデカいというか全体的にデカい仁科ぴあ、古谷銅が言う。
サイズに応じた悩みというのは人それぞれあるらしい。
 そしてそんなおっぱい談義を繰り広げる少女らを眺めながら、
遠路心亜(ロリエル)や佐々木沙々良ら普通組が普通に湯に浸かっていた。
貧乳の真野彼方は温泉にまで来て感謝の正拳突きをしている。

✝✝✝✝✝

――露天風呂。
 野外へと続くドアを開け、簾をくぐると濡れた肌に外気が冷たいが、
湯に浸かればその温度差が全身に染みるような快感へと変わる。
男湯を造る必要が無い分露天湯も通常の倍の広さで、
20数名全員が一度に浸かることが可能だった。

 おっぱい談義を繰り広げていた少女たちも皆湯に浸かり、昆布のようにふやけている。貧乳組の少女たちももはや巨乳に嫉妬する様子は見せず、
それどころか彼女らの湯に浮いたおっぱいに顔を埋めて遊んでいる者までいた。

「おっぱいおっぱい」

「ちょ……やめ」

「コハクちゃんとゴクソツは壊れないの?」

と尋ねる血雨に対して

「気密性もバッチリですから」

とコハクが

「自我ありませんから」

とゴクソツが答えれば、

「いや自我は関係無いでしょ」

と血雨が温い突っ込み。
「カポーン」と擬音でもつきそうな、平和な光景であった。

『女の人を胸で判断するのはよくないことですよ~♪』

電脳ピアニカ部と電算部が共同開発したフィルムに映し出された某ボーカロイドが
鍵盤ハーモニカを吹きながら歌っている。
こちらは未だおっぱいに囚われているようだ。


「らめえ! そんなところに触っちゃ……今日はレオタードじゃ無いのにぃ!」

千景が触手と絡み合っていた。
最近妃芽園にも出没するようになった触手は寒さを凌ぐため、
雪国のニホンザルのように露天湯に浸かっていたのだ。
若干ぬめりを帯びた温泉の湯と触手の粘性の強い体液でいつも以上に関節技が決まらず、バスタオルに隠れた乙女の秘密が触手どころか少女たちにまでバレそうになっていた。

「ああっ……見える! 見えちゃいましゅううううううううっ」

夕日千景絶対絶命!!
と、そのとき……

――ゴゴゴゴゴゴゴゴッ――

「えっ……なんだこの地響きは?」

「地震?」

「いや違う! パターン赤! これは……」

湯船の床に地割れのような亀裂が生じ、そして……大量のお湯が猛烈な勢いで噴き出して来たのである。

「アバ――ッ!」

凄まじい水圧に温泉の外まで吹き飛ばされる少女たち!


「いてて……なんとか助かったみたい……」

「な、なんで地面からお湯が……?」

露天湯の湯船からは未だ大量の湯が巨大な噴水のように噴き出し続けており、
飛沫が少女らのところまで飛んできていた。
どうもそれは自分たちが今まで浸かっていたのと同じお湯、
即ち噴き出しているのもまた温泉のようだ。

「温泉から温泉が湧いた……?」

「あれ!」

「やった――! 温泉を掘り当てた――!」

青い毛皮に身を包みツルハシを持った少女がお湯と共に床の穴から飛び出してきたでは無いか!
彼女の名前は神尾まほろ。ロマンを求め、日夜火山や鉱山を掘って掘って掘りまくる少女である。
「こち亀」で「東京23区はどこを掘っても温泉が出る」と知った彼女は
とりあえず近場である妃芽園の地下深くを掘り進め、
そうするうちに生徒会メンバーが浸かっていた温泉の源泉へと至ったのだ。

こうして生徒会メンバーは勢揃いしたのだが、
湯船や温泉を汲み上げるパイプを破壊し、
近隣の源泉を共有していた温泉施設もしばらく営業停止に追い込んだまほろは
財産を失ったうえに借金を負うことになった。
まほろの生活を助けるために少女らはあれこれカンパしてやり、
殆どのメンバーと顔を合わせていなかった彼女との間にも絆が生まれたのである。

