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502 名前:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/13(土) 00:52:21 ID:SKMVOHBB 目を覚ますとルイズが顔を覗き込んでいた。 「おはよ、サイト」 ここはヴァリエール邸内に建てられた、別邸の寝室。 そのキングサイズのベッドの上で、才人は目を覚ました。 …あ、そっか、俺昨日…。 昨日の事を思い出す。 なぜかルイズの父親に気に入られてしまった才人は、半ば無理矢理ヴァリエール邸に連れてこられ、ルイズの婚約者にされてしまった。 でもって、昨日はそのままルイズと二人で盛り上がって、いたしてしまった。 というわけで、二人は今全裸であった。 寝起きで才人がボーっとしていると。 「ちょっと」 眉をへの字に曲げて、ルイズが才人の胸板に乗っかってきた。 わずかしかない膨らみが遠慮なく才人に押し当てられる。 しかし喜んでいる場合ではない。 なぜかは知らないが、このご主人様は酷く不機嫌なようだ。 「起きて私が目に入ったら言うべきことがあるでしょ?ほら」 言って、期待に満ちた目でじっと見つめてくる。 外すな才人。ここで外したら男失格だ。 あたれええええええええええ!   1.「おはようルイズ、っていうか当たってるんですが」   2.「おはようルイズ、朝から欲情してんのか?」 にア3.「おはようルイズ、今日も綺麗だね」   4.「おはようルイズ、今日もひんぬーだね」 「おはようルイズ、今日も綺麗だね」 にっこり笑って選んだ答えは。 「はいよろしい」 どうやら正解だったようだ。 ルイズは笑顔になると、才人に唇を重ねてきた。 「…夢みたい」 唇を離すと、ルイズは才人の胸板に頭を預け、その体温を楽しむ。 昨日までは、才人と自分の関係は使い魔と主人であり、恋人同士であり、それ以上でも以下でもなかった。 だが、今日からは違う。 親が勝手に決めたとはいえ、才人も納得している、婚約者の間柄。 そりゃもう何いたしても大丈夫なわけで! 朝から裸で抱きあってても問題ないわけで! 「…でもさルイズ」 そんなルイズに、才人が水を指す。 空気を読まない才人の言葉に、ルイズは少しむっとする。 …まあいっかあ、これから時間はいくらでもあるんだし。 「なぁに?」 とびっきりの笑顔で、才人に続きを促すルイズ。 503 名前:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/13(土) 00:53:01 ID:SKMVOHBB 才人は続けた。 「今日は親父さんとこ行かなくていいわけ?」 …そーいえば。 母さまや姉さま達にも挨拶してなかったっけ。 外を見てみる。 日の傾き加減から言って、昼少し前、といったところか。 「そうね。とりあえず昼から挨拶に行きましょうか」 言ってルイズは、もう一度才人に口付けした。 そして唇を離して、言った。 「でもその前に…ね?」 どうやら、今朝の朝ごはんは抜きになりそうである。 出立の準備を整えた二人は、本邸へと向かった。 才人の乗る馬で、半時もしないうちに二人は本邸へついた。 「お久しぶりにございます、ルイズお嬢様」 本邸のエントランスで、二人を出迎えたのは執事のジェロームだった。 しかしジェロームはあからさまにルイズだけに頭を下げ、才人には頭を下げようとしない。 才人はまあしょうがないか、と思ったが収まらないのはルイズだった。 「…ジェローム、サイトにも礼をなさい」 その態度にルイズの方が不機嫌になる。 しかし、そんなルイズにジェロームは反論する。 「…いかな旦那様の認めた相手とはいえ、相手は元平民。  そのような相手に、そうそう礼など尽くせましょうか」 どうやら、成り上がりでシュヴァリエになり、あまつさえルイズの婚約者となった才人に、ジェロームは好意を抱いていないようだ。 礼をしようとしないジェロームに、ルイズがキレかけたその時。 「あらあら。懐かしい声がするから来てみれば」 張り詰めた空気を一瞬で溶かすような、柔らかい声がジェロームの背後から聞こえてきた。 「ちいねえさま!」 