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70 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 01:49:16 ID:PY+9F486 ロマリアの研究者の書いた一冊の本がトリステインの一部で話題になった。 『始祖ブリミルはハルケギニアの人間と異世界の人間のハーフである』 研究者たちの仮説は誰しも悪い冗談として笑いの種としてとりあわなかった。 「なぁルイズ」 才人は窓の外の月をぼんやり見ながら言葉を続ける。 「ブリミルの親父は地球人なのかな」 ルイズはベッドの上で足をパタパタさせながら答える。 「六千年前の地球人はどうやってこっちにきたのよ」 才人は自分の言葉の矛盾に気付いて あ、と声をもらす。 「あんたが異世界からきたことは内緒だし、研究者たちの説だって妄想の塊なんだから気にすることないわよ」 才人は頷きながら六千年前の世界に思いを馳せていると、ルイズがベッドの下からワインを取り出した。 「とっておきなんだからね!これ飲んで早く寝なさい!」 才人はグラスについで飲み干すと枕が飛んできた。ベッドに入れという意味らしい。 枕を拾い、ルイズのもとへ歩こうとした時、才人の視界の景色が変わった。 床からルイズを見上げていた。 (なんだ?) ルイズが近づく。 (あぁ、転んだのか、あれ?動けねぇな) 71 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 01:50:06 ID:PY+9F486 窓からフードで顔を隠した人影がふわりと入ってきた時に才人は自分の状態を理解した。 ワインの中に痺れ薬が仕込まれていた。 「ベッドに縛り付けて。ルイズ・フランソワーズ」 フードの人影はアンリエッタだった。 才人はまだルイズに一服盛られたこと、アンリエッタにベッドに縛り付けられた意味を理解してなかった。いや、頭の隅で理解していたが心が拒否していた。 「服をぬがせて」 アンリエッタは冷たく命令するが、ルイズは動かない。 「惚れ薬を使うのを拒否したのはあなたでしょう?ルイズ・フランソワーズ」 ルイズは才人に涙目で何度も何度も謝りながら服を剥ぎ取る。 ベッドの上で固定された裸の才人にアンリエッタは本を一冊みせて任務を伝える。 「ルイズから本の内容は聞いてるとおもうけど・・・・・」 ここから先の話は才人は聞こえてなかった。 ただ涙を流した。自分の格好はどうでもいい、アンリエッタの命令もおかしいけど、そんなことで涙を流してはいない。 裏切られた。ルイズに裏切られた。信じてたのに裏切られた。その一点だけが涙をあふれさせた。 ルイズもアンリエッタも服を脱ぐ、才人のソコが反応する。 72 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 01:51:01 ID:PY+9F486 アンリエッタがぬめる液体を才人にぬりたくり、ルイズのソコが才人を飲み込もうとする。 「早くしなさいなルイズ・フランソワーズ。あなたの役目でしょう?」 ルイズは苦痛を抑えて腰をおとす。才人のソコが快感を認める。 ルイズはつらそうな顔をして動き続けた。 「出そうになったら交代ですよ?」 アンリエッタの言葉は冷たく二人に刺さる。 才人の心は抵抗できなかった。 ルイズと繋がるソコは嫌でも快感をはじき出す。 悔しかった。本当はこんな状況にならなくても好きで好きで繋がりたかった相手。 守り続けたかわいいご主人様。 生意気で泣き虫で意地っ張りで・・・それでも大好きなルイズ。 「ごめんね、サイト」 ルイズの涙声と同時に繋がる相手が代わる。 アンリエッタが才人の上で動き続ける。 材木を削るかんなのように同じ動きを繰り返す。 「早く子種を授けてくださいまし」 アンリエッタは才人の目を覗き込み陵辱する。 「抵抗しても無駄ですよ?この状態になった殿方はどんなに頑張っても子種を出してしまうものなのですよ」 73 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 01:51:45 ID:PY+9F486 それは強姦だった。アンリエッタは才人の意志とは関係なく精を搾りとり孕む。生まれた子供は始祖と同等の魔力を持つ王になる。馬鹿馬鹿しい仮説の段階ではあるが否定できる根拠はなにもない。 才人は言うことをきかない体を心だけで支えて抵抗する。 アンリエッタの蹂躙は止まらない。 才人の体を廻る快感も止まらない。 まるで家畜の種付けだった。 