ゼロの保管庫 別館

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だれでも歓迎! 編集

65 名前:でんせつのおれとでんせつのけん[sage] 投稿日:2007/05/03(木) 11:39:53 ID:A6piLjbf 伝説の使い魔、ガンダールヴの伝説の剣であるでるデルフリンガーのことでデルフ。  サイトが貴族になって色々と騎士ごっこに駆り出されるが、長い剣身のためサイトがデルフを手に持たない限り、そう簡単に持っていられるものではない。  よって性別がわからないが彼は、基本的にはルイズの部屋でお留守番である。  使いたいときに使われ、使わないときは放置される日々。  意思があるのにも関わらず、ただの物として扱われる伝説と疑いたくなる姿。  だが、六千年の前。前のガンダールヴが亡くなってからというもの。  色々なところに売られ買われ使われ捨てられてきた人生を歩んできた彼にとって、今の待遇はとてもいいほうだ。  六千年というときの中は、デルフの口に腹を立てた貴族がデルフを溶かされかけた。  処刑のときにも使われたし、魔法だけではなく多くの命を吸ってきた。  そう魔法で作られた彼はとても丈夫だった。  しかしそのお陰でボロボロになった彼は、ずっと放置されてきた。  だからこそ再びであった相棒には感謝をしていた。  今日もまた相棒と小娘が口論しているところから目をさめた。  まーた元気だねえ。  鞘に入っているので喋ることができないため、鞘の中で大きくため息を吐く。  しっかし最初に出会ったころに比べて、相棒はずいぶんたくましくなったなあ。  本人は気づいてないが、サイトは背は伸びているし筋肉もついてきた。  ガンダールヴになってなくても、同年代でサイトに殴り合いで勝てる人間はそうはいないだろう。  だが魔法が使えないサイトは、ガンダールヴにあらない限り、けしてメイジは勝てない。  デルフを手に入れてからというもの、いつ死んでもおかしくない状況は多かった。  だから運で繋ぎとめている命など、いつかは引き千切られる不安があった。

66 名前:でんせつのおれとでんせつのけん[sage] 投稿日:2007/05/03(木) 11:40:24 ID:A6piLjbf 「いいじゃない! 今日ぐらいずっと一緒にいてくれても!」 「だーかーらー。今日は話合いがあるっつってんだろ!」 「話合いっていっても、ただ雑談とお酒を飲んでいるだけじゃない!」 「う…だけど人間そういうのは必要なんだよ!」 「私と一緒にいることも必要なの!」 「二人とも!!!」  二人の声よりも大きなシェスタの声が遮り、二人は思わず黙る。 「これから部屋の掃除をしますので、とっとと勉学に励みにいってください!」 「…は、はい」 「う、わかったよ…」  髪が逆立って見えるシェスタに二人は素直に聴き、部屋から出て行った。 「まったく、そう簡単にサイトさんと二人っきりにさせるもんですか」  流石、シェスタ。サイトのことになると頭の回転速度があがる。 「デルフさん。おはようございます」  デルフの鞘を少しだけ抜き、デルフの口である柄に挨拶する。  サイトたちが出て行ったあと、シェスタがデルフに挨拶することは日常となっていた。 「おはよう。朝から相変わらず元気だねえ」 「そうですか?」 「まあやかましいといってほういいかねえ」 「あ。ごめんなさい」 「いや誤ることじゃねえ。元気でいいこった」 「はい、そうですね。それじゃあ掃除しますね」 「あいよ」  シェスタはデルフを鞘にしまうと、掃除を始めた。

