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595 名前:涼しい夏のすごし方/タバサのばあい ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/08/28(火) 22:01:17 ID:lCKvTwss シルフィードは、その日、森の中でお昼寝をしていた。 最近、学院の外の森で人間の姿で昼寝するのが、彼女のお気に入りだった。 この人の来ない森の中なら、ハダカでいても誰も文句はいわない。 竜の姿で昼寝してもいいのだが、なにせ竜の姿は場所をとる。 さらに、人の姿はいいこともあった。 丁度人の姿で寝転ぶと、ベッドになる大きさの岩があったのだ。 この上にハダカで寝ると、とっても涼しいのだ。 「ひゃっこいのね、キモチイイのね」 その日も、近くでかき集めた果物を手に、シルフィードはご満悦だった。 シルフィードが、とっておきのりんごにかぶりつこうとしたその時。 ぴゅいーっ。 シルフィードの耳に、聞き慣れた口笛の音が届いた。 それは、彼女の主人の呼び出し。シルフィードはこれに、応えねばならない。 「…なんなのねもう」 不機嫌にそう言い放ち、竜の姿に戻る。 ついでに、岩の脇に積んでおいた果物を一口で食べてしまう。 …やっぱり、竜の姿だと味気ないのね…。 最近は、人間の姿も悪くない、なんて思い始めていたシルフィードだった。 シルフィードが主人の下へ馳せ参じると、主人はたった一言だけ、こう言った。 「水着を買いに行く」 言ってひらり、とシルフィードの上に乗る。 お洒落なんて気にしないタバサがなんで水着なんか、とシルフィードは疑問に思ったが、背中の上で本を読み始めた主人に反論は無駄だと悟り、大人しく翼を羽ばたかせた。 タバサは、その背中の上で、本を読みながら、先ほどの才人との会話を反芻していた。 『な、シャルロット。一緒に泳ぎに行かない?』 『…どうして』 『いやさ、泳ぐのにいい場所があるんだよ。どう?』 『…二人で?』 『そ。二人で。どうする?』 『…………………いく』 二つ返事で了承したものの、一つ問題があった。 596 名前:涼しい夏のすごし方/タバサのばあい ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/08/28(火) 22:02:31 ID:lCKvTwss タバサは、子供っぽい水着しか持っていなかったのだ。 ちなみに彼女は例の『誘惑の肌着』は水着として認識していない。そもそもあれはマジック・アイテムの一種だと彼女は認識していた。 そして彼女が水着購入に踏み切った決定的な理由が、今彼女が熟読している小説。 『素直になれない女主人・番外編〜夏だ祭りだ水着でワッショイ・愛は世界に巣食う〜』 その大まかなあらすじは。 女主人が執事に水浴びに誘われ、浮かれあがっていたところ、実は恋敵のメイドと女貴族の奸計によるものだったと判明。 急な水浴びで水着の用意できなかった女主人は、子供っぽい水着で恥をさらすハメになってしまう。と、そんな内容だった。 タバサは読みかけのその本をぱたん、と閉じて思う。 私は、こんな失敗はしない。 できるだけ大人っぽい、魅力的な水着を着て、サイトを誘惑するんだ。 そして。 『キレイだよ。シャルロット』 脳内補正200%の才人が、タバサの脳内で何故か満開のバラの花をバックに微笑んでいた。 タバサの顔が、その妄想にふにゃふにゃと崩れる。 「…おねーさまその顔キモイのね」 下から入った使い魔の突っ込みも聞こえないほど、タバサは頭の中の妄想劇に没頭していたのだった。 …ちなみに『素直になれない女主人・番外編』のそのあとの展開では、執事が女主人から視線を外していたのは、直視すると劣情に襲われそうになるのを自制していただけで。 すったもんだの結果、あとでそれを聞いた女主人はこれでもかというほどデレるのだが。 不幸にも、タバサはまだ、この物語をそこまで読んではいなかったのである。 そして、タバサは納得のいく水着を手に入れ。 次の日、才人とともに水浴びに出かけたのだった。 森の中を、才人の馬が進む。 その鞍の上には、才人の前にタバサがちょこん、と座っていた。 いつもの杖と、そして、小さな紙袋を持っている。中にはもちろん、昨日町で買ってきた水着が入っている。 才人は、シルフィードで行こうと提案したのだが、当然の如くその案は却下された。 シルフィードが一緒だと雰囲気がぶち壊しになるし。それに。 タバサは手綱を持つ才人の胸に頬を寄せる。 「お、おいシャルロット」 こうして、馬に揺られながらくっついていると。 まるで物語の中のお姫様と王子様のようで、タバサはなんだか嬉しくなるのだ。 