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524 :夏の風物詩 ◆yJjGBLHXE6 :2007/07/24(火) 23:16:31 ID:pnqbevDK 「うあ"〜〜あっぢい〜」  さんさんと照りつける太陽の下、だらだらと汗を垂れ流しながら才人は中庭を歩いてい た。 「そうだよなぁ… 冬があるんだから、当然、夏もあるよなぁ…」  さすがに蝉は鳴いていないが、それでも日本の夏に勝るとも劣らない熱気が才人を襲っ ていた。  才人はちょうど日課の演習を終えて寮に戻るところだった。  近道となる中庭を通るのだが、今日はそれすらも億劫になるほどの暑さになっていた。 「アイスー、カキ氷ー… はぁ、あるわけねぇよなぁ……」  うだりながら、才人が中庭を横切ろうとすると、ある『モノ』が目に入った。 「風呂… 風呂かぁ。 沸かすのめんどくせえなぁ…」  にべも無いことを呟きながらふらふらとタライ風呂へと近づいていく。    砂漠の中のオアシスとはまさにこのことを指すのだろう。  風呂。 では風呂に必要なのは何か? 「みっ… 水っ…」  そう、水である。  この暑い中、そこに水があったらどうするだろうか? ちなみに喉は渇いていない。 「やっほーい!! プールだあぁぁぁああああっっ!!」  ま、こうする。 525 :夏の風物詩 ◆yJjGBLHXE6 :2007/07/24(火) 23:17:39 ID:pnqbevDK  と、言うわけで才人はルパンもかくや、というほどの脱ぎっぷりで十分に水の張ったプ ールに特攻していった。  どっぱ〜ん。  …。  ……。  ………。 「あ"〜〜」  才人が、ザバッと顔を出す。  しかし、どうもその顔は歓喜というには程遠い色であった。 「……なまぬりぃ」  ま、炎天下に生水放置してたら当然だろうな。  恐らく、この水を一口飲んだらきっと素晴らしい地獄の旅に出ることが出来るだろう。 「ま、でも無いよりはマシか」  すい〜と才人はタライの中を平泳ぎで泳ぐ。  冷たく無いとはいえ、特訓の汗を流すにはちょうど良いものには違いない。 「気持ち良さそうですね、サイトさん」  才人がしばらく泳いでいると後ろから声を掛けられた。 「ん〜? って、シエスタじゃん。どうしたの?」 「いえ、仕事が一段落したので休憩を、と思ったら水の跳ねる音がしたので」 「へぇ〜」  才人は裸なのを気にしてか、さりげなく後ろを向いて泳ぎだす。 「それにしても本当に気持ちよさそうですね。 …お邪魔してもよろしいですか?」 526 :夏の風物詩 ◆yJjGBLHXE6 :2007/07/24(火) 23:18:22 ID:pnqbevDK 「うんいいよ〜。…ってちょ、えぇぇええ?!」  才人が慌てて振り向くと、既にシエスタはいつものメイド服を脱ぎ捨て、準備万端で縁 に足をかけていた。 「ちょっまっ、シ、シエスタっ」 「こう暑いと、さすがにあの服では汗がひどいんですよ〜。 あ、冷たくはないんですね」 「へぇ〜それはたいへんだねぇ。…じゃなくて! ま、まずいってシエスタ」 「嫌ですわサイトさん。 前にもこうして一緒に入ったじゃないですか」 「いや前と全然環境違うし」  前回は夜ということであまり見えなかったのだが、今はなんと言っても真昼間である。  太陽のお陰で隅から隅までずずいっと見えてしまうわけで。  そんなことになったら、水の中で潜水している愚息がハッスルしてしまうわけで。  そうなったら最後出ることが出来ないわけで。  絶対防衛ラインの結論としては『うしろをむこうぜ』  よし、決定。 もう見ない。 「うふふ、恥ずかしがらなくても結構ですよ? ほら、ちゃんと隠しますし」 「そ、そう?」 