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229 名前:サイトの変身 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2007/02/26(月) 10:06:04 ID:qAumnfyn  騎士隊の訓練を見てルイズが溜め息をつく。 「どうしたの?溜め息なんかついて」  モンモランシーは元気のないルイズに声をかける。 「次の虚無の曜日にサイトを一日貸すってシエスタと約束しちゃったのよ」  ルイズはモンモランシーにすべて話した。 「で、サイトはなんて言ってるの?」 「何にも言ってないわ」  モンモランシーは少し考え、うん、使えるかも、と一人で頷く。 「サイトにこれを飲ませて」  モンモランシーの手には赤い液体の入った小瓶があった。 「男の人がおとなしくなる薬、ギーシュに飲ませようと思ったけど、あなたにあげる」  モンモランシーの薬を受け取り、ルイズはありがとうと礼を言う。  ――その夜、怖い顔をしたルイズが赤い液体の入った小瓶を突きつけて才人に詰め寄る。 「犬ッ、次の虚無の曜日は誰と過ごすのかはっきりしなさい」 「……シエスタと約束してきたけど?」  ルイズの蹴りが才人の股間を襲った。 「一応聞いてあげるわ、シエスタと何をするの?犬」 「し、芝居の練習です、ご主人様。ところでその小瓶はなんでしょうか?」 「おとなしくなる薬よ。」 「ご主人様が飲むんでしょうか?」  ルイズは満面の笑みで股間を踏み潰す。 「そんなわけないでしょう?薬飲む前に死んどく?」  才人は逃げようとするがルイズに踏み潰されて動けない。 「飲め」  ルイズは才人の口の中に赤い液体を無理やり流し込んだ。  才人は目を白黒させて咳き込むが、体に変化はなかった。  才人はおとなしくなる所か、ますます落ち着かなくなっていった。 「薬、本当に効いてないの?」 「見りゃ分かるだろうがっ、あんなもん効かねえ……え?」  才人の体の中からどくんと何かがこみ上げる。 「あ……え?」  才人の服が膨らむ。 「ルイズッなんだよ、これはっ」  才人の腕がほっそりとしなやかになり、胸が たゆんと揺れた。 「し、知らないわよッモンモランシーはおとなしくなる薬だって……」  才人の腰のラインがくびれ始め、お尻から足のラインが変わってゆく。 「サイト?」 「……」  才人は慌てて鏡を見た。 「うああああああ」  才人は顔も体も声も女の子になっていた。 「俺…女になっちまったよ!!」  鏡の前には健康的でボーイッシュな女の子が ふわりと黒髪を揺らしていた。 231 名前:サイトの変身 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2007/02/26(月) 10:07:03 ID:qAumnfyn  才人が服を捲ると たゆんたゆんと胸を揺らす女の子が鏡に映る。 「ええええええ?」  おそるおそるスボンを下ろすと、あるべきモノはどこにもなく、黒い茂みだけが ふさふさと頼りなさそうにくっついていた。 「うそだろ? おいっ!!」  ルイズが気まずそうな顔で才人を見る。 「サイト……大丈夫?」  鏡の前に立つ才人はルイズの目から見ても女の子だった。 「ルイズ……」  才人は涙目になっていた。 「モ、モンモランシーを呼んでくるから」  ルイズが部屋を出た後、才人はそっと股間に手を伸ばして確認してみた。 「うひゃっ」  決定的なモノが手に触れた。 オンナノコの証だった。 「気持ち悪い……」  自分の手から伝わる感触はナメクジの大群を触ったように むにゅむにゅしていた。 「なんて格好してんのよ」  モンモランシーが入ってきた。 「モ、モンモンッ!! 今すぐ元に戻せ」  才人はまるだしのままモンモランシーに詰め寄る。 「とにかく服をちゃんと着なさい。薬がちょっと効きすぎただけだから」 「おとなしくなる薬じゃなかったのかよっ」 「……」 「正直に言え、臭い飯喰いたいか?