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◆CSTs7hoBww   358 名前:夢の中で ◆CSTs7hoBww [sage] 投稿日:2007/08/25(土) 00:43:48 ID:fDycswp5 アニメ双月の騎士第一話の描写とか色々と逆だったら。if物?かどうかは…不明です。

バロロロロ……

辺り一帯に轟音と砂埃が巻き上がり零戦はゆっくりと確実に速度を上げていった。 零戦の乗り手、平賀才人の視線はただ真っ直ぐに空に浮かぶ双月を見つめていた。

少しずつ、轟音とスピードが上がっていく。 その轟音はルイズの耳に届いていたが、心の中はどんな音も光も寄せ付けなかった。 目の前で起こりつつある「現実」から逃避するように。

零戦のスピードは飛び立つ速度にするためどんどん上がっていく。 その姿が小さくなる度、ルイズの胸は締め付けられていく。 比喩などではなく、立つのもやっとなくらいだ。 つまり、今回の零戦の出発は敵艦を攻撃するためでも、村を守るためでもない。 使い魔を乗せ、彼が元いた世界であろう場所に帰るために飛んだのだ。

ゆっくり…ゆっくり…零戦の姿は小さくなっていく。 先ほどとは比較にならないほど、その姿は米粒のようになり もはやその物体が飛竜なのかどうかすら分からないほどだ。 心を閉ざしていた彼女であったが、聞こえていた轟音、目を開けるのも困難な砂塵。 それらが全て無くなり、静かに、優しくそよ風が彼女を撫ぜた。

空に浮かぶ双月は零戦を待ち受けていたかのようにゆっくりと侵食を始めていった。 空中にあった姿はもう米粒ほども無いだろうか。それでもまだこの世界にいるであろう使い魔を… いや、今まで認めなかった「好きな」使い魔を見続けていた。 双月の侵食は進み、辺りは大分薄暗くなってきた。 この侵食の規模なら才人はもう行ってしまったのだろう。 そう思った瞬間、自分の意図に反して喉が声を絞り出した。

「サイトッ!!」 「んなっ!?ど、どうした!?」

二人とも、ベッド上でのしばしの呆然。 そりゃそうである。片方はいなくなったと思った相手が目の前にいる。 片方は寝ている最中にいきなり大声で名前を呼ばれる。 これで普通に返事をするってほうが無理だろう。 ルイズは才人を見つめている。口をあけたまま。 才人はルイズを見つめている。おろおろしながら。

こ、こここここの犬は!この犬は私の夢の中で何してくれてんのよっ!? しかも私に恥をかかすとはいいいいい、良い度胸してるじゃない!!

いつものような、才人への責任転嫁。 一気に頭に血が上ったルイズだったが、その熱は一気に頬へと伝った。 自分でも何が起きたのか分からない。才人はただおろおろしているばかり。 流石にこういった時にガンダールヴとしての力は発揮されない訳で…

一呼吸置いて、自分が泣いているのだと自覚した。 自覚したところで止められる訳も無い。 才人に責任転嫁したまま……その矛先をぶつける。

「ばかぁ…えぐっ…ばかばかばか……ぐずっ…どこにもいかないでよぉ……」

ぽすぽすと力なく才人の胸が叩かれた。 自分がほんの少し力を入れてしまえば折れてしまいそうなくらい華奢な、そして愛おしい手。 その手をぎゅっと握り、優しく自分の胸へ招いた。 親にあやされる子供のように、ゆっくりと背中に手を廻し顔を胸に埋めた。 才人はぼんやりと、柔らかな桃色の髪の上をどこまでも優しく撫でていると 落ち着いたのだろう、先ほどとは違い肩の上下が穏やかになっていた。

359 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/08/25(土) 00:44:43 ID:fDycswp5 「…大丈夫、か?」 「……ん」 「もう寝れるか?」 「……もうちょっと、このままでいて」

しかし、現状の才人の体勢はかなり腰に来るのである。 何せ、ルイズをあやすためになるべく最初の状態を保持しようとしたからである。 日本にいた時分ではこんなシチュエーションがまさか時分に訪れる等とは思っておらず ぶっちゃけ、腰が痛いからまだかなーと読者諸君からすればぶん殴りたい動機から寝させようとしたのだ。

と、まぁいくらこんなシチュエーションを想像していなかったとはいえ 一度はしてみたい、そんな体勢を思い浮かんだのだ。

「なぁ…ルイズ」 「…何よ」 「ちょっといいかな?」

先ほどとは打って変わってやや怪訝な表情をしたルイズだったが、すぐに才人が何をするのかを理解した。 ルイズだってちょっとした恋愛小説を読んでいつかは…と思った行為。 そう、腕まくらである。

