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528 名前:ねばねば健康法 ◆mQKcT9WQPM [sage] 投稿日:2007/04/06(金) 23:32:45 ID:TJdcq1GE 「…どうしよう」 完成した作品を手に、モンモランシーは呆然としていた。 元々自分で使う予定の物だったが、いざ自分で使用してみようとすると、躊躇してしまった。 …いや別に、イヤってわけじゃないんだけど。 問題は、合成に使った、最近評判の薬『オーガの血』。 貴族の間で嗜好品として取引されている秘薬で、ものすごい人気で中々手に入らない。 男性が使えば強力な精力剤として機能し、女性が使えば強力な催淫剤として機能する。 当然モンモランシーにそういった行為の経験は無いので、どの程度の分量の『オーガの血』が適量か、分からなかったのだ。 モンモランシーはビーカーに入ったその粘着質の液体を赤い顔で見つめる。 「…どうしよっか」 これを彼女は、ギーシュとの事の際に使うつもりだった。 だって痛いのヤだし。 既に経験済みの子から聞いた話だと、初めてのアレは物凄く痛いらしい。 その子は婚約者との最初のアレの時、あまりに痛くてのしかかる婚約者を蹴っ飛ばし、気絶させてしまったという。 正直、そんな初体験は勘弁願いたかった。 そういうわけで、モンモランシーはコレを調合したわけなのだが。 どうしても、自分で試す気にはなれなかった。 誰か、こういうの使う相手がいる知り合いに使ってもらって、その使用感を聞くのが、常道なんだけど…。 心当たりをちょっと考えてみる。 すぐ思い当たった。 ルイズ・フランソワーズ・ル・ド・ラ・ヴァリエール。 本人だけが認めない恋人の才人と、コレを使ってもらおう。 そんでもって使用感を聞けばいい。 根は人のいいルイズの事だ、きっと聞いてくれるだろう。 「な、なななななななななな、なんてもん作ってんのよモンモランシー!」 「しっ!声大きいって!」 モンモランシーはルイズの部屋を訪れ、薬を手渡して事情を説明した。 薬を手渡された瞬間は、なにこの薬、とか言って興味を示したルイズだったが。 その使用目的を聞くや、真っ赤になって叫んだのだった。 「こ、こんなもん作って恥ずかしくないワケっ?」 そう言いつつまるで汚いものをつまむように指の先で薬品の入った試験管をつまみ、それでもソレは離さない。 「…だって痛いのイヤじゃない」 赤くなってそう言うモンモランシー。 すでに事情は話してあるので、ルイズは事の次第を了解していた。 ルイズはそんなモンモランシーに応える。 「そんなの、最初だけよ。回数こなせばすぐ良くなるから」 「…ルイズは何回くらいかかったの?良くなるまで」 興味本位からモンモランシーは尋ねる。 その質問にルイズは一瞬で真っ赤になる。 そして薬を取り落としそうになりながら、 「ょ…ょんかぃくらぃ…」 真っ赤になって試験管を両手でいじりながら、俯いてそう応えた。 529 名前:ねばねば健康法 ◆mQKcT9WQPM [sage] 投稿日:2007/04/06(金) 23:34:34 ID:TJdcq1GE 真っ赤になって試験管を両手でいじりながら、俯いてそう応えた。 「…四回もかかるんだ…」 モンモランシーは言って、はぁ、とため息をついた。 その間、痛い思いをしなきゃいけない。 それに、四回でよくなるとは限らないのだ。 ギーシュが下手だったり(一番ありうる)、相性が悪かったり、自分が不感症だったり(ないと思いたいが可能性は否定できない)したら、もっと回数がかかる。 それどころか、ずっと良くならない可能性だってあるのだ。 「それなら、薬使ってでも、最初から…のほうがいいわ…」 モンモランシーの意見も尤もだ。 今でこそ才人とのセックスで快感を得られて、しかも癖になりつつあるルイズだったが、最初の2回目くらいまでは、正直相手が才人でなければ蹴飛ばしていた。 