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864 名前:出会い系は何が起きるかわかりません[sage] 投稿日:2006/08/16(水) 17:22:17 ID:xSYTdP6R 今日もトリステイン魔法学院には授業の終わりを告げるベルが鳴り響いた。 「あー、ようやく授業が終わったぁー」  その音で目を覚ました才人は、席を立って思いっきり背伸び、次にあくびをした。  横でルイズが何か言いたそうに拳を握り締めているが気にしない。  授業中に他の女子生徒のスカートを覗こうとして股間を蹴り上げられたことはあっても、なぜだか眠って蹴り上げられたことは無い。 「まったく、あんたときたら」  ルイズは文句を言いたくてたまらなかった。しかしそれでは使い魔を人間だと認めることになってしまう。 ぶつぶついいながら立ち上がると外へ出るためにドアへと歩き出す。 「へいへい」  才人はまぶたをこすりながら悪びれた様子も無く後ろからついていった。   「おーいルイズ、部屋こっちだぞ」  教室から出たところでいつもとは逆のほうへと進み始めるルイズに才人は言った。 「知ってるわよ」 「じゃあどうして、そっち行くんだよ」  ルイズは止まって振り返る。 「うっさいわね、オスマン氏に校長室に来るように呼ばれてるのよ」 「なんで?」 「知らないわよ!」  才人はしばらく考え込んだ。  そして何かにひらめいたようでにやけ顔になる。 「ルイズ、何を破壊したんだ?」 「はぁ?」  ルイズは意味がわからなかったらしく聞き返してくる。 「どういう意味よ」 「いやっほら、お前の魔法、ぷっ、くくく」 「だから何よ!」  ルイズの顔がみるみる険しくなっていく。 「だからさぁ、お前の魔法でなんか壊したんだろ?」 「なんで、私が!」 ルイズの怒りの声も調子に乗っている才人にはまったく聞こえていない。 「たとえばコルベール先生のかつらとか、ぶあっはっはっは!」  自分で言った冗談で才人は腹を抱えて笑い出した、だめなやつである。 「こ、このバカ犬、ご、ごごご主人様になんて、なんてこと言うのかしら」 「まずい!」  言い過ぎたことにさすがに気づいた才人は逃げ出した。 「こらっ! 待ちなさい!」 なんとか振り切ったのだが、遠ざかるルイズからひとつの言葉が耳に届いた。 「晩御飯抜きーーー!」

865 名前:出会い系は何が起きるかわかりません[sage] 投稿日:2006/08/16(水) 17:23:18 ID:xSYTdP6R 「ちぇ、ルイズのやつ、あんなに怒らなくてもいいのにな」 プライドだけは妙に高いからな、まったく愛想笑もできねぇのか。 別にあれだけばか笑いされたらルイズじゃなくても普通は耐えられないだろう。 ひとまず才人は部屋に戻ってきていた。 晩御飯のことは別に食堂に行って施しを受ければいいので大して気にしてなかった。 別にルイズがいないのだからイスにでも座ればいいのに寝る場所でもある藁束の上に座り込む。 すっかり使い魔としての生活が身にしみてしまっているようだ。 「あーあ、ひまだなぁ」  ぼーっと窓の外を眺める。 使い魔として与えられた仕事はいろいろある。 主な大きな仕事を言えば掃除は授業前に終わらせてしまう。洗濯は夜、風呂に入った後の残り湯で行う。 なのでこの時間は特にやることは無い、使い魔としての一日の生活では少ない自由時間であった。 「おもしろいことねぇかなー」  才人は何気なく部屋を見まわしてみた。  ベッドにテーブル、鏡台、特に目新しいものはない。 「んっ?」  目線がタンスで止まる。 「あれは」  見覚えがあるものをタンスの上に発見した。 「そういえば一緒に飛ばされてきたんだった」  才人はタンスの上にあるノートパソコンを取った。 「すっかり忘れてた」  ひとまず床に置いて懐かしむように眺める。  少し前、運命の分岐点ともいえる時が思い出される。 「たしか修理に出したのをとりに行って」 うんうん、と首を縦に振る。 「その帰りに変な光についさわっちまったんだよな」  そのゲートこそ使い魔を召喚するゲートだったのである。 あのときほど自分の強い好奇心を呪ったことは無いだろう。  ただそのおかげで充実した時間を過ごせているので満足はしていた。 才人はノートパソコンを開いた。 そして何を思ったのか電源を入れるスイッチを押した。  画面にWindowsのロゴが映しだされる。 「あれ? まだ電源つくのか」  念のためにバッテリー残量を表すランプに目をやる。  ランプは何事も無く光を放っている。 「バッテリーってこんなに持ったっけ?」  才人は首をかしげる。 「エネルギーってのはほっといても消費するよな」  わかるはずも無い疑問に頭をひねってみるがすぐにやめた。 ノートパソコンからたちあがったことを知らせる合図が鳴り響いた。  それを聞いた才人はとりあえずカーソルを動かし始めた。しかしどこをクリックすればいいのかわからない。 「つけたのはいいけど何見りゃいいんだ」 とりあえず記憶の断片を探ってみる。 ソリティア、ハーツなどの備え付けのゲームを最初に思い出したが今更、という感じがするので却下。 次にワードやエクセルを思い出す。打ち込む内容がないので却下。 そして一番使用時間が多いであろうインターネットを思い出す。 「あっ!」  かなり重大なことが頭の中をよぎる。 「そうだ、出会い系に登録したんだった!」  メールがきてるかもしれない、そう考えるとルンルン気分になった。  ネットにつなぐ環境が整っていないのに返事がくるはずもない、そんなこともわからないのであった。 メールをチェックするためにアウトルックをダブルクリック、ウインドウが開かれるとすばらしい光景が目に入った。

