ゼロの保管庫 別館

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だれでも歓迎! 編集

418 名前:374 [] 投稿日:2007/02/11(日) 05:57:50 ID:DWNtWGnG  事件のはじまりは年金受給のためにトリスタニアに向かう途中でサイトが見つけた一冊の古ぼけた本だった。  拾ってみるとなかなか立派そうな本だったので内容に興味が出てきた。 しかし字の読める相棒のデルフリンガーは、マルトー親父の知り合いの『旅の刃物研ぎの達人』なる人が包丁研ぎにやってくるとして聞いて「学院で留守番する」と言い出した。  その時サイトは持ち前の好奇心もあってか中身が気になり「学院に帰ったら誰かに聞こう」と思いその本を持ってトリスタニアに向かってしまった。  年金の受給窓口で年金を受け取るついでに受付のおばさんにこの本を読んで貰ったら 「見たことのない文字で読めないよ」と言われた。  偶然役所の査察に来ていたアンリエッタに読んで貰ったら 「これは古代ルーン文字の、おそらく日記だと思います」と言われた。 「ルイズなら読めるかもしれません」と言われたのでまっすぐ学院に帰った。  学院に帰ってみるとタバサが広場で本を読んでたのでもしかしたら分かるかもと思い見て貰ったら 「・・・・・」 顔を真っ赤にして走っていった。  そして部屋に戻ってルイズに本のことを話したら 「ちょっと貸してみなさいよ」といって本を広げた。 何でも始祖の祈祷書も同じ古代ルーン文字で書いてあるらしい。 そしてルイズは興味津々パラパラとページをめくっていき、 タバサの時より顔を真っ赤にして手にした本を思い切りサイトの顔面に投げつけた。

419 名前:374 [] 投稿日:2007/02/11(日) 05:58:20 ID:DWNtWGnG  サイトが拾ってきたこの古代ルーン文字の本はてっきり過去の偉人の研究書かなんかだと思って期待しながら本を開いたけど、まるっきり違った。 この本は汚らわしい性欲の記録のようだった。 ルイズが今までに見たことのない行為が事細かに、過激すぎるくらい過激に描写されていて1%くらいしか理解できなかったが1%でも十分過激だった。 過激な描写で今までにない羞恥とそれを見せた使い魔に対する怒りで顔を真っ赤にしてルイズは手にした本を思い切りサイトの顔面に投げつけた。 「あんた、ご主人様になんてもの読ませるのよ!」  「なんだよいきなり、何が書いてあったんだよ」 内容を思い出して更に赤くなる。 「なあ、何が書いてあったんだよ」 サイトが聞いてくる。 「いいいいい、いえるわけないでしょう!!ここ、こんな・・・こんな・・・」 「だから、何が書いてあったんだよ」 サイトがさらに聞いてくる。 「うるさいっっ!!」 羞恥と怒りがルイズに杖をにぎらせた。 それを見たサイトはいつも以上の危険を感じて後ずさった。 「おおお、おちつけルイズ」 「ごごご、ご主人様にこんな汚らわしいもの拾ってくる犬にはおお、お仕置きが必要ね・・・」 怒りに声と身体を震わせながら杖を構え、呪文を詠唱する。 「よく分からないが御免なさい許して下さいご主人様ぁ!!」 サイトに向けて杖を振ったそのとき、サイトの手の中にあった本が怪しく光り出した。 と同時に 「きゃっ!!」 まるで鞭か何かで思い切り叩かれたような激しい痛みが怪しい感覚と一緒におしりの辺りを走りぬけた。