ルイズは片方の手を才人の背中に廻し、才人の左手は首の下へ。 もう片方の腕は頭を包み込み、撫でれるように… この体勢だと、二人とも向かい合うように寝ているのでルイズは右手が窮屈だった。 しかし、そんな事が気にならないくらい心は満ち足りていた。

以前感じた、「好き【かもしれない】男の子にぎゅっとされるのはとてもキモチイイ」を今再び感じている。 しかし実際には【かもしれない】はもう消えてしまっていることに気づいている。 だが、プライドという薄く脆い、しかしルイズにとっては壊す事は容易ではない殻のおかげで その気持ちを才人に伝えようとすることが出来ずにいたし、今も躊躇している。

一方、隣の幸せ者はお隣さんのそんな心情の一部でも理解できるはずもなく 自分の好きな女の子の頭を撫でるという行為にふけっていた。 左腕から伝わってくる規則正しい心拍、体温、肌の柔らかさ。 右手から伝わってくる柔らかい髪の毛の感触。 いくら一線を越えた仲とは言え、このような場面は今回が初めてなので舞い上がってしまっている。 ひとしきりその感触を堪能させた右腕を元あるべき場所へ戻すと、そこにあったのは小さな手だった。 しっかりと握り合う事は右手と右手なため出来なかったが二人の距離を近づけるには十分すぎる接触だった。 少しだけ、ほんの少しだけ自分より大きな手を強く握り返し、それを皮切りにルイズは口を開いた。

「…私ね、さっき凄い怖い夢を見たの。大切な人がどこか手の届かないとこに行っちゃう…そんな夢。  これは夢なのよ、って自分に言い聞かせられないくらい…違うわ、いつか来る本当の事かもしれないの。  それなのに私ってば、見てるだけ。もう二度と会えないかもしれないっていうのにね…  本当に、そこで最後だと思ったら…」

360 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/08/25(土) 00:45:13 ID:fDycswp5 しっかしまー…なんて目で見てくれるんですか…この子… 潤んでる、上目遣い、声が震えてる。 あぁ、ちくしょう。これ麻雀なら何だ?役満か?ハネ満か?流れマンガンか?

完全に思考が止まった頭が捕らえたのは少しだけ突き出たルイズの唇。 その瞬間本能が理性を上回り、気づいたらその可憐な唇を自らので覆っていた。 ルイズは嫌がる素振りを見せる所か、むしろハムハムしてくる。 ハムハムですよ!奥さん!と誰も居ない空間に一人突っ込むほどのテンション具合。

少しずつ、少しずつ大胆になっていく二人。 最初は息遣いしか聞こえなかったが、今ではその息遣いの中に水音が混じる。 啄ばむ様なキスから貪る様なキスへ。 先ほどのプライドなど、自分ではその強度が分からないがきっかけさえあれば硝子より脆い。 最もその「きっかけ」さえも自分でさえ気づかなかったか、見逃していたのだが……

双月の柔らかな光が見届ける中、その真逆を行くかのように行為の激しさは止まることを知らない。 才人は物足りなくなり、より密着を求めるようにルイズを抱きかかえた。 それでも飽き足らず、横向きの自分の体を仰向けにし己の胸に彼女を乗せた。 こうすることにより重力が二人をより引き合わせ、決して重い訳ではないが 心配なほど軽すぎる訳でもない重さが今こうして繋がっている事を才人に認識させた。

ちゅっ…んむっ………はぁ…

「…ね、ねぇサイト」 「ん、どうした?」 「い、今…私、上に乗ってるけど…その…」 「もしかして…イヤ…だったか?ゴ、ゴメン!」 「そ、そそうじゃないの!その…だから……」

恋愛感情で生まれた頬の上気とはまた…別の、才人には判別出来なかったが羞恥の上気だった。 お、重くないか…しら…と、顔を真っ赤にしながらようやく口から出てきた言葉の可愛らしさに 返事を返す代わりに唇を塞いだ。ルイズは一瞬目を見開いたがすぐにまどろみ目を瞑った。

ここで、一つだけ確認しておこう。 平賀才人、彼…と呼ぶくらいなのだから男だ。 皆さんに問いたい。この状況下で場所は伏せるが荒れ狂わない男はいないのだろうか? もちろん100人いたら100人がそうではないだろう、だが彼は…マジョリティに分類された。

