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871 名前:1/10[sage] 投稿日:2007/05/29(火) 02:31:18 ID:jS7CC32r  昼過ぎから読み始めた本も、直ぐ読み終わってしまう。  難解な魔法書も、タバサに掛かっては普通の本と変わらない速度で消化されていく。 「…………」  残りのページを眺めて、今日中に読みきってしまうか、続きは明日に回すか黙って悩む。  ――結論は直ぐに出る。今日はもう休む。  学院に戻ってからのタバサが床に付く時間は、日に日に早くなっていた。  今日などはまだ夕日が空を染めている最中で、子供でも眠るのを嫌がるような時間だった。  それでもタバサの行動に遅滞は無く、着々と眠る準備を始める。  最近は毎日この時間が楽しみで、日が傾き始めると気付くとこの事ばかり考えてしまう。  寝巻きに着替えると、ランプの火を落とす。  まだ空が明るいので、部屋の中の様子は良く分かる。  この事に気付いてから、タバサは暗くなってから寝る事が無くなった。  小さく口笛を吹く。  使い魔への合図。  薄明るかった部屋が、竜の巨体で窓を塞がれて、真っ暗になった。 「お姉さま、お姉さま、今日も一緒に寝てもいいの?」 「こっちに」  ベットの側でシルフィードを見つめるタバサの頬はほんのり上気し、  毎日の事なのに、振動はうるさいほど高鳴っている。  気付くと目が潤んで、シルフィードがいつもより鮮やかに見える。 「お姉さま、入るのね、入るのね、きゅいきゅい」 「早く」  焦れ始めたタバサが、側に置いてある杖を握りしめると、シルフィードは慌てて詠唱を始めた。 『我をまといし風よ、我の姿を変えよ』  何時も通りの詠唱で、シルフィードの姿が見る見るうちに縮んでゆく。    が、その姿は何時も通りでは無く…… 「お姉さま、今日も可愛いのっ」 「っ…………は……い」  自在に姿を変えられるシルフィードに、『サイト』の姿と声で賛美される。  それだけでタバサは、辺りを駆け回りたいほど幸せだった。  『サイト』の肩に、自分のシュヴァリエのマントを掛ける。  『シュヴァリエ・サイト』の出来上がりだ。 「こ、こっちに……」 「うん、今日も一緒に寝るのー」  夕日に負けないほど赤くなったタバサは、自分だけの『サイト』をしっかりと抱きしめて…… 「おやすみなさい」 872 名前:2/10[sage] 投稿日:2007/05/29(火) 02:32:04 ID:jS7CC32r 「うー、寒っ……」  すっかり暗くなった廊下を、サイトはひたひた歩いていた。  目指すは、サイトの自作風呂。 「やっぱり自分で作った奴の方が、愛着があるよなぁ」  シュヴァリエに成った今なら生徒用の風呂も使えるが、サイトは自分の作った風呂に入るほうが好きだった。  水を張ったり、湯を沸かす手間が掛かるが、  異邦人のサイトにとって、自分だけの物だと感じられるものは貴重だからだ。 「うわっ……風つえーなぁ……」  昼のうちに用意しておいた薪に火を点けるのも一苦労だったが、  手間が掛かる以上、しておいた前準備を無駄にしないためにも、  今日は断固として、自分風呂の日だった。 「今頃、ルイズは風呂だろうしな」  今更生徒用の風呂に向かっている途中に、すれ違ったりしたら…… 「ば、馬鹿にされるしな」  テファを連れて学院に戻ってから、ルイズとは付かず離れずの距離を保っていた。  とはいえ、お互いの選んだ立ち位置では、サイトが圧倒的に有利だった。  なにしろ学院にはシエスタが居る。  シエスタになびく振りをするだけで、ルイズの虚勢はあっさりと看過され、 「かわいーよな」  結果的にはサイトもルイズもどっちもどっちだが。  