「か、カトレアお嬢様!」 そこにいたのは、ルイズの二番目の姉。 桃色の波打つ美しい髪、優しく美しい笑顔、慈愛の女神の生まれ変わりと言われても過言ではない、ラ・ヴァリエールの次女である。 カトレアはコロコロと笑い、ジェロームをたしなめた。 「いけませんよジェローム。お客様にそんな態度をとっては」 「す、すいませんカトレアお嬢様」 ルイズの時は反論したジェロームだったが、カトレアの言葉にすんなり自分の非を認める。 人徳の差、というやつだろうか。 504 名前:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/13(土) 00:53:50 ID:SKMVOHBB 「…とりあえず、客人としての礼は尽くしましょう。  ですが、私はまだ認めたわけではありませんからな!」 「あらあら」 しかしまだ認める気にはなれないらしい。ジェロームは捨て台詞を残すと屋敷の奥へ行ってしまった。 「…私を迎えにきたんじゃないの…?」 半ば呆れながら、ルイズは軽くため息をつく。 そんなルイズに、微笑みながらカトレアが語りかける。 「まあいいじゃないの。お父様達なら、食堂で待ってるわ。食堂くらいわかるでしょう?」 「まあそうだけど…」 本来ならば、ジェロームが付き添って案内するべきなのだが。 この状況では致し方あるまい。 ルイズは手近にいた若いメイドを掴まえると、案内役を命じた。 「じゃ、サイト、行くわよ」 そう言って手招きするルイズ。 しかし当の才人は、カトレアに服の袖口を掴まれて動けないでいた。 「…ちいねえさま?」 「ルイズは食堂にいってらっしゃい。私は、サイト殿に少し用事があるの。  聞きたいこととか、いろいろあるし」 なるほど、それで家族で一番先に出迎えたのか。 そうルイズは納得する。納得するが。 「じゃあ、その前に。  …サイトちょっとこっち来て」 ルイズは才人の手を引いて、近くの柱の陰まで引っ張っていく。 そして、厳しい表情になると、言った。 「言っとくけど、ちいねえさまに手ぇ出したらコロスからね」 「…へ?」 才人はカトレアの胸に並々ならぬ視線を送っていた前科がある。 さらにこの男ときたら女と見たらほぼ見境がない。 しかもカトレアは自分と違い、男に迫られたら抵抗する術を持たない(はず)。 釘を刺しておくに越したことはない。 「…お前何余計な心配してんだよ」 才人の反論に、しかしルイズは疑いの眼差しを向けたまま。 「…前科何犯だと思ってんのよ」 …お、俺ってそんなに信用ねえのか、と軽く落ち込む才人。 しかし思い直すと、ルイズを軽く抱きしめて言った。 「今はお前だけだよ、ルイズ」 むー、なんか誤魔化されてる気がするなー、などとは思うルイズであったが、とりあえず満足しておくことにした。 ルイズはカトレアの下へ戻ると、才人を突き出して、言った。 505 名前:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/13(土) 00:55:10 ID:SKMVOHBB 「じゃ、煮るなり焼くなり好きにして、ちいねえさま。  …でも後で返してね?私の婚約者なんだから」 台詞の後半部分で赤くなりながら、ルイズは屋敷の奥へ行ってしまった。 そして、カトレアはにっこり笑って言った。 「それじゃあ私の部屋に行きましょうか?サイト殿」 才人は初めて入るカトレアの部屋に圧倒された。 天井からいくつもの鳥篭がぶら下がり、あちこちに鉢植えが置かれ、犬が床を駆け回っている。 …なんか動物園みたいだな。 カトレアはそんな中をすいすいと進み、奥に見える天蓋つきのベッドに腰掛けた。 すると突然、カトレアはごほごほと咳き込んだ。 「だ、大丈夫ですか?」 慌てて駆け寄る才人。 そんな才人に、カトレアは苦しそうな笑顔で応える。 「ええ。私、少し体が弱くて。でも、この程度なら慣れっこだわ」 そんなカトレアに、才人は尋ねる。 「お医者様にはかかってるんですか?」 「ええ。でも、どのお医者様もお手上げだって。  どこかを治すと、どこかに狂いが生じるの。まるで古びた時計のよう」 そしてカトレアは笑う。 才人には、その笑顔がなんだか切なくて。 