「何この無茶なオチ……」

ちゃんちゃん♪


~瞳先生の秘密の花園~


「・・・と、このように一部のハーブには脱法ドラッグとなるものがあるので十分扱いに気をつけてください」
 ここは園芸部の活動場である中庭。様々な草花や木が園芸部の手で植えられている。
 その顧問を務める蛭神瞳は花も恥らう乙女達の中心で講義をしていた。
 1年ほど前に妃芽薗学園に赴任した彼女が持つ抜群のプロポーションに憧れて入部する者も少なくないだとか。
「さて、今日はこのぐらいにしておきましょう。最近、夜間に行方知れずになる生徒がいるらしいですから
 遅くに寮を出ないように。ごきげんよう」
 妃芽薗学園において夜間の事件・事故が絶えないことは女学生の間では常識的な事ではあったが、赴任して
間もない蛭神瞳がこのような注意を促す発言に園芸部一同は微笑み、
「はい、瞳先生。ごきげんよう」
 と、明るく挨拶をして解散するのであった。大体のものが寮もしくは娯楽室や談話室へと離れていく中で
何人かの生徒は瞳から離れずにいた。そのうち数名は園芸部での質問を聞くためである。そのような生徒も
離れ、いよいよ残るは2,3人のみである。彼女等も園芸部の質問を聞くために残ったようなふりをしていた。
「それでは、皆さん。行きましょう、裏園芸部に」
 瞳とそれについていく生徒は中庭の端にある小屋へと向かった。そこは園芸部が使う道具や日にあたると
いけない植物が安置されている場所である。もちろん、それらの保守点検も園芸部の活動に含まれており、
彼女等がここへ来たのはそのような理由からではない。
 小屋の中のさらに端に置かれた冷蔵庫。低い音を立てて唸るそれを瞳は難なく動かした。そこに表れたのは
閂がされた蓋。その蓋を外すと彼女等はその穴へと入っていった。

 そこは異様な蒸し暑さと生臭さを感じる空間であった。何せ、十数人の少女が便器の役割も兼ね備える
拷問椅子にも似た器具に縛り付けられているのだから。
「さて、ではお花のお世話をいたしましょう」
 瞳ら裏園芸部はそれぞれ蛇口のついたバケツを持ち、縛り付けられた少女達の口にバケツについた蛇口を
突っ込んだ。このバケツにはジェル状の完全栄養食が詰まっており、それが少女達が唯一許された食事である。
例外的に水分だけは拷問椅子の肘当てについたレバーを囚われた者が操作するだけで口に流れ込むような仕組みである。
 無論、このような食事を一方的に与えられては溜まったものではない。時折、喉に詰まらせる者もおり
そのような場合、裏園芸部が無理やり詰まった物を吐かせるであった。
 食事を終えると、アルコールを含ませたウェットティッシュで少女達は丁寧に体を拭かれる。特にほぼ
汚物を垂れ流した下半身は、洗浄する側される側どちらも、嫌でも丁寧に拭われる。爪や髪が伸びているなら
それらは"伐採"される。
「では、皆さん、御花をお楽しみ致しましょう」
 瞳がそう言い放って、壁にある装置を弄ると拷問椅子が変形し、そこに囚われた少女達にM字開脚を強制
させる。
 読者の皆様はお気づきだろうか。そう、ここは蛭神瞳が自分専用に用意させた秘密の花園なのである!

「んーーーーーっ!!」
 ギャグホールを咥え込まされた少女に顔を近づける瞳。そして、少女の口から流れ出る涎を自分のそれと
混ぜつつなめとると、瞳はうっとりとした表情を見せ、
「ああァ、明菜さん。あなたは昨日よりもいい味を魅せて下さるわァ。私とっても嬉しい。でも、こちらの
 蜜は。あぁ、まだ十分ではありませんことね・・・」
 言うが早いか、瞳は己の手に握られた鞭を素早く振り下ろした。それは明菜と呼ばれた少女の腹筋のある筋
をなぞる様に鞭打った。
「ッッ!!!」
 同時に明菜の体が海老反りするように痙攣し、下半身から勢い良く液体が飛び出した。これは蛭神家が
十数世代かけて作り上げた性技のひとつである。人間の特定の神経を刺激することで、ありとあらゆる
反射・反応を操り、強制的に絶頂へと導く技。瞳はこれを鞭を用いて行うことで、相手に快感さえ感じさせる
ことなく絶頂させるのである。
「うふ、これでいいのですよ、明菜さん」
 残酷なようだが、蛭神家の性技とは相手を快楽に沈めて絶頂させる体系とは異なり、己が淫液を
啜る為にあらゆる手を尽くして絶頂させるものである。相手への気遣いなど二の次であるのだ。
 淫液が噴出した明菜のソコを瞳は愛おしそうに眺め、
「あぁ、美しい。これが見たくて、求めて、私はここに・・・」
 と、ソレに吸い付いた。それはまるで野花から蜜を吸う乙女のようにも見えた。相手からしたら
ただ変態に襲われているような状況だろうが。
 いつのまにか、瞳に付き従っていた生徒も同じように他の囚われた少女を襲い始めていた。