420 名前:374 [] 投稿日:2007/02/11(日) 05:58:52 ID:DWNtWGnG 「どーゆーことよ・・・」 学院の自分の部屋で彼女は尻餅をつきながら涙目でサイトに驚き半分、不安半分に訪ねた。 「どーゆーことでしょう・・・」 サイトはその問いに驚き半分、安心半分で答えた。  自分に向けられるはずだった怒りの虚無が不発に終わり、かわりにルイズが悲鳴を上げてその小さいおしりを手で押さえてる。 そして自分の手にある、ルイズによると汚らわしい本が怪しく輝いている。 「・・・今のもしかして、この本が原因なのか?」 ページを開いてみてサイトは驚いた。 今まで何が書いてあるか分からなかった内容が古代ルーン文字にもかかわらず理解できたのだ。 「なんでこれの内容が分かるんだ?」 そこに書かれてた内容は以前に聞いたシエスタの官能小説なんかよりも過激なことが書かれてた。 普通なら鼻血を吹いて倒れてるところなのに何故か頭が内容を冷静に理解してた。 「あんた、古代ルーン文字が分かるの?」 ルイズがおしりをさすりながら訪ねてきた。 「いや、文字が分かるって訳じゃないんだけど・・・」 そのとき 「おかえりなさい、サイトさん!」 「おかえり、相棒!」 研ぎ師のところに行ってたデルフリンガーと、デルフリンガーを抱えたシエスタが部屋に入ってきた。 「ただいまシエスタ。ごめんね、重かったろ」 シエスタからデルフリンガーを受け取るといきなり 「なあ相棒見てくれよ!!伝説見てくれよ!!!」 やたらテンション高く話してきた。 「あの研ぎ師すごく良い腕だったんだよ!もう生まれ変わった気分だ!ちょっと見てくれよこの切っ先!この刀身!なあなあ相棒・・・」 急にデルフリンガーが黙りだした。そして 「メイドの嬢ちゃん・・・悪いんだがちょっと席を外してくれ。相棒、その日記のことで話がある」

421 名前:374 [] 投稿日:2007/02/11(日) 06:00:22 ID:DWNtWGnG ルイズの部屋からシエスタを追い出し、あきれたようにデルフリンガーは言った。 「こりゃあえらいもん拾ってきたなあ相棒」 「知ってるの?ボロ剣」 ルイズが訪ねるとこの『呪いの日記』について教えてくれた。  いまから五千年前、虚無の担い手の女性が恋人の歪んだ愛情と性癖を受け止めた時のことを綴った日記だという。 しかし彼女は歪んだ愛情を受け止めきれずに精神を病み、そのことに耐えきれなくなった恋人は彼女を捨ててしまった。 そして狂った彼女は恋人に捨てられた寂しさを紛らわせる為、この日記に複雑な虚無魔法で呪いをかけた。 「どんな呪いなの?」 ルイズが訪ねるとデルフリンガーは言いにくそうに言った。 「この日記を読んだらここに書いてあることをしてもらわないと魔法を使うときに自分の身体に返ってくる」 「誰にしてもらわないといけないんだ?」 今度はサイトがデルフリンガーに訪ねた。 「最初にこれを読んだ男。多分・・・相棒なんじゃねえかな」 「な、なんでそうなるのよ!!他に方法無いの?」 ここ、こんなこと・・・こんなこと・・・サイトと出来るわけ無いでしょ!! 「無理だね、なにせ腐っても虚無魔法だ。燃やす成り捨てる成りしても呪いは消えねえ。」 「そんな・・・」 がっくりうなだれるルイズを余所にサイトはパラパラとページをめくりながら 「とりあえず簡単なので試してみよう。目隠しして羽根ペンでくすぐるとかさぁ」 サイトのみぞおちにルイズの怒りの膝が飛んできた。

450 名前:374 [] 投稿日:2007/02/12(月) 04:25:35 ID:uXxFXXLF 『呪いの日記』

 サイトが日記を拾ってから2日後・・・ 自分の部屋で一人でルイズは緊張していた。 この2日間悩みに悩み、授業も頭に入らず、ご飯ものど通らなかった。 しかしここ最近は色々と物騒である。 「魔法が使えないのは都合が悪いし俺も守りきれないかもしれない。」 とサイトが言うしそれに、 「ルイズの嫌がることは絶対にしない。始祖ブリミルに誓って」 と約束してくれたので・・・ とうとうルイズはこの件を渋々飲んだ。 本当はいやでいやで仕方ないがこれしか方法が無いからどうしようもない。 ちなみにサイトはお風呂である。 「ただいま」 お風呂から帰ってきたサイトが言った。 「おかえり・・・」 ルイズはそれにかたい声でこたえた。 サイトの手にはロープとタオルが握られていた。 「・・・それじゃ・・・その・・・・・・始めよっか?」 ルイズは覚悟を決めてうなずいた。