ゴリッ。 んむっ…?はむっ、何かしら…これ…? かったい…硬い……わね… あら?…ぅむっ…もっとしてほしいんだけど……なんか動き悪い…わね。

ピンクの靄がかかったルイズの頭と経験不足では「硬い何か」としか認識出来なかった訳で。 当然、人間の体に「硬い何か」が生えていれば確認したくなる訳で。 瞼を開けると、当然目の前には使い魔が居るわけなのだが… その顔は…とても複雑だった。なぜかしら?と少しだけ靄が晴れた頭で考えた。 考えると同時に、手を硬い何かがあった場所へ持っていく事を思い出した。 思い出し、手を動かそうと思い視線を動かし…テントに目が止まった。

361 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/08/25(土) 00:45:46 ID:fDycswp5 いくら鈍感なルイズでも分かるソレ。 既にする事はしてしまっている。さっきのが何を意味するのかも今更だがようやく分かった。

「コホンッ…ね、ねぇサイト?」 「は、はいでしゅ」

声が裏返りそうになりつつモグラに変化。 いくら初めてを済ませたからといって、今のルイズの顔を見れば怒られると勘違いするのも無理はない。 顔の全てが見れる訳ではないが、輪郭まで真っ赤になっているように見える。 本能は本能でも防衛本能が働いてしまうのは…今までのルイズの行動からして無理も無い。

尚、今のルイズは才人のソレに触れたから限界まで真っ赤になっているのではない。 今頭の中でリフレインしているのはシエスタからの贈り物。そう、第二章がすごいらしいアイツ。 「バタフライ伯爵夫人の優雅な一日」 第二章248ページ8行目から251ページの3行目まで。

ええと、夫人様はわわわざと騎士のそのその下半身に飲み物をかけちゃちゃ、ちゃって お詫びにとかいいいいい言いくるめて、服を脱がしちゃって……そんでそんでそんでそんでぇぇぇ… わわわわわわわ私がするの?その…ここここれを?

どうも、あまりの緊張具合に口を完全に閉じて頭の中で自問するということが出来ず 所々の会話が聞かれてしまった様子だが…才人は気が気ではない。 何せブツブツ言い始めたと思ったら「かけちゃう」だの「言いくるめる」だの どう幸せ回路を発動させても悪い方向へしか進まない単語しか聞き取れなかったのだ。 一体全体何をどう調理されるのか…才人のモグラ化は依然進行中であった。

実際に経過した時間は、こちらの言い方で言えば1分も経っていない。 しかし二人にとっての時間の感じ方はどうだっただろう。 一方は、オーバーヒート気味の頭での脳内会議。 片や、いつ処刑されるか分からない恐怖と共に。 ……片方のそれは単なる杞憂にしか過ぎないのだが。 また、男の性とは悲しい物で30秒程度何の刺激も与えられなかったが それ以前に与えられた刺激が強すぎたため、それは萎える事の無かった。

「……ぃ」 「…へ?」 「ここここここれを脱ぎなさいっていってんの!」

一体?何のために?モグラ化した頭では、というより普段のルイズを考えれば何をするか分からなかった。 だが、逆らったら何をされるか分からない。 羞恥と恐怖を天秤にかければ……恐怖の方が重い。 しぶしぶと、ベッドに寝ながら脱ぐが下では愚息が大暴れしてるため脱ぐのに手間取ってしまった。 脱げば当然…それが天を向くわけで。 それを見てルイズはまた脳内会議を繰り広げてしまう。

ここ、こんなのが私の中に…入ったの…? そそそんで、こここここれを…私が…?

何のためにか、始祖ブリミルよ…と一言。 エロの為にまでブリミルの名を使うとは何とも…… 一体全体、使われた当人はどう思うのだろうか? 意を決して、目を瞑りそそり立つそれを咥える。 いや、咥えると表現するのは優しすぎた。つまり、噛んだ。

絶叫。

「ぎゃあああああああああああああ、ストップストップストップ!!!!」

想像して…頂かなくて結構だろう、本気ではないにしろアレが噛まれた時の事なぞ… 噛まれた本人はしてもらった行為よりも痛さにビックリしている。 噛んだ本人は何が何やら…怒るのも忘れてうずくまった才人をぽかんと見つめている。

362 名前:夢の中で ◆CSTs7hoBww [sage] 投稿日:2007/08/25(土) 00:46:42 ID:fDycswp5 しまった、タイトルと鳥が外れてました・・・