866 名前:出会い系は何が起きるかわかりません[sage] 投稿日:2006/08/16(水) 17:24:01 ID:xSYTdP6R

新着メールが一件あります。

「や、や、やったあぁぁぁ!!!」 才人は両手でガッツポーズを作り、部屋中にこだまするほどのおたけびを発した。 「俺は犬じゃねえぞおぉぉぉぉ!! 人間なんだあぁぁぁぁ!!!」  奇妙な言葉を連呼し始める。 たとえ犬じゃないとしても、親が子供に「こういう大人は危険だから近づいたらだめよ」と言われる人だろう。 犬のほうがましなようにも思える。  ひとまず興奮冷めやらぬうちにメールの中身を確認することにした。   【はじめまして平賀さん、私は柴江といいます。  同じ日に出会い系に登録したなんて、なんだが運命を感じるんです。よろしかったらメールを交換しませんか?】

「しばえさんか、文が丁寧でいい人っぽいなぁ」  どんなの人なのか想像してみる。  きっとやさしくて家庭的なんだろうなぁ。 都合のいい人物像を想像する、柴江さんにとってはいい迷惑だろう。 備え付けてあった添付ファイルを開く。そして感動から体がプルプル震える。 「きたああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」  写真に写っている女性の顔は綺麗だった。  優しげな瞳、小さい鼻、髪は黒で肩にかかるくらいの長さ、根っからの日本人の顔だ。 女性の綺麗さを表す言葉でいえば、まさに大和撫子、それがぴったりであった。  年齢は書かれていないので不詳だが目測20歳程度と予想した。 「よし!」 この感動が薄れないうちにさっそく返事を返そうとすると、ドアが開く音が聞こえた。 才人は急いでノートパソコンの電源を切った。 「ねぇ、そんなにやけ顔で何やってるの?」  入ってきたルイズが険しい顔でつっこんでくる。  廊下での出来事もあり、その後才人はお仕置きを受けたものの、メールのことはどうにかごまかしたのだった。

