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376 名前:夜這い[sage] 投稿日:2006/12/19(火) 00:45:56 ID:2n4Ncx/v  俺はルイズが熟睡するのを待って、寝床の藁敷きから身を起こした。  ルイズは俺のことを使い魔としてしか見ていない。つまり人間として、ひいては男としても見ていないというわけだ。  十七歳の思春期まっ盛りの俺としてはなかなか寂しいものがあるわけで、ついこのあいだ失敗した試みをリベンジとばかりにもう一度ためしてみようと思う。  無論、この前とおなじ轍を踏まないための用意もした。それがこれだ。 『チャームの小瓶』  つまり媚薬。これさえあればどんな跳ねっ返り貴族も俺の言うがままになるだろう。  こんな卑怯な手を使うようになるとは俺も大人になったもんだ。  断っておくが俺が外道なのではなくて、素直に俺に惚れてると白状しないルイズがいけないのだ、と言っておこう。  いや、そんな建前も脇に置いておいて、大事なのは今この部屋に熟睡したルイズと媚薬を手にした俺しかいないという状況だ。  ボールが転がりだせばあとは勝手に回り続ける。おそらくルイズも回りだしたら止まらないはずだ。  広々としたダブルサイズのベッドで気持ち良さそうに寝ているルイズ。  薄い夏用の毛布を取り去ると、ルイズのネグリジェ姿が目に映る。  寝るときは下着を身に着けないルイズだ。ぺらぺらの生地を通して華奢な肢体が浮かび上がった。桃色に近いブロンドの髪がしどけなくシーツの上に広がっている様は、どこかこう……神聖というか、侵しがたいオーラを放っている気がする。  俺は舐めるように全身を見下ろしながら、 「……ほんとに胸がないよな」  ついついそんな言葉が漏れてしまった。  ?ゼロ?という不名誉なあだ名で呼ばれる彼女の胸は「発育」の「は」の字ほども傾斜がない。呼吸と共に上下する丘はなだらか、というより草原に土が積もった程度のものだった。  そんなことはいい。今はとにかく媚薬を使ってルイズをメロメロにするのが先決だ。  ビンの表示を読んでみると、俺が手に入れた媚薬は口から摂取するタイプのものらしい。他にも特定の部位に直接塗りつける薬もあると深夜のテレビで見たことがある。  塗るよりは飲んだほうが効果がありそうな気がする。  俺は馬なりになる形でルイズの口元にビンを近づけた。 377 名前:夜這い[sage] 投稿日:2006/12/19(火) 00:46:44 ID:2n4Ncx/v 「ん……うん」 「――っ」  ルイズが眉をしかめる。  まさか気配で気づかれたか……。 「……こと、聞きなさい…………バカ」  どうやら夢のなかでも俺をこき使っているようだ。今に見ていろ、と心の中でつぶやく。  俺はうっすらと開いた唇に小瓶をあてがい、中身の媚薬を――流し込んだ。 「んんっ――」  さすがに違和感を感じたのだろう。ルイズが目を覚まそうとした、が俺はルイズの鼻をつまんで媚薬を流し込むことを優先させた。 「んっ…………」  ごくっ。  確実に嚥下する音が聞こえた。  俺は起き上がろうとするルイズの肩を押さえつけ、まずはその反応をうかがう。 「あ、あ、あんたっ。なな、何を飲ませたのよっ!」  ルイズは整った眉を吊り上げて猛然と俺を睨みつけてきた。  寝床に忍び入るのも二回目だからか、指摘するポイントが若干ずれているような気もする。 「性懲りもなく主人の寝床に上がるなんて、あんた使い魔として失格よ!」 「んなものはこちらから願い下げだ」  俺の顔に息巻くルイズの息がかかる。どこか甘ったるいような独特の匂いが鼻をくすぐった。 「で、いったいわたしに何を飲ませたのよ。どうせろくなもんじゃないんでしょ」  なかなかに勘が鋭い。 「なに、お嬢様が寝苦しそうにしていらっしゃったので、僭越ながらお水を含ませていただいたまでです」 「そのバカ丁寧な口調が嘘の証拠だっていうのよ」  さすがは俺の主人だ。俺の性格をよく理解していらっしゃる。  しかし嘘を見破ったからといって飲み込んだ薬はどうにもできないぜ。 「でいうかあんた邪魔よっ。手を離しなさい!」  ……おかしい。ルイズの口調は衰えを知らず、依然として強気なままだ。