451 名前:374 [] 投稿日:2007/02/12(月) 04:26:51 ID:uXxFXXLF

「ふぅっ・・・」  タオルの猿轡を噛まされたルイズの唇から吐息がこぼれる。 ショーツを履いただけで椅子に座らされたルイズはタオルで目隠しをされ、両手をロープで後手に拘束され、両足を閉じられない様にそこもロープでしっかり拘束されていた。 今、自分は視界を奪われ、コンプレックスの平らな胸を隠すことも禁じられ、声を上げることも許さず、下着越しとはいえ女の子の大事な部分をサイトにさらしている。 これ以上ない羞恥とこれから行われる事の不安にルイズは泣きそうになっていた。 「綺麗だよ。ルイズ」 「ふっ!」 サイトが耳元で、しかも吐息のかかる位置で急に話してきた。    しかも綺麗だよって・・・ 「それじゃあ始めるよ・・・そんなに緊張しなくても大丈夫だから・・・」 妙に慣れた調子でサイトが言った。  サイトは手にした羽根ペンをルイズの白くてほっそりした首筋にねらいを付けた。 「ふうぅっ!!!」 そのまま平らな胸の谷間をなぞり 「ふっ!!」 小さなおへそを通り 「ううぅ!!」 柔らかそうな脇腹を蹂躙した。 「っっっ!!!!」 自由を奪われたルイズの躯はこれ迄にないくらい敏感になっていた。 羽根ペンに白い柔肌を蹂躙される度にルイズの躯は打ち上げられた魚のようにと跳ねた。  半刻ほどして上半身の柔肌をいじめてた羽根ペンの動きが急に止まった ・・・終わったの? ルイズがそう思い、安堵した瞬間を待ってた様に今度は内股を羽根ペンがおそった。 「ウウウウウウゥゥゥッ!!!」 気の緩んだところで責められたサイトの羽根ペンの刺激はルイズの脊髄に強い電流を走らせた。 今度は下半身にも羽根ペンの責めが加わり柔肌への愛撫は更に激しく、そしてねちっこいものになっていった。  もはやルイズの顔面はタオルが吸収しきれなかった涙と、よだれと、鼻水でグショグショになり、唯一ルイズが着用しているショーツには大きなシミが広がっていた。

452 名前:374 [] 投稿日:2007/02/12(月) 05:21:57 ID:uXxFXXLF  どれだけの時間がたっただろう・・・ 羽根ペンの蹂躙が終わり目隠しと猿轡がサイトの手でそっとルイズから外された。 「お疲れ様、ルイズ」 未だに椅子に縛られたままルイズは子供みたいに泣き出した。 「・・・ひどいよぉ・・・さいとぉ‥グスッ・・・やな事しない・・・グスッ・・・いったのにぃ・・・」 「ごめんよ、ルイズ・・・よく頑張った。」 サイトはルイズのからだを優しく、こわれものを扱うように抱きしめた。 「さいとぉ」 そのままサイトはルイズの唇に自分のそれを重ねた。 「ン・・・」 サイトはそのままルイズの顔を汚した涙やよだれをなめ取っていく。 「やだ・・・きたないわ・・・」 「ルイズのだもん。汚いもんか」 その言葉でサイトの優しさがルイズのこころに染み渡るように感じた。 両足の拘束だけを解いてルイズをベットに運ぶ。 「サイト・・・腕も・・・」 「ダメだ」 間髪いれずにサイトが答えた。 ルイズは我が耳を疑った。 「え・・・どうして・・・」 普段では考えられない、いやらしい微笑みを浮かべてサイトは言った。 「ここをこんなに尖らせて・・・お仕置きが必要だ」 今まで一切いじらなかったそこをサイトは右手でつまんだ。 「ひやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 焦らされていた部分を刺激されルイズは初めての絶頂を体験した。 「こっちもこんなにして」 サイトの左手がルイズのもう片方に伸びる。 「はひゃあああぁぁぁ!!!」 ルイズの躯が弓なりに仰け反る。 今までにない感覚を連続で体験してルイズの頭の中は真っ白になった。