 それからというもののルイズの目を盗んではメールのやりとりを楽しんでいた。  柴江さんのことが知りたくていろんなことを聞いた。

 趣味、お料理。なんて家庭的なんだと才人は感動した。  特技、お裁縫。なんて家庭的なんだと才人はまた感動した。  好きな食べ物、シチュー。なんて家庭的なんだと才人はこれも感動した。  悩み事、故郷に帰って親孝行するべきかどうか。なんて家庭的なんだと才人はやっぱり感動した。  好きな男の人のタイプ、自分が作った料理をおいしく食べてくれる人。なんて家庭的なんだと才人は繰り返し感動した。  住んでいるところ、少し田舎にある村。なんて家庭的なんだと才人はなぜか感動した。    柴江さんのことを知るたびに惹かれていく、そんな感じで最近の才人の気分は有頂天であった。

おかしい点はいくつもある。 インターネットは見れないのである。  メールのやりとりができるのだから、ネットワークにつながっているはずである。  それにバッテリーもいまだに切れない。ランプは残り少ないこと示す点滅状態にもならない。  しかし魔法があるとんでも世界に来てしまった才人は「まぁ、いっか」とたいして深く考えないのであった。

867 名前:出会い系は何が起きるかわかりません[sage] 投稿日:2006/08/16(水) 17:24:42 ID:xSYTdP6R

やりとりを始めておよそ十日後、驚くべき内容のメールがきた。

【今度、二人きりで会いませんか?】

「つつつ、ついに来たあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」  二人だけで会うということはデートである。 女性と縁のない才人は彼女いない暦が年齢といっしょというピュアな少年である。 人生初の春が来た! といっても過言ではない。 「あれ? 待てよ……」  ここで最大の難問が待ち受けていることにさすがの才人も気づいた。 「どうやって会うんだ」  別の世界に住んでいる者同士、どっちの世界の場所で待ち合わせをしても、一方はたどり着くのは不可能なのだ。  悩んだ結果、才人はこう返した。

【最近ちょっと忙しいからしばらくは無理なんだ、ごめん】

 会わないけどメールは続けたい、相手の気持ちをまったく考えていない心無い文である。 しかし次にきたメールにまた驚くことになる。

【無理ならかまいません。でも、できるなら来てください。  日にちは明日の陽が昇るころ、場所は風の塔の裏です。平賀さんを信じて待っています。】   「へっ?」  才人は混乱した。  風の塔といえばこのトリステイン学院にあるのだから。 「もしかしたら、俺みたくパソコンを持ってこっちに来たのかな」  柴江さんはもしかしたらこの近辺に住んでいるのかもしれない、そう考えた。 たしかに才人の『ノートパソコン』や『破壊の杖』など、物と一緒に飛ばされるという例はたくさんあった。

 その夜、才人は終始ドキドキして眠れなかった。 ただ寝すごす可能性がなくなったので返って都合はよかった。 「俺、どうなっちゃうんだろう」 だって夜、人気の無いところだよ、やるしかないだろ、男として! 何もすることがなくて終始妄想していたのは本人だけの秘密である。

868 名前:出会い系は何が起きるかわかりません[sage] 投稿日:2006/08/16(水) 17:27:27 ID:xSYTdP6R 長い夜も過ぎていき陽が昇るころ、寝ているルイズを起こさないように細心の注意を払って部屋を出た。 そして風の塔の裏へとやってきた。  ついに大和撫子と表すにふさわしい柴江さんと会うのである、才人は緊張しっぱなしであった。 「まだかな、柴江さん」  突然妄想にふけってにやけ顔なる。 そして某漫画のように、自分を両手で抱きしめて唇を突き出し空中にキスをする。  正直言って今の才人は気持ち悪い。  もしこれを見たら、誰だって声をかけずに一目散に走り去るだろう。  しかし運がいいことに柴江さんがやってきたのは一連の行為が終わりを告げてからだった。 「本当に来てくれたんだ、サイトさん」  後ろから女性の声がする。  才人は小さく咳払いした後、一瞬でまじめな顔をつくりあげた。 「も、もちろんですよ、柴江さん」  そして振り返った。 「はじめま・・し・・・て」   そこには見慣れた人物が立っていた。 メイド服にそばかす、カチューシャはつけてないが見間違えるわけが無い。そこには正真正銘シエスタがいた。