しょうがない。ここは。 「わ、わかったわよ…試してあげるわ」 「本当?」 モンモランシーは素直に喜んだ。 「で、でも、本当はイヤなんだからね?嫌々薬使うんだからね?そこんとこ勘違いしないでよね?」 あくまで自分は薬には屈してない、というスタンスを貫きたいルイズだった。 「わかってるわよ。  じゃ、使用上の注意だけど…」 そう言おうとしたモンモランシーを、ノックの音が遮った。 「誰?」 部屋の主たるルイズがノックの主に誰何の声をあげる。 その声に、ノックの主が応えた。 『あの、モンモランシー先輩、みえてますよね?』 それは、後輩の女生徒の声だった。 面倒見のいいモンモランシーは、結構後輩に慕われている。 特に同性の後輩に受けがよく、よく相談事を持ちかけられるのだ。 モンモランシーはルイズに一言ごめん、ちょっとまっててと伝えると、ドアの向こうの女生徒のところへ向かった。 ドアがぱたんと閉じられ、足音が離れていくのが分かった。 「頼られてるなぁ、モンモランシー」 そんなモンモランシーに、自分が頼られている。 ちょっと嬉しくなるルイズだった。 …頼られている方面がちょっとアレなのが玉に疵だけど…。 そう思って、手元の薬を眺める。 モンモランシーの説明によれば。 これは、痛みを消す薬ではなく、快感を数倍にすることで、痛みを感じる暇をなくさせる薬らしい。 …ちょ、ちょっとすごそうよね、あの痛みを感じなくさせるんだから…。 ルイズは初めてのときを思い出す。 最初に才人に貫かれたときは、痛くて身動き一つ取れなかった。 もしあの時、才人が獣欲に負けて自分の中を削っていたら。 きっと、あの痛みは数倍になって自分を襲っていただろう。 …たしかに、ちょっとした拷問よねアレは…。 そしてルイズは、その試験管を封じていたコルクの栓を抜いてみる。 ちょっと甘い香りがする。 そういえば、こういう薬は事前に飲んでおくのが常道よね、とルイズは考える。 530 名前:ねばねば健康法 ◆mQKcT9WQPM [sage] 投稿日:2007/04/06(金) 23:35:17 ID:TJdcq1GE そしてルイズは試験管に口を付け、傾けた。 すると。 ごぼっ! 「────────────!!」 傾けた試験管から一気に薬が流れ出し、ルイズの喉を満たした。 そしてなんと、ルイズの喉を塞いで、止まったのである。 「────!!────!!」 息ができない。ルイズは必死に喉に詰まった液体を吐き出そうとするが、できない。 そして異変は起こった。 ごぼぼっ! 急激に液体がその体積を増やし、ルイズの口から逆流しだしたのである。 「ごほっ!えほっ!」 逆流したお陰で喉につかえていた液体が抜け、息が通る。 しかし喉にはまだ大量の液体が残っており、息がままならない。 溢れた液体はルイズの細い顎を伝い、制服の白いシャツをべとべとに濡らす。 そこでもまた、信じられない事が進行していた。 液体はまるで意思を持つようにルイズの服の下に入り込み、肌に張り付く。 その液体はまるで溶いた片栗粉のように粘っていた。 ルイズの身体と服の間に入り込んだソレは、じわじわと量を増やしながら、下へ下へと侵攻を開始する。 己をルイズの肌に塗りこみながら、じわじわとゆるやかなカーブを描く腹を伝い、腰に回り込み。 そして。 下半身でひくつく、才人しか知らない小さな穴に辿り着く。 「────!!ごぼっ!」 その間にも、ルイズの口からは液体が溢れ、まるで大量の唾液をこぼしているように見えた。 「ごめんルイ───えっ!?」 戻ってきたモンモランシーは驚愕した。 ルイズの口から粘液が溢れ、彼女の身体を覆いつくそうとしていた。 「ばかっ、コレ飲んじゃったの!?」 その言葉に、ルイズは朦朧としながら首を縦に振る。 「これ、これ……、塗り薬なのにっ!」 