ゼロの保管庫 別館

12-267

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だれでも歓迎! 編集

267 名前:女王アンリエッタの可憐な一日[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 15:31:44 ID:o7X27eXg サイト達が出頭してきた。という一報はすぐにアンリエッタの耳に入った。これには王宮中が大騒ぎとなり、すぐに女王直々による裁判(といっても下した判断を伝えるだけだが)が行われる運びになった。 サイトやルイズの無事に一安心したアンリエッタだが、宰相のマザリーニからの 「如何に陛下とヴァリエール嬢が親しき仲といえど、全員不問にしてはなりませぬぞ。一度でも情であやふやにした場合、民衆への示しがつきませんからな」 という言葉もあり、自室で一人悩んでいた。 どうしましょう、と思案に暮れていると、とある本がアンリエッタの目についた。『バタフライ伯爵夫人の優雅な一日』である。

実は読んでもらった翌々日にまたアニエスにお願いしてみたのだが、 「それだけは勘弁して下さい。」 と、先日のことを思い出してか、死んだ魚のような目で訴えられ 「本は陛下へ差し上げますから。お願いします」 とフラフラしながらもアニエスは銃士隊の訓練に逃げてしまったので、残念ながらアニエスの羞恥プレイ(?)はお預けとなってしまった。 アンリエッタも堂々と机の上に置く訳にもいかず、『バタフライ伯爵夫人の優雅な一日』はベッドの下に隠してある。 毎日部屋の掃除に来るメイドに本が見つかってしまわないか、初めてエロ本を買った男子中学生のような心境であった。

そんなこんなで、既に第一章は一言一句覚えるまでに読み直し、復習もバッチリなアンリエッタは名案を思いついた。 (そうだわ、これなら誰も嫌な思いをしなくてすむわ。しかも……) このあとの事を想像(妄想とも言うか)して、ポッと頬を染めるアンリエッタだった。

裁判当日

「ヒラガサイトは王命に背き、友人をそそのかし、ガリアに独断で潜入した罪により禁固30年の刑に処す。その他の者は、ヒラガサイトにそそのかされての行動とみなし、この度は不問とする」

これがアンリエッタの下した判断だった。ルイズは驚き 「姫様、サイトは私の使い魔です。その罰は私が」 と言ったが 「残念ですがこうするしかないのです。ルイズ、これ以上私の友人を傷つけたくない」 と聞かない。ルイズはまだ何か言いたかったが、サイトの 「大丈夫だよルイズ。きっと姫様だって何か考えがあるはずさ」 と言うので何も言えず王宮を後にした。まぁ実際考えはあったのだが……

268 名前:女王アンリエッタの可憐な一日[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 15:37:08 ID:o7X27eXg 夜、地下牢 (あんなこと言っちまったけど、どうするかなぁ) 前回同様、何も考えてないサイトである。 衛兵も倍の数になっており、簡単にはいきそうにない。 が、しばらくして、ガチャと魔法の鍵が開いた 「へ?」 「サイト、陛下がお呼びだ。ついてこい。」 アニエスさん?出してくれるんですか? 「な……何度も言わせるな!!とにかく、ついてこい!」 アニエスさん機嫌悪いのか?……あれ? 「どうしたんですが?疲れてるみたいだし、……何か顔も赤いですよ?」 「うっ……うるさい!!なんでもない!」 アニエスの脳裏には先程の事が浮かんでいた

「アニエス、お願いが」 「な……なんでしょうか」 アニエスがサイトを呼びに行く前、三度目のお願いを受けていた 「あの、例の本で少し解らない言葉があって、 第三章に書いてあるこの”口淫”って具体的にどういう事をするんですか?」 ぐはっ!!な、何を言い出すんですかこのお方は? 「いや、あの……」 「どうすれば殿方は感じて下さるのでしょうか?」 「かはぁ……」 アニエスはこの後前戯から何から小一時間ほどアンリエッタに問いつめられたが、これはまた別のお話。