なんだか迷惑そうな才人を見上げ、タバサは尋ねる。 「…イヤならやめる」 「い、イヤってわけじゃないけどさ」 才人の返答を聞くと、タバサはもう一度、才人の胸元に頬を寄せたのだった。 そして、馬は一時間もすると、目的地に着いた。 そこは、学院から少し離れた場所にある、森の奥。 丘の影の崖の、茂みを掻き分けると、ぽっかりと暗い洞窟が口を開ける。 才人が先導し、二人はその中に入っていく。 しばらく、真っ暗な洞穴を、ランプの明かりで照らしながら進んでいくと。 不意に視界が開け、青い光が目に飛び込んでくる。 597 名前:涼しい夏のすごし方/タバサのばあい ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/08/28(火) 22:03:06 ID:lCKvTwss そこには、幻想的な光景が広がっていた。 青く光る岩肌に照らされ、透明な水面に反射する。 タバサはこの世の物とは思えない光景に思わず見入ってしまう。 「どう?キレイだろ」 才人にそう語りかけられるまで、タバサは青い洞窟の美しさに魅入っていた。 才人に語りかけられると、タバサはこくこくと頷き、そして、才人に笑顔を向ける。 「ありがとう…サイト」 嬉しそうに微笑むタバサを見て、才人はなんだかちょっと照れくさくなる。 才人はぽりぽりと頭を掻いて、応えた。 「いや、大したことはしてないよ。  ここだってたまたま見つけただけだし。  …んじゃ、早速泳ごうか」 言って才人はさっさと服を脱いで、トランクス一丁になる。 帰りはこのトランクスを脱いで、素肌の上にズボンを履いて帰るのだ。こういう時、男は便利だ。 しかしタバサは、それを見て少し赤くなり、言った。 「…向こう向いてて」 何度か裸を見られている間柄とはいえ、着替えを生で見られるのはなんだか恥ずかしい。 才人は言われるまま、タバサに背を向けた。 どんな水着をお披露目してくれるのか、わくわくしながら。 627 名前:涼しい夏のすごし方/タバサのばあい ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/08/29(水) 23:14:09 ID:e+7mYokI 「…終わった」 タバサの声に才人は期待を胸に振り向く。 やっぱアレっすか!すくぅる水着っすか!びば夏!びばお子様体型! しかし振り向いた才人の目に映ったタバサの水着は、彼の予想していたモノとは違っていた。 それは、真っ白なセパレート。 薄い胸をぴっちりと覆う飾り気のない白いチューブトップに、腰ギリギリに紐のかかった小さな白いローライズ。 待て!待て待て待て!貧乳っ子はワンピースだろう!フリルいっぱいかもしくはモノトーンのシンプルな! しかし心の中で王道を叫んだ才人の煩悩を、タバサの次の行動が打ち砕いた。 「…似合ってない…?」 眉をしかめて見つめる才人の前で。 タバサは。 くるり、と半分回って見せた。 顔だけを才人に向け、背中を晒して軽く脚と手を広げて立つ。 すると。 上のチューブトップの布は背中まで回っておらず、細い白い紐を何度かクロスさせて留めているものだとわかった。 そして。 前から見るとただ前を隠すだけだった白いローライズは。 タバサの可愛いお尻を半分だけ覆い隠し、その谷間を半分以上露出させていた。 ……なんという……っ!なんという小悪魔チックな……っ! イイネ!セパレートもイイネ!流行のエロカワってやつっすか! 「…一言だけ言わせてくれ」 才人はふるふると震え、俯きながら、そう言った。 「…何?」 タバサは何を言うつもりなんだろう、と才人の言葉に耳を傾ける。 才人は満面の笑顔をタバサに向け、親指をびっ、と立てて言った。 「シャルロット、最高!」 その言葉に、思わず耳まで真っ赤になり、俯いてしまうタバサ。 …い、いきなり最高だなんて。さ、サイトってば…! 「あ、ありがとう…」 俯きながらそう応えるのが精一杯だった。 意思に反して崩落を起こすみっともない顔を見せないように、タバサは俯いたままになってしまう。 結局タバサが才人の方を向いたのは、そのどうしようもないニヤニヤが納まってからだった。 628 名前:涼しい夏のすごし方/タバサのばあい ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/08/29(水) 23:14:59 ID:e+7mYokI 「じゃ、早速泳ごうぜ」 そう言って才人は、ざばざばとクロールで豪快に泳ぎだす。 少し奥まで行ったところで、才人が岸を振り返ると。 タバサは、腰まで浸かる程度の場所で、足を止めていた。 「どしたの?」 才人はタバサが泳ぎに来ないのを不審に思い、彼女の傍へ戻ってくる。 