「あのさ……ルイズ」 「あ、あによ」 「その……してくれる事に対しては嬉しいんだけど…その…噛まないでくれないか?」 「??噛んだら痛いの?」

あぁ、一体この可愛いルイズに誰がこんな行為を教え込んだんだろう。 教えるのは結構だが、扱い方についても仕込んでおいて欲しいものだ…と思いながらもその誰かに感謝した。 とりあえず、噛む事はやめてくれ。とだけ痛みに耐えながら切に訴えた背中が悲しさに満ちていた。

「じゃ、じゃあどうすればいいのよ?」 「う、うーん……何言っても怒らない…よな?」 「お、怒るわけないじゃない!私がいつも怒ってるみたいに言わないで!」

それはどうなんですか?ルイズさんと自問しつつも口には出さず 舐めて欲しい、とだけ簡単にリクエスト。

「じゃ、じゃあ行くわよ…」

ぺろっ …しょっぱい味…かしら? ぺろっ …分かんない。けどイヤな感じはしないから…大丈夫かしらね。 でもまどろっこしいわね。夫人様は…咥えてた訳だし…でもどうしようかしら。 まぁいいわね、どうにかなるわよ。

ぱくっ。 一瞬、才人に先ほどの激痛が浮かんだが、それは無かった。 変わりに襲ったのはほんのりとした温もり…だったが 次の瞬間にはぺろぺろとルイズの舌攻め。 もちろん、今回が初めてな為上手い人と比べたら稚拙な物であったが 同様に才人も初めてであるが故、今までとは違う快感に戸惑っている。 稚拙なりにも、懸命に舌を動かしそれがたまに良い具合の所に当たって…良い。 あっという間に上り詰めてしまう。

そんな事は露知らずこちらは一心不乱に舐め続ける。

夫人様は大胆に〜とか言ってたけど…勝手が分からないものね。 上下だとか内壁だとか回転殺しとか…また勉強しなおしかしら。

こんな時に持ち前の集中力を発揮してしまっては才人の呼びかけにすぐさま反応出来るわけも無く… 口内に放たれてからもすぐにはそれが何だか理解できずに舐めていたが… 気づいた時にもそれを一向に嫌悪しなかったためとりあえず飲んでみた。

意外と…おいし…いや、にがっ。飲めない事は無いけど…

想像していた味とは違ったがこれが癖になる味なのかしら、と一人納得する。

363 名前:夢の中で ◆CSTs7hoBww [sage] 投稿日:2007/08/25(土) 00:47:13 ID:fDycswp5 「お、お前…飲んじゃった…の?まずくなかったのか?」 「うーん…わかんないわ。でも…」 「でも?」 「なんかこう…身体が熱い…のかしら。何か暑いわ。」 「………じゃあ、冷まさないとなぁ…そうだよなぁ…」

才人は半ば朦朧とした意識で、ルイズの服を脱がす。 服と言っても、普段寝るためのネグリジェ一枚。下着なんて着けていない。 あまりの早業に抵抗すら忘れてしまいされるがままのルイズ。 流石に、これからの行為については抵抗の色を見せる。 というのも、下腹部の方へ頭を持っていこうとしている訳で。

「ああああああんた!!何してんのよっ!!」 「いや……その暑いっていうからさ…そのね…」 「暑いのは暑いけど…だから何で裸にされてそっちに行くのよっ!」

返答は快感。 この間の行為も最後のほうは気持ち良かったが、これも気持ち良い。 ぶっ飛ぶ程の刺激ではなかったが、抗う気を削ぐには十分すぎる快感だった。 最も、抗った所で男の腕力に勝てる訳は無いのだが。

ぺろっ 「っ…!」 れろれろ 「んふっ…」

我慢できたのはここまで。 ここから先の攻めには我慢なぞ出来る訳も無く。

「あっ…良い…」 「ひっ…ダメッ…そこ…いぃ…」 「あぁぁっ!ダメッ!何かっダメっ!」 「ひぐっ!ダメだってぇ!サイトぉっ!やぁっ!」

シーツがルイズに本日最大のしわを残した後、ぐったりと果ててしまった。 しかし…片方は既に臨戦態勢、というより限界がもう目の前にある状態。 呼びかけても、恍惚とした表情を浮かべたまま視線をこちらに向けるのみ。