869 名前:出会い系は何が起きるかわかりません[sage] 投稿日:2006/08/16(水) 17:28:03 ID:xSYTdP6R 「なんでシエスタが!」 「ひいおじいちゃんの残した言い伝えは本当だったんだわ」  シエスタは感動したように両手を合わせて天を仰いだ。 「どど、どういうことなんだぁ!」  才人は頭を抱え込んだ。 「だ、だって! メール! 写真! なんでえ!!!」  混乱している才人にシエスタはゆっくりと説明する。 「ひいおじいちゃんが残したのは実は『竜の羽衣』だけじゃないんです。名前はわからないんですが、スイッチを押すと綺麗な模様が出てくる物なんです。」 「それってきっとパソコンだ!」 ルイズに初めてノートパソコンを見せたときと同じような感想をシエスタが言ってるのに気づいた。 「ぱそこんって言うんですか?」 「そうだよ」 徐々に冷静を取り戻してきた才人は、メールの内容とシエスタのいろいろな共通点に気づく。 料理や裁縫、ましてはシチューなんていうのはシエスタの代名詞である。 そして両親がいる故郷のタルプは少し森に入ったところにある、つまりちょっと田舎。  柴江の柴は「し」とも読める。江は「え」つまり合わせて「シエ」 シエスタしかいないじゃん! という事実に気づく。 「ひいおじいちゃんが死ぬ1年ほど前のことらしいんですが、ひいおじいちゃんと同じ国の人が村に来たんだそうです」 「俺と同じ世界の人が」  シエスタは話を続ける。 「その同じ国の人がこのぱそこんというものを持っていたんだそうです。しばらく村に滞在していてその人が使い方をひいおじいちゃんに教えたんだそうです。 でも、ある日突然『帰る方法を探す』と言って出て行ったそうです。才人さんの言うぱそこんを残して」 「そうだったのか」  才人は頭で必死に整理をつけていた、しかしまだわからない点がいくつかあるので聞いてみる。 「文字はどうやって打ち込んだの?」 「使い方と文字の翻訳表をひいおじいちゃんは紙に書いて残してくれたんです」 「平賀と柴江っていう漢字は?」 「使い方の紙に名前は二つに分けるって書いてありました。漢字はよさそうなのを適当に選んだんです」 「出会い系のことは知ってる?」 「使い方の紙に文の例として書いてありました」 「本当に来てくれたんだ、才人さん。そう言ってたけどメールの相手は俺だって知ってた?」 「はい。だって……」 「だって?」  シエスタは顔を赤らめる 「ひいおじいちゃんの言い伝えだと、将来の旦那様と会話できるんだって、だから使ってみたんです。そしたら本当に返事が返ってきて」 「旦那様って、やっぱり俺のこと?」 「はい」  シエスタはゆっくりと近づいてきた、そして才人を抱きしめた。 「ちょ、ちょっとシエスタ」 「好きです」 甘い声でそう囁くと目をつむった、そしてゆっくりと顔を近づけてくる。  才人はされるがままにくちづけを交わした。 「サイトさん、言いましたよね。私に対する気持ちを嘘にしたくないって」  シエスタの潤んだ瞳が才人を誘惑する。 「でも、私はもう待てません、我慢できないんです!」 「シエスタ!」  才人は叫んで抱きしめ返した。  目の前にいるシエスタがどうにもいとおしくてしょうがない。  先ほどまで混乱していた才人はどうにも理性をうまく制御できないのであった。 「シエスタ・・・」 「あぁ、私、奪われちゃうんだわ」