モンモランシーは言って、慌てて部屋を飛び出した。 才人を捜すためである。 あの薬は本来、秘所に塗りこんで使う。 そして少量塗り込めば、膣道と秘唇を粘液が満たす仕組みになっていた。 それに使ったのが、自己増殖型のスライムである。 もし、ソレを飲んでしまえば…。 口腔内で爆発的に体積を増し、喉を塞いでしまう。 とにかく今は、才人を見つけて、ルイズの口からあの薬を吸い出してもらわないと、ルイズが窒息してしまう。 自分で吸い出してもよかったが、あの薬を自分が吸ってしまったら、たぶん。 薬にやられたルイズと、問答無用で百合してしまう。 それだけは避けたい、モンモランシーだった。 562 名前:ねばねば健康法 ◆mQKcT9WQPM [sage] 投稿日:2007/04/08(日) 01:04:30 ID:UMWbkaLZ 才人はすぐに見つかった。 才人はヴェストリの広場で呑気に素振りをしていた。 モンモランシーは才人に駆け寄って、才人に主人の危機を伝えた。 「ルイズがヤバいのっ!」 才人の目が点になる。 いきなり出てきてご主人様がヤバいとか言われても。 「ホラバカ面下げてないでっ」 いきなり手を掴まれて全力疾走。 「ちょ、おま、モンモン説明ぐらい」 「そんなの後に決まってんでしょっ!事態は一刻を争うのよ!」 才人には事情がよく飲み込めなかったが、モンモランシーの慌てっぷりから、その『ヤバい』が本物であることは察知できた。 仕方なく才人はモンモランシーに付いて走る。 女子寮の入り口を駆け抜け、階段を駆け上がる。 そして、毎日通る廊下を走りぬけ、ルイズの部屋に駆け込む。 そこには。 半透明の粘液に半身を覆われたルイズがいた。 口から溢れているらしいその粘液のせいで呼吸が出来ないのか、ルイズは青い顔をしていた。 「ルイズっ!」 才人は慌ててルイズに駆け寄り、粘液に汚れるのも厭わず、ぐったりとしたその身体を抱き上げた。。 モンモランシーは冷静にドアを閉め、才人に言った。 「喉に詰まって息が出来ないみたいなの!吸い出して!」 モンモランシーに言われる前に、才人はルイズの口から粘液を吸出し始めていた。 自分の口に含めるだけの粘液を吸い上げると、すぐに脇の床に吐き出し、もう一度ルイズの口を吸い上げる。 …さ、さすがね…。 モンモランシーはちょっとルイズが羨ましくなった。 …ギーシュも、もうちょっと仲良くなったらこのくらいしてくれるのかしら…。 こんな状況で不謹慎だったが、普段から口だけの想い人の事を考えるモンモランシーだった。 「えほっ!げほっ!」 しばらくする才人の吸出しの甲斐もあって、ルイズの喉に詰まった粘液は全て吸いだされた。 ルイズは両手で身体を支え、空気を貪った。 「よ、よかったぁ」 モンモランシーはほっと胸をなでおろすが。 「こらモンモン」 才人がそんなモンモランシーにガンを飛ばす。 「え?何?」 とりあえずここはとぼけて 「お前ルイズに何した」 誤魔化せなかった。 563 名前:ねばねば健康法 ◆mQKcT9WQPM [sage] 投稿日:2007/04/08(日) 01:05:14 ID:UMWbkaLZ 才人の目は完全に据わっていた。 …うわ、サイトってルイズのためならこんな顔もできるんだ…。 ちょっとカッコイイかも、とか思っていたが。 よく考えたら私ヤバい? 「いや、その、違って!  薬を間違ってルイズが飲んじゃって!」 慌てて後退しながら両手を振って言い訳するモンモランシー。 そんな彼女に才人は容赦のない視線を飛ばす。 「ご、ごめんなさぁぁぁい!」 バタン! 耐え切れなくなったモンモランシーは、扉を開けて逃げ出した。 「…ったく、俺のルイズに何してくれてんだよ…」 言って才人は、自分の言った台詞に慌てた。 よく考えたらここにルイズいるじゃん。 よく考える前に普通は気付くものだが。 「いやごめんルイズ!そういう意味じゃっ!」 