抵抗しても抵抗しても快感は才人をあざ笑い、駆け巡る。 体だけが繋がって心は拒絶し、快感は笑い続ける。 「まだなの?ルイズ!!頭の上にまたがりなさい!!」 それで才人は陥落した。ルイズのソコが才人の顔に擦り付けられる。体温を感じる。匂いを感じる。味を感じる。感触を感じる。視覚が感じる。 才人はソコから精が出ていくのを止められなかった。 「ほら、無駄だったでしょう?ふふっかわいい」 アンリエッタは精を放出してる最中の才人の目を覗き込む。 おぞましい笑顔、おぞましい行為、おぞましい快感、すべてが不快だった。才人は心まで陵辱されたことに怒り、声をあげようとするが声が出ない。 74 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 01:52:28 ID:PY+9F486 精の放出がおわるとルイズが才人に乗り、再び出そうになるまで動く。あとはその繰り返しだった。才人は快感を否定し続けて精をアンリエッタに与え続けた。 窓の外が白み始めた頃、薬が切れはじめ、アンリエッタは満足そうにまた今夜と言って帰っていった。 ルイズはベッドの横で謝り続ける。才人の心は絶望で満たされ聞こえない。 「食堂からなにか持ってくる」 縛られたまま黙る才人に申し訳なくて、怖くてルイズは側を離れる言葉をさがす。 ルイズの出ていった部屋で才人はひとり泣いた。 部屋の扉が遠慮がちに開く。シエスタが立っていた。シエスタが配膳用の台車をおして才人に近づく。無言で縛られたロープを切り、才人を台車の上に載せる。肌を隠すため白い布が被せられて台車はメイドの寮まで走った。 部屋につくとまず体を拭かれ、新しい服を着せられた。 ベッドに押し込まれ睡眠をとるようにいわれ、そのままに従った。才人は壊れた人形みたいになっていた。 夕方になって才人は目覚めた。知らない天井、知らない部屋、知っているのは横で椅子に座っているシエスタだけ。 75 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 01:53:14 ID:PY+9F486 才人は思い出した。ここに寝ている理由、心が壊れた理由を。だから、だから泣いた、ひたすら泣いた。シエスタはそっと抱きしめてくれた。それでまた泣いた。泣いて、泣いて、少し吐いた。 「もう大丈夫、大丈夫ですよ」 シエスタは側についていてくれて、やさしくしてくれて、安心させてくれた。 もうルイズもアンリエッタも自分を子供を作る道具にしか見ていない、戻れば必ず同じ目に合う。 「俺さ、ルイズに召喚されてこの世界にきてさ、俺なりに何か出来るかを探したんだよ。だから貴族になったし副隊長の話も引き受けたんだ」 シエスタは黙って聞いてくれた。 「それがさ、今度は種馬だぜ?笑っちまうよな?必要なのは種だけで俺は種を維持するだけの存在なわけだ」 窓の外は雨が降り始め、才人の視界も涙でにじむ。 「平賀才人、17歳、初体験、縛られたままで二人から輪姦」 才人は自嘲気味に呟き泣きながら笑う。才人はすでに壊れていた。 シエスタは言葉が出てこなかった。目の前の才人はボロボロで今にも消えそうで、今にも爆発しそうだった。だから抱きしめた。強く抱きしめることしかできなかった。 76 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 01:54:24 ID:PY+9F486 才人のからだにシエスタのからだが密着する。才人のソコは反応し、才人の頭はおぞましい感触の記憶を引きずりだす。 暗い中から黒い何かが頭をもたげる。 それは食欲の形をした何か、性欲の形をした何か、暴力の形をした何かだった。 頭の中はちりちりに焼け付き、ふわふわの高揚感とぴりぴりした冷静さが背骨をぐさりと貫く。 「ああそうか、シエスタも俺の子種が欲しくて側にいるんだっけ」 才人にはシエスタとアンリエッタの区別ができなくなっていた。 「そんなつもりは・・・」 「違わないさ!」 才人はシエスタを引き離し髪をつかんで床に押し倒す。 「子種が欲しいんだろ?くれてやるよ!始祖だかなんだかの血統書つきの子種をな!」 才人はシエスタの上にまたがり服をちぎる。ボタンが床に散らばり、布の破れる音が才人に火をつける。 シエスタの肩が、胸が、臍が、足が露わになる。才人はごくりと唾を飲み込み服を脱ぐ。 「・・・・・・」 シエスタは顔をよこに背けて目を瞑り、抵抗しなかった。 才人の制御できない欲望はシエスタを貫き、荒々しい息だけが才人を支配する。 窓の外は雨が勢いをましていた。