870 名前:出会い系は何が起きるかわかりません[sage] 投稿日:2006/08/16(水) 17:29:56 ID:xSYTdP6R シエスタの提案で二人は風の塔の中に入って行った。  外ではこれからする行為を誰かに見られてしまう可能性がある、それに2階には倉庫があるかららしい。  シエスタは才人の腕に抱きついている。 才人いわく、脱ぐとすごい二つの大きな山が歩くたびに動いて才人に振動を与えていた。  倉庫に入ると窓がひとつあるだけで薄暗い。 荷物がそこらじゅうに散乱していたが隅の一角の方にシーツがひいてあるのを才人は見つけた。 なるときは積極的になるシエスタが、この時のために前もって準備したものである。    才人はシーツの上にシエスタを押し倒した。  下にいるシエスタを見つめる。 倉庫の薄暗さが魅力をさらに引き立てていた。 唇を奪い、強引に舌を相手に侵入させる。 「…っ・‥はぁ・・・・んっ」  ・・・チュ・・・クチュ・・・・ピチャ 薄暗い倉庫の中に二人のキスの音が鳴り響く。 シエスタは抵抗もほとんどせず、もっとして、と言わんばかりに舌を積極的にからめてくる。 才人は全身にしびれるような快感を感じていた。  一分もの間、たがいの唾液の味を充分に堪能した。  顔を離すと突き出した舌から糸ができる。 「シエスタ……」  見てみるとシエスタの瞳は焦点が合っていない、だけどまだ理性が残ってる気がした。  その理性を奪いたい、そう思い今度は胸への攻撃を開始する。  胸元が大きく開いたメイド服の上から胸を少し強めに揉みほぐす。 「ふぁ」  シエスタの体がピクッと動く。  それを見てもう片方の手でメイド服の胸のあたりをずらす。  そして出てきた桃色の突起物を口に含む。 「あっ‥はぁ・・・んっ・・・くぅ」  乳首を責められたせいかシエスタは声を我慢できなくなったようだ。  その様子をみて才人はうれしくなり執拗に胸を攻めたてる。 「はぁっ・・・んあああっ・・そ・そんなにむっひああ」  言葉をさえぎるために胸をもんでいたほうの手も乳首を責める。  つまんで、揉んで、ひっぱって、押しつぶす。  もう片方も口の中で舐めて、吸い上げて、やさしく噛む。 「んあぁぁぁぁ」  才人の動きのひとつひとつに合わせて身をよじり、声をあらげる。  もっとよがってるところを見たくなり手を胸から離す。  そしてスカートの中へとしのばせようとする。 「あっ、そこは・・・」  恥ずかしいのかシエスタは足を閉ざして進入を阻んできた。  しかし才人のほうが一瞬早く足で手を挟みこむ形になってしまう。 「怖がることないよ」  やわらかい太ももに挟まれながら指を無理やり動かす。 「はあぁぁぁ・・だめえええぇぇぇぇぇ!!!」  シエスタは体を激しく振るえて甘い悲鳴をあげた、どうやら軽くいってしまったようだ。  才人はこの時あることに気づいた。 「シエスタ、下着、着けてないんだ」  下着の上からするつもりだったのだが、秘部を直接責めてしまったのだ。 「はぁ・・・はぁ・・だって、前に・・・えっと、その」  理由はわからないが、言葉を詰まらせる様子を見るともっと困らせたくなってしまう。 「前に?」  しばらく黙っているシエスタだったが、あきらめたのか口を開く。 「前に、火の塔に呼ばれたときにもつけてなかったから、今回も」