「あ、明菜さん!?」
 饗宴も酣になった頃、一人の乱入者が現れる。円家弗子、表のほうの園芸部が一人である。
 彼女は明菜と同室に住む生徒ではあった。たまたま、裏園芸部が使っている小屋に忘れ物をして、それを
取りに来たときに、裏園芸部への入り口を見つけてしまったのだ。
「あら、弗子さん、ごきげんよう」
 明らかに生徒に見られてはまずい所を見られても瞳は平然としている。
「瞳先生!これはいったい!?」
「うふ、弗子さん。明菜さんは禁じられている夜間の外出をしていた上に、生徒会のお方に暴行を働いていらっしゃってましたのよ。
 それの罰を与えるのは教員としての当然の勤めでございますよ?」
 これは真実である。蛭神瞳は生徒会と互いに協力関係にあり、生徒会の行き過ぎた取り締まりによる『事故』の処理を手伝いする
かわりに、素行の悪い生徒を蛭神瞳が連行されて行方不明になることをただの行方不明として生徒会が処理するのである。
 そして連行された生徒は表の園芸部で作られた脱法ドラッグ漬けにされた上で幽閉されるのだ。
「だからってこれは・・・!こんなことっ、他の先生にも報告させていただきますっ、はっ!?」
 が、それは不可能なことであった。瞬間、弗子の足元から無数の触手が伸びてきたのである!
 これは、蛭神瞳の魔人能力『24の瞳』。彼女のかつての生徒24人の魂が篭った触手群による女性への性的暴行を行うのだ。
「ひっ、ひぃ」
 この能力の弱点は、触手の攻防力が対象の精神状態に依存するというものであるが、弗子は一般人であり、このような状況に慣れておらず、
動揺してしまったのである。そして、無数の触手によって彼女の手足は絡めとられてしまったのだ。
「ひ、ひぎゃああああああああああぁぁぁぁぁぁ」
「ふふふ、殺しては駄目ですよ?」
 触手に言伝をして、何もなかったかのように狂宴は続く。
 そして、嗚呼、今日も裏園芸部に花が植えられるのであった。

~~完~~


「教師蛭神瞳が生徒会リーダーになる過程の一端」


 私の初恋の女の子は、クラスで一番早く初潮が来た。
私はそれまでその子が使った直後のトイレに入って
微かな汚物の残り香を楽しんでいたのだけれど、
それからは彼女の経血に興味が移った。

女の子が女の子たる所以がそこにあるのだ。
私は彼女が小さな巾着袋を持ってトイレに行くと、
その後汚物入れの中から彼女のナプキンを探し出し、
そこに付着した血の匂いを嗅いだり舐めたりして楽しむようになった。

そんなことを繰り返すうち、私――月室アンネは魔人になっていた。

✝✝✝✝✝

トイレの個室の隅に設置された汚物入れの蓋を開けると、
中には折りたたまれた生理用ナプキンが幾つか捨てられている。
その一番上は、ついさっきトイレを出た蛭神瞳先生のものなのだ。

 瞳先生は生理が重い方のはずなのに
今日1日教鞭を執る彼女の姿からはそんな苦痛が一切感じられず、
いつもの優しく凛々しい先生のままだった。

 こんな素敵な先生が男子校にいたことがあるなんて信じられない。
 男は汚い。
あの子を私から奪ったのも、可愛い妹をレイプしたのも男だった。
今は臆病な私だけれどいつかは先生と恋人になって、
汚い男から先生を守りたい。

 私としたことが、少々思考が逸れてしまっていた。
今は先生の経血を楽しむのが一番大事なのだ。
テープを剥がし、ナプキンを広げれば綿部分に広がる赤黒い血。
顔に当てて胸いっぱいに息を吸い込めば普通の血よりもやや饐えた経血の香り。

「はあ……素敵……ん、ああっ」

28日ぶりの、先生の女の香り。
思わず太股をもじもじと擦り合わせてしまう。
膣からどろりと粘液が溢れてくるのを感じた。
きっと私のナプキンにも、血だけじゃなく愛液の染みが出来ていることだろう。

