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101 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/02/21(水) 23:39:48 ID:K5fTzXs4 とある虚無の曜日。才人は部屋の掃除をしていた。 ご主人様であるルイズは買い物に出かけている。シェスタ・キュルケ・タバサらと一緒だ。 普段は何やかやと言い合っているが、一緒に出かけるようになるとは仲良くなったもんだよなぁ、と才人は感慨にふける。 と、コンコン、とドアがノックされた。才人がドアを開けると、そこには人間の姿になったシルフィードが立っていた。 「サイト! きゅいきゅい!」 そう言いながらシルフィードはひょこひょこと才人の部屋に入ってきた。 「おい、シルフィードどうしたんだ?」 才人は彼女に椅子を勧めながら訊いた。シルフィードは椅子に座るのも一苦労で、結局ベッドに腰かけながら答えた。 「お姉さまがお友達と一緒にお買い物に行っちゃって暇だったのね。だから、サイトに逢いに来たのね。」 「俺に?」 才人は自分を指差しながら聞き返す。シルフィードとは特に親しくしてる訳ではない。大体竜だし。 まぁ広場なんかで見かけた時には撫でてやったりしてやるが、そんな程度の付き合いだ。 シルフィードは嬉しそうにきゅいきゅい言いながら答える。 「そうなのね! 実は前からサイトにお願いしたいことがあったのね!」 才人は自分の分とシルフィードの分のお茶を淹れながら答える。 「ふーん、俺にねぇ。何よ? 無茶なことじゃなかったら別に構わないぜ。」 暇だし。お茶を啜りながら才人は言った。 才人にそう言われ、シルフィードは嬉しそうに答えた。 「ありがとうなのね! 大丈夫! サイトがいつもやってることなのね!」 俺がいつもやってることねぇ。才人はまたお茶をすすりながら考える。 剣の稽古だろうか? まさか掃除洗濯という訳は無いだろうけど……。 そんな才人の思考はシルフィードの一言によって吹き飛ばされた。 「あのね? シルフィとエッチして欲しいのね!」 ぶ─────ッと才人は飲んでいたお茶を吹き出した。 「ちょ! お前なぁ……!」 才人は激しくむせこんでいる。そんな才人を無視してシルフィードは続ける。 「シルフィいつも窓から見てたのね! ミス・ヴァリエールもメイドもお姉さまもみんな気持ちよくって幸せそうだったのね!  シルフィもあんな風に気持ちよくなってみたいのね! きゅいきゅい!」 102 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/02/21(水) 23:40:53 ID:K5fTzXs4 才人は目頭を押さえてうめいた。っつーか、お前、覗いていやがったのか……。 小一時間問い詰めたい気持ちを抑えて才人は立ち上がり、ベッドに腰掛けるシルフィードに近づく。 きゅい? と見上げるシルフィードの両肩に手を乗せ、才人は語り始めた。 「いいかシルフィード? ああいうことは……その、本当に好きあった者同士でないとやっちゃいけないんだよ。  興味本位でやるものじゃあないんだ。分かるか?」 「シルフィ、サイトのこと好きよ? きゅいきゅい!」 「いや、そういう好きじゃなくってな? その……。」 「それとも……サイトはシルフィのこと、嫌い?」 きゅいぃ、とシルフィードは潤んだ瞳で才人を見上げてきた。その仕草に才人は思わずグッときてしまう。 しかもよくよく見てみれば、シルフィードはかなり大胆な服を着ていた。胸元が大きく開いている。 才人の視線に気づいたシルフィードが嬉しそうに言う。 「あ、この服? キュルケのお部屋からちょっと借りてきたのね! シルフィ服着るの嫌いだけど、  サイトのために頑張ったのね! きゅいきゅい!」 こ、こいつ意外と健気じゃねぇか……。流されやすい才人は、だんだんとその本領を発揮し始めた。 確かにこいつは竜だけど、今は人間の格好してるしな。それに、む、むむむ胸もでっかいし。 