にやにやと笑いながら、サイトはその辺の木に、自分の服を掛ける。  この風呂のもう一つの欠点として、更衣室が無い事があったが、今のところ困った事は一度も無かった。 「うはーー、幸せーー」  冷え切ってしまった身体を湯に浸けて温める幸せは、何物にも変えがたい。 「あー、このまま死んでもいいやー」  鼻歌など歌いながら、上機嫌に騒いでいるサイトは……  マント以外の服が全て風に飛ばされ始めている事に気が付きもしなかった。 873 名前:3/10[sage] 投稿日:2007/05/29(火) 02:32:47 ID:jS7CC32r  歯の根が合わない。  全裸にマントでは流石に部屋に帰れない。  そう思ったサイトは濡れた身体のまま、辺りを探し回り……  身体が乾く頃には、すっかり身体は冷え切っていた。 「ひゃ、ひゃむぃ……」  紫色の唇から紡がれる言葉は掠れ、誰かに聞こえたとしても意味の無い呟きとしか取れなかった。 「…………し、しむ……もーふぐ、ひんでひまぅ」  学院の構内で凍死、伝説の使い魔の死に方としてはなかなか最悪だった。  唯一残されたマントの前をしっかりと合わせて、言う事を聞かなくなり始めた身体を一歩づつ前に進める。  誰かに助けを求めたい気もしたが、それは最後の手段。  なにしろ裸にマントだ。  ――助かる前に、通報される。  ――助かったとしても、大評判に!  ――最悪いきなり逃げられて、助かるものも助からない。  どう考えても、碌な事になりそうにない。 (だ、誰か……助けてくれ……)  そろそろ声も出なくなってきた。 (今寝たら……気持ち良いだろーなぁ)  限界突破!  真っ白になったサイトが崩れ落ちたその時、小さな人影が飛び出して、サイトの身体を支えてくれた。 「どこまで行ってたの?」 (タ、タバサ?)  サイトの冷え切った身体に、タバサの体温が伝わっていく。 (……ぅぁ……あ、あったけぇ……)  ただただ震えてタバサの体温を貪るサイトの手を、タバサは当然のように引き自分の部屋に連れ込み……  ――廊下には鍵の音が鳴り響いた。 874 名前:4/10[sage] 投稿日:2007/05/29(火) 02:33:29 ID:jS7CC32r  まったく事態を理解しないまま、サイトはタバサのベットに横になっていた。 (お、女の子のベット……)  ルイズやシエスタと毎日一緒に寝ているとはいえ、  地球にいた頃には望むべくも無いシュチュエーションに、サイトは落ち着かなかった。  混乱するサイトをよそに、タバサは当然のようにサイトの横に滑り込み手を、足を絡めてくる。 「冷たい」 (す、すいましぇん)  サイトの声はまだでない。 「背中に手を回して」 (は……はい)  お互い抱き合った姿勢のまま、サイトにとって幸せだが居心地の悪い時間が流れていく。 (待て、まて、マテェェェ、俺、なんかしたか? なんだよこのタバサの豹変っぷりはなんだっ!  フラグか? フラグが立ったのか?  それともモンモンがまたヘンナモノ作ったのかぁぁぁぁ) 「まだ寒い?」 (滅相も無いっ!!)  そろそろ喋れそうな気はしたが、声を出すと解ける魔法が掛かっている。  そんな気がしたサイトは、何も喋る事が出来ない。  何も喋らない『サイト』を不思議そうに見ていたタバサが、ふと身体を反転させると、  まだ冷たいサイトの両手を取って、自分の手の中で温めながら…… 「はーーっ」 (っ……)  サイトの心臓が高鳴る。  タバサの吐息が何度も何度も、サイトの手を暖める。 「まだ寒い?」  首がもげる。  そんな勢いでサイトの首は左右に振られる。 「良かった」 (か、可愛いじゃねぇぇぇぇかぁぁぁ)  サイトがいけない道に旅立とうとしていた。 