「そうですよ。 だから、こっち向いてくださいよ」  才人がそろ〜っと後ろを向くと…。 「な〜んて♪」  シエスタが座っていた。手を下ろしたままで。 「―――――――――っ!!!」  …だ、だまされたっ。  才人があまりの衝撃に石になっていると、シエスタがすっと近づいてきた。 「ふぅ、それにしても本当に今日は暑いですね。…ほら汗がこんなに」  そう言うと、一仕事終えた後のように手で額を拭う。  すると、たおやかな白いふくらみが、腕に押されて更に強調された。 「シ、シシ、シエ…」 「どうしました? サイトさん?」  また、シエスタが近づいてくる。  今度こそ極限まで、それこそ身じろぎすると色んな所がぶつかりそうなほどに。 「そ、その、ほ、ほら。む、む、むむ…」 「む?」  シエスタが、何のことだか分からないとでも言うように首を傾げる。 「む、胸…を、か、隠さない、の?」 「あぁ、見せてるんですこれ。わ・ざ・と…ね?」 「――――――っ!?」 「でも、こんな事するの…サイトさんにだけですよ?」  そういって、シエスタは笑う。  まるで自分の仕事ぶりを自慢するように。  一仕事終えた後のように。  田舎娘らしく、爽やかに。  爽快に、軽快に。  妖艶に。  嗤う。 527 :夏の風物詩 ◆yJjGBLHXE6 :2007/07/24(火) 23:19:33 ID:pnqbevDK  才人は暑さのせいとは違う汗を額にかいていた。  汗が頬を伝い、顎に溜まり、下に落ちる。  垂れた汗は重力に従い下に落ち…シエスタの白く眩しい双丘へと落ちた。 「あ…えと…その…」  才人はゴクリと喉を鳴らす。  水の中に居るのに喉が渇いてしょうがない。 「…いいんです」  ずっと微笑んでいたシエスタが表情を崩さないまま、呟く。 「サイトさんなら、いつだって、どこだって、いいんです」  シエスタは才人の胸板に手を添え、静かに顔を埋める。 「暑さのせいにして下さっても結構です…」  ゆっくりと、頭を才人と同じ高さへと持ち上げていく。 「今日くらい…好きにしてください…」  頭を持ち上げ、瞳の中に互いが写りこむ。 「シ、シエスタ………っっ!!」  才人が言葉を紡ぐ前にシエスタはその口を自らの口で塞ぐ。  そうして、少しの静寂したときが流れ、シエスタは重ねていた唇を離した。 「シ、シエスタ…」 「いいんですよ? 好きにして下さって」  そういってシエスタは才人の手をとって、自らの左の丘に添える。 「ほら、こんな風、に…んっ、あぁ、ふぁ…あ、んん…」  才人の手を握ったまま、シエスタは胸を揉み進めていく。 「ふうぅ、んっ、やあぁ…サ、サイトさぁんっ…く、うっ、うああ…はぁん」 「シエスタ…すげぇ、柔らかい…」  されるがままだったサイトの手が徐々に自ら動き、より柔らかさを求めていく。 「ぅ…あはぁ、あ…き、気持ち、いい…ですっ。 …んんっ、ちゅっ…ちゅぷ…ふぁぁ」  才人は胸を指で味わいつつも、空いている手でシエスタの腰を抱き寄せ、再びシエスタ の唇を求める。  才人はシエスタの先端を丹念に指で転がし、引っ掻き、引っ張って、味わう。  シエスタの胸は、才人の手に動きに合わせて淫らに形を変えていく。  才人は柔らかさを求め、シエスタは快感でもってそれに応える。 「ちゅぷ…んちゅ…んっ、んぁ…じゅぷ…んんっ…シ、シエスタ」  唇を離すと二人の間に透明な橋がかかった。  才人は散々弄っていた先端に今度は舌を這わせる。 「んんっ、あ、やぁあ、つっ、くぅうん…サイトさん…やぁっ、か、かんじゃっ…あああ んっ」  先端の痛々しい位に主張する突起に歯を立て引っ張り、離すとぷるんと全体が揺れる。  そのたびに、シエスタはブルブルと背筋を震わせて悶える。 