だったらどういう意味なのか。 慌ててルイズを振り返り、手を振って言い訳する。 その手を。 ルイズの濡れた両手が、きゅっ、と握った。 「え」 才人の目が点になる。 ルイズの頬は赤く朱が注し、その瞳は今にも泣き出しそうなほど潤っていた。 そして、呟く。 「サイト、だぁ…」 ほぅ、と熱い甘いため息を漏らし、ルイズは。 手にした才人の右のひとさし指を、はくん、と甘く噛んだ。 「え、ちょ、ルイズっ?」 状況が飲み込めず慌てる才人だったが、薬の成分に侵されたルイズは、そのまま自分の欲求に忠実に、身体を動かす。 才人のひとさし指に舌を絡ませ、まるでそこに甘い蜜でも塗りこまれているかのように、ちゅうちゅうと吸い上げた。 才人は性感帯をいじられているわけでもないのに、ルイズの行為に快感を覚えた。 「サイトぉ、ほしいよぉ」 ルイズは熱に浮かされたようにそう言いながら、今度は舌で丹念に才人の指の間を舐める。 「うぁっ」 手を舐められているだけなのに、才人は異常な興奮を覚えていた。 その間にも、ルイズはぴちゃぴちゃと才人の手を舐めている。 「サイトの、あじ、だいすきぃ…」 そう呟いて、才人を見上げる。 565 名前:ねばねば健康法 ◆mQKcT9WQPM [sage] 投稿日:2007/04/08(日) 01:06:26 ID:UMWbkaLZ あまりにも淫らに光るその視線と、朱に彩られた可憐な表情に、才人は。 思わずルイズの唇を奪っていた。 ルイズはその行為に応え、才人の首に手を回し、そして舌で彼の唇を割って、口内に侵入する。 才人も負けじときつく抱きしめ、ルイズの口内を犯し返し、互いの唾液を絡ませる。 そして、深いキスをしながら、才人は気付いた。 そうか、モンモンの薬で、ルイズおかしくなってんだ。 …まあ、悪いのモンモンだし?俺のせいじゃないし? ここは一つ楽しみましょうかね? 才人は唇を離すと、ルイズに言った。 「ルイズ、ガマンできないの?」 ルイズはなんの躊躇もなく応えた。 「ガマン、できないよぉ…。して、サイトぉ…」 そしてそのまま、粘液に塗れた自分の身体を遠慮なく才人に擦り付ける。 平坦な胸が服越しに潰れ、ルイズの吐息がさらに甘くなる。 そしてさらに。 ルイズは才人の太股をまたぐと、なんと粘液でべとべとになった秘所を、ショーツごしに擦りつけて来たのだ。 「サイトぉ、おねがい、いっぱいいじって…」 ルイズのギアスが発動して、才人に命令を打ち込んでいた。 「イエス、まいろーど♪」 才人はそのままルイズをお姫様抱っこで抱き上げ、ベッドに運ぶ。 その間も、ルイズは才人の首筋に顔を埋め、彼の肌を吸い続ける。 「ちょ、ルイズ、くすぐったいって」 「やだ。やめない」 ルイズは小さい子供のようにそう言って、才人の肌に新たなキスマークを造り続ける。 すぐにベッドに辿り着き、才人はルイズをベッドに座らせたが、ルイズはまだ才人の首に絡みつき、肌を吸うのを止めなかった。 それどころか。 今度は、才人につけたキスマークの上を、丹念に舌で舐めはじめた。 「うわっ、ちょ、ルイズそれっ」 なんという背徳的な快感。 肌に付けられた痕を、その痕を付けた相手が舐めて労わる。 今まで味わったことのない行為に、才人の中でどんどん快感が膨らんでいく。 「…くっ、このっ!」 才人は必死に力を振り絞ってルイズを引き剥がし、押し倒した。 これは、戦いだ。 男と、女の─────。 「サイトぉ、はやくぅ」 しかしその戦いの幕は、ルイズの全力で甘える視線と声によって一瞬で閉じられた。 負けでいいでーす♪ 才人は乱暴にルイズの足を開く。 その眩しい白い太股の間では。 もうすでに下着の意味を成さぬほどに粘液と雌の液体で透き通ったショーツが、ひくつくルイズを露にさせて待っていた。 