「そのー…るいずさーん…」 「なによぅ……」 「しません…か?こんな状況なんですけど…」 「………痛くしなかったら…いいわよ」

最後の方は蚊が飛ぶような声と真っ赤なお顔。だけども見逃す才人さんじゃございませんで。 それじゃあ…と優しく才人のそれをルイズにあてがい、ゆっくりゆっくり…

「っ…」 「い、痛いか?」 「前ほどじゃないわ…もうちょっと大丈夫よ」 「その、痛かったら言ってくれ」

才人の優しさに心打たれかけたが、それは快感に打ち消されかけてしまった。 挿れはじめの最初こそ、ちょっとした鋭痛で顔をやや歪めたがすぐに快感で更に歪まされることとなった。 ずっ……ずっ……ずっ……

これってこんなにキモチよかったかしら… 前の時はあんなに痛かったのに… どうしよう…これちょっとイイかも…

364 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/08/25(土) 00:47:49 ID:fDycswp5 「っとぉ…」 「ゴメン!痛かったか?」 「ううん、もっとぉ…動いても…」

こんな事を囁かれた日には、世の男性方は一発でKOだろう。 事、種馬の二つ名を持つ才人にとっては目の前にぶら下げられたニンジンのようなものだ。 先ほどよりはリズミカルに腰を打ち付け始める。 明らかに痛みとは違う感覚で顔を歪ませるルイズ、それに才人もだ。

ずちゅっ…ずっ…ずちゅっ…

先ほどより大分大きい水音と二人の荒い吐息が部屋を埋め尽くす。 どれほどこうしていただろうか。 目が合えば唇を重ねあい、背中に腕を廻し、吐息と唾液を交わらせる。

どうしよう…これ…すっごいイイかも…… ふふっ、才人ったらあんな真剣な顔しちゃって… ん……またキスかぁ…でもこれもイイ…かも…

どこか冷静な頭で考えられるルイズ。 才人の頭の中は…まぁ皆さんでも想像がつきやすいと思う。 おそらく、才人の必死さが逆にルイズに冷静さを与える事になったのだろう。

その冷静さも、時が経つにつれてどんどん崩れていく。 徐々に腰の動きが早まると才人の表情を見る余裕がぶっ飛んでいく。

「ね、ねっ、サイトっ、早っ、早いっ」 「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」 「サイトっ、あんっ、聞いてるっの?んぅっ!」 「ルイズっ!ルイズっ!」 「んあっ!人の話を、はぁっ、聞き、あんっ!」

最後の声を発する前に、更に腰の動きが激しくなった。 ルイズは快感に流されぬようにしっかりと目を瞑り、更に強く才人に抱きついた。 もう、才人はルイズを穢す事しか頭にはないのだろう。 最初の優しかった才人はもうここにはいない。 だが、ルイズはそれを嫌だとは思わない。むしろ、喜びさえ感じる。

365 名前:夢の中で ◆CSTs7hoBww [sage] 投稿日:2007/08/25(土) 00:48:19 ID:fDycswp5

「サイ…トっ!もう、だめぇっ!」

その声は果たして才人に届いたのだろうか? 水音は激しくなるばかり、才人の限界も近いのだろう。

「んあぁぁぁぁぁぁっ!」 「……っ!」

ほぼ同時に果ててしまったルイズと才人。 才人はそのまま疲れ果ててしまったのか、己を抜き、ルイズを抱きかかえると すやすやと眠り始めてしまった。ヤるだけヤったら放置か、お前は。 ルイズは、ぼんやりと下腹部の違和感と温もりを感じ一人悦に入っていた。

…ふふっ、また中に出されちゃった… 私、中で出していいなんて言ってないんだけどなぁ… これは犬に責任とって貰うべき…よね?

才人とのいつになるか分からない結婚式の想像をしながら勝手に盛り上がったが 先ほどの疲れか、すぐにまどろみ始め才人の胸を枕に夢の中の結婚式へと誘われた…

チュンチュン…

なんだ?下のほうが…変だな。 いつも見たく…朝立ち…か?いや、でも何かおかしいぞ。

普段の朝とは別の違和感を覚え目を覚ますと 隣で寝ていたルイズは既に起きていて…こっちをニヤニヤ見ている。 ルイズの左手は自分のその…朝立ち部分へと伸びている。

ええっと、るいずサンっ!?アナタ、その手は一体どこニギってらっしゃるンデスカ?

「ね〜ぇ…さいとぉ?」 「は、はひっ!?」 「今日…虚無の曜日なんだけどぉ…どうするぅ…?」

どうするもこうするもないじゃないですかっ、と言わんばかりに朝っぱらから…

尚、キュルケに言われるまで自分がサイレントの魔法をかけるのを忘れていたルイズだった 〜end〜   一覧へ戻る