453 名前:374 [] 投稿日:2007/02/12(月) 06:00:39 ID:uXxFXXLF 「ルイズ・・・ルイズ・・・」 ルイズは両手を縛られたまま、ぐったりとしている。 「初めてにしては刺激が強すぎたかな・・・」 誰に言うとでもなくサイトは呟いた。  腕のロープをほどき、ルイズの汗にまみれた身体を拭いてやる。 するとルイズの愛液でグショグショになったショーツが目に入った。 満足そうな笑みを浮かべるとサイトはそれを脱がせて生まれたままの姿になったルイズに そっと毛布を掛けてやった。  水差しから直接コップも使わず水を飲み、さっきまでルイズが縛られてた椅子に腰掛け、 日記を開く。 「まだ1ページも出来なかったけど、初めてならこんなモンかな・・・」 そして日記からルイズに視線を向ける。 「・・・サイトぉ」 ルイズの頭をそっと撫でてやる。すると嬉しそうに目を細めた。 ・・・可愛いルイズ。俺だけのルイズ。お前は俺だけのモノだ。 ぺったんこなおっぱいも ちっちゃいおしりも 可愛らしい顔も 素直じゃない心も そう、全部、俺だけの・・・ サイトの手の中にある日記が、サイトの欲望に応えるように怪しく輝いた。

つづく

469 名前:374 [] 投稿日:2007/02/12(月) 22:28:17 ID:uXxFXXLF 『呪いの日記』(シエスタ編「家政婦は見た」)

 デルフリンガーがシエスタを部屋から追い出したその日から、サイトの様子が変わった。  普段のサイトならギーシュや水精霊騎士団の連中とバカ話しているのに、 ハルケギニアの文字が読めない筈なのにタバサみたいに読書に夢中になっている。 内容は古い文字だったからシエスタにはまるで理解できなかったけど、 「例の虚無関係のマジックアイテムでさ、俺にも内容が分かるんだよ。」 サイトからこっそり説明を受けたシエスタはなるほど・・・と納得した。 読書はハルケギニアの数少ない娯楽の一つだ。サイトが読書にハマッても不思議はない。  しかし、ルイズの様子もおかしかった。 何かを深刻そうに悩み、溜息ばかりついて食事も随分と残している。 シエスタが何かあったのかと心配して聞くと 「あんたには関係ないでしょう・・・」 と普段では考えられないような力のない返事が返ってきた。 そんなルイズを見てますます心配になったシエスタはサイトをゼロ戦格納庫に引っ張り、 ルイズのことを話した。 「ああ、そのことか・・・」 口を開いたのはサイトではなくサイトが背中に背負ったデルフリンガーだった。 「虚無魔法の、その・・・ちょっとしたトラブルなんだ。気にすんな」 サイトも頷いた。  シエスタは平民の、しかも普通のメイドである。もし伝説が原因なら見守るしかない。 「なら、私に出来ることがあればいつでも言ってください」 「ああ、頼むよシエスタ。じゃあ俺ちょっと騎士団の訓練があるから」 そんなやりとりをして二人はいったん別れた。  その二日後。 掃除のためにルイズの部屋にやってきたシエスタを見て、 ルイズの机で例の日記を開いていたサイトが申し訳なさそうに口を開いた。 「シエスタ・・・悪いんだけど、今晩だけ別の部屋で寝てくれないかな?デルフと一緒に」 「・・・どうしてですか、サイトさん」 やましいことでもするんですか?とシエスタが問うてきて、苦笑混じりに「ちがうよ」 と返した。 「ゼロ戦で話した例の件、あれを今夜なんとかしようってルイズと決めてさ。 シエスタを巻き込みたくないんだ」 ああ、それで。とシエスタは納得した。 「分かりました。前に同室だった娘に相談してみます」 「ありがとう、シエスタ。苦労かけてごめんね」 掃除を終えたシエスタがデルフリンガーを抱えて部屋から出て行くのを、 サイトは手を振りながら見送った。

