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430 名前: Lv.見習 [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 00:31:47 ID:E2SeQHtn  シエスタの笑顔は変わらない。  暖かい微笑みにいつもであれば心休まるはずなのに、この恐怖はなんだろう。  才人はぶるりと身を震わせる。 「……あ、あのさ。俺、ほら。ずっとその……ルイズを……だからさ」 「ええ、そうですね。まるわかりでしたよ?サイトさんもミス・ヴァリエールも」 「そ、そうなの?……と、とにかく、そういうワケだからさ」 「ええ、ええ。……私は二番目で結構です」  その言葉に才人はひくりと頬をひきつらせた。  一夫一妻の国、日本で育った才人にとって、それは基本的にありえない。 「ちょ、ちょっと待ってくれよシエスタ。なんだよ二番目って」 「私は妾でも愛人でもなんでも構いません、サイトさんと一緒にいられるなら」  それほどの恋慕を向けられるのはやぶさかではない。  ……しかし、それは"決めた一人"がいる場合には危険な誘惑だ。 「そ、そうだ。例え話をしよう。例えば俺は犬だとする」 「はい、可愛いですね♪」 「かわ……。まあいいや、とにかく、俺は既に一本骨をくわえているとする」 「ミス・ヴァリエールですか?」 「…………ま、まあ、とにかく、そこにもう一本骨が……」 「両方くわえちゃえばいいじゃないですか」 「く、くわえたら元々もってる骨が落ちちゃうからさ?」 「そこは男の甲斐性でクリアできますね」 「……」  シエスタの笑顔の前で、いろいろ言い尽くした才人は沈黙した。  才人はがんばった。  もう、めいっぱいがんばった。  しかし、口の勝負ではシエスタのほうが一枚上手だったわけで。  仕方なく、才人は単純な本音を露見する。 「……ルイズを、泣かせたくない。俺はアイツを支えてやりたいんだよ」  その本音はそれまでの例え話やらより、よほど説得力のある言葉だった。

 ……しかし、言葉の力と、実質通じるかどうかとは、別物だ。

「ではミス・ヴァリエールが悲しまれなければよい、ということですね?」  にっこりと微笑みを深くするシエスタに、才人の体に及ぶ寒気は増した。


思いついたからここまでぱっと書いてみたけど、 俺サイトルイズ一本派だからこれ以上は無理だわ(´д`) 誰か続きいける人いたらご自由にどーぞ。

……しかし黒シエシエ好き多いな。愛されてるねシエ。