※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

344 名前: 目覚め(1/6) [sage] 投稿日: 2007/12/27(木) 04:28:38 ID:f/+EaLjV 10巻108頁付近より

「出ろ、サイト」  空に二つの月が輝きだした頃、銃士隊長アニエスは牢に来るなりサイトの喉元に剣を 突きつけて言い放った。  時間も時間な為、一緒に居たギーシュを始めとする数人の水精霊騎士隊のメンバー やルイズは既に寝息を立てており、起きているのは色々と考えて眠れなかったサイトのみ であった。 「……」  サイトは促されるままに立ち上がり牢を出ると、アニエスから杯を渡された。  素直に受け取り飲み乾すと、急激な眠気に襲われ、抵抗する暇も無くその場に崩れ 落ちてしまいそうになる。アニエスはサイトの身体が倒れこむ直前にそれを軽々と抱える と、城の地下へと歩いていった。

345 名前: 目覚め(2/6) [sage] 投稿日: 2007/12/27(木) 04:29:36 ID:f/+EaLjV

 サイトが目を覚ましたのは、城の地下にある拷問部屋だった。  天上から吊るされた手枷によってサイトの両腕は大きく開いて固定され、また両足も同 じく開いて拘束されていた。  目隠しをされている為何も見えず、また目を覚ましたばかりで状況が掴めていない事も あり、彼は身体を捻って何とかこの状況を察知しようとするが、その度に手足を繋いでい る鎖がガチャガチャと音を立てるのみであった。

 何だ?俺は一体…そうだ!  牢に入ってたらアニエスさんが呼びに来て、何かを飲まされたんだっけ  その後急に眠くなって…それから…

「ちょ、アニエスさん!これ、どういう事ですか!」

 しかし、その問いに答えは返ってこなかった。  代わりに、彼の背中を上から下へスーッと何かが這った。

「ひゃぅ…」

 サイトは突然の事に嬌声を上げ、身をくねらす。 (な、なんだ…)  続いて背中に当る膨らみを感じ、自分が今全裸である事に思い至る。背中に当る膨 らみからは彼女の肌の温もりが直接伝わっており、後ろの女性も裸である事が確認され た。  サイトは考えを巡らそうとするが、直後に後ろの女性が腕を回して背後から彼の胸や腹、 果てには彼のシンボルまでを弄りだした事により、思考は中断させられてしまった。

「おい!誰だか知らねーけど、一体何の真似だよ!」

 サイトは声を荒げるが、その声は視界を遮られている不安と、全身に送られてくる微弱な 快感の電気によって震えていた。  背後から彼の身体を弄る手は動きを休めない。それどころか、背後の女性はチュッと音を 立ててサイトの肩にキスをすると、そのまま彼の全身にキスの雨を降らせ、舌で彼の身体を 舐めまわすのだった。

「お、おい、止めあぅ…止めてくれ」

 しかしその願いは聞き届けられず、逆に激しさを増すかの様にチュッチュッと音を立てて吸い 付く。彼女の舌の這った後には、彼女自身の興奮度を示すかの様に唾液の線路が描かれ ていく。また、彼女が時折強く吸い付く為、サイトの背中には斑点のように赤い模様が付け られていた。  彼女はサイトの脇の下へと移動し、乾ききった汗を全て吸い取るかの様に丁寧に舐めあげ、 そのまま舌を離すことなく左上腕部へと這い上がる。彼女は口を開きその部分を咥えると、 ハーモニカを吹くかの様に顔を左右に揺らし、扱きたてる。もちろんその際、舌で刺激したり 歯を立てるのも忘れない。  サイトの口からは『ぁひぃ』やら『はぅ』やら、擽ったがっているのか、それとも感じているのか、ど っちとも取れる喘ぎ声が漏れている。その声が耳に入る度、彼女は背筋に微弱な電流を流 された様なゾクゾクとした感覚を受け、自身の秘奥から蜜液が溢れ出すのを感じていた。  彼の前面に回り込むと彼女は舌なめずりをし、彼の左の乳首に自らの唾液で濡れた唇を 近付ける。そこに軽くキスをすると、次いで真っ赤な舌を出して彼の乳輪をなぞる。