67 名前:でんせつのおれとでんせつのけん[sage] 投稿日:2007/05/03(木) 11:41:04 ID:A6piLjbf  デルフはシェスタの姿を見ていると、またサイトのことを思った。  相棒がピンチなのときは、俺が不甲斐ないからじゃないか?  喋る。魔法を吸収する。使い手を動かす。魔法を自らの体につける。  どれもこれも相棒が死とのギリギリの境になって、思い出したものばかりだった。  つまりもっと早く思い出していれば、相棒は傷つくことなどなかったのではないだろうか?  …もっとなかったか。たしかもう一個ぐらいなんかった気がした。  あーなんか。頭にひっかかるんだよな。  確か似たようなものを使っているやつがいたんだよな。  しかも確か最近見た気がする。  火、水、風、土。そして虚無…。  魔法を吸収して魔法をつけられる俺に、火などを吐いたりしても意味はないし、となると虚無か?  虚無…あっぱ火吐くのほうか? いやそんだったら昔の俺は火を吐いて敵を追い払っていたはず。  もし吐いていたらそんだったら火を吐く剣として、伝説になっていたはずだしな。  それかガンダールヴはどんな武器じゃなく、火を吐く剣を持つものになっているはずだ。  そーいや、前の相棒が死んだあと俺はどうやって動いたんだ?  あいつの墓標に突き刺さっていたから、墓荒らしが来ない限り動けないはずだ。  ということは、動く虚無…あ!  あーあれか…。あれねえ。魔力がたっぷりあっても一時間そこらしか動けないからすっかり忘れていたよ。  それに俺が動いても、ぶっちゃけガンダールヴが動いたほうが、速くそして強いから意味ねえんだよなあれ。  たく、俺が作った馬鹿野郎はなに考えてあれができるようにしたんだ。  あんなん…俺も寂しいんかねえ。こんなこと思いつくなんてよ。

68 名前:でんせつのおれとでんせつのけん[sage] 投稿日:2007/05/03(木) 11:41:53 ID:A6piLjbf 「相棒。ちょっと面かせ」 「いきなりなんだよ」  ルイズの授業が終わったサイトは、今から仲間と騎士ごっこをしようとデルフをつかんだらいきなりこれだ。 「また新たに俺の力をひとつ思い出したんだよ」 「本当か!」 「ああ。結構強力なやつでな。使い手は無事だが他の安全がとれるとは言いがたいものだからな。二人でやりたい」 「でも今から訓練があるしな」 「なーに長くても一時間もねえ。ちょっと発動するのに手間がかかるだけだ」 「そっか。じゃあギーシュに適当に言ってあとから参加すっか」 「人がいないところで頼むぜ」 「わかってるよ」  ギーシュに一言二言言い、サイトがたどり着いたのは、前サイトがルイズから追い出されたときにテントを張ったところだった。  確かにここなら人は通らず、なおかつ広いためなにがあっても被害はすくないだろう。 「ここでいいか?」 「上等よ。いいか俺の言うとおりに呪文を言うんだ」 「呪文? 俺は魔法を使えないぞ」 「呪文を言わなくてもできるが、そうするとなかなか動きが悪くなるからな」 「動き? なあ何をするんだ?」 「んまあ。俺も久々すぎてどうなるのかよくわからん」 「よくわからんってアブねえじゃねえか!」 「まあどうにかなる」 「どうにかならねえよ!」 「相棒」 「な、なんだよ」 「ご主人様を守りたいんだろ?」 「…わかったよ」 「それじゃあ俺が言うとおりに言えよ」 「あいよ」  サイトは一分間に及ぶ呪文を言った。  デルフが青白い光に包まれている。 「よし、俺を地面に置け」 「っは?」 「変かもしれないが、早く置けって」  納得いかない顔で行かない顔で、サイトはデルフを地面に置く。 「よしいくぞ」  デルフがそういうと、いきなりデルフは溶けた。  ドロドロに溶けたデルフは地面に吸い込まれていった。  いきなりの状況に、サイトは呆けた。  デルフが地面に完全に吸い込まれたあと、サイトはハッと気づいた。 「お、おい! デルフ!?」  声をかけても地面は沈黙を保っていた。 「おい! こら! 出ててこいって!」  何度も声をかけても、地面は沈黙を続けた。  サイトは手で地面を掘り出した。  デルフが吸い込まれたにもかかわらず地面は硬かった。  爪に泥が入り、痛みが走ったがそれでもサイトは地面を掘る。