モンモン」  モンモランシーは逃げようと扉に目をやるとルイズが扉の前で杖を持っていた。 「うぅ…わかったわよっ正直に言えばいいんでしょッ正直に言えばっ」  モンモランシーはまるだしの才人に気圧されてがっくり肩を落とす。 「あの薬は体を騙す薬よ。男だったら女に、女だったら男に……」 「元に戻す薬はないの?」  ルイズが心配そうに聞く。  モンモランシーは首を降って無いわと返す。 「薬で騙しているだけだから自然に治るはずよ」  才人は鏡に映ったボーイッシュな女の子を見てがっくりと肩を落として溜め息をつく。 「そのうちって……いつだよ」  鏡の前でいろんな角度から自分を見ているとルイズが才人を睨む。 「な、なに?」  ルイズは才人の体を上から下まで睨みつけてから才人の胸をガシッと掴む。 「何よこれ」  才人は胸から伝わる未知の感触に ひゃうと声をあげる。 「……胸」  ルイズの目つきが鋭くなり、胸を掴む力が強くなる。 「いてて……痛てぇよッ」 「不公平じゃないのッ薬で騙されているからってはしゃぎすぎよ」 「いや、はしゃいでなんか……」 「犬のくせになんであたしより胸が大きいのよッ」 232 名前:サイトの変身 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2007/02/26(月) 10:07:50 ID:qAumnfyn  才人はルイズの胸と自分の胸を交互に見た。ルイズの平原は服の上からでも平原で才人のたゆんたゆんは服の上からでもたゆんたゆんだった。  胸って面白いなと思いながらルイズの平原をじっと見つめていると、ルイズの手が才人のお尻をつねりあげた。 「あ、あんた今どこ見て笑ったのよッ」  痛みで飛び上がるたびに才人の胸が揺れるので更にルイズはつねりあげる手に力を込めた。 「笑ってなんかいません、ご主人様、ぬれぎぬです」  ルイズが凄い形相で才人の胸を睨みつけているとモンモランシーが間に入ってルイズをなだめた。 「ケンカしてる場合じゃないでしょう、解除薬が出来る前に元に戻ると思うけど、それまで大人しくしてくれなきゃ戻るものも戻らなくなるわよ?」  戻らなくなるという言葉で二人の動きが止まった。 「冗談よ、そんなに強い薬じゃないからすぐに戻るはずよ」  二人がほっと肩をなでおろしている隙にモンモランシーは逃げるように部屋を出ていった。 「……明日からどうしよ、騎士隊の訓練とか……」  才人はデルフリンガーを掴み、持ち上げようとしてよろけた。 「あぶねぇよ、相棒、そんな細っこい腕で剣を振るなんて自殺行為だぜ?」 「やってみなきゃわかんねぇだろ」  デルフリンガーをなんとか上段に構え、いつも訓練の時に振っているように、えいっと振り下ろす。  バキッと大きな音を立てて床に穴が開いた。 「気持ちはわかるがね、足を斬る前にやめときな。今の相棒はメイドの娘ッ子よりも非力だと思うぜ?」 「……」  細い腕と穴の開いた床が才人につらい現実を突きつける。 『このままではルイズを守れない』  両手を広げてみればデルフリンガーを振り下ろした衝撃で手が痺れたままになっている。 『左手が光っても弱いままに……なってる?』  才人は女になったことよりも弱くなってルイズを守れない自分に絶望していた。 「サイト」 「な、なに」 「モンモランシーが解除薬を作るまでボロ剣は持っちゃだめ。」 「なんでだよっデルフを振れなきゃお前を守れないだろっ」 「あたしを守る前にケガするわよ? とにかく、しばらくおとなしくしていること。わかった?」 「……」 「サイトッ!」  返事もせずに無言のまま才人は部屋を出ていった。 233 名前:サイトの変身 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2007/02/26(月) 10:08:41 ID:qAumnfyn  ヴェストリ広場で才人は剣を振る。ショートソードなら振ることができるかもと思い突きや斬りを試みるが、振るだけでバランスを崩す有り様になおさらつらくなるだけだった。 「あれぇ? サイトじゃないか?」 