薬の影響がどのような形で現れるかは分からないが、何の変化もないのは効き目がないということじゃないか? 378 名前:夜這い[sage] 投稿日:2006/12/19(火) 00:47:40 ID:2n4Ncx/v 「サイト!」 「あー、うん。その、だな……」  まさか薬がにせものだったとか? ルイズは薬に対して耐性があるとか?  俺はルイズの詰問にひたすら目を泳がせた。  答えられるわけがない。かといって他に理由は思いつかない。  こうなればヤケだ。 「わふ、あ、あんた! ちょ、はなれ――」  俺はルイズの肩を押さえていた両腕でぎゅっと、押しのけられないくらいぎゅっと強く抱きしめた。 「ば、バカ! サイト!」  抱きすくめられたルイズがじたばたと抵抗する。しかし杖さえなければ魔法も使えない。  今のルイズはただのか弱い女の子だ。  薬の効力なんてこの際どうでもいいか。やや強引な気もするが押し進めていけばきっとルイズも大人しくなるだろう。  まあ俺の腕次第だけど。 「は、はなれなさいって……言ってるでしょ!」  ぎゃーぎゃーわめくルイズは顔を真っ赤にし、噛み付かんばかりに暴れようとするが俺の抱擁で身動きは取れない。  引いたら負けだ、と頭のなかの悪魔がささやいた。  俺はルイズの首筋に顔を近づける。  ちゅ。 「――っ」  ごく自然に唇をつけ、舌の先で少しだけ舐める。 「ひっ、ぁ……」  ルイズが一層はげしく身体をくねらせ、俺の包囲から抜けようとした。  だからといって俺も男だ。ここまできて逃がしはしない。  ルイズの身体に回した腕に力を込める。小さな身体をむりやり押さえつけた。  ちゅ……ちゅ、あむ。  首筋を舐め上げ耳の裏。そして耳たぶを優しく咥えてみる。 「はあ、ぁ……はぁ」  ……ルイズの息が熱っぽい。気のせいかもしれないが若干、抵抗の力も弱まったように感じる。もしかしてこれは……。 379 名前:夜這い[sage] 投稿日:2006/12/19(火) 00:48:31 ID:2n4Ncx/v 「ルイズ。お前もしかして――」 「ば……か。からだ、が、あつ……だけ……」  身体が熱い?  まだ大したことはしてないのだが。  これはルイズが感じやすい体質……というよりは、さきほど飲ませた媚薬がようやく効いてきたと考えるべきだろう。  それなら話は早い。  あとは攻めるだけ! 「あんた……しん、で、わび…………から……」  ルイズの強がりも尻つぼみだ。もはやその程度の脅迫に怖れる俺ではない。  俺は薄っぺらいネグリジェの上からそっと撫でた。 「あ……」  肩の付け根から脇腹まで、すーっと走らせる。ゆっくりと、道に迷ったようにくねくねと這わせる。へその周りを周回したら今度は上昇。  かすかな盛り上がりの間で指を止める。 「右と左、どっちがいい?」  わざとらしく訊いてやった。  ルイズの顔はほんのりと上気していて紅潮した頬が生々しい。  白い肌に朱がさすだけでこんなにも愛らしくなるなんて。  ルイズはかわいい。何度でも言いたい。ルイズはかわいい。  そんなかわいいルイズの答えは、 「んっ……ば……か……」  精一杯の虚勢が返ってきた。  言ってることはいつもと変わらないのに、苦し紛れのその抵抗は否が応でも俺の嗜虐心を刺激した。  もはや身体に力を入れることもままならない様子のルイズ。いや、本能的な欲求が抵抗しようとする意思に勝っているのかもしれない。もっと気持ちよくなりたければこのままじっとしていればいい、と。  俺は手を離し「右か左か」ではなく、「右と左」の両方のふくらみに指の腹を滑らせていった。 380 名前:夜這い[sage] 投稿日:2006/12/19(火) 00:49:55 ID:2n4Ncx/v 「はぁあっ……ぁ……あぁ」  平らな丘の頂上を目指すようにゆっくりと、円を描くように外側から半径を縮めていく。もう一方では逆回転で丘を登る。  白いシルクの生地を通して、ぴくっと跳ねる震動が伝わってくる。  震える丘もしかし、黙っているつもりはないらしい。 「ルイズ。これはどういうことだい? 貴族ともあろう者が、こんなことをされて喜ぶなんてプライドの欠片もないのか?」  いつもの仕返しとばかりに嘲笑ってやった。  