本人が良いってんだから、このままやっちゃっても良いんじゃないかな……? しかし、そう考えた才人の心に桃色の髪をした少女の姿がよぎった。才人ははっとする。 そうだ、俺には愛しいご主人様がいるじゃあないか。彼女を裏切ることなんて……! そう考えた才人は、真剣な顔でシルフィードに告げる。 「いいかシルフィード。俺はお前とそういうことをする気は無いんだ。俺はお前のこと嫌いじゃないけど、  でもそういう対象とは見られないんだ。分かってくれ。」 真剣な態度と声で才人は言った。……しかし。 「……でもサイトのアソコはすっごく元気になってるのね! きゅいきゅい!」 そうなのである。頭では一生懸命冷静になったつもりでも、大胆な格好をした美少女を前に本能までは抑え切れなかったのである。 あ─────ッもう! 俺のバカ! 犬─────ッ!! 才人は立派に猛ってしまってクライマックスになった息子を感じながら己を罵倒した。 そして、今まで抑えてきた理性がだんだんとろけるのを感じた。 ……ゴメンなさい、ご主人様。才人は犬です。駄目な犬です。色ボケ犬です。もう欲望を抑え切れません。 でも犬の一番はご主人様です。それだけは信じてください……。 103 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/02/21(水) 23:41:52 ID:K5fTzXs4 そんなことを考えていた才人に、シルフィードがトドメを刺す。 「サイト、我慢しなくていいよ? シルフィのこと、いっぱい気持ちよくして? きゅいきゅい!」 それを聞いた瞬間、才人の理性は完全に瓦解した。 頭の中では「いーじゃん! いーじゃん! すげーじゃん!」という謎のフレーズがリフレインしている。 そして。 「シ、シルフィードーッ!!」 「きゃー!きゅいきゅい!」 才人はシルフィードを押し倒した。 「あっ……サイト……そんないきなり……。」 才人はまずシルフィードの豊かな胸にむしゃぶりついた。 シルフィードは下着を着けておらず、布地の上からでも先端の存在がはっきりと分かった。 「お前……下着を着けないなんて凄いな……。」 「……え? だ、だって下着の着け方って分からなくて……。」 きゅいい、とシルフィードは恥ずかしそうに答える。そういやこの服ってキュルケの物だっけ、汚しちゃまずいよな。 そういう所だけ妙に冷静な才人は、シルフィードの服を脱がした。 「きゅいい……。な、なんか恥ずかしい……。」 シルフィードの裸体は美しかった。 滑らかな肌。すらりと伸びた手足とほどよくくびれた腰。そして胸。桃りんごほどではないが、適度なバランスを保った上で大きく実った胸。 才人は改めて胸にむしゃぶりつく。片手で胸を揉み、片方の胸の乳首を吸い上げる。 「ひゃあんっ! 何か凄いっ! シルフィ、こんなのはじめてぇっ!!」 シルフィードは快感に身をよじらせる。その仕草に興奮した才人はシルフィードをさらに責め立てる。 首筋から二の腕、脇の下、腰へとまんべんなく愛撫を加えていく。どうせ竜に戻ればわからんだろうとキスマークもつけまくった。 「ああんっ! サイト! シルフィ気持ち良いよぉっ! もっと、もっと気持ちよくしてぇっ!!」 シルフィードは与えられ続ける快感に酔いしれていた。才人はそんな彼女の様子を伺いながら、そっと秘所に手を伸ばす。 「うおっ!? お前、凄いな……。」 シルフィードの秘所は、既に濡れ濡れであった。大洪水である。 「ふぇっ!? シ、シルフィ、お漏らししちゃったの!?」 シルフィードが自分の股間の状態に気づいて声をあげる。才人はそんな彼女がおかしくて、愛しくて、そっと口付けをした。 「……あ? サ、サイト……。」 「大丈夫、シルフィードが俺を受け入れる準備が整った証さ。」 そう言うと、才人は自らの分身をシルフィードの秘裂にあてがう。 不安な顔をみせるシルフィードに才人は小さく笑いかける。 「大丈夫、優しくするから。」 「うん……。来て……サイト。」 その言葉を聞き届けて、才人はシルフィードを貫いた。 「ぐううっ……!」 「あああっ……!」 二人は同時に声をあげる。才人はシルフィードに声をかける。 