69 名前:でんせつのおれとでんせつのけん[sage] 投稿日:2007/05/03(木) 11:42:56 ID:A6piLjbf 「デルフ!」  ゴン!  サイトの頭にストレートパンチがクリーンヒット!  そのパンチもとい腕は、なんと地面から生えていた。 「いってえ!」  サイトは鼻にいいパンチを受けたため、思わず押さえる。 「いたた、いったいなんだよ」  地面から生えている腕に思わず驚く。 「ななななんだこれ!?」  生えている手は地面に向かって倒れ、そのまま地面を掴み取る。  よいしょっといわんばかりに、力を加えるとボコリッと地面が盛り上がった。  そのまま地面が割れて、一人の下半身土に埋まった女がでてきた。  ちなみに銀色に光る髪が乳を隠しているだけの全裸。 「ふぅー。成功だな」  土から生まれたのか生えたのかよくわからない女は、安心したのかため息を吐いた。 「な、ななな、な」 「おい相棒。鼻を押さえてなにやってるんだ」  女から出た言葉は、ついさっき地面に潜っていた剣のと同じ声。 「相棒…。相棒!? まさかデルフか?!」 「俺以外誰がいるだよ。ん、クソしくった。潜りすぎて地面からでれねえ。相棒ひっぱってくれ」  さっきからもぞもぞっとデルフは体を動かしているが、まったくそこから先体がでないらしい。  もぞもぞ動くたびに、デルフの胸と髪が揺れて、髪の隙間から乳首が見える。 「ななな! なんだよこれ!」 「なにって、これが俺の力だ」 「力って人間じゃないか!」  土からでたデルフはまるで人間だった。いや人間しかみえないといったほうがいい。  さっきまで土の中に入っていたのにひとつも汚れのない体、銀色のに輝く胸まである髪、鉛色の目、銀色の唇は確かに人間離れをしていた。  が、それらを収めた顔とくびれた体は、紛れもない人間そのものにしか見えない。  それどころか上半身しか出てない体でも、その姿をみれば町で歩けば、誰もが振り迎えるほどの美女と断言できる。  それに、それにだ。胸なんてシェスタ並み。いやよく見ればそれすら越えているほどの大きさ。さっきから上下左右とゆれすぎだ。

70 名前:でんせつのおれとでんせつのけん[sage] 投稿日:2007/05/03(木) 11:43:51 ID:A6piLjbf 「虚無の力だ。土の力を使って肉体を作るんだよ」  そういってデルフは右手をサイトに差し出す。  ひとつ動作をするだけで、胸はまたゆっさゆっさと揺れて、サイトを魅了する。  サイトはゴクリッと生唾を飲み、ハッと気づいたように顔を左右に振る。  こいつはデルフだ! そう、ただのデルフがちょっと女にになっただけだ! 「どうしたんだ? ほら早く引っ張ってくれ」 「そのまえに、その胸をどうにかしろ!」  そうだ! その胸は反則ですよデルフさん! 「別にいいじゃねえか。胸や一つや二つぐらい。はやくしろって、時間がねえ」  さらにデフルはサイトに腕を突き出す。  う、く、とサイトは唸り、おっかなびっくりながらも手を取る。  うわ、細い…。  ちょっとでも力を加えるだけでも千切れてしまいそうな細い手首に思わず驚く。 「いくぞー」 「おう、とっととひっぱってくれ」  千切れそうな手に不安を持ちながら、サイトは力を加える。  デルフも逆の手を地面に押して体を引っ張る。  徐々にデルフの体が地面から出てくる。  …あー本当に人間が土から生まれたように見える。……まてよこのまま引っ張ると?  ようやく腰まで引っ張ってきたサイトが、あることに気づいて思わず手を離した。 「あ、馬鹿! 手を急に離すな!」  急に手を離されてことと、腰が土から完全に抜けたことでいっきにデルフは地面から出た。  そしてサイトの顔へと唇へと、デルフの頭が襲い掛かった。  ゴン!!  さっきよりも大きい音がした。 「いってええええ!!」  サイトは鼻を押さえて体を転がろうとしたが、体が動かないので首を振った。 「急に手を離すからだろうが!」 「そのまま手を繋いでいたら、お前の下半身を直視するだろうが! あああー! いってえええええ!」  のた打ち回るサイトにデルフはため息を吐くと、サイトの頭をつかんだ。  細くて柔らかな感触に思わず、サイトは動くをやめる。