え?どうして私もナプキンをしているのかって?
それは、私も生理中だから。
私と瞳先生の生理周期をリンクさせているから。
月経を操る能力「紅い月」――それが私の魔人としての力。

 下着を下ろし、ナプキンを外すと血の混じった糸がとろりと引いた。

「先生……失礼します……」

自分の汚れたナプキンを汚物入れに捨てると先生のナプキンを新たにつけた。
先生のあそこから出た血を吸った布が私のあそこに張り付いて、
これから私の血を啜るのだ。

「んっ……先生、先生っ!!」

とんでもない快感が脳を埋め尽くして、私は一瞬で絶頂してしまった。
海老反りで激しく痙攣した後、便座の上に崩れる。

✝✝✝✝✝

 ハルマゲドンの一時休戦後再度行われた生徒会選挙の結果、
私は生徒会長に就任することになった。
私自身は強能力者とは言いがたいけれど、
番長グループとの休戦協定が破られぬよう、
生徒会の皆の力を借りてせめて在任中は学園の平和を守ろう。
そう誓った。

 生徒会長になって新しい仲間もたくさん出来たのは嬉しかったけれど、
何より嬉しかったのは瞳先生が生徒会顧問に就任したことだ。
私が要望を出して、園芸部の顧問でもあるのに無理なお願いだったかなと
内心思っていたのだけれど、先生は快諾してくれた。

「園芸部と違って専門外ですけれど、精一杯皆さんを支えますね」

そう言って優しく微笑む瞳先生に私は抱きつきたい衝動に駆られる。
 その日の夜は保存してある先生のナプキンで気絶するまで自慰に耽った。



しかし生徒会の皆のがんばりも虚しく、
平和は束の間のことで夜間には女子生徒を巻き込んだ事件や
希望崎の男子生徒による侵入が相次いだ。

 最近では「山乃端一人狩り」の気運も高まっており、
ハルマゲドンの再発も噂されている。
 そんなことは断じてさせない。

「校内が再び荒っぽい雰囲気になっているのは事実だけれど、
だからってこちらもそれに呑まれてはダメ。
行き過ぎた正義は無辜の罪人と反発を生みます。
風紀委員会・番長グループとも協力しあって、
なるべく穏健な形で秩序を守って行きましょう」

生徒会のメンバーにそう訴える。
過去の希望崎を始めとする魔人学園でも、
生徒会の圧政がハルマゲドンに繋がったことは幾度かあった。

 生徒会のメンバーは優秀だし、私より強い魔人も多いけれど、
驕らず節度を持って働いてくれると信じられる。

 先生も私を見て、微笑んでくれていた。
教職や園芸部顧問としても忙しいはずなのに生徒会にも毎日のように出席して
私達にアドバイスをくれる。

 先生、見ててください。
私、あなたの期待は裏切りません。

✝✝✝✝✝

✝✝✝✝✝

「先生……そんな……」

ある程度までは予測していけど、目の前の光景は想像を超えていた。

 壁の両側には仕切られたそれぞれ5つのスペースが向かい合って並んでいる。
それぞれに便器めいた形状の椅子が設置され、そこに全裸の女の子が拘束されている。

 尼さんのように頭部を剃り上げられているが、
その姿は俗どころか背徳の極みだ。
口にはギャグボールを咥えさせられ、膣にはローターが挿入されている。
部屋に立ち込める糞尿の臭いは、彼女らがどんな環境にあるのかを私に物語っていた。

「ん、ん――っ……えゅ、えゆうううううううううっ」

くぐもった叫びをあげながら、少女の1人が下痢を撒き散らした。
拘束された状態で暴れながら漏らしたため、便器の外にまで茶色い雫が飛ぶ。
こんな状態のストレスは想像を絶するものがあるのだろう。
酷い下痢になるのも当然だ。

「あらあら、いけませんね。女の子は綺麗にしなくちゃ」

先生が呆れたように言うと、1人の少女がたった今漏らした彼女の側に寄り、
ウェットティッシュで下半身や床を拭き取った。
実に手馴れている。

 素行不良の女子生徒が次々と行方不明になる事件を追っていた私は、
彼女らが行方不明になる直前必ず瞳先生が接触しているとの情報を手に入れた。

 そんな馬鹿なと思った。
間違いであってくれと願った。

 けれど調査を進め、結果今眼前に広がる悍ましい光景は私の予想が正しかった証拠だ。
拘束されているのは皆、ひどくやつれて一見ではわからないが行方不明となった少女たちだ。