875 名前:5/10[sage] 投稿日:2007/05/29(火) 02:34:10 ID:jS7CC32r  シルフィードの様子が変、そんな気もするけど…… (いつもの事)  タバサはそんな疑念を切って捨てた。 『おなか空いたのー』  そう言って何時までも帰ってこないシルフィードを迎えにいった所為で、すっかり目が覚めてしまった。  こんな格好で出歩いて、誰かに見られたら困る。  ……こんな格好のサイトが、こんな時間にわたしの部屋に出入りしてたって……  ……噂が……広がっ……たら……  ……いいかも。  ! 違うの、違うのっ、サイトを独り占めしたいわけじゃないのっ  でも……ちょっと位……  ルイズを助けに行くって決めたときのこの人が、  ガンダールヴじゃないこの人が、とても素敵だと思ったから。  わたしは……  なんだか悲しくなってゆく。  どうしてこんなに冷たくなったのか分からないけれど、冷えてきっているわたしの『サイト』  多分本物は今頃ルイズと一緒。  切なくて、切なくて、  わたしにとって大切な、この人との思い出にすがる。  何度もシルフィに言い聞かせて、やっと内緒にする事を約束させた事を宣告。 「久しぶりに、『練習』する」 「?」  練習なんて言い訳、  この間みたいなチャンス、多分もう二度と無い。  でも……『練習』のお陰で、サイトは真っ赤に成ってた。    わたしみたいにぺたんこでも、サイトは『女の子』って見てくれるのかな?  この子が本物なら良いのに、そう……思いながら、わたしは『サイト』と唇を重ねた。 876 名前:6/10[sage] 投稿日:2007/05/29(火) 02:34:51 ID:jS7CC32r (にゅあぁぁぁっ、何事ぉぉぉ) 「んっ……はぅ……んんっ……あ……」  無心にタバサが俺の舌を吸い上げる。  『練習』ってこれかぁぁぁ、確かに妙に上手くて、あれから何度か夢に……って (なんだか分からんが、コレはいかん、コレは……堕ちるっ……)  どうも誰かと間違われている気がする、そう思ったサイトはタバサの腕から逃れようと、じたばた暴れだした。  が、両手で身体を起こそうとして出来た隙間に、タバサの手が滑り込みサイトの背中を優しく愛撫する。 (ひっ……ちょっ……まっ……) 「うごいちゃ……め、……くちゅ……も……っと……舌……絡めて」 (……………………は……ぃ…………)  サイトに馬乗りになったタバサが、小さな身体を擦りつけながら。ルイズが見ていた時には決して見せなかった、  媚と歓喜を含んだ視線でサイトを求めた。  抵抗をしようとしていた手は力を失い、絡み合ったままベットに崩れた。 「気持ち良い?」  タバサの問いに、首を振る事でしか答えられない。  頭の中に流れる言葉は纏めることも、伝えることも出来ないまま、  サイトの中で衝動だけが高まってゆく。 (もっと……)  何も考えられなくなった、いや、気持ち良い事しか考えられなくなったサイトが、  タバサに更なる快感をねだろうと、口を開きかけるが、  タバサの指先がサイトの唇を押さえた。 「喋っちゃダメ」 (……な、なんでぇぇぇぇ)  サイトの悲鳴は心の中だけに響いて、  切なげなサイトを満足気に見つめたタバサは、サイトの唇から離れ両手でサイトの胸を擦った。 (って、俺は女の子じゃっ……っっ!)  未知の快感がサイトを襲う、タバサが優しく優しくサイトの乳首を吸い上げ、  唾液で湿した乳首を、親指の腹で苛め始めた。 「っ……っん……っ! ……」 「そう……いい子ね……喋っちゃダメよ」  サイトはいつの間にか、魅入られたようにタバサの言葉に従う様に成っていた。 877 名前:7/10[sage] 投稿日:2007/05/29(火) 02:35:36 ID:jS7CC32r  シルフィードの感度がいつもより良い。  卵生のシルフィードは気持ちよいとは言うけれど、この行為の意味をまったく分かっていなくて、  『練習』には成るけれど、味気ない感じがして寂しかった。  