マリコルヌがふらふらと近づいてきた。 「よう、マリコルヌ」 マリコルヌは酔っ払っているらしく、才人が女になったいきさつを黙って聞いてくれた。 「……なるほど、サイトは今は女ってことはわかった」  マリコルヌの酔って濁った目が才人の体を舐めるように見つめ始めた。 「サイト」 「な、なんだよっ気持ち悪い目でみるなっ」 「やらないか?」 「あほか」  酔っ払い相手に相談してしまった自分の馬鹿馬鹿しさに嫌気がさして才人は部屋に帰るべく立ち上がると、マリコルヌがぐいっと腕を引っ張った。 「いてぇな、なにすんだよ!!」 「なぁ、サイト……ボクは本気なんだよ?」  酒臭いマリコルヌの息が鼻と耳を犯す。 「俺は男だっての」 「じゃあこれはなんだい?」  マリコルヌの手が才人の胸を揉みしだき、おぞましい感触が胸に広がる。 「サイトッああっサイトッ……もう、ガマンデキナイ」  マリコルヌが才人を押し倒し、才人の首筋にマリコルヌの鼻息と涎が べたりとかかる。  マリコルヌの腕を払い退ける為に力いっぱい腕を動かそうにもマリコルヌの腕はびくりとも動かなかった。  体をずらして逃げようしたがマリコルヌの重さに息ができなくなり、疲労感だけが才人を襲った。  マリコルヌの股間が才人にぐいぐい押しつけられ、首筋にはふがふがと不快な鼻息がかかる。  マリコルヌの腕一本どけられない無力感が水面に広がる黒い油のように才人を支配する。  力が抜けてもう駄目かもと、思い始めた時、マリコルヌの体が水に包まれた。 「な、なな、息がッッがばごぼっ」 「だからしばらくおとなしくしていることって言ったのに」  モンモランシーが杖を持って側にいた。 「ボロ剣が振れなかったからってなによっ女だろうが男だろうがサイトはサイトでしょッ」  ルイズが杖を振ると爆発と共に水に包まれたマリコルヌの体がヴェストリ広場の端に吹き飛んだ。 「ルイズ……」 「か、体、治してあげるわよ」  なぜかルイズは頬を赤らめている。 「へ?」 「な、治してあげるから部屋に帰りましょっていったのよッバカ犬ッ」 234 名前:サイトの変身 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2007/02/26(月) 10:10:55 ID:qAumnfyn  怒鳴られた理由が分からないまま才人はルイズの後を追う。  部屋につくとルイズがモンモランシーに自分が説明するといって帰らせた。 「サイト、こっちきて座りなさい」  ルイズの命令に従いベッドに座る。 「今すぐ治す方法を説明するわ」  ルイズの顔がなぜか赤い。 「……」 「な、なに」 「やっぱり言えない」  ルイズはぷいっと顔を背けてしまった。 「……もしかして、恥ずかしいこと?」  ルイズは顔を背けたまま頷いた。 「脱ぐとか?」 「どっちでもいい」 「触るとか?」  ルイズが頷く。 「今すぐ治るの?」  ルイズがまた頷く。 「と、とと、とにかく使い魔の体を治すのは、ご、ご主人様のぎ、義務だから……義務なんだからおとなしく星になりなさいよね」 「ええぇ? 星?」  真っ赤になったルイズが才人を睨む。  ルイズの迫力に気圧されて才人は毛布の中で服を脱いだ。  才人が毛布から恥ずかしそうに顔を出して視線で抗議する。 「あんた一生このままでもいいの?」 「いや、よくないけどさ……」 「じゃあ、つべこべ言わずに横になりなさい。あたしも脱げば恥ずかしくないでしょう?」 「……うん」  横になった才人の体にルイズの手が伸びる。 「わひゃっ」 「へ、変な声出さないでよッ」 「い、いま、電気が走ったみたいに……はひゃっっ」 「お、女の子のカラダはそういうふうにできてるのっ、だから我慢しなさいっ」  ルイズの手が肩、腕、脇腹、腰を軽く撫でると才人の体も一つ一つ反応した。  ルイズの手が才人の胸をそっと包み、やさしく揺らす。 「ま、まってルイズ、胸はやめてくれ、変な声とか出ちゃうし……何だか恥ずかしいし」 「は、恥ずかしくても我慢しなさいっ」  ルイズの手が胸の先端をやわやわと撫でる。