 瞳先生は園芸部の一部の生徒と共に素行不良の少女たちをこの小屋で「栽培」していたのだ。

「ようこそ『裏園芸部』へ、月室さん。体験入部はどうですか?」

「ふざけないで! 私、先生のことを信じていたのに……」

悪臭に吐き気を憶えながら、叫んだ。

「私も、『いい子』達の前では『いい先生』でいたいんですけどね。
先生を疑って、ここを突き止めちゃうような子はいい子じゃありませんから」

先生は笑みを崩さない。私が魔人としての戦闘力は低いと知っているからだろうか。
けれど、私もそんなことは自覚している。
それでもバレればただで帰してもらえないことが明らかなここに来るのだから――

「『生徒会の仲間がもうすぐここに踏み込んでくる』ですか?」

「なっ……?」

私の心中を先生はピタリと言い当てる。
 先生に勘付かれないよう1人で行動していたが、生徒会の皆も先生が怪しいことは知っていて
私がここに入って10分連絡が無ければ踏み込んでくれ、と強能力魔人数人に頼んである。

「でも残念ですね。
私がこういうことをしてるって、あなた以外の生徒会役員は皆前から知っていますよ?」

「え……?」

耳を疑った。
私以外は知っていた? そんなはずは無い。
私が瞳先生への疑惑を口にしたときは皆信じられないという顔をしていた。
もし瞳先生の言葉が真実だとすれば――

「表向き従順な人間が一番怖いんですよ? 月室さん。先生の教訓です。
あなた、性癖はアブノーマルなのにやり方は真っ当すぎるんですもの。
先生は『お花畑』が大好きですけど、皆さんは嫌いだったみたい」

裏切られた……?
そんな、私は……生徒会の皆と、先生と一緒に、学校を平和にって……。

「先生の魔人能力、見せてあげますね。
あなたも、先生を生理痛にでもして抵抗してみたら?」

私の足元から黒い触手が突然現れ、足に絡みつく。

「ひぃっ……ああっ! 離して!」

必死に引き離そうともがくけどますます触手は絡みつき、下半身をズルズルと這い上がってくる。
そして、私のスカートの中、濡れてもいない膣内へと暴力的に入り込んだ。

「いやっいやああああああああああああああああああっ!」

「その触手さん達、男の子なんですよ。
あなた、男嫌いらしいけど、案外気持よく……無いみたいですね?」

膣内に侵入したものを噛み千切る妹のような能力なんて私には無い。
私の純潔は男に散らされた。

その後しばらくの記憶が私には殆ど無い。
憶えているのは、私が先生に言ったことだけだ。

「け、経血……ちょうだい……それだけは……お願い」

✝✝✝✝✝

あれから1ヶ月半。
私は毎日便器の上で糞尿を垂れ流し、放課後にやってくる瞳先生や裏園芸部員の子たちに愛液を供給する。
私たちは「花」なのだ。
蜜を採取されるために生かされた花。

 私の少し後に、別な女の子が「花」としてここに植えられた。
その子は最初こそギャグボールを噛まされながらもなんとか叫んで助けを呼ぼうとしたり、
ストレスで下痢をしたり脱出しようと暴れたりしていた。
 しかしこの生活が1週間も続くと、自発的な行動は殆ど無くなる。
恐らく知能もかなり低下するのだろう。
最初は意味ある言葉らしきものを発しようと頑張っていたが、
今はくぐもった喘ぎ声を漏らすだけだ。

え?どうして私はこんな風にはっきりしているのかって?
それは他の子たちと違い、私の生活に「希望」があるからだろう。
今日は待ちに待った「あの日」だ。
私の下半身は今日、糞尿に加えて血も垂れ流している。
それはつまり、瞳先生も「あの日」だということ。

扉が開き、瞳先生が裏園芸部員達を引き連れて入室する。
ジェル状の食事を流し込まれ、身体を綺麗にしてもらう。

部員が身体を拭き終わると先生は私の前に立った。
いつもは先生が誰とするかはランダムだけれど、
「あの日」は必ず私としてくれるのだ。

「へんへ……はやふ、ふはあい」

「慌てないで、アンネちゃん。
先生も生理も逃げませんから」

先生はスカートに手を入れると、ストッキングと下着を一緒に下ろす。
そして股間に張り付いていたナプキンを剥がして、ギャグボールを外した私の顔面に貼り付けてくれた。

芳醇な経血の味と香り、
舌の上でシャッキリポンと踊る経血ゼリーをほぼ液状になるまで咀嚼し、
味わい尽くして嚥下する。
初冬とはいえ、下着の中で1日熟成された経血はなかなかだ。