部屋の中は雨の匂いと肉と肉を打ちつけ合う音が響く。 77 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 01:55:33 ID:PY+9F486 その行為には情もなく、目的もなく、ましてや愛も存在しない。ただ欲望にまかせた強姦だった。 シエスタは才人が刻みつける痛みに耐えて抵抗しない。胸に才人の涙がぱたぱたと降ってくる感覚も荒い呻きも受け止める。 才人は混乱のなかシエスタの中に欲望を注ぎ込んだ。 才人の熱が急速に冷めてゆく。 「俺・・・俺・・・なんてことを・・・」 投げ出された足、荒い息をする胸、乱れた髪、床に点を作る乙女の証、才人は後退りつまづいてへたり込む。 自分が怖くて、シエスタも怖くて押しつぶされそうになった。 「落ち着きましたか?サイトさん」 破れた服を手で押さえて才人にゆっくり近づく。 「来るな!来ないでくれ!」 才人は部屋を出るべく立ち上がり扉に向かう。 「いま部屋を出ればあの部屋に連れ戻されますよ」 忘れていた。もう自分に居場所などないということを。才人は逃げるようにクローゼットの中に隠れて震えた。 シエスタは才人を救いたかった。許した訳ではないが怒らなかった。クローゼットに逃げる才人は弱った子犬のように震えている。 「男の子でしょ?逃げちゃだめです、サイトさん。」 クローゼットの中の才人を抱きしめやわらかく叱る。 78 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 01:56:39 ID:PY+9F486 「サイトさんはサイトさんですっ!種馬なんかじゃありません!それに、縛られて動けなかったんですからしょうがないんですっ!」 「・・・・・・」 「わ、私のことは気にしないでください!あれは事故ってゆうか・・・いえ、嫌だった訳ではないのですが・・・」 シエスタは顔を朱色にして言葉につまる。 「サイトさん少し乱暴だったし、わたし初めてで・・・わ、わっ何いってんだろ私・・・とにかくっ!あんなのナシですっ!やり直しですっ!」 シエスタは自分で何をいってるのかわからなくなっていた。 「シエスタ、ごめん。助けてくれたシエスタに取り返しのつかないことしちゃった。ごめん。」 冷静になった才人は自分を責め続ける。 「俺、何か償うよ。シエスタのために何か償わせてくれよ」 シエスタの唇が才人の頬をつつく。耳もつついて才人の頭を手でぎゅっと寄せる。 「悪いのはお互い様なんです。ほんとはですね、ミス・ヴァリエールの部屋から追い出された時になんとなく気付いてたんです。だからおあいこです」 才人の唇がシエスタの唇に合わさる。 「・・・ごめん」 シエスタの唇が才人の唇を追いかけまた合わさる。 79 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 01:57:52 ID:PY+9F486 「ふふふっおしおきです。サイトさん」 狭いクローゼットのなかシエスタの唇は才人をつつき、手は才人を撫で続ける。 才人のソコに細いしなやかな手がぎこちなく降りてきて緩やかやリズムを刻み始める。 才人の服の下で自己主張し始めたソコは風に撫でられる柳のようにやさしく揺すられる。 やがてシエスタの手は才人の手を握り、才人の手を胸の双球ヘ導く。吐息まじりの唇が才人の顔、首筋、ついばむ。 才人の手が双球の上で遠慮がちに動く、シエスタのからだに電気が走り熱い吐息が出る。 「サイトさん、大好き」 耳元にきたシエスタの唇は想いを奏で才人の返事を促すように甘く耳を噛む。 才人の答えはすでに決まっていた、才人の腕はシエスタを抱き寄せてシエスタをまっすぐ見つめる。 「俺もシエスタが大好きだ、愛してる」 お互いの唇は相手の形を探るように深く重なり、吐息だけがクローゼットの中の熱を伝える。 「なんだか順番が逆になってしまいましたね」 笑顔のシエスタがそこにあった。才人も恥ずかしそうにつられて笑顔になる。 「シエスタ、さっきのは夢中でなんだか・・・・アレと言うか・・・」 80 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 01:58:56 ID:PY+9F486 才人はシエスタを見つめたまま赤くなり、覚悟をきめた顔にもどる。 「俺、あらためてシエスタを抱きたい」 それは才人の想いであり、覚悟であり、答えであった。才人の目はシエスタからの返事を待つ。 「優しくしてくださいね、サイトさん」 求め合う心は唇を求め重なり、腕はからだを離すまいと力を込める。 