71 名前:でんせつのおれとでんせつのけん[sage] 投稿日:2007/05/03(木) 11:44:26 ID:A6piLjbf 「動くなほら手をどけな」 「あ、ああ」  やんわりとした声に素直にサイトは従う。 「うわ、鼻血でてるじゃないか。たくしゃねえな」 「誰のせいだよ…てかお前、俺にのっかてんじゃねえ!」  サイトに一撃を喰らわせたデルフは、そのままサイトの体に乗っかっていた。  サイトの鼻をみるため上半身を少し浮かしているだけで、巨大な胸はサイトの胸元に押さえつけていた。 「暴れるなって、たく血をとらないとな…」  とはいっても、両手をサイトの頭をホールドしているし全裸な彼、もとい彼女は鼻血を拭くすべはない。 「…しょうがねえな」  デルフはサイトの顔に自分の顔を近づける。  それにともない胸がさらにサイトの体に押されていく。  うわーい。すっごいやわらかーい。  前にシェスタに胸を腕に押さえつけられたときよりも、柔らかい感触が徐々に体に染み込んでいく。  なんせ服というものは自分しか着けてないため、直接押し付けられる胸の弾力は半端ない。  デルフの熱い息が顔にかかり、サイトはぶつかったときの鼻血じゃない鼻血がでてくるのがわかる。  銀色の唇がサイトの鼻血に触れると吸い上げた。  唇からでた舌が鼻の中に入り、鼻血をとろうとかき回す。 「お前なにを?!」  デルフは唇を離すと、なにをいってるんだっていう表情で、 「鼻血をとってるんだよ」  また血を舐めようとサイトの顔に顔を近づける。 「だからって何でなめるだ!」  不満そうにデルフは眉をひそめる。 「ほかに鼻血を拭くものがないからだ。ほら、まだ血がついているから動くなよ」 「おいこ、んあ!」  また再びデルフはサイトの血をなめる。  ペチャペチャッと舐める音だけが続く。  しばらくしてようやくサイトも今の状況に慣れたのか、鼻血はいつのまにか止まっていた。  頬も鼻の穴まで舐められたせいか、サイトの目は涙目だった。  もう散々やめてくれといっても、全然やめてくれないので静かにまっていたが辛かった。  自分の下半身が盛り上がっているのもわかるし、何より胸が犯則すぎだった。  デルフはサイトから顔を離すと、サイトは名残惜しかったがホッとした顔をする。