そんなことがあった後なので、誰でも(ま、まさか陛下はサイトとコトに及ぶつもりじゃ……!)と思うのは必然的と言ってもよかった。 そんなことを考えていたのでアニエスは動揺を悟られたのではないかとサイトを横目でちらっと見たが、サイトは別の事を考えているようだった。 さて、本当にどうなることやら…

269 名前:女王アンリエッタの可憐な一日[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 15:39:17 ID:o7X27eXg 一方、自室で待つアンリエッタは先程の事を思い出し、笑いを堪えていた (ふふ、あの時のアニエスの顔。面白かったなぁ。顔も真っ赤だったし) 既に魔性の女である。 (ちょっと、からかってみただけなのに……。私がそんなに無知に見えたのかしら) 幼少の頃から女のたしなみについての教育を受けていたアンリエッタは一通りの知識は持っていた。 実はこの間もアニエスの反応を楽しんでいただけなのであった。 マダムバタフライまで味方につけたアンリエッタにもはや知識において敵などいなかった。

コンコン 「失礼します。サイトを連れてきました」 サイト達が来たようだ 「ありがとうアニエス。もうさがっていいわ」 アニエスが退出する 「あの…姫様?」 「サイト殿、申し訳ありませんでした。罰したりはしたくなかったのですが、やはり私も女王なのです。」 以前より一層王としてのオーラを纏ったアンリエッタにサイトはたじろいだ。 「ですが、安宿からの仲です。貴方にチャンスを与えましょう」 「チャン……ス?」 「貴方の望むように、この私に奉仕しなさい。」 へ?ちょっ……姫様!? 「もぉ……二度も言わせるなんて、サイトさんのエッチ♪」 ぐはぁっ……!! アンリエッタのセリフはサイトの想像力を遥かに超えていた。(シエスタにはど真ん中だったが……。) あとひと押し……! 「私の願いを聞いてくださらないのですか?」 サイトを犬にするには十分すぎる流れだった。

270 名前:女王アンリエッタの可憐な一日[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 15:41:18 ID:o7X27eXg 「ふ……ふふふ…………やぁぁああってやるぜ!!!!」 サイトはアンリエッタのたわわに実った二つの果実を鷲掴みにした。 「やん♪」 「あれぇ?姫様、もう先っぽが自己主張してますよ?」 アンリエッタの果実を揉みながら、耳元で囁く 「あん……こういう時はアンとお呼びに……ひゃっ」 「ん〜?何か言ったかい、アン」 「もぉ、やりましたね!?」 アンリエッタは素早くしゃがみこむとサイトのズボンを手際良くおろしてしまった。サイトが普段はいているズボンならまだしも、この時は囚人用だったので難なく下ろすことが出来たのだ。 「あららサイトさんの、もうこんなに大きくなっているではありませんか」 既にガンダールヴの槍は準備万端だったのである。アンリエッタはサイトのそれを口にふくんだ。 「はわわ………ちょっとアン……そんな、」 「すぐにイッテしまってはいけませんよ、サイトさん。これは命令です。」 「そんなこと言われたって……」 サイトにとって女性に口でしてもらうなんて初体験である。アンリエッタの口の温かさだけでもイッテしまいそうだった アンの攻撃は留まることを知らない。自らの果実を取り出すとサイトの槍を挟んだ。 「サイトさんはどこまで耐えられるかなぁ?」 むにゅむにゅ 「く……気持ち……良すぎ」 サイトに限界が近づいてきた。なにせ、タバサを助けに行ってからというもの、そっち方面は我慢していた訳であるからして。 (それにしても、姫様の胸柔けぇ〜〜) 「ふふっ♪」 アンリエッタは自分の果実からサイトの槍の先っぽを出すとトドメとばかりに舌で舐めた サイトの背筋に寒気に似たものが走る