346 名前: 目覚め(3/6) [sage] 投稿日: 2007/12/27(木) 04:30:38 ID:f/+EaLjV

「ぁああ…ぉおう…」

 絶えず漏れる彼の熱い吐息を心地よく感じながら、彼女は視線を上げる。そこには当初こ そ硬い表情で警戒を怠っていなかったが、今となっては口を半開きにし、少しでも与えられる 快感を貪欲に貪ろうとしているサイトの表情があった。幾重にも巻かれた黒いリボンによって視 界は塞がれているが、それが却って彼の感覚をよりいっそう敏感にしていたのだ。  彼女はそんなサイトの表情を満足げに見つめると、その中心で自らを誇張しだした彼の胸の ボタンに舌を目を向け、触れるか触れないかといった微妙な力具合を保ちながら舌先で刺激 を与えている。すると彼はもどかし気に身体全体を揺らし出したので、そんな彼の要望を確認 すると、彼女は彼の乳首に歯を立て、歯軋りをするように上顎と下顎を交互に動かした。

「ぁは…ぁあああ…」

 少女の様な嬌声を上げる彼の空いている乳首を左手で摘むと、彼女は軽く力を込めて捻り 上げる。右半身から送られてくる快感が、左半身から送られてくる痛みをも快感へと導き、彼の 口からはうわ言のように『もっと…』という言葉が漏れていた。  そんな呟きが聞こえているのか聞こえていないのか、彼女はスッと彼の身体から離れると、その 場に跪く。しかし、視界を奪われているサイトは、彼女が離れていった事により快感が途絶えてし まい、一抹の不安を覚えてしまう。それを表情にありありと表し、必死になって彼女を探そうと暴 れだすが、手足の枷を繋いでいる鎖がガチャガチャと耳障りな音を立てるのみであった。  その時、いきり立った彼の分身とも言える部分が、彼女の頬を張ってしまう。

「あっ…ご、ごめんなさい」

 その感触にサイトは彼女の機嫌を損ねてしまう事を恐れたのか、普段とは打って変わってしおら しい声音で謝罪の言葉を口にする。  そんな彼の思いが伝わったのか、彼女は一瞬優しそうに微笑むと、今しがた自分の頬を叩いた 彼の分身にそっと手を添え、先端部分をぺろりと舐め上げた。散々じらされた彼のソコは既に涎 をたらしており、彼女が一舐めしただけでビクンと振るえ、彼の限界が近付いている事を物語って いた。  彼女は大きく口を開くと、目の前で今にも爆発していまいそうなソレを咥え込んだ。  幹の部分を唇で扱きたて、傘の張り出しをチロチロと舌で刺激し、先端の割目に舌先を当て、 まるで穿つかのようにグリグリと押しやる。  右手では床に水溜りを作りそうなくらいに溢れ出す自身の蜜を掬い、彼の臀部に回され、奥に ひっそりと息づく菊門と、彼の陰嚢と肛門の間―“会陰部”とも“蟻の門渡り”とも言われている部 分―をなぞり上げる。左手では彼の陰嚢を包み、二つの睾丸をやわやわと揉んでいた。  そっと彼の表情を見やると、彼女の口腔内の温かさと、全体を嘗め回す舌が送る快感、また彼 女の両の手が与える刺激によって何も考えられなくなっているらしく、ただ口をパクパクとさせるのみ であった。

「―――――-!!!」

 突然、予告も無しに吐き出される彼の迸りを彼女は口腔内で受け止め、更に搾り出すかのよう に彼の分身を唇で扱きたてる。ようやく最後の一滴までもを吐き出したソレは、彼女の口から開放 されると力なく頭を垂れていた。

347 名前: 目覚め(4/6) [sage] 投稿日: 2007/12/27(木) 04:31:28 ID:f/+EaLjV

 サイトの分身から吐き出されたモノを口に含んだまま立ち上がると彼の頭の後ろへと手を回し、彼 の視界を奪っていた戒めをゆっくりと解き放つ。放心していたサイトが漸くその事に気付き、ゆっくりと 瞼を持ち上げると、そこには見知った顔、しかし思い描いていた相手とは違う顔が妖艶な笑みを浮 かべていた。

(――姫さま?)