72 名前:でんせつのおれとでんせつのけん[sage] 投稿日:2007/05/03(木) 11:44:58 ID:A6piLjbf 「ようやく終わったか」 「いやまだだ」  へ? という声を出すこともできずに、サイトは唇を塞がれた。  舌がサイトの唇を嘗め回し、そして無理やり唇の中へと入っていった。 「んー!!」  サイトも抵抗として口を塞ぐ。が、顎を手につかまれそのまま無理やり引っ張られた。  開いた口に容赦なく舌が滑り込み、サイトの舌を嘗め回す。  体を動かしても、デルフの力によって動かせずになすがままに、デルフの舌がサイトを狂わせる。  さっきまで自分の血を吸った舌は、鉄の味と唾液を口に広げていく。  デルフは唇をサイトから離すと、コクリッと唾液を飲んだ。  サイトも飲み、頬を赤く染め息を荒くする。  ルイズにしてきたキッスよりも、それは深くそして気持ちがよかった。  だけども相手はデルフ…。  そう思うとサイトはきつい目で、デルフを睨めつける。 「な、なにしてんだよ!」 「どうしてこの体になったとおもう?」 「っは? わかるわけねえだろ?!」 「この体は男であるガンダールヴが、侵入できないところに入るための姿だ。 だからガンダールヴよりも力が劣るし、この姿を維持できる時間も少ねえ。 それよりも完璧な肉体はそんなことを必要ねえ。だから本来これは―――」  またでデルフはサイトの唇を奪った。  しかし今度はただ唇を触れただけのキッス。 「こういうためにあるんだよ」  サイトは思わず体をビクつかせる。  サイトは頭を上げて自分の下半身をみる。  デルフの乳のせいで見づらいが、そこにはデルフによってさらけ出した自分の肉棒があった。

73 名前:でんせつのおれとでんせつのけん[sage] 投稿日:2007/05/03(木) 11:45:54 ID:A6piLjbf 「おま―――」 「お前はこれでも舐めとけ」  サイトの顔にあの胸が襲い掛かる。  デルフはサイトの肉棒をおもっきし上へと擦った。  デルフが飛ばされるかと思うほど、サイトは体をビクつかせる。  サイトは押さえつける胸の感触と擦られた肉棒に混乱する。  デルフは肉棒を擦り始め、胸をさらにサイトを押しつぶす。  そしてとうとう、サイトはこの快楽にとうとう理性が切れた。  サイトはもさぼり食う様に、デルフの胸を舐め始めた。  ぞぞっとデルフは自分の胸が舐められ、背筋に快楽が襲い掛かる。  ニヤリッと唇を深く歪め、肉棒をよりいっそう深く速く強く上下に擦った。  デルフは片手でサイトの頭を押さえていたが、それをやめ片手で擦りもう片方で亀頭をいじった。  カリを親指でなでまわし、肉棒の口を開いたり閉じたりいじくりまわす。  サイトも負けじと、両方の乳首を口に含み吸い上げ、甘くかみ始める。  両手で胸を強く擦り合わせる。持ち上げる。もみ始める。  デルフは上半身を持ち上げ、サイトから胸を取り上げる。  なんだよって反論しようとしたが、次の快楽に口を塞ぐ。 「ん!」 「我慢しろよ」  デルフの胸がサイトの肉棒を被さった。  サイトの肉棒は限界だといわんばかりに、振るえて先から白い玉を作っている。  デルフは胸を両腕で挟み、そのまま上下に動かした。  手とは比べ物にもならない柔らかさと肉厚がサイトの肉棒をいじる。 「なぁ! やっばいって!」 「しょうがねえな。口にだせよ?」  両腕を離して、おもむろに口を肉棒へ入れる。  二、三度したで舐めたところで、 「で、出る!」  ビクリビクリッと肉棒が振るえ、精子をデルフの口に出す。  デルフは肉棒を離すどころか、さらにふかく肉棒を口の中に押し込み、精子をしぼろうと舌を這わす。  ようやく精子が納まったところでゆっくりと肉棒を離していく。  口いっぱいに精子をほおばったデルフは、こくりと喉を鳴らして精子を飲み干した。  銀色の唇から赤い舌がちょろちょろと精子を舐めるすがたは、官能的でサイトの肉棒を再び蘇らせるには十分だった。  大きくなるのを確認したデルフは、また深く唇を歪ませる。