「シ、シルフィード……。大丈夫か……?」 「うん……。ちょっと苦しいけど、痛くはないのね……。」 その言葉に才人は安堵する。そういえば犬には処女膜が無いというが、ひょっとしたら竜にも無いんじゃなかろうか。 そんな事を考えながらも才人はゆっくりと動きだした。 104 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/02/21(水) 23:42:38 ID:K5fTzXs4 「あっ! あっ! サイト凄い! 凄いよぅっ!!」 才人に突かれながらシルフィードは喘ぐ。普段の天然ぶりからは想像できないほど激しく、いやらしく乱れる。 才人は才人で必死だった。 シルフィードの膣は締め付けが強力で、さらに複数の箇所で才人を締め付ける。 流石に伝説の風韻竜なだけあって、アソコも伝説級の名器であると言えた。 しかしこちらも伝説の使い魔だ。そう簡単に轟沈してしまっては伝説の名が廃る。 才人は歯を食いしばりながら、シルフィードを責め立てた。 しかし、徐々に射精感がこみ上げてくる。 このままではマズい、と判断した才人は、シルフィードのクリトリスに手を伸ばした。 「ひ、ひゃあああっ!!」 その瞬間、シルフィードの背中は弓なりに反り、膣も急激に才人を締め付けた。 どうやらそこが急所だと判断した才人は勝負に出る。クリトリスを刺激しながら激しく腰を打ちつけ始めた。 「あああ! サイト! そ、そんなに激しくしちゃらめぇぇぇっ! シルフィ壊れちゃううううっっっ!!」 シルフィードも限界が近いらしく、才人の背中に回した手に力が込められる。そして。 「ああっ! サイト! 何かくる! こわい! こわいよぅっ!!」 「大丈夫だシルフィード! 俺がいる! 安心してイッちまえ!」 「いいの!? いいの!? シルフィイクよ!? あっ……ああ─────ッッッ!!」 一際大きい叫び声を上げた瞬間、シルフィードの体がびくん! と跳ね上がり、痙攣し始めた。それと同時に膣も激しく収縮する。 「っくううっ!?」 その刺激に耐えかねた才人も、シルフィードの中に己の欲望を吐き出した。大量に注ぎ込む。 「あっ……サイトの……凄く熱い……。」 才人の射精を受け、シルフィードはまた上り詰め、失神した。 「まったく……可愛い寝顔だな。」 才人はそう言いながら、シルフィードの髪をなでる。シルフィードは初めての性交と絶頂を経験したせいか、すやすやと寝入ってしまっている。 「けど、このままじゃあヤバいよな……。こんなとこ見つかっちまったらどうなるか……。」 才人はぶるり、と身を震わせると、シルフィードを起こそうとした。 しかし。 がちゃり、とドアが開いた。 硬直した才人とベッドですやすやと眠るシルフィードをルイズ・シェスタ・タバサ・キュルケが見つめる。 「あちゃー……。何かこれから揉めそうだから、私は部屋に戻るわね。」 キュルケはそう言うと、そそくさとその場を離れる。 残った三人は無表情のまま部屋に入り、ドアに鍵をかける。 三人からは、ドス黒いオーラが噴出している。 「いや……その……これは……。」 何とか言い訳をしようとする才人だが、上手く言葉が出てこない。 「うう…ん。」 その時、シルフィードが寝返りを打った。その拍子に布団がめくれ、裸体があらわになる。 その体にはキスマークが沢山つけられており……。 『……』 それを見た三人のオーラはさらにドス黒さと勢いを増した。そして三人は、思い思いの準備運動を開始する。 その光景を見た才人は、絶望しきった声で三人に尋ねる。 「えっと……。今日は三人だから、お仕置きは通常の三倍でしょうか……?」 『ううん。』 三人は全く同じ動作で首を振り、同じような笑みを浮かべてこう言った。 『九倍。』 この世のものとは思えない程の折檻が行なわれている部屋で、シルフィードは幸せそうに眠りながら寝言を呟いた。 「むにゃ……サイト大好き……。またシルフィードとエッチしてね……きゅいきゅい……。」

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