「ベッドにいこう」 才人の言葉にシエスタの胸は早鐘を打つ。「はいっ」 朱に染まるシエスタのからだはふわりと浮き上がる。お姫さま抱っこをされていた。 ベッドの上でシエスタは才人の手によってやさしく脱がされる。才人も脱いで二人とも一糸まとわぬ姿になる。抱きあいながらシエスタを見ると頬を少し膨らませていた。なにか言いたい事があるように見つめている。 「さっきみたいに・・・その・・最中に・・・悲しそうな顔で泣くのはなしですよ?」 少し考えた後、言葉は続く。 「無理に最後までしなくてもいいんですよ」 才人は目をそらさない。ただ普通に口づけをして、普通に話すようにシエスタに答える。 「愛しているんだ、シエスタ」 81 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 02:00:07 ID:PY+9F486 その言葉だけで十分だった。 「もう、知らないですよ?わたし心も体も発情しちゃいますよ?」 そんなシエスタの警告は才人の唇によって遮られる。 才人の唇はシエスタの唇を出発点にして耳、首筋、鎖骨を探検しながらおりていく。 才人の唇はそこで何かを発見したように上に遡る。シエスタの腕をあげて唇と鼻をねじ入れる。 かわいい腋毛が生えそろっていた。深呼吸してシエスタの匂いを分析する。ふんわりとしたシエスタの匂いとメスの匂いがエタノールのように才人の頭をゆらす。心地よい匂いを鼻腔に詰め込んで腋毛を舐め擦る。シエスタの成分が才人をくすぐり返す。 才人の唇の旅は左胸に向かう、丸みの突端を中心として螺旋状に登頂を開始する。 唇が先端を征服し、唇ですっぽり覆い、吸う。シエスタの口から はふっと息が吸われて吐息にかわる。 右の胸もかわいそうになり唇は同心円を描いてから先端を吸い、吸ったまま転がす。シエスタの足がもじもじ動く。 先端が硬くなりシエスタがふるっ震えると唇は臍に向かって進路をとる。その窪みは柔らかく窪みに近づくとシエスタは はひゅっと声のような吐息をだす。 82 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 02:01:19 ID:PY+9F486 唇で窪みをつついて背中をなぜるとシエスタのからだがぴょこりと跳ねる。 唇はシエスタの茂みに迷い込む。迷ったついでに鼻を差し込み深呼吸をする。シエスタが声をもらす。声と同時に鼻からシエスタのふんわりした匂いが入り込む。 懐かしいような、やさしいメスの匂いがした。舐め擦るとシエスタの腰が かくりと引っ込んだ。 唇の旅はシエスタの茂みの下へと降りていく、ソコにはオンナノコの証が唇を出迎えた。ソコの小突起は恥ずかしそうちょっとだけ頭を見せてはにかんでいる。唇は小突起に軽く挨拶をするとシエスタが声をもらして腰をねじる。 お礼に小突起を下から上に舐め擦るとシエスタの吐息は大きくなった。 嬉しくなって下に進み深い洞窟に舌を差し込むとシエスタのクレバスが開き始めた。 洞窟からのシエスタの匂いが濃くなってゆき、洞窟のすぐ上にある小さな穴をついばむころには甘い匂いにかわっていた。 もう一度小突起へ軽く挨拶するとまた腰が かくりと引っ込む。 楽しくなって吸ってあげると、小突起が顔を出す。仲良くなろうと思い円を描くように舐め擦るとシエスタは少し大きな吐息をあげて茂みと洞窟からメスのタンパク質の匂いを出す。 83 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 02:02:33 ID:PY+9F486 唇はさらに下ろうとするとシエスタの手が遮る。その下の洞窟はだめらしい。諦めてオンナノコの証の周りをくるくる旅をして背中に向かい、道を探すと真ん中に道を発見した。 でこぼこした骨の道はつるつるの肌で舗装されて、ゆっくりと進むとシエスタは魚のように跳ねた。 唇は首筋へ戻り、匂いが強くなったのを満足そうに確認してからシエスタの唇へ戻る。 シエスタはとってもだらしないかわいい顔で涙ぐんでいた。 「サイトさんのいじわるっ」 シエスタは赤くなっていた。少しだけ反省して足を開いてあげて腰を近づけると入り易いようにシエスタの腰も角度を調整してくれた。 クレバスの潤滑油は白い潤滑油になっていた。才人のソコがあてがわれると抵抗を感じながらも ぞぶりと入った。 シエスタは少し痛そうな顔をしたが、しばらく動かないで待っていると大丈夫といって口づけをねだった。 才人のソコはシエスタを気遣うようにゆっくりと浅く動く。シエスタもそれにならって腰を動かす。ゆっくり、ゆっくり。 