才人は毛布を噛み締めて声を出さないようにして耐える。  しばらく胸を揉んでいた手が下に降りると毛布を噛み締める才人が んうぅと呻き声をあげる。  ルイズの指先が才人のオンナノコの証に触れていた。 「んんッ」  毛布を噛み締めて、びくんと跳ねる才人のカラダは抑え切れない声を絞りだし、ルイズの指先が刻む快感を受け入れる。  才人の呼吸が少しづつ荒くなるのを察したルイズは指先をクレバスの形をなぞるように滑り込ませた。 「ちょ、ちょっとまってくれ……んっ……ルイズッ」 「なによ」 235 名前:サイトの変身 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2007/02/26(月) 10:13:39 ID:qAumnfyn 「何だか……怖くなってきた」 「大丈夫、死んだりしないから」  ルイズの唇が才人の唇を塞ぎ、才人の恐怖心をとる。  唇を重ねたまま指先は小突起にビブラートを刻むと才人の吐息が唇から漏れ始る。 たまらずルイズを抱きしめるとルイズの指先はオンナノコの証の中に滑り込みスタッカートを刻む。 「あッッ」  いくら抑えようとしても次々と出ていく嬌声は更に大きくなり、這いまわる指先にキモチイイトコロを教える。 「ッッ……ルイズ」  ルイズを抱きしめる腕が震えて、腰が浮きあがる。 「大丈夫よサイト」  才人の限界を感じとったルイズの指先はオンナノコの証を強く擦りあげ、唇は才人の首筋を吸って才人を逃がさないように追い詰める。 「ルイ……んッああああッ」  のけぞった才人にとどめのビブラートを刻むとシーツをぎゅっと握り締めてオンナノコの瞬間を迎えた。  ルイズの指先がオンナノコの瞬間が終わったことを確認すると、才人の腰も糸が切れたように とさりと落ちた。  耐えきれず気絶した才人から指を抜くとオンナノコの成分が とろりと出て光の道を作り、やすらぎの時間を二人に与えていた。  ――しばらくして才人が目覚めるとルイズは顔を真っ赤にして才人を見つめていた。 「気が付いた? 気分はどう?」 「なんだかだるい」  才人が起き上がろうとするとルイズが毛布を引っ張って才人を止めた。 「な、なに?」 「起きちゃだめ」  どうして? と聞こうと体を向けるとルイズは更に真っ赤になった。 「こ、こっち向かないで」  才人はやっと理解できた。才人の体はもとに戻り、しかも裸だった。隣のルイズも毛布の下は裸で、一枚の毛布を二人でくるまっていた。  裸の男女が一枚の毛布にくるまっている状況に二人は動くことができないでいた。「え……と、ルイズ」 「な、なぁに?」 「ありがとう、体を元に戻してくれて…それと…ごめん」 「なんでサイトが謝るのよ」 「いや、俺なんかと…するのはつらかったと思うし…何より、好きでもない奴とこんなことするのはルイズも嫌だったと思うし……」  しばらく黙っていたルイズが赤くなった顔を毛布で半分隠して才人を見ないで答える。 「サイトのこと嫌いなんて思ったことないわよ」  才人も顔を毛布で半分隠して天井を見つめて答える。 236 名前:サイトの変身 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2007/02/26(月) 10:15:15 ID:qAumnfyn 「俺はルイズに好きって言ったことあるけど、ルイズから好きって言われたことはない。だからルイズは俺のこと好きじゃないのかなって思ってたんだけどな」 「……」  二人とも顔を半分隠したまま黙っている時間がしばらく続き、妙な空気に耐えられなかったルイズがもそりと動き才人に顔だけ向ける。 「気にしてたの?」  才人は天井を見つめたまま、こくりと頷く。 「サイトのことは好き……なんだけどね、好きって言ったらあんたがもとの世界に戻る時にその言葉が足枷になる気がして言えなかっただけよ」 「……ルイズ」 「な、なによっ」 「大好き」  毛布の中で才人の手がルイズの手をぎゅっと握るとルイズの手もぎゅっと握り返してきた。  