「はぁあっ…んっ…あは、サイトさん、赤ちゃん、みた…んうぅっ」 「う、ああ、シ、シエスタぁ…ん、くうっ!」 「ふふ…サイトさん…こっちもこんなに…」  シエスタが才人の怒張へと指を這わせると、ビクビクと何かを求めるように跳ね回る。  シエスタはその上へと跨り、自らの秘裂へと宛がった。 「そろそろ…どうぞ、サイトさん…」 「シエスタ、シエスタ!…うぁっあああっっ」 「サ、サイトさっ…んんっあああぁあぁあああ〜〜!!」  才人がシエスタの腰を抱き、ずぶずぶと自らの怒張へとシエスタを突き刺していく。 「ああ、あ、あああっ…あ、あは、サイトさんの、全部埋まってます…」 「ん、んくぅう、うあ、シエスタッ…すごっ…キツっ」  しばらく静まっていた水面に、やがて徐々に波が立ち始めた。 528 :夏の風物詩 ◆yJjGBLHXE6 :2007/07/24(火) 23:20:28 ID:pnqbevDK 「んんっくうっ…ふあぁっ…やぁっあん、はぁあああんっっ」 「くっ…ふっ…シ、シエスタっ…くうっ…」 「ああっ…あ、サイ、ト、さんのっ…奥までっ…きて、来て、ますうっ…あ、はぁあん」 「シエスタっシエスタっ…あつ…く、て…きもち、い…」 「サ、サイトさ、んっ…ふあ、ふああっ」  シエスタの中はどこまでもきつく、絡みつくように才人を絶頂へと導いて行く。  才人はシエスタを持ち上げて、腰を上下させるのに合わせて動かす。  才人の先端が、シエスタの子宮の入り口をコツコツとノックするたび、シエスタはビク ビクと身体を振るわせる。 「んあっ、きゃうんっ、あんっ、やあっ、だめぇ…」  才人の怒張がいっそう膨らみを帯びる。 「サ、サイトさ、んっ…わ、わたし、いっ…も、もう、だめ、ぇえ…イ、イキ、そ…です  っ」 「お、おれっも…そ、そろそろっ」  シエスタが、ガクガクと痙攣し始める。 「あ、ああ、うあああ、シ、シエスタッ」 「うっ、んっ、きゃあ、ああん、サイトさんっサイトさぁんっ」  才人の腰の動きがどんどん早くなっていく。 「あ、ああああ、シエスタ、も、出そう…」 「なかでぇ、なかでいいですっ、から…い、いっしょ、に、はあ、ああああんっっ」  シエスタが収縮して、才人を絞り上げる。 「うあああっっ、で、出るっ…」 「あ、ああ、あああああっふやぁああああっっ」  才人が最後に一番奥まで突き入れると、シエスタの中が今までで一番強く収縮して才人 の放出を受け止めようとする。  そして才人がそれに応えるように限界をむかえた。 「う、うああああああっっ!!」 「いっくううううっ…うぁああああああっあああああんんんっ」  シエスタの背中が弓のように反り返って、絶頂を迎えたことを才人に伝える。  そして才人は、シエスタの奥を自らの欲望で満たしていった。  どくどくと怒張が波打つたびに、シエスタの狭い膣内を白濁色の粘液で埋め尽くしてい く。 「サイトさんの…入ってきてます…」 「はは…」  二人は心地よい疲労感に包まれて、まどろんでいった。  夏の太陽はまだ沈まない―――――。 529 :夏の風物詩 ◆yJjGBLHXE6 :2007/07/24(火) 23:21:18 ID:pnqbevDK  …。  ……。  ………。 「ご、ご、ごごご、ごご、ご主人様ほったらかしてどこに行ってたのかしら? こ、ここ、  この、バカ犬はぁ!!」 「ま、まてルイズ!! こ、これには深いわけがっ…」 「問・答・無・用ぉ〜〜っっ!!!」 「ひぎゃぁぁあああああああああああああああ、あ、あ…あ」  うごかない、ただのしかばねのようだ。                                  <end?>

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