51 名前:ねばねば健康法 ◆mQKcT9WQPM [sage] 投稿日:2007/04/09(月) 02:37:58 ID:CyH0Eq0g 才人がズボンのジッパーを降ろそうと手を下半身に持っていた瞬間。 ぎゅむ。 ルイズの脚がするっと伸びて、才人の首をロックした。 すると、才人の顔はべとべとのルイズのショーツの股間に埋め込まれるわけで。 「ふごっ」 「やんっ」 才人が喋ろうとした瞬間、才人の首を捕まえたルイズは、両手で胸を隠すような仕草をして可愛い声を出した。 「サイト、喋っちゃダメぇ」 言いながら、才人の首をさらにきゅっ、と脚で絞める。 そんなんゆうたかてこの状況でどないせえと、と才人が思っていると。 「な・め・て♪」 とんでもないリクエストが飛んできた。 がってんご主人サマ。 才人は顔面に密着しているべとべとのショーツを、舌で遠慮なく舐めまわした。 「ひゃんっ」 今度は手まで加わる。 ルイズは手と足で才人の頭を自分の秘所に押し付けていた。 絞め技ってレベルじゃねーぞ! 正直身動き取れません。 才人は仕方なく、目の前のショーツに染み込んだ液体を舐め取ることに専念する。 「やんっ、サイトぉ、きもちぃぃ…」 ルイズは才人の髪に指を絡め、まるで愛犬を撫でるように優しく撫ぜる。 …おのれルイズ、自分だけ気持ちよくなりおってからに。 感じているルイズは確かに可愛かったが、才人の方のドリルも天を衝かんばかりにいきり立っていた。 よーし、こうなったら。 はむ。 才人はなんと、べとべとのルイズのショーツを口に含んだ。 そしてそのまま、舌を使ってショーツを口の中に巻き込む。 「やっ、ちょっ、サイト何食べてんのよぉ!」 ルイズは不満げに声を漏らすが、才人は止めない。 ぐぃっ! そのまま強引に身体を引き、ルイズのショーツを口に咥えたまま身体ごとルイズの脚の間から脱出する。 すると、ルイズのショーツはするりとルイズの脚から抜けた。 才人はルイズの愛液でべとべとのショーツをしばらく味わうと、ベッドの脇に吐き出した。 それは床の上で、才人の唾液とルイズの愛液で水音を立てた。 52 名前:ねばねば健康法 ◆mQKcT9WQPM [sage] 投稿日:2007/04/09(月) 02:38:38 ID:CyH0Eq0g 「サイトぉ」 放り出されて不満そうにしていたルイズが、才人に語りかける。 「ん?何?」 ルイズが不満を口にする前に、才人はルイズに覆いかぶさってキスをした。 もちろん不満を吐く口を塞ぐためである。 その隙にちゃっかりズボンを脱ぐのも忘れない。 しばらくルイズの唇を味わったあと、唇を離す。 「で、何かなルイズ?」 キスの余韻で少しほけーっとしていたルイズに才人は尋ねた。 ルイズは少し不満そうにしていたが、すぐ笑顔になって、尋ね返してきた。 「私のぱんつ、美味しかった?」 何を聞いてきますかこのへんたいご主人様は。 「ルイズがいっぱい染み込んでて、美味しかったよ」 そう返して、もう一度キス。 そして。 才人は素早くルイズの入り口に己の剛直を沿えると、一気に突き刺した。 「やんっ」 才人が一気に奥まで来る快感に、ルイズの背筋が反り返り、唇が離れる。 おかしい。ヘンだ。 才人は違和感を覚えた。 ルイズのそこは、いつものようにぎゅうぎゅうと才人を締め付けているのだが。 その滑りがいつもとは比べ物にならなかった。 才人の肉棒はあまりにもスムーズにルイズの中を出入りする。 「やぁんっ!いいっ!これぇっ、へんになるよぉっ!」 一気に奥まで貫いたと思えば、次の瞬間には入り口から抜け出そうなほど後退する。 そんな激しい動きをしても、ルイズの中は一切の摩擦を生んでいなかった。 そっか、このねばねばのせいだ…! お互いの身体に絡みつく粘液がローションの役目を果たし、いつもより数倍激しい行為を可能にしていた。 「やっ!だめっ!も、いく、いくぅっ!」 「くっ、ルイズっ…!」 叩きつける腰も、際限なく襲い来る快感も、もう止まらなかった。 あっという間に二人は絶頂に達し。 