タバサは言おうかいうまいか少し悩んだが、正直に話すことにした。 「私…上手に泳げない」 少しの距離なら泳ぐことはできたが、今の才人のように、速く長い距離を泳ぐことはできなかった。 水浴びの経験はあるものの、内陸で育ったタバサは、泳いだ経験は少なかったのだった。 だったら、と才人は考える。 「じゃ、俺が泳ぎ教えてあげるよ。ほら」 言って差し出される才人の手。 水浴びを嫌がっているわけではないので、水が苦手と言うわけではなさそうだ。 タバサは少し考えたが、すぐにその手を握った。 「…じゃあ、教えて」 「うん」 才人はそのままタバサの手を引き、タバサの足がギリギリつく深さの場所まで、タバサを誘導する。 そこまで来ると、才人は改めてタバサの両手を握り、そして言った。 「じゃ、足離して。浮いてみて」 タバサは言われるまま湖の底から足を離し、体を浮かせる。 才人はそのまま浮いたタバサに指示を出す。 「そのまま、足をバタバタさせてみて」 タバサは言われたとおりにするが、変に力が入って、腰から下が沈んでしまう。 なるほど、と才人は思った。 「力が入りすぎ。もっと力抜いて。こういうふうに」 言いながら、左手だけでタバサの両腕を支えると、右手をタバサのおなかに当てて、腰を浮かせた。 才人の手の感覚に、思わずタバサの喉から声が滑り出る。 「ひゃんっ」 「身体浮かせるカンジで。そのまま足をぶらぶらさせるカンジでやってみて」 しかし才人には聞こえていなかったらしい。 タバサは軽く赤くなって頷くと、バタ足を始めた。 今度は綺麗に身体が浮き、才人の腕にタバサの推進力が伝わってきた。 「上手上手。じゃ、今度は手を使ってみようか。さっき俺がやってたみたいに、力抜いてしてみて」 才人はタバサの腕を開放し、今度は両手でタバサを支える。 さっきの、サイトみたいに…。 タバサは先ほど才人がしていたように、軽く脱力させた腕を交互に回転させる。 綺麗なクロールの形だった。 さすがシャルロット、しっかり観察してんな。 才人は次のステップに進むことにした。 629 名前:涼しい夏のすごし方/タバサのばあい ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/08/29(水) 23:15:54 ID:e+7mYokI 「んじゃ、あとは息継ぎかな。やり方、見てた?」 「…腕を回すタイミングに合わせて、顔を上げる…」 「そうそう。やってみて」 タバサは先ほどの才人を思い出しながら、腕を回し、そして息を継ぐ。 うん、もう大丈夫かな。 才人はタバサの身体を支えていた手をそっと放す。 すると、タバサは綺麗なフォームのクロールで、水面を進み始めた。 しばらく進んだ後、タバサは自分で進んでいる事に気付き、背のつきそうなところまで泳いで、一度そこに立つ。 そして、離れた場所にいる才人に言った。 「…ありがとう」 その顔は嬉しそうに綻び、歳相応の少女の顔をしていた。 泳げるようになった事が嬉しかったのか、それからしばらく、タバサは夢中になって泳いでいた。 しかし、そんな彼女の身体に、異変が訪れる。 急に、身体が重くなったのだ。足がつったとか、そういう感覚ではない。 すぐに才人が異変に気付き、タバサを抱えて岸に戻る。 その身体は、氷のように冷え切っていた。 地底湖の水は思いのほか冷たく、身体の小さなタバサは、一時間もしないうちに身体の芯まで冷え切ってしまったのだ。 才人の方は、それなりの身体をしているので、タバサほど冷え切ってはいない。 かたかたと肩を震わせるタバサを、才人は水際で優しく抱き締める。 「大丈夫か?シャルロット」 「うん…へいき」 そう応えるタバサだったが、その唇は青ざめていて、とても平気には見えない。 才人はすぐさま、タバサを暖めるべく行動に移る。 タバサの細い顎を指でつまむと、その唇を奪ったのだ。 そして、舌で唇を割り開き、タバサの口内を犯す。 いきなりな行動に思わず面食らったタバサだったが、唇から伝わってくる温かさに、才人の意図を汲み取る。 …あっためて、くれるんだ…。 そしてタバサは、もっと才人の温もりを得るために、才人の首に手を回し、凹凸の少ない身体を密着させ、そして温かい才人の口内に舌を差し込む。 お互いの唾液を嚥下しあい、唇の温もりを交換し、二人はしばらく、抱き合った。 タバサの唇が元の桜色を取り戻し始めた頃、ようやく二人は唇を離した。 二人の唇の間に、白く濁った唾液の糸が走る。それは、岩肌から零れる青い光を反射して、薄青く光っていた。 「…もう、平気?」 才人はそう尋ねるが、タバサは応えない。 タバサは黙ったまま、才人の首筋に顔を埋め、彼の首にぎゅう、っと抱きつく。 そして、耳元で囁いた。 