冷やしたのが良かったのかな?  まるでサイトが感じてくれているみたいで嬉しい。 「『サイト』キスが欲しい?」  コクコクうなずいて、一生懸命わたしにキスをねだる『サイト』  喋るとシルフィードだって分かるから、喋っちゃダメって言ったのは正解だった。  まるで本当のサイトみた……い…… 「あ……れ……」  わたしの目から涙が零れる。  偽物の『サイト』で、自分を誤魔化すしか出来ない惨めなわたし。  シルフィードが本物に近づけば近づくほど、自分の哀れさが引き立った。  今頃……『本物』は……ルイズの……側で…… 「っ……ぅ……いいもん、この『サイト』は……  この『サイト』は、今だけはわたしの……だから……」  ルイズも、メイドも、女王も、エルフも、ここには居ない。 「わたしだって……、サイトを好きだもの……」  驚いた顔をするシルフィードが喋らないように、もう一度キス。  そう言えば、シルフィードにも言ってなかったっけ? 「サイト……好き……」  言葉にすると、想いが胸から溢れそうになる。  決まった相手も、二番目の相手も、きっとそのずっと後まで居る人に、  伝えられない想い。 「愛してる……だから……側に居て……」  すっかり硬くなった『サイト』に、すっかり湿って熱を持った、わたしの一番柔らかい所を擦りつけながら、  いつかの様にキスをする。  苦しげに呻く『サイト』でも、知ってる。  わたしも気持ち良くなれる様に、ゆっくり……執拗に擦り合わせたら…… 「ひっ……だっ……もっ……逝く……」  もぅ……喋っちゃダメって言ったのに……。  でも、今のは本物のサイトみたいだったから、許してあげる。 「喋っちゃダメって言ったのに……どんなオシオキが良いの? 『サイト』」  シルフィードが何を言っても、優しくしてあげる。  幸せな気持ちになったわたしは、『サイト』の耳元で囁いた。 「じ、直に……直に……」 878 名前:8/10[sage] 投稿日:2007/05/29(火) 02:36:21 ID:jS7CC32r 「……下着?」  シルフィードにそんな事、教えてない筈だけど。  苦しげに呻く『サイト』は、わたしの問いに血走った目で答えた。  ……正直ちょっと怖い。  わたしの身体で一番敏感な所で、サイトの身体を感じたら引き返せなくなる気がしていたから。  だから、『サイト』と『練習』する時は何時も下着は穿いたままだったけど。 「どうしても?」 「…………」  竜の癖に、捨てられた犬みたいな目。  本物そっくりの仕草に、わたしの理性は負けてしまった。  『サイト』にショーツのサイドの紐を見せてあげる。    荒い息、血走った目。  ……シルフィード、どこかで予習とかしてきたのかな? 「わたしを見て……『サイト』」  キスは好き、『サイト』が、わたしだけを見てくれている。  そう感じる事が出来るから。  舌を絡ませたまま、湿った布を脱ぎ捨てる。  ……便利かもしれない、下着を選ぶ基準を増やそう。  『サイト』の熱が直接伝わってくる。  熱い……、先住の魔法って凄い。  そんな事を考えている間にも、わたしの下で『サイト』は必死になって腰を振り、  少しでも密着させようと、最適な位置を探し始める。    わたしも……自分の気持ち良いところを探す。 「ほら、『サイト』……見える?」  わたしと『サイト』の間から、『サイト』の先っぽが見えていた。  荒い息の『サイト』に、食い入るように見つめられると、  押し付けられているモノに負けない位身体が火照る……  シ、シルフィードなのに……変なわたし。 879 名前:9/10[sage] 投稿日:2007/05/29(火) 02:37:29 ID:jS7CC32r  タ、タバサが……タバサがこんな子だったなんてぇぇぇぇ    素晴らしい!!  