522 名前:無知で愚かな374[sage] 投稿日:2007/02/15(木) 01:03:56 ID:dop6Gpto 『家政婦は見た』

 サイトとお風呂に入った以来、シエスタは週に1〜2回のペースで五右衛門風呂に浸かっていた。 湯船に身を沈めることは日本人の性であり、そしてシエスタには8分の1その血が流れている。  今日もシエスタはお湯に浸かるため、五右衛門風呂に向かって歩いていた。 今ならサイトが入ったすぐ後なので、お湯はまだ温かい。 その途中、灯りの点いたルイズの部屋が視界シエスタのに入った。    気になるなぁ・・・ 一体何をしてるんだろう?と思ったそのとき、 「あっ・・・」 ルイズのの部屋灯りが消えた。 自分の思い人と恋敵が同じ部屋で、真夜中に、しかも二人っきりになっている。 しかしシエスタは平民の、しかも普通のメイドである。 もし伝説の虚無が原因なら見守るしかない。 見守るしかないのだが・・・    よし・・・! シエスタはタオルと石けんを風呂のそばに置き、ルイズの部屋へと向かった。 もっと近くで見守ることにしたのだ。

 ルイズの部屋の前で、シエスタは音を立てぬように慎重に耳をドアに近づけた。 「・・・・・・じゃあ・・・めるよ・・・・・・んな・・・・・・ちょうしな・・・も・・・・・・だ・・・」  かすかにサイトの声が聞こえてきたが、ルイズの声はまるで聞こえない。 その代わり、くぐもった若い女のうなり声のようなものが聞こえる。 ・・・どうゆうことかしら? シエスタはそっと鍵穴を覗いた。 小さな鍵穴からの光景を見たシエスタは息をのんだ。  そこには猿轡と目隠しをされ、半裸にされたルイズがロープで拘束されて椅子に座っていた。 そしてその傍らには、サイトが何か道具を持ってルイズを見下ろしていた。

614 名前:無知で愚かな374[sage] 投稿日:2007/02/18(日) 03:05:40 ID:C8GS4Qc0

 シエスタは扉1枚隔てた向こう側の妖しい光景に魅入っていた。 「ふぅっ・・・」

 ルイズの肌を、サイトの羽根ペンが撫でる度にルイズのくぐもった悲鳴が聞こえる。

シエスタはブラウスの上から右手を自分の乳房にのせた。 「・・・ぅ・・・はぁ・・・」 大きいが、まだ芯の残る若い乳房をシエスタは優しく弄ぶ。 『ふうぅっ・・・』 ルイズの声が徐々に大きくなってきた。 「んあぁ・・・」 それに呼応するかの様にシエスタの声量も大きくなってゆく。 シエスタは声を抑えるためハンカチを取り出し、縛られているルイズの猿轡みたいに、 自分の口にハンカチを押し込んだ。 『ふっっっ・・・・・・』  サイトのルイズを蹂躙する羽根ペンの動きがどんどんいやらしく、 ねちっこくなっていく  シエスタの左手がスカートの中のドロワースに伸びる。 そこはもう、すでに湿り気を帯びていた。  シエスタは、サイトに蹂躙されているルイズに自分を重ね、最近覚えたばかりの自慰の 動きをいっそう激しくして背徳の快楽に身を沈めていった。