871 名前:出会い系は何が起きるかわかりません[sage] 投稿日:2006/08/16(水) 17:30:27 ID:xSYTdP6R そういえばそんなことあったな、と才人は当時を思い出す。  プレゼントしたセーラー服を返してもらおうと呼んだのだが、それをシエスタは着てきたのである。  しかもスカートの丈を短かすぎてドロワーズを着るとはみ出てしまう、という理由ではいていなかったのだ。 あの時はシエスタの勘違いで今と同じ状況になりかけたが、ルイズの登場によりそれ以上の進展はなかった。 だけど、今はちがう。 ここまで進展してしまったのだ。 ルイズも出てこないし、今おこなっている行為は勘違いでもない。 『もう、後には引けない』  そんな言葉が頭をよぎる、しかし才人は迷わずある決心をした。  シエスタをずっと愛し続けることを、ずっと守り続けることを。 「才人さん、どうしたんですか?」  その言葉でハッと我に帰る。 見ればシエスタは不安そうにこっちを見ている。しばらく自分の世界に入っていたので心配をかけてしまったらしい。 「なんでもないよ、シエスタ」  言うや否や顔と顔を近づける。そして、今日何度目になるかわからないキスを交わす。  もういいかな、才人は上半身を起こす。  そしてズボンのチャックを開けて性器をとりだした。すでに破裂しそうなほど膨張している。 「うわぁ」  シエスタが驚きの声を上げる。 「いくよ」  性器をシエスタの性器におしつける。秘部からあふれる愛液が才人の性器をぬらしていく。 「きてっ」  シエスタはコクンとうなずいた。  それを見てゆっくりと混入を開始する。  あせらず少しずつ、止まってるように見える速度で混入を続ける。 「んっ・・・んあっ」 閉じている口から悲鳴がこぼれる。 「はぁ、はぁ、全部、入ったぞ」  ようやく性器をすべて混入し終える。膣の締め付けはすごく伝わってくる快感は想像以上だった。  シエスタは息を荒げながら潤んだ瞳を向けている、その可愛さに射精感が絶えず襲い掛かってきた。 「動いて、いいか?」 「はい」  健気に答えるシエスタ、それを見てゆっくりと動き始める。  ゆっくり腰を引き、カリの部分まできたら、また差し込む。  徐々に速度を速めながらピストン運動を開始する。  一挙一動のたびにシエスタは歓喜の声を漏らす。 「あっ、はぁ、いッ、あぁ!」  その甘い響きに理性が無くなり腰の動きを一気に加速させる。 「うあぁ、あぁ、は、はげし、すぎ、ま!」  抗議の声を無視して一心不乱に突き上げる。  一気に射精間が高まってくる。 「シエスタ! でる!」 「サイト、さ、ああああああぁぁぁぁ!!!」  シエスタが逝くのと同時に白濁液を吐き出す。  目の前がチカチカ点滅する、かつてない脱力感がやってくる。 才人は性器を取り出すとシエスタの体に倒れこんだ。  そして、目をつむった。

872 名前:出会い系は何が起きるかわかりません[sage] 投稿日:2006/08/16(水) 17:30:57 ID:xSYTdP6R 「バカ犬――――!!!」  誰かの怒鳴り声で二人は目を覚ます。 「なんだぁ?」  寝ぼけ顔で才人はあくびをする 「このバカ犬―――――!!!!!」  再度の怒鳴り声に二人はビクッとした。 ルイズの声だということに気が付いたのだ。才人のことを探しているに違いない。  才人は飛び上がりあたりを見回す、人影らしきものはない。 次に聞き耳をたててみる、怒鳴り声は窓から聞こえてくる。どうやらルイズは外にいるようだった。 怒鳴り声は徐々に小さくなっていく。 「離れたみたいだな」  そう言って、ふぅ、と一回ため息をついた。 「サイトさん」 メイド服の乱れを直したシエスタも起き上がる。 「ミス・ヴァリエールのことなんですが・・・」  シエスタは不安そうな顔をして言葉をにごした。  その様子を見た才人はまっすぐな瞳、真剣な顔つき、迷いの無い心で言った。 「ルイズには、本当のことを言うよ」 「えっ?」  驚くシエスタだったが、才人は気にせず続けた。 「一緒に、タルプの村で、暮らそう」

 その後才人はルイズにことのしだいを話した。  何一つ包み隠さずに、何一つごまかさず。  当然のことだがお仕置きを受けることになった。 鞭、拘束具、あらゆる道具を使ったいままでに無いくらい強烈なお仕置きだった。  虚無を唱えられなかったのは奇跡としか言いようが無い。 しかし才人の態度はまったく変わらなかった。  それに我慢の限界がきたルイズは、大声で叫んだ。 「どこへでも勝手に行けばいいのよ! あんたなんかクビよ!!!」 「悪い」 それでも才人の心は変わらなかった。

ここから先は余談になるのだが、才人にかつらのことを言われた次の日からコルベール先生は授業を休んでいた。 心配になった別の先生が研究室をたずねてみると、中から奇妙な声が聞こえた。 「これで、髪が生える、独身生活も終わりだ、わっはっはっは!」  多分もてない原因は髪の毛だけではないだろう。

パソコンのことについては・・・・・・・・・わからずじまいだった。

    〔完〕

873 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/08/16(水) 17:32:01 ID:xSYTdP6R 駄文失礼しました