 サイトが自分を認識したのを見届けると、トリステイン王国の現女王であるその人―アンリエッタ― は、自身の両手を器にし口腔内に貯められたサイトの欲望を吐き出した。

「いかがでしたか?サイト殿」

 優しく語り掛けるアンリエッタに、サイトはただ呆然としていた。信じられなかったのだ。時折見せる 弱々しいが故に美しく光り輝いていたあの表情。そんな表情を持つ彼女が今、サイトの目の前で 妖しく艶かしく微笑んでいるのだから。

「ふふ、どうかなさいまして?」 「どうしてこんな事を…」

 少女を目で追い、サイトはそう尋ねた。当の少女は怪しく微笑んだままサイトの背後へと移動し、 両の手の平に大事そうに持っていた彼の迸りをサイトの尾?骨辺りから垂らした。そしてその奥にあ る窄まりに擦り込む様に、彼の臀部に左手を添え揉み解す。

「あぁぁ…そ、そこは…」

 吐出したばかりの為、普段は排泄にしか使われない場所への刺激もかなりの快感を伴って彼を 翻弄していた。サイトは首を捻ってアンリエッタが刺激を与え続ける部分を見、次いで彼女の顔に 視線を移した。  アンリエッタはというと、傍らに置いた木箱から何やら黒い棒状のモノを取り出し、振り向いたサイト の眼前に掲げる。

「これ、何だか分かりますか?サイト殿」

 サイトは虚ろな目でソレを見る。どこかで見た覚えのあるソレは、何故だか懐かしい感じがした。  そう、ソレはサイトが元居た世界で友人から借りた青年誌や、パソコンのアダルトサイト等で見受 けられるモノであった。 (……?これって確か、女性同士が使う…)  サイトは頭の片隅から過去の記憶を総動員し、やっとの事で思い当たる。  ソレは彼の世界では双頭ディルドーとも呼ばれている、一般的に同性愛の女性同士がお互いに 繋がり、快感を得るために使用されるモノに良く似ていた。

「これはですね…ん…あはぁ…代々王家に伝わるマジックアイテムでして…」

 アンリエッタはソレの片方を自身の蜜壷にゆっくりと押し入れながら話し出すと、何やら呪文を唱え 始めた。するとソレは、まるで彼女の体の一部であるかのように変化し、彼女の太ももまでをも濡らす 蜜がソレの先端から滲み出ている。  サイトはその変化に目を奪われていたが、体内に異物が押し込まれる感覚に呻きにも似た嬌声を 漏らす。アンリエッタが彼の窄まりに人差し指を第二関節まで押し込んだのだ。

348 名前: 目覚め(5/6) [sage] 投稿日: 2007/12/27(木) 04:32:06 ID:f/+EaLjV

「愛する殿方に自分を刻み込み、忘れられなくする為のモノなのです」

 今でこそ王族とはいえ重婚は認められてはいないが、遥かな昔、ここトリステイン王国でも王には 第一王妃、第二王妃といった形で重婚が見受けられた。また妾を多く持つ事こそが王の器としての 必須条件に挙げられた時代もある。そんな折、第一王妃となる人物はソレを使い、王を繋ぎとめた のだとアンリエッタは説明した。  しかし、アンリエッタが彼の体内で指を蠢かす為自身の喘ぎ声で消されてしまい、サイトは彼女の言 葉をはっきりと聞き取る事は出来ないでいた。