630 名前:涼しい夏のすごし方/タバサのばあい ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/08/29(水) 23:16:32 ID:e+7mYokI 「まだ、寒いから…。  …いっぱい、あっためて…」 そしてそのまま、才人の耳を甘噛みする。 しょ、しょーがねえなあ…。 などと心の中では言ってみるものの、才人の方もかなり出来上がっていた。 才人は空いた右手で、タバサの半分露出したお尻を撫で回す。 「あんっ…」 その刺激に、タバサの喉から牝の鳴き声が漏れる。 才人はその隙に、もう一度タバサの唇を奪う。 声も漏れぬほど唇を密着させ、二人の舌がもう一度絡み合い、お互いの体温を交換する。 タバサは淫らに身体を才人に擦り付け、才人から体温を奪っていく。 才人はタバサの半分はみ出たお尻を撫で回し、その小さな布の隙間に指を滑り込ませる。 ぬる…。 その股間は、湖の水ではない、粘液質の液体で溢れていた。 才人は準備はできてるな、と判断すると。 指でタバサの水着をずらし、既に完全に屹立している己の雄をそこに押し当てる。 タバサの身体がぴくん!と震え、そして。 タバサは押し当てられる才人のそれを、自ら腰を動かして、ずぶずぶと飲み込んでゆく。 才人は、その感覚に違和感を覚えた。 タバサの中は、異常なほど冷たかった。 「こんなに…冷えてたんだな」 言って才人は、もう一度優しく、タバサを抱き締める。 タバサはそんな才人をじっと見つめて、言った。 「…うん。だから。  温めて。アナタの、熱いので、いっぱい…」 言って、身体中で、才人をぎゅっと抱き締めた。 631 名前:涼しい夏のすごし方/タバサのばあい ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/08/29(水) 23:17:17 ID:e+7mYokI 「悪かったなシャルロット。涼むつもりだったのに、身体冷やしちまって」 岸近くの水辺で重なって、二人は暖をとっていた。 洞窟の中とはいえ、空気は暖かく、こうして身体を重ねて水から身体を出していれば、先ほどのように冷えてしまうことはない。 タバサは、すまなさそうに謝る才人の首筋に頭を預けながら、応える。 「気にしてない。それより」 言いながら、才人の首筋につつつ、と指を這わせ、熱い視線を才人に送る。 「暑かったら、私に言って欲しい」 「なんで?」 魔法で涼しくしてくれんのかな、と思った才人だったが、タバサの回答はそれの斜め上を行っていた。 「身体冷やして、冷ましてあげるから…」 ぶは、と才人は噴出す。 たしかに、さっきの冷えたタバサの身体は、ひんやりとして気持ちよかった。 でも。 「そ、そんなのしたら、シャルロットがつらいだろ?」 しかし、タバサの反撃はさらに続く。 「サイトが、暖めてくれるから平気」 言って、ごろにゃんと言いそうな勢いで才人に抱きつく。 そんな言葉と態度に才人は、再び元気になってしまう。 「…あ」 「わ、悪ぃ、また立っちまった」 慌ててソレを収めようとする才人の手を、タバサが遮る。 そして、悩ましい声で、続けた。 「もう一回、温めて欲しい…」 「しゃ、シャルロット…」 632 名前:涼しい夏のすごし方/タバサのばあい ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/08/29(水) 23:17:52 ID:e+7mYokI 「あー、サイトにおねえさま!こんなとこでなにしてるの?」 そこに人間の姿のシルフィードが現れた。 実はシルフィードが昼寝に使っている岩場はこのすぐ近くで、才人の馬を見つけたシルフィードは、二人の匂いをたどってこの洞窟を見つけたのだ。 そして、突然の闖入者に、才人の一物は一気にしぼむ。 タバサは水から上がると、畳んであった服の上に乗せてある眼鏡を着け、杖を手に取る。 「あれ?あれれ?どしたのおねえさま?」 タバサはゆぅらりゆらりと幽鬼のようにシルフィードに近寄ると、ドスの効いた声で言った。 「ねえシルフィ」 呑気なシルフィードは、タバサの変化に気付いていない。 主人の問いかけに、間抜けに答える。 「なぁにおねえさま?」 「三枚に卸されるのと、細切れになるの、どっちがいい?」 言ってタバサは杖を振りかざす。 その先端から、エア・カッターの魔法が飛ぶ。 「ちょ、おねえさま冗談になってないのねー!」 エア・カッターを避けながら、シルフィードは逃げ出す。 結局。 ぼっこぼこにされたシルフィードは、三日間ゴハン抜きの罰を食らったそうな。 「理不尽なのねー!シルフィ無実なのねー!」〜fin

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