 私がナプキンを堪能していると、先生は私が座っている便器の足を乗せ、膝立ちになる。
今度は子宮からの産地直送フレッシュ経血を直飲みさせてもらえるのだ。

先生の綺麗な花が、私の汚い口へと近づいてくる。

「おいひぃ……瞳先生……好きいっ」

外が、学園がどうなっているのかこの状態では全くわからないがもうどうでもいい。
先生に愛でて貰える一輪の花であり続ける。
今はそれが私の世界の全てなのだ。

【月室アンネ】
妃芽園学園元生徒会長。
月室そあこtp://www39.atwiki.jp/jichoudg/pages/182.htmlの姉。
女性の月経を誘発し、他人の生理周期も知ることが出来る魔人能力「紅い月」を持つ。
ゲーム的には多分精神削り。
現在行方不明でハルマゲドンを引き起こそうとする何者かの手にかかったと噂されるが、その真相を知る者は現生徒会陣営には少ない。


流れよわがピー、と探偵は言った


暗い闇に閉ざされた生徒会室。
奇妙なほどの静けさに支配されたそこは、
幾本かの蝋燭によってようやく互いの顔が分かる程度に照らされている。
集った少女達は"それ"によって引き起こされた恐怖と冷気に震え、
動くことも出来ず互いに抱き合い励ましあっている。
しかし時と共に蝋燭が一本また一本と消えていき少女達の震えは増していく。
そして遂に最後の蝋燭が消えた。
辺りが完全な闇に呑まれ恐怖は最高潮に達する。パニック。
少女達が口々に己の恐怖を叫ぶ中、
加藤 佐藤は冷静に思考する。"おかしい"と。
「岡崎さんが帰ってこないね」
そういえば、と幾人かの冷静な少女達も同意する。
一人で出て行ってから20分は経っている、と。
「考えたくはないけれどこの状況じゃあ、
 何かが起こってしまったのかもしれない。
 確認に行ってみようと思うんだけどね」
誰かわたくしと一緒に行くかい?
尋ねた加藤に数人が応じ、続いて数人がおずおずと手を上げ、
また続き、結局みんなが着いてくる。残されるのが怖いのだ。
廊下に出る。しばらく行く。階段。
火災報知器のランプに照らされ辺りが不気味に赤く染まる中、
ぽつり
と懐中電灯が落ちている。
持ち主は見当たらない。覗く。階段の下を。
きゃー、と悲鳴が幾つも響く。
階段の途中、踊り場。赤黒い染みの中に倒れ伏す人影。異臭。
急いで、しかし焦るのではなく駆け下り抱き起こす。岡崎 康子。
これはまさに、
「血の踊り場事件再来、なのか?」

だが分からない。赤い光の中ではこの染みが血であると断定もできない。
明かりが必要だ。今宵は新月。
見上げた踊り場上方には窓があるが外からの光は無い。
傍らに一人、少女がかがみ込む。取飲苦 さば子。
ペロッ
「……これはおしっこ!」
そうだ、辺りを包むこの異臭はアンモニア臭。
だがそれだけではない、
「……それと血です」
鉄。それがもう一つの臭いだ。
瞬間。閃光が目を焼く。咄嗟に閉じた目をゆっくり開く。
階段に明かりが点っている。誰かがスイッチを見つけたのだ。
片手を軽く上げ謝意を示しながら床を見る。
広がる染みは明かりの下でも赤い。
「岡崎さんは?」
誰かが尋ねる。既に確認済み。息はある。
明かりの下、全身に幾つかの打撲痕。
懐中電灯は上に落ちていた。事の起こりは踊り場ではない。上。
おそらく打撲は階段を落ちたせいだ。しかし全てがそうだとは限らない。
おしっこは何を意味するか。本人の能力を疑いたくなるが、今回はそうも言えない。
20分前、彼女はトイレに向かっていた。
あの状況で、いやあの状況だからこそどうしても我慢が出来なかったのだ。
ならば限界を迎えていた膀胱が失神によって開放されたとしても不思議は無い。
事件か事故か。順番に考える。
事件だったら犯人は誰だろう。番長グループ、血の踊り場事件の犯人or模倣犯。
どちらにしてもただ気絶させてすませるのは不可解だ。
染みはすでに乾き始めている。事が起きたのは20分前と見ていい。
充分に殺すなり痛めつけるなり出来たはずだ。
だが彼女には数えるほどの打撲しかない。

そもそも血はどこから来たんだ?