ルイズの控えすぎな双丘の頂上は、ぷくっとその標高をわずかながらに高めていた。 「く……ぁぁ……」  歯噛みしつつも上気した頬はピンク色。薄い寝巻きを押し上げる「それら」が快感を覚えている証拠だった。  俺は上へ膨らもうとする二つの点を拝むために、ルイズのただ一つの衣服を脱がせていった。  ネグリジョを剥ぎ取り、頭のてっぺんから足のつま先までを月明かりに晒す。  一つの染みもない白亜の裸体。  彫像と見紛っても不思議ではない、バランスの取れた肉付き。  ウェーブのかかった桃色の髪。  鼻筋の通った小顔。  無駄な肉のない――胸部のふくらみすらない、スレンダーな体躯。  一つ一つの要素が示し合わせたようにマッチしてできあがる、完璧な肢体。  その細い体つきの中央に位置する二つの点。小さく、かすかに震えるピンクの頂点を、俺はおもむろに摘み上げた。 381 名前:夜這い[sage] 投稿日:2006/12/19(火) 00:50:43 ID:2n4Ncx/v 「ひぁっ……は、あぁ……」  ルイズの身体がびくっと跳ねる。その顔は苦しそうでありながら、どこか惚けているような――まさに恍惚とした表情だった。  成長の足りない双丘の小粒を、ゆっくりと指をずらしながら、優しく捻っていく。 「あ、ああ……」  尖った先端が硬度を増す。  くり……、くり……。  程よく硬く、大きくなったのを確認して俺は指を離した。  ルイズの表情が束の間の緩みを見せるが、休ませてはやらない。  指から離れたピンクの小粒を、今度は口に含んでやった。 「やっ――ぅ……くぅ……」  舌の先で転がすように、四方八方から先端を湿らせていく。 「はぁあ……ん……はぁ」  頂点の周りの輪に沿って何度も円周運動―― 「あっ……ふぅ、んっ」  やにわに先っぽを激しくつま弾き―― 「はっ、あっ、く……ぅ……」  すぼめた口先で吸って吸って―― 「はああぁぁ……」  あの手この手と、少ない技巧を最大限に活用してルイズを攻め立てる。  俺は口を休めることなく、空いた手を下へおろしていく。  そこは足と足の間にある丘陵、女性にとっては最後の砦。  覆われるもののない聖域に、そっと手を添えていく。  くちゅ。 「――っ」  一段と大きく身体が跳ね上がった。腰をくねらせ、逃れる素振りを見せるもののほとんど力が入っていない。薬の効き目もあるだろうが、拒む意思もなくなっているのだろう。  添えた手のひらでさすりながら俺は言った。 382 名前:夜這い[sage] 投稿日:2006/12/19(火) 00:53:39 ID:2n4Ncx/v 「ルイズ。こんなにぐしょぐしょにしちまって……。どうしようもないな、お前」  俺は息も絶え絶えのルイズに揺さぶりをかける。プライドの高い普段のルイズなら目を吊り上げて噛み付いてくるはずなのだが、 「はぁ…………はぁ……」  もはや勢いの欠片もない。潤んだ瞳で見つめ返してくるだけだった。  常に強気な眉も垂れ下がり、小さな口から漏れる弱々しい呼気は悩ましく、上気した肌に薄っすらと浮いた汗はなまめかしかった。  魔法使いの風格も威厳も何もない――ただの少女だった。  胸が?ゼロ?なだけではなく、手の感触から伝わってくる限り、そこはまだ生え揃っていない――というより生えていないのが分かる。そんなところまで律儀な?ゼロ?に一抹の背徳感を覚えつつ、無性に湧き上がる煩悩を抑えきれない。  俺はルイズの細い両脚を多少強引に開かせていく。  腿のあいだに据えられた狭い聖域。  その小さき恥丘は誰の侵入をも許さないかのように扉を閉ざしている。それにも関わらず隙間から糸を引いて流れる液体は俺の目をごまかせない。  俺はそっと顔を近づけ、幼すぎる無防備な割れ目に舌を差し入れた。  ちゅぷ。 「やぁっ……ああっ、ぅ、あ……」  縦の亀裂に沿って透明な愛液を舐めとっていく。なるべく内側からすくいとるように舌を上下させる。  ちゅぱ、ぴちゅ、じゅ……。  室内に卑猥な音が満ちた。 「あぁ……ら、め……ぇ……」  言葉とは裏腹に、ルイズは自らの手で自分の乳首を弄び始めた。ピンクの先端をつねり、引っ張り、捻って嬌声を上げている。 383 名前:夜這い[sage] 投稿日:2006/12/19(火) 00:55:44 ID:2n4Ncx/v  俺も負けじと開きかけはじめた花弁をついばんでいく。  