「6-75」(2008/02/18 (月) 03:26:51) の最新版変更点
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75 名前:1/5[sage] 投稿日:2006/10/16(月) 20:49:44 ID:FABDVs/7
わははははははははははは、げほっげほっげほぉ。
僕はやった、ついにやり遂げたぞぉぉぉぉ。
女王が列席することになったため、急に厳重になった警備の穴を付き……
スレイプニィルの舞踏会から、今、脱出!!
くっくっく、あーっはっはははははは。
本来トイレに行くのすら、係の者を通さねばならぬ厳重無比の舞踏会より。
一年を掛けた研究と、ギーシュの使い魔がモグラだという幸運。
もうこれは運命!!
運命に助けられた、僕マリコルヌが達成した偉業を見よぉぉぉぉぉ。
76 名前:2/5[sage] 投稿日:2006/10/16(月) 20:50:15 ID:FABDVs/7
「すまない……マリコルヌ、僕は……『プラン』に協力はする……だが参加できない。」
「なぜだっ、ギーシュ、一年前のあの誓いは……あの思いは……まさかっ、おまえっ」
……戦慄が走った。
「……ギーシュお前……『卒業』……したのか……?(血涙)」
「……すまん」
「お、お前だけはぁぁぁぁ、信じていたのにぃぃぃぃぃ。」
殴りかかる僕の一撃を甘んじて受けたギーシュは、
「協力はする……条件付で」
「……なんだっ?」
この場に居る一同……『プラン』に賛同する男子生徒達が問う。
「まず、モンモランシーを『プラン』の対象から外すこと」
―――― 一同がざわめく
「不許可だ!!」
「では、協力は出来ない、密告はしない、だが……ヴェルダンデ無しでどうするのか……見せてもらおうか?」
「くっ、足元をみやがってぇぇぇぇ」
「もう一つだ」
…………全ての音が止まる………
「わが親友、サイトの為、ルイズも……」
「まてぇぇぇぇぇぇ、それはぁぁぁぁぁ」
「キュルケか?キュルケ一択なのかぁぁぁぁ」
「タバサ、キュルケか?」
「このっ、ロリコン野郎ぉぉ!!」
「しかし、問題はないっ」
絶叫が辺りに溢れる。
「ならばっ!!僕の協力は無いものと思ってもらおう!!」
「くっ、ギィィィィィシュ、貴様ぁぁたった……たった一年で……そこまでっ」
「好きに言うがいい、だが僕の条件はかわらないっ」
僕達は結局ギーシュの言いなりになった……
最も……甘いぞギーシュ、どうやって条件が守られているのか確認するんだ?
追記・舞踏会後毎日モンモランシーの元にギーシュのラブレター(試作品)が届く手配が終了している。
これは、ギーシュの部屋のゴミ箱から回収されたもので……宛名が全て別人宛だ。
数週間は続くであろう量だった。
しかし、最大の難関はそこではなかった。
「わりっ、俺も『プラン』不参加な?」
「なぁぁぁっ、なぜだっっっ」
「いや、舞踏会で女の子と約束しちゃって……」
<成敗>
「ぎゃぁぁぁぁぁあ」
……その後も参加者はどんどん減り……僕だけになった。
77 名前:3/5[sage] 投稿日:2006/10/16(月) 20:50:47 ID:FABDVs/7
息を潜め、自分の部屋を目指す……教師の巡回の時間は把握済みだが……
何事にもイレギュラーはあり……失敗は……許されない。
全神経を集中させる……今や羽のように軽い僕の身体を操り、自分の部屋に入る。
そして……
イィィィィエッフゥゥゥゥ訳の分からない雄たけびを上げながら……
冒頭の笑い声へと繋がった。
78 名前:3/5[sage] 投稿日:2006/10/16(月) 20:51:19 ID:FABDVs/7
僕の部屋に、静かに佇む影があった、明かりを灯す。
細い綺麗な女の子。
ルイズ・ド・ラ・ヴァリエール。
黙っていれば学院内屈指の美少女が、今!!!僕の部屋にっ。