犯人が負傷したんだろうか。
だが染みは綺麗な円として広がり乱れは無い。
争ったのなら乱れたはずだ。
共に落下したのなら乱れたはずだ。
立ち去った足跡も無い。
犯人の形跡が無いのだ。
魔人能力を考慮しても不可解が多すぎる。
動機と証拠。犯人の実在感が薄すぎる。
だったら事故だろうか。
階段にたどり着く。足を滑らせる。落ちる。失神。失禁。
自然な流れだ。だが、
それこそ血はどこから来たんだろう。
この流れでは駄目だ。上で何があった?現場を見ずに何が分かる!?
急いで階段を駆け上がる。振り返る。

そうだったんだ!

全てが一つに繋がる。
そこには加藤 佐藤がいた。真っ赤に染まり加藤 佐藤を見る加藤 佐藤がいた。
踊り場の上方の窓は階上の廊下と高さが同じだ。
今宵は新月。窓に外からの光は差さず、火災報知器の真っ赤なランプに照らされた、
真っ赤に染まった加藤 佐藤が映り込んでいた。
岡崎 康子は、彼女はトイレに行く前に長い間ストレスに晒されていた。
異常な状況に神経を昂ぶらせていた。些細なことにも敏感になっていた。
そんな彼女が血のように真っ赤に染められた自分の顔を見た。
最後に与えられた強烈な恐怖。ストレス。それは呼んだ。

おしっこであり血でもあるもの。血尿を。

自分の能力に竦んだ彼女は足を踏み外した。階段を落ちた。血尿に塗れた。
ただそれだけだ。それが答えだ。
全ては少女達の無邪気で愚かな企てが招いたことだった。

「季節外れの百物語なんてやめておけばよかった、かな?」


イナズマゥストラはかく語りき


ゴクソツぅ?あいつ変わっちまったよ……。乙型とか言っちゃってさ。
昔はさ、いい奴だったんだ……
そりゃあ「感情はありませーん」とか言っちゃって、
いやいやそれ嘘だろ!ってこともあったけどさ。
それでもマスターなんて呼んでくれたり、
一緒につるんで馬鹿やったりしてさ。
だけど今のあいつは違うんだよ!!
マジで感情なんかねーよ!血も涙もねーよっ!!
だってマッサージだぜ!?合法だぜ!?くっそーその手があったかよ!
「無料でマッサージいたします。私に性別はありませんご安心ください。」
ってモミモミモミモミ 揉み! まく! りっ!!
あんな所もこんな所も 揉み! まく! りっ!!

自分だけ! ひとりだけ!!

裏切ったな!僕の気持ちを裏切ったな!
俺だってなぁ、マッサージぐらいなぁ、電気でこうビリビリッとなぁ
やれ! るん! だっ!
さーそーえーよーぅ 誘ってくれよーぅ
一人で行くなんて非道いじゃねーかよーぅTT

温泉大会ちょっと後


神尾まほろによって温泉が破壊された時
脱衣所も合宿所も地盤の沈下で崩壊した
全裸で途方に暮れる生徒会メンバーだが
温泉で火照った頭が浮かれて思考を放棄
日も暮れたんだしこのまま寮に帰ろうか
染み出す冷気が火照る身体に気持ち良い
浮かれて騒いだ行列は月の光に影となり
学園七不思議に語られる百姫裸行の再現

行くモノ 止まるモノ
回るモノ 跳ねるモノ
踊るモノ 眺めるモノ
見交わすモノ 手を取るモノ
抱き合うモノ 絡み合うモノ
のたうつモノ 身悶えるモノ
舐るモノ 啜るモノ
囁くモノ 叫ぶモノ
噤むモノ 喘ぐモノ