271 名前:女王アンリエッタの可憐な一日[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 15:43:51 ID:o7X27eXg 「うっ……!!」 ついに耐えられなくなったサイトの槍が噴火し、アンリエッタの顔や果実を汚す。サイトはガクリと座りこんでしまった。 「ふふ……駄犬の分際で女王の命令に逆らうなんて。去勢するところですわ、この早漏」 言葉責めも忘れない。 (犬キタよ、犬。やっぱり俺は女のコ一人満足させられない犬だったのか……。いや待て、犬でも雌犬を満足させているわけだから……ボルボックスか俺は。) サイトはすっかり自虐モードに入ってしまった。そこへ 「何をしているのですか?まさか先程ので終わりという訳ではないでしょう?」 「へ?」 見ればアンリエッタ、ベッドであられもない恰好をしているではないか。 「私を満足させてくれるまで、帰しませんよ。犬」 通常時には侮辱にしかならない言葉も、今のサイトには神の恵みだった。 「姫様バンザ―――――――イ!!」 サイトは半身をアンリエッタの割れ目にあてがう くちゅ…… 「それでは、精一杯奉仕させていただきま〜す」 サイトは半身をアンリエッタの中にいれてゆく 「ふぁ……ひゃぁぁ〜ぅ〜〜!!」 あれ?今のは……? 「アン……もしかして……初めて?」 まぁ考えてみれば、一国の姫様がそんなむにゅったりなんか出来た訳がないのだが…… 「そ、そんなこと気にしなくていいのです!好きなように……動きなさい!」 実はアンリエッタはこの時のために自分で痛み止めなどを調合していたのである。 それじゃ、お言葉に甘えて…… サイトは快楽に身をまかせ、腰を振る。 「くあぁう……ひゃっ……!!」 アンリエッタの部屋がアンの甘い声とサイトの槍をくわえる淫らな音で満たされる しかしアンリエッタも負けてはいない。サイトの半身を極上の締め付けで限界へと誘う 「サイトさん…はぁ…もう限界ですか?私より先に絶頂ったら……ふぅ」 「たら?」 ま……まさか 「処刑しますわ」 ……マジですか!? そんなこと言われても、限界は来るべきときに来るものである。 (どうする……姫様に先にイッテもらわないと、オレ死ぬぞ……。どうする……どうする……? 考えろ!俺の武器は槍だけだ……だとすれば……)

272 名前:女王アンリエッタの可憐な一日[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 15:45:39 ID:o7X27eXg 「ふふ、サイトさんもまだまだ……え!?」 アンリエッタが驚きの声を上げる。それもその筈、いきなりサイトの腰の使い方が変わりアンリエッタの弱いところを的確に攻めているのだ 「身をもって教えて差し上げます。虚無の……恐ろしさをね」 槍を持った左手の紋章が輝いている。サイトの頭に武器の使い方が次々と入ってきた。 「いや、あぁ……すごい……こんな」 わかる……わかるぞ姫様の弱点が! 「んぁ……そんな、しゅごしゅぎるぅ!!」 アンリエッタは最早ろれつがまわっていないようだ。サイトは自身の限界にむけてラストスパートをかける。 「あぁっ!そんなっ!らめぇぇっ!!」 部屋中にパンパンと派手な音が響き、アンリエッタは愉悦の波に翻弄される。 (くそっ、俺ももう限界だ……早くしないと……) 限界も近いサイトはアンリエッタの果実の先端を指で弾いた。 「ひっ!あっ!だめぇ。頭が真っ白になっちゃう。あぁぁぁぁぁっ!!」 アンリエッタが達するのと同時に、アンリエッタの中がキュウッと締め付けサイトも達してしまった。

とりあえず、サイトよりアンリエッタが先に達してしまったので、処刑はなくなり、ホッとするサイトである。 「姫様、ご満足……していただけたでしょうか……」 「そうですね」 「それじゃあ……」 「ん?何を言っているのですか?」 え?だって奉仕したら…… 「今ので1年分ですよ?あと29年分、頑張って下さいね♪」 「いゃぁぁぁ――――――!!!!」

はたして、サイトは無事に元の世界へ戻れるのだろうか?

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