割れ目の上部にはぷくっと張り出した新芽がひとつ。それも忘れずに甘噛みしてやった。 「あっ、ひあっ…………あ、ふぁ……」  悶えるように腰を浮かせるルイズを両手で押さえ込む。身動きを許さず、舐めて、吸って、噛む。  溢れかえる液汁は吸っても吸っても次々に漏れてくる。きりがない。  それならいっそ、存分に気が済むまで吐き出させてやればどうだろう。  俺は充血した小豆をつつきながら、小さな秘裂に中指をあてがって――入れていく。  じゅ……ぷ。 「ふぁっ……は、ああぁ……」  お子様な身体の通り、狭くるしく四方から圧迫を受ける細道とはいえ、充分な潤滑油をもってすれば指の一本くらいは難なく咥え込んでいく。  一関節入るごとに指を折り曲げ、柔らかな内壁を掻くように擦る。ぬめった感触がまとわりつきながらも指の根元まで押し込んだ。  ず……ちゅ、ぷ。 「ひ……はぁ……はぁあ……」  ルイズの息が熱い。すでに理性は影も形もなく、焦点の合わない視線を宙に投げている。  俺は熱く脈動するルイズの中で、前へ後ろへ、指を送り続けた。 「はぁ、ひ、ぁ……ん、っく……」  ぴちゃ……ちゅ……じゅ……。  火照った恥丘を伝って漏れ落ちる粘液。白い濁りと共に粘り気も多くなっていく。  関節を曲げて内壁を刺激するたびにルイズの吐息が熱を帯びる。  時に遅く、時に早く、角度を変えて突き入れれば締め付けが強くなって快感を伝えてくれる。  繰り返される抽送にルイズの瞳から水滴が零れた。喘ぎ声も堪えず、快感に身を委ねている。 384 名前:夜這い[sage] 投稿日:2006/12/19(火) 00:56:16 ID:2n4Ncx/v 「ルイズ、気持ちいいか?」  俺の言葉に一拍の間もおかず、ルイズの頭が激しく縦に振られた。正直でよろしい。  どんどん窮屈になる秘孔からして、そろそろ限界だろう。  前後に抜き差しされる速度を上げ、ルイズの中を掻き混ぜていく。 「――あっく、ぅ、ああ……」  両手を頭の上に回し、必死にシーツを掴むルイズ。  涙をこぼしながら淫らな声を挙げるルイズ。  その姿が目に焼き付けられて、俺の脳内を欲情が支配する。  ――このままルイズを、この生意気な貴族をイカせてやる!  俺は無理を承知で、ルイズの細い小径に二本目を突き入れた。 「――ふっ、ああぁ…………」  額に大粒の汗を滲ませてもがく。  スムーズさは欠いても、なんとか出し入れできる。指と指で広げるようにするとルイズの顔が一層赤くなった。  指の隙間から流れる濁った液が目に見えて増える。羞恥が快楽を増幅させているようだ。  じゅ、ず、ちゅぷ。  勢いをつけて挿入を続ける。  わずかにルイズの身体が震えはじめた。限界はすぐそこだ。 「ルイズ。イキたくなったら遠慮なくいけ」  目を瞑って必死に堪えていたルイズと視線が合う。  ぼろぼろと涙をこぼしながら、押し寄せる高波にためらうルイズの瞳が揺れた。 「さあ!」  全力で引き抜き、最奥まで突き入れる。  肩が振るえ、胴体が振るえ、秘道が振るえ――そして震える声でルイズが哭いた。 「あっ……ふぁああああぁぁ――」  仰け反る背中。痙攣する腹。  絶頂に達した身体は弓なりになって震え続けた。  月の光を浴びた白磁のルイズを、俺は最高に美しいと思った。 385 名前:夜這い[sage] 投稿日:2006/12/19(火) 00:57:01 ID:2n4Ncx/v  で、俺は床に転がされているわけなのだが。 「言い残すことはある?」  あのあと小休憩を挟もうとした俺は果てたはずのルイズに隙をつかれ、魔法で爆発させられたあげくロープですまきにされた。  手も足も出ないとは言いえて妙。せめてもの抵抗で舌を出す。 「反省の余地なし、と。それじゃあ貴族を怒らせるとどういうことになるか、死をもって味わいなさい」  杖をかざしたルイズが揚々と呪文を唱え始めた。  ああ、もう終わりかも。  もしものときは誰か骨くらい拾ってくれ。  目のまえで口の端を吊り上げたルイズが、魔法を放った。                       おしまい

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