ルイズは顔を真っ赤に染めてふんとにほんとに、などとお互いに告白してしまった照れをごまかしているが、毛布の中の手は才人の手に絡みつくように握っていた。  そんなルイズが愛おしくて可愛いくて、とにかくたまらなくなって、才人はキスしたいと思った。いや、体が勝手に動いてルイズの唇を奪っていた。 「んっ……むぐっ」  唇を奪ってしまった才人はルイズの蹴りが来るのを覚悟していたが、来たのは背中にまわるルイズの細くて柔らかい腕だった。 「んっ……んんっ」  お互いに腕と舌が絡み合い、呼吸する時間ももどかしいくらいに唇を合わせ、唾液を送りあっていると、才人のソコが素直に反応した。  欲情してしまった自分が少し恥ずかしくなって才人が腰を引くと、ルイズの腕が腰に降りてきて絡みついた。  才人のソコがルイズの脚に当たるとルイズは才人を見てこくりと頷いた。  頷いたルイズに導かれるように才人のソコがルイズの脚に押し付けられて、再び唇と唇が絡み合う。 「んふっ……んっ」  ルイズの脚に力いっぱい当たってくるソコの熱さがルイズを高め、ルイズの体の奥からも熱い何かが溢れ始める。  ルイズの唇は雨のように才人の顔、首筋胸に降り続けて才人を高め、才人の手もルイズの柔らかい肌を慈しむように撫で続ける。 「やんっ」  脇腹から登ってきた才人の手がルイズの胸のポッチに触れるとルイズの体が跳ねた。 「痛かった?」  ルイズはふるふると首を振って痛み以外の感覚が声を出させたことを伝えた。 237 名前:サイトの変身 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2007/02/26(月) 10:17:12 ID:qAumnfyn  才人の手はルイズの背中をなぜながら、唇は首筋から胸のポッチへ進路を変えた。 「だ、だめっ」  薄くて形の整ったルイズの胸に唇が触れると背中を曲げて抵抗された。  背中と腰に唇を這わせて脇腹を通り、再び胸のポッチを目指すと今度は抵抗がなかった。  唇がちゅっと胸のポッチに挨拶するとルイズの体がふるっと震えて吐息が漏れた。  ちゅっちゅっと左右の硬くなったポッチを舐めて吸うと体をもじもじ動かして荒い吐息が出てきた。  上に向かって生えた柔らかな茂みを指先でかき回すとぴくんと震えてルイズの唇から抑えきれない声が漏れた。  スリットに指先を滑り込ませると熱いメスの成分が指先を歓迎していた。  オンナノコの証を開いて指先を這わすと熱い吐息とメスの成分が同時に出てきた。  毛布の中がメスの匂いでいっぱいになり、才人が手を動かすたびに甘い匂いが才人の鼻腔をくすぐった。  メスの匂いを直接嗅ぎたくなった才人が毛布の中に頭を潜り込ませると、ルイズは脚をぴたりと閉じて熱くなったオンナノコの証を隠した。 「だめぇっ」  閉じられた脚を開かせる為にスリットの中に舌をこじ入れると腰がかくんと曲がり、後ろに手をまわしてお尻からオンナノコの証を撫でるとのけぞった姿勢になった。  目の前に突き出されたスリットに舌を尖らせて小突起をつつくとやっと脚が開き始めた。  小突起のフードを舌で押しながらオンナノコの証に指先を つぷりつぷりと沈み込ませると、もうたまらないといった表情になり、 オンナノコの証は才人の指先をせがむように絞めあげ、メスの成分を出し続ける。 「サイト……」  切ない声がルイズのオンナノコの瞬間が迫っていることを伝える。  達した時の声と表情と熱さを感じたくなり才人の手はのフードを剥き直接舌を小突起に当ててピチカートを弾き、指先をオンナノコの奥へ挿入して激しいビブラートを刻むとルイズの奥が熱くなった。 「だ、だめっだめだめぇ……らめぇらめぇ」  挿入した指先がぎゅっと絞めつけられて奥から くしゅっと空気が出てくる。  腰が浮いたルイズの小突起を強く吸って促すと才人の髪を掴み顔を脚で挟み腰をくねらせてオンナノコの瞬間を迎えた。 238 名前:サイトの変身 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2007/02/26(月) 10:21:07 ID:qAumnfyn  指先を締めあげる力が緩くなるとメスの成分が溢れてきた。