怒涛のごとく押し寄せてくる快感に、俺はされるがままだった。  タバサの小さな身体は、心配になって来る位熱く……    それ以上に気持ちよかった。 「どうしたら、気持ちよくなるの? 『サイト』」  羞恥プレイか? そう思ったりもしたけど、たまにぶつけられる疑問は、  どうやら本気の質問のようだった。    素直に成らないと、気持ち良くして貰えない。  短時間で……多分それほど時間は経ってないと思う、一晩中絡み合って居る様な錯覚を覚えるけど、  ハジメテの俺が、そんなに長時間もつはず無いから。 「う、動いて……タバサ……」  タバサとの呼びかけに、一瞬だけ怪訝そうな顔をしたけれど、  お互いに昂っている為、詮索も無くタバサの身体が俺の上で前後に動き出した。 「……! っ……ひ……なに? ……だめぇっ……『サイト』これ……な……に?」  いつの間にか、ほんの少しだけ開いたタバサの襞が俺の裏筋の上を上下する。  俺のモノに全身の神経が集中しているかの錯覚を覚える。  時折有るか無きかの突起が、どこかに引っかかるたびタバサが悲鳴のような嬌声を上げた。 「……ゃぁっ…………と、止まって……怖い……怖いよぅ」  ……俺に動く余力は無い、お互いじっとしているだけなのに、  密着しているだけで、限界が迫ってくる。 「ひっ……やぁっ……な……に? 『サイト』っ、『サイト』ぉっ」  助けるつもりでタバサを支えた腕も、タバサにとっては快感しか与えないらしかった。 「ひゃっ……だ、だめっ…………っとに、やぁっ……」  抱きかかえる事で互いの密着が増す、もっと気持ち良くなりたくて、タバサを強く抱きしめると、タバサも俺を抱き返す。 「……キス……して……」  不思議と泣きそうに聞こえる声に従って、抱き寄せたタバサの唇を奪う。  驚いたように俺を見たタバサの、 「『サイト』からのキスだぁ……」  幸せそうな呟きに、俺は我を忘れて…… 880 名前:10/10[sage] 投稿日:2007/05/29(火) 02:38:18 ID:jS7CC32r  妙に幸せな気分で目を覚ますと、隣で『サイト』が寝ていた。  先住の魔法の変身でも……男の子のアレ……出るんだ……  中身はシルフィードだから、出ないと思ってた。  乱れたシーツの上に、いくつか跡が残っている。  『サイト』が気持ち良くなってくれたのなら……  二人とも力尽きるまでお互いを探り合って、  生まれて始めてかも知れない、濃密な時間に浸った。  でも…… 「癖になったら困る」 「なんなの? なんなの? なんのお話? お姉さま」  シルフィードが、何時もの姿で窓から……  え?  ……『わたしの横で眠るサイト』を見つめる。    え?  いつの間にか握りしめていたシュヴァリエのマントを広げると、  銀色の五芒星が輝いて…… 「トリステインの……」  って事は…… 「本物?」  満足気なサイトを見つめながら、タバサの脳裏に昨夜の痴態が思い返される。 (きゃ―――――――)  声にならない悲鳴を上げていたタバサは、正気に返ると真っ直ぐ机に向かった。 「どーしたの、お姉さま」 「ちょっと……」  数分後、何かを書き上げたタバサは黙って部屋から出ていこうとした。 「どこに行くの? お姉さま」 「火の塔、ついてきちゃダメ」  ……数分後、不審に思ったシルフィードがキュルケに『遺書』を届けて、  火の塔のふもとで、風韻竜+トライアングル VS スクウェアの…… 「死ぬ……絶対死ぬ……死にたいのぉぉぉ」 「正気に返んなさいっ!」 「お姉さま、死んじゃダメなのー、きゅいきゅい」  世紀の説得が……今、始まる。

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