思わずカトレアの肩を抱いてしまった。 「…あら。ルイズに釘を刺されていたのではなくて?」 カトレアはそう言って頬に指をあて、首をかしげてにこっと笑う。 …うはー。かわええー。 危うく萌え死にそうになりながら、才人は言う。 「…俺に、できる事って言ったら、このくらいですから」 そんな才人に、カトレアは優しい微笑みを向ける。 「優しいのね、騎士殿。  …大丈夫、あなたにできる事は他にもあるわ」 506 名前:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/13(土) 00:56:10 ID:SKMVOHBB …?どういう意味だ? 才人がカトレアの言葉に疑念を抱いていると、カトレアは続けて質問してきた。 「サイト殿。あなたは、伝説の使い魔『ガンダールヴ』でしょう?」 あまりにも直球な質問に、才人は驚く。 「え、何でそのこと…?」 才人の返答に、くすくすと笑ってカトレアは応えた。 「あの子のことは何でもお見通し。  ルイズが虚無の担い手であることも、あなたがガンダールヴであることも」 そしてカトレアは才人の手をきゅっと握り、 「そんなあなただから、お願いしたい事があるの。  ご存知?『ガンダールヴ』の精液には、滋養強壮の効果があるんですって」 …チョットマテ。 そしてカトレアは、目を点にしている才人に向かって、とんでもない事を平然と言ってのけた。 「あなたの精液、飲ませていただけません?サイト殿」 566 名前:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/14(日) 01:02:29 ID:SjXFviBl ちょっとソイツはダイレクト過ぎやしませんかーーーーーーー? 俺はにっこにっこしながら俺の手を握り締めて離さない、目の前のきれいなおねえさんを凝視した。 「ん?」 にっこり笑って小首をかしげるカトレアさん。 萌え。 …じゃなくて! 「あああああああの!意味分かって言ってます?」 この人の事だからたぶん分かってないことはないと思うんだけど…。 ひょっとするとひょっとすることも在り得る。 『セーエキ』が何か知らずに聞いてきてるとか、汗とか涙とか胃液とかの分泌物の類と思ってるとか! 「ええ、殿方から出る、その…子種の事ですわ」 カトレアさんは、ちょっと頬を染めながら、でも笑顔は崩さずにそう言ってのけた。 知ってて言ってんのかーーーーーーーーーーー! 混乱しながらも、俺の脳内のお絵描き板では、すでにカトレアさんの白濁絵が順次アップロードされていっていた。 否が応にも盛り上がる俺のムスコ。 いやだがちょっとまて!ルイズにバレたらコロサれるぞ俺!落ち着け俺! そんな俺の内情を知ってか知らずか、カトレアさんは俺の太股に手をのせ、しなだれかかってきた。 まってちょっとまってあたってるんですけどっていうかあててんですかぁぁぁぁぁぁ?? 「大丈夫、ルイズにはヒミツにしておきます。  それにこれは…私が望んだ事ですし」 言ってすでにテントとなった俺の股間に視線をやるカトレアさん。 ヒミツなら大丈夫。 それに俺からじゃないし。 カトレアさん元気にするためだもんしょうがないよネ! 見事な三段論法だ俺。完璧な理論武装だ俺。 すでに完全にヤル気モードになった俺の理性に、トドメの一撃が加えられた。 「サイト殿は、お好きじゃないですか?  …その、年上にお口でされるのは」 …大好きです。 567 名前:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/14(日) 01:03:22 ID:SjXFviBl カトレアは才人に抵抗の意思がないと見るや、彼の足の間に身体を滑り込ませた。 目の前に、ズボンの布を突き破らんばかりに屹立した才人自身が立ち塞がる。 「もう、こんなにして。  若いっていいわね」 そう言って、ズボンの上から撫で上げる。 「うあっ…。違いますよ、カトレアさんがエッチな事言うから…」 才人の反論に、カトレアは少し眉根を寄せて、悲しげな声で言った。 「えっちなお姉さんは嫌い?」 直撃だった。 「大好きです。」 そう断言した才人に、カトレアはとびきりの笑顔を向ける。 