見てはならぬ
見られてはならぬ
百姫裸行にとられるぞ
僕と触手を引き連れて
嗚呼淫魔の女王が行く

翌朝こっ酷く叱られた

教師蛭神瞳が生徒会リーダーになる過程かもしれないお話


「あなた愛液を口から出せるんですって?」
そう取飲苦 さば子に話かけてきたのは蛭神 瞳だった。
「ぇえ?違いますよ?」
迷わず否定する。そんなワケないじゃないですか……
「あら、どんな飲み物でも出せるって聞いたのですけど。
 愛液って飲み物ですわよね?」
瞳はなぜこんな当たり前のことを確認しなければいけないのだろうかという顔で尋ねる。
「私、毎日飲んでいますもの。」
当たり前のことを当たり前にという風に言う。
心の優しいさば子は無碍に否定できず、
「じゃ、じゃあそうなんで……しょうか?」
押し切られつつある。
「そうなんですのよ!そうですわ!」
パァッと顔が明るくなる。良いことを思いついたという顔だ。
「あなたも愛液を飲んでみればよろしいですわ。」
言うなり触手が現れさば子が拘束される。
両足が割り開かれ触手が股間に殺到し慎ましやかな下着が引き裂かれる。
瞳はそこへ割って入り股間に咲いた花に吸い付く。
湿った音が響き、さば子の食いしばった口から抑えきれずに喘ぎ声が漏れ出す。
しばらくして股間から離れた瞳の口は膨らみ堅く閉じられている。
触手に全身を嬲られ、股間を瞳に弄ばれたさば子は、
目はトロリと濁り口は締まり無く緩んでいる。
その唇へ、瞳は自分の唇を合わせる。
膨らんでいた瞳の口がしぼみ、さば子の口が膨らみ、
満たされた何かがゴクリと飲み込まれる。さば子の愛液だ。
「どうかしら。美味しいでしょう?」
嬉しそうに瞳が尋ねる。
「ハイ……オイ…シイ……デス」
快楽によって思考の曇ったさば子が朦朧と答える。
「愛液って飲み物ですわよね?」
「ハイ……ノミ…モ……ノ…デス」
「では、出してくださいな」
朗らかに言う瞳を曇った目に映したさば子が突然、
触手の拘束を引きちぎりそうな勢いで身体を折る。
グブッ、ゲブッ、胃の辺りから異音が響く。
瞳は急いでさば子と唇を合わせる。
エロエロエロエロエロエロエロエロ
さば子の口から瞳の口へ愛液が流し込まれる。
ことごとく、一滴も零すことなく飲み干した瞳は満足そうに、
「思ったとおりですわ。あなたとても優秀な生徒ですことね。」
でも
「もっともっと優秀なはずですわァ。さあもう一度!」
それに応えようと開いたさば子の口にすかさず触手が飛び込む!
開かれた喉を通り食道を抜け触手が胃へ潜り込む。
出口を塞がれた愛液が逆流する。
いつの間にか股間の方へ移動していた瞳が歓声をあげる。
「ほら、菊から蜜が!」
そして菊にむしゃぶりつく。
ピチャピチャとひとしきり菊を舐った瞳は口を離しプハッと一つ息をつく。
空いた菊へと触手が潜り込み、複雑に折れた腸を抜け、
胃で上から来たもう一本と合流し絡み合う。
外から見ても腹部がボコボコと蠢いている。
瞳はさば子の頭を抱き、髪を優しく撫で、囁く。
「滅多に出来る経験ではないでしょう?
 とてもとても優秀なあなたへのご褒美です。
 私、素直で優秀な『いい子』は大好きなの。」
こうしてさば子は瞳に取り込まれた。

あたかもあったかも(可能性その6ぐらい)


後に黒板、前に教卓を置いて女教師が告げる。
「今回の目的は威力偵察です。
 武力行使もありで相手の戦力を測りたいと思います。
 とは言っても無理をする必要はありません。
 私も能力を使うふりぐらいはしますけれど、
 実際に使うかどうかは分かりません。
 切り込み役のアイリスさんには強気の姿勢を見せ付けて頂きたいですけれど、
 確実に当てる必要はありませんわ」
「分かったます。寸止めます」
アイリスが微妙な日本語で答える。
「結構ですわ。それで相手の反応を見たら精神攻撃で怯ませて退きましょう。
 余裕があれば攻撃力を削って安全を図りたいですわね。
 それから、増援を待つ必要はありません。
 偵察で無駄に戦力を使うこともないでしょう」
皆が確認の頷きを交し合う。
「何か質問のある方は?」
という問いにおずおずとさば子が手を上げる。
「き、緊張で吐きそうです。敵の前で吐いちゃったらどうしましょう?」
「問題ありませんわ。飲み込めば良いんです」
「えっ、ぇぇぇ?……善処します」
さば子がすごすごと引き下がり女教師が頷く。
「他にご質問は?……無いようですね。では
 レディース、参りましょう!」