615 名前:無知で愚かな374[sage] 投稿日:2007/02/18(日) 03:06:22 ID:C8GS4Qc0  どれだけの時間がたっただろう・・・ さっきまで夜空の上に浮かんでいた二つの月はとうに沈んでしまった。  それまで2回絶頂を迎えていたシエスタは、ハンカチ越しに荒い息を吐いていた。 着ていたメイド服のブラウスははだけ、健康的で大きめの乳房を外気に晒している。 履いていたドロワースは中心部に大きな染みを付け、シエスタの右膝に引っ掛かっていた。 口に押し込んでいた猿轡代わりのハンカチは、シエスタの涎でグショグショだ。 『・・・つかれさま・・・・・・ルイズ』 『・・・どいよぉ・・・・・・とぉ‥・・・な事しな・・・・・・たのにぃ・・』 扉の向こうから二人の話し声が聞こえる。 どうやら二人の情事はもう終わりらしかった。

     たいへん、バレちゃったらどうしよう・・・

ぼんやりした頭でそう思ったシエスタは、そのときはじめて自分がどんな格好でいるかを 自覚した。  服装を整え終わったその時、シエスタは扉の向こうから聞こえてくる声を耳にした。 『ここをこんな・・・・・・お仕置き・・・だ』  お仕置きの部分が気になってしまったシエスタは、いけないことと思いつつ 再び中を覗こうとした。  そのとき、 「ひやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 今までで一番大きいルイズの矯声が響いた。

聞き耳を立てていたシエスタはその声に驚き、パニックに陥った。 ここは立ち去るべきか、中の様子を窺うべきか、と迷ったが・・・ 「はひゃあああぁぁぁ!!!」

2度目の絶叫を耳にして、シエスタは慌ててそこから立ち去った。

616 名前:無知で愚かな374[sage] 投稿日:2007/02/18(日) 03:07:44 ID:C8GS4Qc0 サイトとの絡みはいまから書きます。 皆さん、頑張りますので待ってて下さい。

617 名前:無知で愚かな374[sage] 投稿日:2007/02/18(日) 04:04:47 ID:C8GS4Qc0  サイトは、今夜のことで疲れてぐっすりと寝ているルイズを見ていた。 「今日はルイズにベッドを譲るかなぁ・・・」 そんな事を呟いてサイトは久々に床で眠るため、自分用の毛布を取りに外へ出た。  すると、部屋の前に何かを零したような染みと、ビショビショの布切れが落ちていた。 「何だ・・・こりゃぁ・・・」 サイトはビショビショの布切れを拾い上げた。 何となく見覚えがあるなぁ、と思いつつそれを広げてみてサイトは驚いた。 なぜならそれはシエスタのハンカチだったからである。 「なんでこんな物がここに・・・!・・・まさか!」 サイトはもしかしたら、と思いドアノブの辺りを調べてみた。そして 「やっぱり・・・」 ドアノブの金具に引っかかっていた黒髪を見つけた。  実はサイトも鍵穴を覗きこんだ経験がある。 その時は鍵穴を覗いた時に、金具に髪の毛が引っかかってしまったことがあった。 だから『もしかしたらあるかも』と思い、調べてみたのだった。  つまり、今夜のことをシエスタに見られたことになる。 「・・・ふふ・・・こりゃぁお仕置きかなぁ?・・・」  サイトは毛布を取りに歩いていった。  顔にいじわるな笑みを浮かべながら。

199 名前:無知で愚かな374[sage] 投稿日:2007/02/25(日) 15:05:11 ID:h+hIeIFp

 ルイズとサイトの衝撃的な光景を見てしまった次の日の朝。 その日は休日だった事もあってか、シエスタは随分と遅くに目覚めた。  シエスタは小さな欠伸混じりの伸びをしながらも、昨日の夜のことを思い出す。  結局あの後シエスタはどうやってここまで戻って来たのかをほとんど覚えていない。 もはや夢か現実かもはっきりしない。そんなことを考えていると 「よう、随分遅いな〜。メイドの嬢ちゃん」 サイトから預かったデルフリンガーがシエスタの思考を中断させた。 「あ・・・おはようございます。デルフさん」 とりあえず、デルフリンガーをサイトに返しに行こうと思いシエスタは身仕度を整えた。