「まっていたわ……マリコルヌ」
可愛い声………思わずその場でゴロゴロ転がりたくなる。
(悪かったね、少し立て込んでいて……)
「酷い……早く会いたかった……」
ルイズがドレスに手を掛ける。
「脱がせて」
(あっ、あぁ……今……)
「好き、マリコルヌ。愛しているわ」
(ぼ、僕もだよルイズ)
からからに渇いた喉を意識しながら、ドレスの紐を解く。
恥ずかしそうに、身をよじるルイズ。
(はぁはぁはぁはぁ……もぉがまんできなぁい)
「ルイズゥゥゥゥゥゥ」
僕の喉からルイズの声が飛び出し……僕は鏡に突っ込んだ。
79 名前:4/5[sage] 投稿日:2006/10/16(月) 20:51:54 ID:FABDVs/7
「よ、よかったぁぁぁ割れてない」
この日の為に買った、大き目の姿見。
割れてたら手鏡とかで……それも良いな、後でだ。うん。
一年前の舞踏会終了後、有志の一年によって結成された『プラン』実行委員会。
その最後の一人たる、マリコルヌ。つまりこの僕っ。
根性無しどもがっ、この幸せを棒に振りやがって。
今からの幸せを考え、顔が緩む。
はぁぁぁぁっ、鏡の中のルイズがぁぁぁぁぁいやらしく笑ってるぅぅぅ。
くぅぅぅぅぅぅ、いいねぇ、今のもう一回行って見よー。
くはぁぁっぁ、もう僕今のだけでも………
ち、違う、ルイズ恐ろしい子。
メインディッシュはこれからだ、この僕を惑わすなんてっ。
鏡を見ながら、ルイズの胸を触る……
有るか無きかの大きさだが……
やわらかぁぁぁぁぁあああぃぃぃぃいいい
ふにふにと触る、揉む、擦る。
くぉぉぉぉ、気持ちいぃぃぃいい。
そしてぇぇぇぇ、鏡の中のルイズたんは、
一生懸命おっぱい揉んでますよぉぉぉぉ、おっきくなると良いねー。
しかも、頬がちょっと赤いっぃぃぃぃぃ。
うあぁぁぁぁぁ、僕、もう……死んでいい。
うん、死んで良いよな?
キュルケとルイズどっちにするか悩んだんだけど、キュルケのヌードは一度見てるし、何度もイメージで使用済みだし。
新境地開拓に挑んでほんっと良かった。
無心で胸を揉む、
「ねぇ、マリコルヌゥ、さわってぇ」
「きもちいいよぉ、まりこるぬぅ」
「だぁぁぁいすき、まりこるぬぅ」
の、脳が、脳が……大変なことですよ。
ルイズたんは、ルイズたんは、ゼロのルイズでも……
「るいずはいけないまほうつかいなのぉぉぉ」
あぁぁぁぁ、いっちゃう、マリコルヌいっちゃうよ。
はぁぁぁぁ、まだだ、まだ終わらんよっ
いよいよ……今日の最終目標の第一段階……
80 名前:5/5[sage] 投稿日:2006/10/16(月) 20:52:26 ID:FABDVs/7
僕はおもむろに立ち上がり、目を閉じる。
そのまま手探りで服を脱ぐ。
き、緊張する……
ぜ、全部脱げた……
座りこんで……足を最大限開く。
い、いくよ……パパ、ママ、マリコルヌは今から……大人になります。
遠くのほうで何か歓声が聞こえる……
世界も僕を祝福している。
さあ、目を開こう。
………見慣れたものが見えたショックでマリコルヌは気絶した。
後日、事の真相を知ったマリコルヌがジョゼフに殺意を抱いたり……
ルイズを見るたびに怯えるようになったのはまた別のお話。
81 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/10/16(月) 20:57:31 ID:FABDVs/7
9巻読んでない人置いてきぼり。ごめんなさいっ。
むー思いついた直後のテンションで書けたらもっと面白かったと思う。
仕事中は無理だっ。
でもあれ、絶対抜け出す奴とか、物陰で触りまくる奴続出だよなぁ……
あー、なんかヤッチャッタ気がしますが……次からいつもどおりに戻りますねっ、ではっ
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