「ふぁ、ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」 「出るっ、出るっ……!」 どくっ!どくっ!どくっ! いつもの数倍はあろうかという精液が、ルイズの中に放たれた。 53 名前:ねばねば健康法 ◆mQKcT9WQPM [sage] 投稿日:2007/04/09(月) 02:39:35 ID:CyH0Eq0g 「は。はー。はぁー…」 才人は荒く息をつき、最後の一滴をルイズの中に放ち終わると、腰を引いた。 ちゅぽんっ…。 「…あ…」 才人の抜ける感覚が、飛んでいたルイズの意識を復帰させる。 どろ…。 それと同時に、ルイズの股間から熱い液体が吐き出される。 それはルイズの股間の谷を流れ、後ろでひくつく肉の門を撫ぜた。 熱い流れになぞられ、ルイズの菊門が熱く疼く。 知識で得た、その部分での性交が、ルイズの脳裏をよぎった。 その瞬間。 急に、直腸が、まるでそこが性器であるかのように、疼きだした。 …コッチに入れたら、どうなるんだろ…。 その言葉をキーワードに、ルイズの中の獣が暴れだす。 媚薬に溶かされたルイズの心は、その野獣に従った。 ルイズは才人の目の前でころん、とうつ伏せになった。 そして、両手でその真っ白な臀部を鷲掴みにして、小さな桜色の襞を才人に向けて広げた。 後ろで、才人の喉を鳴らすゴクリという音が聞こえる。 「ねえ、サイト…」 そんな才人を肩越しに振り返り、おねだりをする。 「お尻、あついのぉ…こっちにも、頂戴…」 そして、ルイズは復活した使い魔に再び貫かれた。 54 名前:ねばねば健康法 ◆mQKcT9WQPM [sage] 投稿日:2007/04/09(月) 02:40:56 ID:CyH0Eq0g 次の日。 ルイズはモンモランシーの部屋を訪れていた。 昨日の薬の使用感を、モンモランシーに伝えるためである。 「そっか、キモチよかったんだ」 「…う、うん…」 ルイズはもじもじと、指を絡ませていた。 ある事をモンモランシーに伝えたかったのだが、その決心がつかないのだ。 「じゃ、じゃあ、今度は自分用に造らなきゃ」 ちょっと赤くなって、モンモランシーは言った。 これで、初体験で痛い思いをせずに済む。 そう安堵するモンモランシーに、突然ルイズが言った。 「あ、あのっ、またできたら分けてくんないかなっ」 「はい?」 ルイズの言葉に、モンモランシーは思わず聞き返してしまう。 ひょ、ひょっとしてスキモノって思われたっ!? 「あ、あの違くてっっ!私が欲しいんじゃなくてっ、サイトがねっ、どうしてもってっ」 とりあえず才人が欲しがっていることにして誤魔化す。 「キモチよかったからっ、もう一回したいなってっ!  いやほんとに私はイヤなんだけど!サイトがどうしてもって!」 真っ赤になって、両手をぶんぶん振りながら、ルイズは言い訳する。 …素直に欲しいって言えばいいのに…。 そんなルイズに、モンモランシーはちょっと意地悪したくなった。 「いいわよ。分けてあげても」 「えっ、本当!?」 ルイズの顔が一瞬で笑顔になる。 …思いっきり喜んでんじゃん…。 そしてモンモランシーは続ける。 「その代わり、一個聞いていい?」 「なーに?」 「お尻でするのってキモチイイの?」 その質問に。 ルイズの顔が一瞬で青ざめ、そして真っ赤になる。 「の、のののののぞいてたでしょモンモランシぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」 しかし結局ルイズは才人との行為の詳細をさんざんモンモランシーに聞きだされて。 その恥辱の鬱憤を、才人で晴らしたのだった。 「なんで俺ばっかりいっつも貧乏くじ………ガクッ」 〜fin

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