指を抜いてちゅっと吸い取ると濃いメスの味がして才人に火をつける。  才人のソコをオンナノコの証にあてがい、ルイズを見つめると んっと頷き、膝を曲げてソコを導く。  オンナノコの奥にゆっくりとソコを沈めていき、一番奥にソコが触れると はふぅっと吐息が漏れてきた。  ルイズが痛がらないようにやさしく、ゆっくりと動かすと細い腕がぎゅっと絡みついてきた。 「痛い?」 「ううん、大丈夫」  ストロークを短くしてオンナノコの証をほぐすようにゆるゆると動かすたびにルイズの喉は甘い声を奏でる。 「サイトの……んっ……好きなように動いて」  思いっきり動かしたくて、もどかしそうにソコを押し付けるサイトの表情を見てルイズが脚を絡ませる。  才人のソコがオンナノコの奥にある小部屋の入り口を叩くとルイズの吐息が大きくなった。  胸のポッチをつまみながら唇重ねてソコを動かすとルイズの体がふるっと震えた。 「サイト…サイト、サイト…」  唇が離れると切なそうな吐息で耳元をくすぐる。 「ルイズッ……大好き」  才人の囁きがココロとカラダを温めて押し上げる。   ルイズのカラダがソコを求めるように浮き上がり、ココロが精の温もりを求めてオンナノコの証を動かす。 「ふああぁッサイト、サイトッッ」 「んんっル、ルイズっ」  もうたまらないといった表情のルイズがカラダを反らせて震える。昇り詰めたルイズは可愛くて愛おしくて、綺麗だった。  昇り詰めたルイズに追いつく為に才人は深いストロークを何度も何度もぶつける。 「んっっルイズっルイズっ……」  才人が精を打ち込む体制になるとルイズの脚が深く絡みつく。 「ああッルイズッッ」  ルイズのカラダとココロに追いつき、真っ白に溶けて、混ざって、才人の精がルイズの奥を目指して飛び散る。 「好き…好き…スキ……大好き」  才人の精が奥にぶつかる律動に合わせてルイズが耳元で想いを囁く。律動と重なる告白を聞きながら、もっと奥へと精を打ち込む。  二人の律動が収まると、どちらからともなく唇を重ねてココロとカラダを与えあった悦びを確かめる。  二つの荒い息はやがて穏やかな寝息へと変わり、部屋を平和にしていた。 239 名前:サイトの変身 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2007/02/26(月) 10:22:12 ID:qAumnfyn  ――シエスタに才人を一日貸す約束した虚無の曜日が来た。 「シエスタに変なことしたら一生ごはん抜きだかんねッ」  律儀で真面目なルイズは黒いオーラをだしながら約束は約束と自分に何度も呟いたあと、才人に釘を刺して部屋を出る準備を始める。 「ルイズ」 「あによ」 「シエスタとの約束なんだけどさ……俺、断ってきちまった」  少し赤くなって頬を掻く才人をルイズが驚いた顔で見上げる。 「なんで断ったのよっ」 「なんでって言われてもなぁ……」  横を向いて誤魔化す才人がぶっきらぼうに答える。 「ルイズと一緒に居たかっただけだよ」 「……」  赤い顔を見られまいと二人とも違う方向に顔を向けて、誤魔化しきれない照れは沈黙することでなんとか保ち、しばらく部屋が静かになった。 「あたしと……?」  一生懸命威厳のある顔をしようとして、思いっきりにやけた顔になるルイズ。才人も耐えられなくなって えへへとにやける。 「な、何よっ、に、にやけた顔してっ、い、犬のくせにっ」 「犬ごめん」  同じようににやけたルイズが少し背伸びをして才人の唇とルイズの唇が重る。 「サイト」 「なに」 「あんたが浮気したら今度はあたしが薬飲んで男になるから、その時は覚悟してよね」  もう一度唇が重なる。 「こ、これは約束のキ、キスよ」 「うへぇ」  オヤジみたいな溜め息をつきながらルイズにはかなわないなと思うサイトだった。 おしまい

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