※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

517 名前:アンリエッタ×サイト(予告)[sage] 投稿日:2006/09/02(土) 23:27:10 ID:F/Xd8xuX 「今日はありがとう…」 「いいえ、俺も楽しかったです」 夕暮れ時。人々の別れの挨拶と夕餉(ゆうげ)の香りが漂う街に、訳ありのカップルが今別れを告げた所である。 ボーイッシュな服装に身を包んだ彼女の正体は、女王。 それに対峙しているのは異世界の使い魔。

二回目があるなんて思わなかった。 サイトは思う。わざわざルイズの目を盗んで寄越した手紙だ。内容は薄々感づいていた。 またお会いしましょう。 その約束を果たさせたのは彼女の手紙。こちらも此処に来るまでは命がけで、何度ルイズに殺されかけたかは覚えていない。用を言わずに出ていくのは本能的に逢い引きと感じたのだろう。五体満足で来た事は奇跡だ。 一日だけのカップル。 恋人の死はサイト自身が目撃している。この女性をサイトは置き去りには出来なかった。 そしてお互い命を賭けた二回目のデート。彼女の幸せそうな顔に、何度か涙腺が緩みそうになった。 彼女の苦悩は分からないが、少しでもこの顔に笑顔が戻るなら… そう思っていたら一日はあっという間に過ぎ、別れの時に至る。 「次は…ないかもしれませんね…」 「そん時は俺を呼んでください(命がけで)。直ぐに飛んでいきますから」 「サイト…」

518 名前:アンリエッタ×サイト(予告)[sage] 投稿日:2006/09/02(土) 23:29:56 ID:F/Xd8xuX 「少しだけ…目を瞑っていて…」 「あ…はい」 何をするかはベタなので言わないが、そっと顔を近付けたその時だった。 「おーい!大変だ!橋が落ちたぞ!」 「あれじゃ王宮に行けねぇ!」 「魔法学院の方もだ!」 「「ええ!」」

「また…ですね」 「また…ですわ」 上記の説明的な市民の発言により何が起きたか。

単刀直入に言う。

帰れなくなった。 宿を取った。 予想外にお互い路銀が少なかったので同室になった。

以上。 「すみません…相部屋で…」 「いや、俺は構いませんけど…」 全く二人きりの空間になると会話が続かないのは分かっていた。 デートの合間も身分を隠す意味もあって人混みに紛れていたのだ。

この空間はサイトにとって未知の領域と言っても良い。 ダブルベッド。 風呂付きの部屋。 女性と二人きり。 沸騰しそうなまでに赤らんでいるお互いの顔。

これはマズイ。 本能でそう悟ると必死に理性を総動員していく。隣に座る彼女の顔見れない。 「あの…」 「何ですか?」 「ベッド…」 一番避けたかった話題。

次いで出た「女王陛下」の言葉。

「一緒に寝ても良いですか?」

ごめん続きはまた今度…他のSSも引き受けちゃってorz ハッキリいって>>501のアンリエッタ作品に見劣りする。自分でそう思う。 二流でもよければ今度続きを書いたときに読んでくれ…では!