「そう、よかった」 そして、構造も知らないはずのジッパーを器用に下ろし、才人のズボンを脱がしてしまった。 自由になった才人の分身が、天上を突いてそそり立つ。 「すっごい、元気ね♪」 そう言って右手で優しく竿を握り、自分の方に向けて倒す。 そしてそのまま、ゆっくりとグラインドしはじめた。 「うあっ…」 その刺激に堪えきれず、声を上げる才人。 そんな才人に気を良くしたのか、カトレアは充血して膨らんだ才人の先端に口付けた。 「うあっ!」 そしてそのまま、子供が飴を舐めるように、先端を舌でぺろぺろと舐め始めた。 グラインドする手は休めないまま。 「だ、だめだ、もうっ!」 その刺激に、才人はあっという間に限界を迎える。 才人の先端が爆発し、白い粘液が飛び散る。 その飛沫は、カトレアの手を、顔を、舌を、髪を、容赦なく汚す。 「あっ…もう、出ちゃったの…?」 惚けたように、自分に飛び散った才人の欲望を眺めるカトレア。 568 名前:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/14(日) 01:04:13 ID:SjXFviBl そんなカトレアに、申し訳なさそうに才人が謝る。 「す、すいません…」 才人の態度に、カトレアはくすっと笑うと、 「まだ元気だし…頑張れるわよね?」 だんだん元気になってきた才人を、きゅっと握った。 「は、はい…」 素直にそう応じる才人に、笑顔でカトレアは言った。 「素直でよろしい。それじゃあご褒美に…胸で挟んであげます♪」 正直たまりません。 今俺の一人息子は、カトレアさんのお胸に挟まれて、揉まれている。 シエスタにもコレしてもらったことあるけど。 カトレアさんのそれは、柔らかさが違った。 シエスタのは、ゴム鞠に挟まれているみたいなカンジなんだけども。 カトレアさんのは、まるで羽毛布団に包まれているようなカンジだった。 とどのつまり。 やーーーらけーーーーーーー!! ふにふにと俺を圧迫する文字通り柔肉に、俺の息子はすぐに限界を迎えそうになる。 しかぁし!2回目まで早いと思われては男の名が廃る! 俺は必死にその快感に堪える。 「あら?今度はずいぶん頑張るのね」 …この人にはお見通しらしい。 カトレアさんはくすっと笑うと、俺の下半身に身体を密着させ、胸の谷間から俺の先端を引き出してきた。 「じゃあこういうのはどうかしら?」 そして、その飛び出た先端を、唇の先で咥えた。 うひゅぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ? な、なにこれえええええええええ? すっげえええきもつえええええええええええええ! し、しかし負けられん! やられはせん!やられはせんぞ!この程度で俺はやられはせん! 堪えるっ! しかし、俺のガマンは徒労に終わる。 先っちょの割れ目を舌先でくりくりされた瞬間。 俺の息子は限界を越え、大噴火した。 「あらあら。2回目だっていうのにずいぶんたくさん…。  でもダメねぇ、ちゃんとお口に出してくれないと…」 569 名前:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/14(日) 01:05:12 ID:SjXFviBl カトレアさんの指摘どおり、2回目もカトレアさんが口を開いている時に出してしまったために、その大半はカトレアさんの顔や髪を汚すだけに留まっている。 …ていうか精液まみれのカトレアさんめちゃくちゃエロいんですけど…。 「じゃあ、今度はちゃんと咥えるから、ね?」 そう言ってカトレアさんは俺の息子をにぎにぎする。 それだけで、俺の息子は元気を取り戻す。…元気すぎオマエ。 「しっかり飲ませてくださいな、サイト殿のせ・い・え・き♪」 …精液まみれでさらっとこんなこと言われれば当然かあ…。 復活した才人自身を、カトレアはついに口に含む。 そのまま口腔全てを使い、才人に刺激を与える。 唇を絞り込み、舌を絡ませ、喉の奥の奥まで才人を咥え込む。 「うぁっ…カトレアさんっ…。キモチいいっ…」 才人はそんなカトレアの頭を掴み、まるでカトレアの口を犯すように腰を動かす。 