「今からコレで、貴方を可愛がって差し上げますわ」

 サイトの耳元でそう囁くと、アンリエッタは彼の肛門から指を引き抜くと代わりに自身に装着したソレの 先端を宛がい、一気に彼を貫く。ソレは彼女の指くらいの太さしか無かった為、すんなりとサイトの体内 に飲み込まれた。が、そこで変化が訪れた。サイトの体内に侵入したソレは、根元まで押し込まれた瞬 間、先端部分を球体に変化させたのだ。

「あっ…ぁあっ…ぁああ…」

 彼女の動きに合わせて、彼は直腸の奥まった部分や入口付近を先端の球体によって刺激を受け、  絶えず嬌声を漏らしていた。ソレは彼の直腸のみではなく襞を通して前立腺までをも刺激しており、い つしか彼の分身は先ほど吐き出したばかりだというにも関わらず、さらに大きく自身を誇張させていた。

「感じているサイト殿、可愛いですわ…あはぁ…わたくしもそろそろ…」

 アンリエッタは呟き、彼のモノに手を添え扱きたてる。  手と腰の動きを同時に早め、恍惚とした表情を表すアンリエッタ。そろそろ限界が近いのか、二人とも 切羽詰ったような表情である。

「ぁああ…ひ、姫さまぁ…」 「サ…サイト殿…」

 サイトは首を捻りアンリエッタを見つめる。  一段と深く彼の体内に突き刺したアンリエッタは、そんな彼の唇に自身のそれを合わせ、舌を絡ませあ う。

「「んんん…!!」」

 重なり合ったお互いの口から呻きが漏れると同時に、サイトの分身からは白濁した液体が放たれ、放 物線を描いて床に点々としみを作った。また彼の体内では、アンリエッタの中から溢れ出た蜜が放たれ、 彼の直腸を潤していく。

 どれくらいの時間が過ぎたのだろう。2人はしばらくそのまま互いの口腔内を犯しあっていたが、扉がノッ クされる音を合図に離れる。

「陛下、そろそろ日が昇る頃かと…」

 銃士隊長アニエスの声が扉の向こうから聞こえてきた。

「わかりました。アニエス、少しそこで待っててください」

 そう指示を出し、アンリエッタは小さく呪文を唱える。  天上から吊るされた枷の戒めが解けると、サイトはその場に倒れこんだ。先ほどまでの行為によって、全 身に力が入らないのだ。自力で立つ事すら出来ないでいた。  次いで呪文を唱えるアンリエッタ。近くに水差しでも置いていたらしく、その水を使って彼の全身をきれい に洗い流すと、扉の外で待機しているアニエスに入室を促した。

「サイト殿に服を着せ、元の牢にお連れしてください。頼みましたよ、アニエス」

349 名前: 目覚め(6/6) [sage] 投稿日: 2007/12/27(木) 04:32:42 ID:f/+EaLjV

 俺たちは今、ルイズの実家であるヴァリエール邸に来ていた。  タバサと彼女の母を救い出した帰り、無断で国境を超えた俺たちに罰を与える為に姫さまがここを指定し たからだった。  一騒動あった後、夕餉にする為にルイズや彼女の姉はギーシュたちを呼びに行くために退室して行った。  俺もルイズと一緒に行こうとしたんだけど、姫さまに呼び止められたのだ。 「ご無事でなによりです」  勝手をした俺をそう労ってくれ、更には返上したはずのシュヴァリエのマントを『俺の助けになる為に』と手渡 してくれたのだ。  俺はマントを羽織りなおすと、姫さまは嬉しそうにしてくれた。  でも、その目は過去に見たものとは違っていた。 「ご安心を。もう、女王としての顔しか、見せませぬ」  そう言って左手を伸ばす彼女の瞳の奥に宿る光を見た瞬間、俺は背筋がぞくぞくと震えるのを感じていた。 ズボンの中で、ムスコが頭をもたげるのを感じながら……

fin