74 名前:でんせつのおれとでんせつのけん[sage] 投稿日:2007/05/03(木) 11:46:39 ID:A6piLjbf 「今度は俺をいかしくれよ」  いつも聞いてきたデルフの声。  だけどサイトにとってその声はもう、淫乱で官能的な女しか聞こえなかった。  デルフは腰を浮かすと、とろりとした液体がデルフのから落ちた。  秘所をサイトの肉棒に近づけた。 「いれてくれよ」  サイトはデルフの腰をつかむと、ゆっくりとデルフを自分の体に近づけた。  デルフの秘所と自分の肉棒が触れ、思わずいきそうになるのを我慢し、近づける。  ずぶずずずっとデルフの体に肉棒が刺さっていく。  そして完全に刺さったときには、デルフは頬を赤く染め息を荒くしていた。 「は、激しく。頼むぜ、相棒…!」  サイトは腰を振った。 「んぁあ!!」  デルフも負けずと力を加え、肉棒を締め付ける。  サイトはデルフの背中に手を回し、デルフの体をこちらに傾け、胸を舐め回す。 「ん、あぁ! 胸をなめ、るな!」  それでもかまわずサイトは胸を舐め、乳首を噛む。  舐める。噛む。振る。ただそれだけなのに、デルフは声を上げさらに締め付ける。  サイトは腰にいっていた手をずらし、デルフのお尻這いずりまわしていた指を肛門に突っ込む。  思ってもいなかったサイトの攻撃に、デルフは身震いをする。 「そこ、違う、ぞ! おい! や、やんぁ! やめぇ、ろ!」  それでもサイトはやめずに、尻の穴をかき回す。 「やめ! いく、いく、いくぅ!!」 「俺も、い、いくぞ!」  ドクドクッとデルフに精子が注ぎ込まれた。

75 名前:でんせつのおれとでんせつのけん[sage] 投稿日:2007/05/03(木) 11:47:27 ID:A6piLjbf 「どうだった相棒?」 「…俺なにやってんだ…」  体育すわりでサイトは渦埋まっていた。  そこの横には美人のデルフではなく、元の剣をしたデルフがいた。 「ああ。中にだしても、俺は剣だから妊娠しないから安心しろ」 「そうじゃねえだろ…だいたいなんでこんなことになってるんだよ」 「ん? お前が好きだからだ」 「な! お前好きって、剣だろう?!」 「それでも好きなんだよ。いいだろ?」 「…お前女だったのか?」 「いんや。男も女もできるぞ」 「………魔法は怖い」 「いんや、魔法よりももっと怖いものを教えてやろうか?」 「なんだよそれ」 「後ろを振り向いてみろ」 「っは?」  後ろを振り向くとそこには――― 「ごごごごご主人様!!!?? しししししシェスタ!!!??」  髪は逆立ち、眉間に深いシワを作り、頬は怒りでヒクヒクと動かし、血管が浮き出しているルイズがいた。  にこにこっと普段と変わらない笑顔を作り、後ろにはどす黒いオーラを出しているシェスタがいた。  たっぷり長い詠唱のルイズが得意とする炎の虚無。  くたばりやがれといわんばかりに、クレイムのように低くく静かに詠唱している。  魔法が使えないだけど自らの肉体には自身がある。  目を閉じて、深く息を吸い、深く息を吐く。全身を脱力して、手を天へ振り被り、目を開く。  ルイズは杖を大きく振りかぶり、口を大きく開いて、  シェスタはにっこりと微笑み、口を大きく開いて、 「っこんの、ばっか犬!!!!!!!」 「っこんの、浮気もの!!!!!!!」  ばっちーん!  まずはじめにシェスタのビンタで、サイトは空を舞う。  そしてすかさず杖を振り落とす。  どっこーん!  ルイズがエクスプロードが大爆発した。 「タマヤー」  とのんきなデルフの声とどこか遠くに吹き飛ばされるサイトは、夕暮れの太陽とともに消えていった。

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