 デルフリンガーを携えて、シエスタはルイズの部屋の前に立っていた。 昨夜の情事を覗いてしまったシエスタの手がノックをためらう。 「どうしたよ、嬢ちゃん」 「い・・・いえ、何でもないです・・・」  意を決して、扉をノックする。しかし、部屋から返事がなかった 「サイトさん、入りますよ・・・」 扉を開けてみると、部屋には誰もいなかった。シエスタはちょっとだけ安心した。 「サイトさん達・・・・・・いませんね」 「とりあえず部屋に置いといてくれよ。どうせすぐ戻ってくるだろうし」 デルフリンガーがそう言うのでシエスタはデルフリンガーを置いて部屋を出ようとした。 そのとき 「あれ、シエスタ」 「さささ、サイトさん!!」  丁度帰ってきたらしいサイトがシエスタの後ろに立っていた。 「お〜相棒。ただいまー」 「おかえり。ゴメンね、シエスタこんな事頼んで」 「い、いえ。大したことじゃありませんから」  気まずくなって目をそらしたシエスタは、ルイズが居ないことに気づいた。 「あの、ミス・ヴァリエールは?」 「さっき王宮から馬車で迎えが来てさ。王都に出かけてる。それよりさ、シエスタ」  サイトがポケットにそっと手を突っ込んだ。 「これ、シエスタのだよね」 「っ・・・・・・!!」 サイトがポケットからシエスタのハンカチを取り出して、それを広げた。

200 名前:無知で愚かな374[sage] 投稿日:2007/02/25(日) 15:05:53 ID:h+hIeIFp  夕食後の夜。  サイトは水精霊騎士隊の連中とゼロ戦を格納した小屋にいた。 いつもならば馬鹿話をしている場所だったが、今日は珍しく騎士隊の話をしている。  水精霊騎士隊の隊長のギーシュが本日の真面目な議題を発表した。 「諸君、我々水精霊騎士隊と銃士隊で来週から3日間、合同演習をすることになった。」  そして、少し勿体ぶりながらこほんと咳をしてもう一言。 「なんと、女王陛下も視察に参られるとのことだ!」 「「おおーー!」」  その一言で一気に場が沸いた。 「陛下に良いとこ見せるチャンスだ!」とか「銃士隊相手なら楽勝だよ!」とか「所詮 相手は平民だ!」等々・・・ 騎士隊の全員がシュバリエ・アニエス率いる銃士隊をナメきっていた。  サディスト・アニエスの性格を知っているサイトは、隊員達の態度に呆れて口を開いた。 「おまえら、アニエスさんを知らんからそんなことが言えんだよ。あの人結構手強いぞ」 その言葉で、沸き上がってた雰囲気が一気にしらけた。  ギーシュが立ち上がり、不機嫌そうな顔をサイトに向けた。 「なんだね君は!せっかく盛り上がってるというのに!」 他の隊員もギーシュに続いた。 「そうだそうだ」 「こっちはメイジ、むこうは鉄砲と剣、こっちの方が有利だ」 「アニエス殿以外はみんな平民で、しかも女だ。負けやしないだろ」 ――――だめだ、こいつらまるで分かってない。 サイトがそんなことを考えてたときに、隊員の誰かがそこそこ非道い提案をした。 「じゃあ、明日からの訓練は剣士であるサイトとの組み手を中心に全員で模擬戦だ!」 「なにぃーーーー!」  抗議の声を上げようとしたサイトだが・・・・・・ 「それはいいアイディアだ。素晴らしい」 「よし決定だ。明日から頑張れよ?サイト」 「頼むぞ!シュバリエ・サイト。我らが副隊長殿」  まるで聞いて貰えなかった。 「ここ2,3日付き合い悪かったし、埋め合わせだと思って諦めろよ。サイト」  レイナールがサイトの肩に手をのせて慰めるように言った。