カトレアの口の中は才人の出した先走りとカトレアの唾液で満たされ、その滑りが才人を容赦なく高める。 しかし2度精を放った才人は、刺激に貪欲になっていた。 何度もカトレアの口の中を行き来しても、なかなか限界がこない。 「まだっ…いけるっ…」 しかし、少しずつ才人の腰の動きが早くなっていく。 それは、絶頂への坂道を転がり落ちている証明であった。 早くなった才人の動きに合わせ、カトレアの動きも早くなる。 そして新たに、引き抜かれる際に才人を吸い上げる動きが加わる。 「うわっ…吸われるっ…!」 そしてすぐに限界はやってきた。 「だめだっ…でるっ…!」 才人はカトレアの頭を掴み、奥の奥の奥まで自身を咥えさせる。 カトレアはそんな才人を飲み込み、喉の奥で彼の放出を待ち受ける。 570 名前:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/14(日) 01:07:52 ID:SjXFviBl そして次の瞬間。 ごぼっ…ごぼぼっ… 密着した口内で濁った音を立て、才人がカトレアの中で弾けた。 カトレアは少しの間喉を鳴らして才人の精を飲み込んでいたが、 「えほっ!」 大量の精液にやがて咽込み、才人を吐き出してしまう。 吐き出された才人はなおも、その先端から精を垂れ流している。 「えほっ…あ…」 流れるその精液をカトレアの目が捉える。 「もったいない…」 そしてカトレアは、口内にたまった精を飲み干すと、まだ精を吐き出す才人の一物をもう一度口に含んだ。 「えっ?カトレアさんっ!?」 慌てる才人にしかし、カトレアはそのまま才人を吸い上げ、尿道に残った精液までをも飲み干していった。 「ごちそうさまでした♪」 「…おそまつさまでした…」 にっこり笑ってそう言うカトレアさんに、俺はそう応えるしかなかった。 …しかし、よくあんなに出たなあ、俺…。 まあカトレアさんがエロいからだけど! その当のカトレアさんはといえば、髪や顔についた精液を拭おうともせず、ベッドに腰掛ける俺の隣に、腰掛けた。 「で、サイト殿、どうでした?」 「へ?」 なにがどうなのかよく分からずに俺が聞き返すと。 「私とルイズ、どっちが上手でしたか?」 …何を聞いてくるんだこのおねえさんは。 ていうか俺がルイズとシテんの知ってるの…? 「あら、そんなのあの子の態度を見てれば嫌でもわかるわ」 …人の心読まないで下さい…。 んー。どうだろ。 ここはやっぱり。 「カトレアさん、かなあ」 俺はとりあえずそう応えた。 パイズリできるし! 「あら、嬉しい。でもいいのかしら?」 カトレアさんはにっこり笑ってそう言った。 はい?何がです? 571 名前:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/14(日) 01:08:35 ID:SjXFviBl 「本人の前でそんな事言って」 …チョットマッテ? 俺はぎぎぎぎぎ、と背後を伺う。 その瞬間、俺の頭を万力が締め上げた。 いや万力じゃない。 ベッドの上に立った、ルイズの手だった。 っていうかいつの間にーーーーーーーーーーーーーーー?? 「いつまで経ってもこないから様子伺いに来て見れば?  ちいねえさまに手出したらコロスって言ったわよね?  それに誰の何が誰より上手なのかもう一度言ってごらん?  ああ?犬のくせに?」 犬キタ。 一日ぶりの犬キタコレ。 あの、カトレアさんフォローは…? 「とりあえず、ひと段落したら教えてねルイズ?」 …なんですでに部屋の扉の前にいるんですか。しかも汚れも綺麗さっぱり落ちてるし。 「ちょっと長くなるかもだけど待っててねちいねえさま?  ちいねえさまにも後で聞くこと山ほどあるから」 にっこり笑って殺人的な視線を実の姉に向けるルイズ。 「あらあら怖い。それじゃあまた後でね♪」 …たぶんこの人ならこの状態のルイズを軽く丸め込めるだろうな。実の姉だし…。 さて、問題は、だ。 「それじゃあ、覚悟はいいかしら。  犬?」 カトレアさんが事情を話すまで、俺が無事生きていられるか、という点だ。 俺は、生き延びる事が出来るか…? 〜fin

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