「ふぅぅぅうんんっっんんっっはぅっ」 シエスタのからだが硬直し震える。 シエスタは急に毛布で顔を半分だけ隠して真っ赤になってる。 84 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 02:03:51 ID:PY+9F486 「もしかして・・・・・?」 才人の問いにシエスタはこくりと頷く。 シエスタは才人が自分のために一心不乱に腰を使っている姿に心と体が反応していた。軽い絶頂に浸っていた。 「次に気をやる時に いくって言って教えて」 才人はシエスタをいじめたくなっていた。 「だめですっ!女の子のはしたない所をみたいだなんて趣味わるいですっ!」 才人は絶頂に達したシエスタをもう一度見たかった。 「はしたなくなんてないよ。シエスタの最もかわいくて最もきれいな瞬間じゃないか!」 シエスタは はうぅと呻き毛布の盾を解いて才人に従う。 「わたしだけ見られるのは嫌ですっ!サイトさんの瞬間を見ますからねっ!」 シエスタは手を頭の後ろに置き、腋毛を見せつけ、腰をくねり抵抗した。 シエスタのソコは先ほどの絶頂で充血して膨らんでいる。才人はソコが柔らかく熱くなったように感じた。 才人のソコは浅いストロークを数回繰り返し、たまに一度奥深くまで届くストロークを刻む。どうやらシエスタは気に入ってくれたらしい。 85 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 02:04:59 ID:PY+9F486 始めはゆっくり5回浅く1回深くのストロークはだんだんと速度をあげて9回浅く1回深くのストロークにかわる。シエスタの腰もそれについてくる。 すごく気持ちよかった。お互いに好き合ってるとここまですごいのかと思った。 シエスタの息が荒くなる。才人はシエスタの限界をソコの搾り具合から察する。絶頂の瞬間が近い。 シエスタも才人の絶頂を見逃すまいと目を開けてソコを揺すり続ける才人を見る。 荒い息のシエスタがついに才人を喜ばせる。 「いくっサイトさんっっ いきますっみててください」 才人も限界だった。 「おれも・・・・いくっ」 才人は精を打ち込みながらシエスタを見る。シエスタの瞳孔か少し広がり、虚ろな目になり荒い息を繰り返しながら腰を前に何度も突き出していた。 腰の動きはシエスタの意志で動いてないらしく、才人の精を奥深くで受け取るための前後運動と搾り方だった。 シエスタの絶頂姿はかわいくて、いとおしくて、はしたなくて、きれいだった。 シエスタも才人の精を打ち込む姿を真っ赤な顔で絶頂に震えながら見つめている。 二人はお互いに目を開けたまま絶頂を迎え、その姿を見せっこしながら果てた。 86 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 02:06:03 ID:PY+9F486 「女の子の体に変な癖をつけないでください」 並んで寝てしるシエスタは頬を染めて抗議する。 才人は無言で手をオンナノコの部分をつつくとシエスタは電気が走ったように ぴくんと跳ねる。 シエスタはそんな才人を甘く優しく睨む。 才人もえへへと笑って応える。 「俺、シエスタを幸せにする。幸せにして俺も幸せになる」 それは才人の辿り着いた答えだった。 「タルブに行こう、シエスタ。二人で幸せになろう!」 シエスタの目が潤む。 「はいっサイトさん」 二人の唇は重なり、シエスタの熱い涙は才人の頬に移り想いを伝える。 窓の外は雨があがり、星がきらめき始めていた。 数年後、タルブの村のはずれの葡萄畑の丘に二人はいた。 「何事にも限度はあると思うんです」 嬉しそうにあきれるシエスタ。 「すまん」 全然すまなそうに笑う才人。 葡萄畑には二人の子供が9人。 「10人目だそうですよ」 シエスタはお腹をさする。 才人も楽しそうにお腹をさする。 「シエスタ」 「はい?」 「いま幸せか?」 シエスタは満面の笑みで才人を見つめ答える。 「はいっとっても幸せです」 才人もシエスタも嬉しそうに笑う。 「俺もだ、シエスタ」 葡萄畑に吹くそよ風は青い空から二人とその子供たちに微笑んでいた。 おしまい 87 名前:あとがき ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 02:07:14 ID:PY+9F486 オトコノコの役割 この物語はこれでおしまい。 次の物語は、またいづれ。 それではっ

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