「やれやれ、やっと終わったか」  水精霊騎士隊の会議が終わり、格納小屋にサイト一人が残された。 「さてと・・・」  サイトはゼロ戦の操縦席に向かった。風防を開けて中を覗き、笑みを浮かべる。 「お待たせシエスタ」  そこにいたのはロープと目隠しと猿轡で自由を奪われたシエスタだった。

201 名前:無知で愚かな374[sage] 投稿日:2007/02/25(日) 15:06:47 ID:h+hIeIFp  夕食前にゼロ戦の格納小屋へ来るように言われてやってきたシエスタは、サイトに下着姿にされて、自由を奪われ、2日前から用意していた媚薬を飲まされて、ゼロ戦の中でロープで縛られていた。 「待たせてゴメンね、シエスタ」  そう言いながらシエスタの肌に触れる。 「ッーーーーー」 媚薬が十分まわり、長時間焦らされ興奮した身体は敏感に震えた。 「ふっ・・・ふっ・・・ふっ・・・ふぅ」  猿轡の隙間からシエスタのくぐもった吐息が漏れる。 それを眺めながらサイトはシエスタから目隠しと猿轡を剥ぎとった。 サイトの姿を見つけたシエスタは、安堵に瞳を潤わせた。 「・・・サイト・・・さん・・・」 何も言わずにサイトは縛られて下着姿のままのシエスタを抱き上げ、ゼロ戦から降ろした。  シエスタはもうサイトが許してくれたのだと思っていた。 しかし、サイトは未だにシエスタの自由を奪っているロープを解いてやっていなかった。  サイトは天井に付けられているフックにロープを引っかけて何かの準備をしている。 「サイトさん?」 シエスタは怖くなってサイトに呼びかけた。 「それじゃあ始めよっか」 その一言はシエスタの胸中を僅かに恐怖が支配した。 「・・・え・・・あの・・・何を・・・始めるんですか?」 シエスタの震える声に意地悪そうな笑みを浮かべてサイトは応えた。 「勿論、お仕置きの続きだよ。夜は長いんだし、たっぷり可愛がってあげるよ」 その言葉でシエスタの胸中は完全に恐怖に支配された。

 シエスタは天井から垂れ下がったロープに手足を縛られて吊されていた。 両手首は後ろ手に身体ごと縛られて、大きい乳房がいびつに変形している。 両足は閉じられないようにロープでガッチリと縛られていた。  そんなシエスタの汗に濡れて固くなった乳首をサイトの指先が弾いた。 「ひうぅぅぅ!」 媚薬の所為ですっかり興奮した身体は快感に打ち震えた。 「すごく敏感になってるね。シエスタ」 おもしろそうにサイトが嗤った。  そして今度はその大きめの乳房を両手でゆっくりと捏ね回してゆく。 「ふあぁ・・・サイトさん・・・やめて・・・はあぁぁ・・・」 シエスタの口から悦楽の混じった吐息が漏れる。  乳房がサイトの手の中でグニグニと形を変える。汗に濡れた肌は手のひらに ぴったりと吸い付いた。 「縛られてるのに感じてるなんて、シエスタってはしたない子だね?」 シエスタの耳に息が掛かるくらい位の距離でサイトはささやいた。 「そ、そんな・・・ひゃんっ!」 サイトの左手が固くなった乳首を指の腹で押し潰した。 「ここをこんなにカチカチにして」 そう言いながら右手で固くなったそこを軽くコリコリ転がす。 「や・・・はぁん・・・やめ・・・ひうぅぅぅん」 「すごくいやらしいよ、シエスタ」 そう言ってサイトはそこを一気に吸い上げた。 「はひゃあああぁぁーーーー!!」 それだけでシエスタの身体を絶頂にビクビクと震えた。 「・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」 「もうイッちゃったの?シエスタ」 そんなサイトの問い掛けにシエスタは答えられず、ただ荒い息を吐き出していた。  媚薬に汚染された頭は、ただサイトを見つめ返した。そんなシエスタにサイトはさらなる追い打ちをかける。 「夜はまだまだ長いんだ。次はもっと激しくいくよ?」  そのセリフにシエスタは絶望に突き堕とされた。

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